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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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ウォーミングアップ

ああ、足遺体・・・じゃなくて、痛い。
火曜日のテニスで痛めた。


その日はメンバーが足りていた。
メンバーが足りていれば、基本ワタクシは退く。

バックヤードに入り、PCに向かっていた。
仕事がテンパっていて、少しでも時間があるのは
正直、ありがたかった。


しばらくして、コートからお呼びが掛かった。
ボスが1セットでお腹いっぱいだってことで、
ワタクシが入ることになった。

他の3人はすでに1セット終えていて、
ワタクシの登場を待つばかり。
ワタクシはといえば、PC作業に没頭していたので、
ストレッチすら済んでいない。

しかし、コートの空気は「早くやろうよ」だった。
「ちょっとだけ打たせてください」と2~3分、軽くラリーをした。
当然、体はまったく温まってない。
恐竜くらいの体温だと思う。(恐竜の体温知らないけど)


試合がはじまった。
やっぱり、なかなか調子が出ない。
体は動かないし、気持ちも入ってこない。

ペアを組んだダニエルはミスを連発している。
調子が悪そうだ。
それに加えて、ワタクシも全然のっていないので、
ボールに届かないし、一緒になってミスを連発。


中盤、サービスを打ってネットに詰めると、
強烈なリターンがサイドに飛んできた。
横っ飛びでローボレー。
その瞬間、ふくらはぎがビキッっとなった。

ヤバイ、この感じは肉離れだ。
ただ、そう重症ではなさそうだ。
立っていられるし、歩くことも出来る。
ダッシュとリバースの動きは無理そうだ。


ダニエルは相変わらず、調子が悪いことに腹を立てている。
自分自身に怒っているのか、ワタクシに怒っているのか。
たぶん、両方にだろう。

肉離れを英語で何と言うのか分からなかったのと、
怒っているダニエルに説明するのも面倒だったので、
そのまま試合を続けた。

さらに動きの悪くなったワタクシ。
ダニエルの目には、「Oh!もうやる気ないんデスネ」とうつっただろう。


ここで無理するという選択もあったけど、
これ以上痛めると今後のプレーに差し支える。
今年のAllstarClassicに出場するかどうかは分からないが、
とにかくキッチリ練習を続けていきたい。
ケガでブランクをつくわけにはいかないのだ。

ということで、ダニエルの怒りをかわしながら
だましだまし何とか試合を終えた。



やっぱり、しっかり準備してからプレーしないとダメだ。

昔、クリス・エバートの話しを聞いた。
彼女は、これでもかというほど入念にアップをするらしい。
練習相手が「クリス、もう打とうよ」と言っても、
20分以上、ストレッチなどをするらしい。
待たせちゃ悪いとか思わないのかって話もあるが、
体のケアへのこだわりっぷりは、選手寿命が長いだけはある。

しっかりストレッチして、小さな負荷、短い距離のラリーから
スタートして、足を細かく動かして、徐々にペースを上げる。
十分に体が温まったところで、フルショットを打つ。
こんな当たり前のことをちゃんとやることが重要。

もう若くはないのだし、コートに出てすぐに
フルパワーになるわけがない。
気持ちだって、会場に向かう道中から
少しずつ高めていかないと、
それなりのプレーは出来なくなっているし。

ホント、己を知って反省しなければ。

ということで、その日の晩は足が痛かった。
歩くぶんには問題ないが、走るのは無理って程度。
さほど重症ではないことが分かっていたので、
次の朝はチェックもかねて、日課のトレーニングへ。

特に問題はなさそうだったので、さらにチェック。
夜、オフィスに戻る途中、ひと駅前で降りて歩いてみた。
4kmくらいだろうか、早足で歩いた。
かなり汗はかいたが、足は問題無さそうだった。
(なにやってんだ?オレ)

足のトラブルから、ウォームアップの重要性を痛感しつつ、
体を鍛えなければと思ったワタクシであった。

この話を澤村コーチにした。

 「え?その歳で気づいたんですかぁ?遅いっす!」

確かに・・・

投稿者 Malt 05:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

サザエさん的付き合い

インフルエンザ、流行っているようだ。

小学校も短縮授業になった。
休んだ子、全員がインフルエンザではないようだが、
クラスの3分の1が休むと短縮になるんだそうだ。
で、半分休むと学級閉鎖になるそうだ。

 「ハルカくんも休んでるの?」

 「ウン、インフルエンザだって」

 「コウタくんは?」

 「インフルエンザだって」

仲良しさん、軒並みインフルエンザだぞ。
キミは大丈夫なのか?

とにかく、手洗い&うがいだね。
皆さん、お気をつけください。


さて、週のど真ん中の夜、オフィスで独り
仕事をしていたらメールが入った。
野球チームのメーリングリストからだ。

 「ただいま!駅に着いたぜ!」

キャッチャー(#14)からだ。
これは、「誰か遊んで!」って意味だ。
不幸にもいちばん近くにいたので、電話してやろうかと
携帯を手に取ったとたん、電話が鳴った。

メールの送り主、#14からだ。

 「なにしてんの?」

 「仕事だよ。何?」

 「ちょっとゴハンでも食べて帰ろうかなと思って・・・」

 「キミ、立派な家庭があるじゃないか。家にゴハン無いのか?」

 「たぶんあると思えけど・・・飲みたいときってあるじゃん」

ということで、仕事のキリも良かったので付き合った。


軽く一杯だけねってことで、駅前のスパニッシュバーへ。

Dsc_0239

駅前で飲んでいれば、他にも仲間が引っ掛かるだろうと思ったら、
案の定、仕事帰りのチームメンバーが集まってきた。

結局、ダラダラと5人集まった。

野球のメンバーだから仕事もバラバラ。
広告代理店の部長、大手ゼネコンの社長室勤務、
外資系保険会社のSE、外資系ハウスウェア日本法人CEOとか。
話題が広がって面白いし、刺激になる。



とりあえずビール。
Dsc_0236
エビスの生ね。


続いてワイン。
Dsc_0238
白・赤、交互に飲んだ。
当然、軽く済むわけも無く、結構飲んだ。

11時過ぎに店を出たら、「じゃあ、カラオケ行こう!」と#14。
「まだ週のど真ん中だよ!」と、さすがに却下されてた。(笑)

で、オヤジ狩りにあわないように、みんなで仲良く帰った。


しかし、約束もしていないのに、なんとなく集まって、
地元の駅前で飲むなんてこと、以前なら考えられなかったなぁ。
こういう付き合いって、今は少ないんじゃないだろうか。

駅についたら、知り合いにバッタリ。
「ちょっといきますか?」って赤提灯みたいな。

これってサザエさんで見る光景だ。

 波平  「マスオくん、ちょっと一杯やっていかんか?」

 マスオ 「いいですねぇ、おとうさん」

 波平  「お、ノリスケじゃないか」

 ノリスケ「いいですねぇ、ボクもご一緒していいですか」


一方、家では・・・

 フネ  「おとうさんたち遅いわねぇ」

 サザエ 「どうせそのへんの赤提灯に引っ掛かってるのよ」

なんて。
ああ、なんとも平和な感じ。

ウチの野球チームは、ほのぼの昭和テイスト満載なのだ。

投稿者 Malt 05:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヨネックス展示会

朝、稲葉コーチから電話。

 「パソコンがおかしいんです。
  キーを押しても別の文字が出てきてしまいます。
  とうとう壊れたかも・・・買い替えかなぁ(心なしか嬉しそう)」

稲葉コーチのPCが壊れると、Ken’sのポスター類の製作が
すべてストップしてしまうので、大変なことなんだけど、
症状がよく分からなかったのと、時間が無かったので
本社のSくんに電話を代わってもらい、打ち合わせに入る。

打ち合わせを終えてデスクに戻ると、稲葉コーチからメール。

 「お騒がせしました。NumLockが掛かっていただけでした・・・・」


そんなことかいっ!
楽しい朝を演出してくれる稲葉コーチなのだ。



さて、まだまだ展示会めぐりは続く。

昨日はヨネックスだった。

先週、内見会でヨネックス本社にお邪魔しているのだが、
本番の展示会では契約インストラクター会議がある。
会議では商品戦略的な説明のみならず、
様々な講師によるセミナーが開催される。
このセミナーが非常にためになるのだ。

ワタクシ、ヨネックスの契約インストラクターではないのだが、
毎回、出席させていただいている。
ホント、ありがとうございます。


会場は品川インターシティー。
Cimg1961
いつ来ても素敵なところだ。

そう言えばウチのボス、今日は(社)日本プロテニス協会の
理事会だって言ってたな。
プロテニス協会の事務局は、まさにここ品川駅の反対側。
近づかないようにしようっと。



ということで、今回の講師はトレーナーの田島氏。
以前、「今日の一枚!」にも登場してもらった、
デ杯やフェドに帯同しているスゴイ御方。
現在はフェドチームのマネージャーだとか。


体幹、股関節、肩甲骨の柔軟性やトレーニング方法、
また、選手の必要要件の構成など、多岐に渡る講義は
相変わらず素晴らしいし、勉強になった。

これらはさっそく、Ken’sのレッスンに取り入れていきたい。
あ、ワタクシはレッスンを担当していないが、
同行した澤村コーチがちゃんとやってくれますので、
どうぞご期待ください。


セミナーの中で印象に残った話があった。
「ミール・トレーニング」というものだ。

選手は世界中を旅する。
日本ほど安全でどんな国の料理でも揃っている国は無い。
日本の選手がツアーを回ると、まずぶつかる壁は食事。

ランキングが高ければ、オフィシャルホテルなどで
食事は確保されているが、予選やサテライトレベルなら
当然、食事も宿も自分で確保しなければならない。

口に合わない食べ物しかない場所もあるし、
それこそ屋台のようなところで食べるしかないこともある。
そして、お腹を壊したりなんてことは珍しくない。

そんな経験を経て、どんなものでも食べられて、
栄養が摂れて、ちょっとのことでは体調を崩さなくなる。
そんな「ミール・トレーニング」は非常に重要だそうだ。


確かに日本にいれば、「これ、食べても大丈夫か?」
なんて考えながら食事をすることはまず無い。
どこに行っても、美味しくて安全なものが食べられる。
(最近はそれも怪しいが)

ワタクシなぞは海外と言っても、メルボルンやパリ、
ニューヨーク、ハワイ、ニューカレドニアなど、
メジャーなところしか行ったことが無いので、
困った時はマクドナルドに入れば事足りる。
あ、上海はちょっとヤバイ感じのところもあった。
結局、マクドナルドとか吉野家に入ったっけ。

そんなことも出来ないような場所もあるらしい。
ツアー選手は消化器系も鍛えなければってことだ。
大変だ。


さて、一緒に行った澤村コーチ
現在、ぎっくり腰を患っているらしい。

今回のセミナーは、トレーニングを実践するスタイル。

 「じゃあ、みなさんでやってみましょう!
  骨盤を後傾させて~! 次は腹筋に力をいれて前傾!
  では、骨盤を意識しながら直立です!」

よせばいいのに、隣で腰を動かす澤村コーチ
苦悶の表情を浮かべている。
なんだろ、そこまでして自分をいじめたいのか?
よく分からない男だ。


終了後、スタバで軽く打ち合わせ。

Cimg1964

昼間なので一杯やるわけにもいかず、
それぞれの仕事場に戻った。(当たり前)


しかし、今の子供たちの運動特性などの話は本当にタメになった。
(このブログとは大違いだ)
しっかりレッスンに生かしたいと思う。

投稿者 Malt 06:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

BAIARDO 登場!

朝青龍、面白い。
好きだとか嫌いだとか、そういうの関係なく面白い。

一夜明けての記者会見なんて、メチャクチャ強くて、
やることなすことメチャクチャな横綱を描いた漫画、
「ああ播磨灘」そのままだ。

もはや格闘技の世界だ。
何でこんなに異論反論が出るのかって言うと、
格闘技とかプロレス状態みたいな現在が、
国技や神事的な捉え方にそぐわないからだ。

外国人力士比率が高くなった時点で、
神事とか国技ということ自体無理がある。

だいたい、人が亡くなって、逮捕者が出て、
大麻での逮捕者が出ているような団体が
文部省傘下にあって、賜杯までもらえるってのが
そうとう無理があると思うよ。

国際相撲協会とか、新日本相撲協会とか、
格闘技団体にすれば良いのにね。
そうすれば朝青龍の存在はしっくり収まると思う。


ということで(どういうこと?)、これ。

Dsc_0219

エイリアン・・・ではない。


明るくしよう。

Dsc_0220
ストリングマシンだ。


USオープン、全豪オープンのオフィシャルストリンガーである
ウイルソンから新しいストリングマシンがリリースされる。
その発表に行ってきた。

会場は有明のアメアスポーツ(ウイルソン)社。
会場に入ると、すでに何台ものマシンがセッティングされていた。

Dsc_0174

なんだか物々しい雰囲気。


まずはアメアスポーツ社の社長さんのご挨拶。
Dsc_0176
外資系企業っぽい、切れ者かつスマートな印象の御方。



ウイルソン・ストリンガーチームのローマン・プロークス氏

Dsc_0210

全豪オープン会場から今朝日本に着いたとか。
プロークス氏は多くの選手のストリンガーをつとめ、
アンドレ・アガシにはほぼ専属でついていたらしい。

そのプロークス氏は全面的にアドバイスをしたマシンが、
今回のBAIARDO(バイアルド)である。

Dsc_0223

ちなみに、バイアルドというのは伝説の馬のこと。
乗り手によって自在に大きさが変わったとか。
そのネーミングの意味はすぐに分かることになった。

Dsc_0188

ベールが取り去られたマシンにいっせいに電源が入る。
なんと、マシンたちが高さを変え、上部ユニット部が前後に振れだした。
馬が目を覚まして立ち上がるがごとく、はたまた龍が千年の眠りから
醒めて、鎌首を振り上げるかのようなアクションをする。

このアクションこそがバイアルドたる所以である。

縦ストリングを張るとき、横ストリングを張るとき、
それぞれに最適なマシンポジションをつくるために
マシンの高さと角度が変わるのだ。

Dsc_0207
平常時

Dsc_0208
縦ストリングを張るとき。

ターンテーブルの傾きが大きくなっているのが分かると思う。
横ストリングではこれがさらに傾く。
つまり、ストリンガーにマシンが寄り付いてくるのだ。


そしてそのセッティングは各々のストリンガーにあわせて、
メモリすることも可能である。
とにかく細かいセッティングが可能になるのだ。

このギミックはかなり面白い。
常に革新的なウイルソンらしい発想である。



クランプ(爪)もコンパクトで扱いやすい。

Dsc_0224
ターンテーブルも近未来的なデザインだ。


Dsc_0216_2
コントロールパネルはタッチパネル式。
0.1ポンド刻みの設定が可能である。

写真右端に少し見えているのは、
携帯とIDカードポケットである。
いかにもグランドスラムのオフィシャルっぽい。

Dsc_0192
バイアルド全景。


こんなものも配られた。
Dsc_0200_2
ウイルソン・ストリンギングマニュアル。

グランドスラムオフィシャルなどで配布されるものだそうだ。
ストリンギングの手順が細かく書いてある。
英語だったので、詳細は読み切れなかったが、
基本的にKen’sのマニュアルとあまり変わらない。(たぶん)

ちなみに、これは回収されてしまった。
マニュアルだし、そりゃそうだ。


とまあ、ここまで書いて気がついた。

一般の方にマシンの解説をしても、買うわけじゃなし、
興味ないだろうってこと。
スミマセン。


ということで、小ネタをひとつ。

全米、全豪のオフィシャルストリンガーブース。

Dsc_0215

選手によって担当のストリンガーを決める。
常に同じストリンガーが張りを担当する。

ナダルのストリンリンギングは、前出のプロークス氏が担当だそうだ。

ナダルは太いゲージのポリをハイテンションで
張っているので、コンディション維持が難しい。
1試合につき6本のラケットを張りかえる。
試合がはじまると、7ゲーム終了時に交換。
使い終わったラケットは順次持ち込まれ、張り上げてコートに届けられる。
試合がもつれたりすると、1試合で10本のラケットを使うそうだ。

1試合10本かぁ、スゴイね。
あれだけのショットを打ち続けたら無理も無いか。

こんな話でご勘弁ください。

投稿者 Malt 05:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

昭和

沢尻エリカ様が成田空港で取材陣に囲まれる映像が流れた。

あういう芸能人ぽい感じって、トンと見なくなった。
しかしなんだろう、あの昭和の匂いプンプンな感じ。
彼女のファッションのせいだけじゃないと思う。
昔のドラマの演出みたいだった。


ってことで、昭和の話。

ワタクシ、昭和生まれである。(知ってるってか)

スーパーでこんなものを見つけた。

Coffeebeat
マーブルチョコとコーヒービート。

マーブルチョコは王道っぽいイメージ。
ワタクシもよく食べた。

マーブルチョコの筒を握り締めて、走り回って遊んでたら
いつの間にかフタが開いて、中身が無かったとか。
今のように整備された公園なら、中身が出たら気づくけど、
草ボウボウの空き地とか、稲刈り後の田んぼじゃ気づきようも無い。


コーヒービートはちょっとだけ大人な感じ。
(って言っても、所詮子供のお菓子だけど)
王道のマーブルチョコ脇を固めるみたいな。

マーブルチョコが近藤勇なら、コーヒービートは土方歳三だ。
分かりづらいか。
そういう方は、司馬遼太郎の「燃えよ剣」お読みください。
ワタクシ、ことあるたびに読み返している名著です。

しかしこの二つのお菓子、まだそのまま売ってるのね。
スーパーロングセラー商品だ。



コンビニにはこんなものが。

Menko2009

メンコセットである。

子供の頃、よくやった。
ただし、こんな渋い絵じゃない。
スペクトルマンとか、怪獣とか、そんな絵だった。
ただ、写真ではなくて絵だったような気がするから、
たぶん偽物テイスト満載のインチキ臭い絵だったんだと思う。

四角いものから丸いもの、そして大きさも色々あった。

ルールは、相手のめがけて自分の手札を投げ、
相手の手札をひっくり返したら、それをもらえるってもの。
自分の手札もひっくり返ってしまったら、おあいこで
相手の手札はもらえない。

公園の砂場や空き地、舗装されていない道路でやるので、
小石や地面のアンジュレーションで相手の手札が
不安定になるというビッグチャンスがあったり
非常にスリリングな遊びだった。

当然、大きな手札のほうが有利なわけだが、
万が一、取られてしまうとショックも大きい。
逆に小さな手札で、相手の大きな手札を
ゲットしたときの快感は大きい。


何枚も重ね合わせて重くしたり、
中におもりを仕込んだり、
周囲をグルリとホチキス留めをしたり、
チューニングを施して、強い手札にする。
一枚の最強手札が、ザクザク稼いでくれたりするのだ。

ほとんど、カードを通貨単位にしたギャンブルだ。
まあ、だからこそ面白いのだが。


ちなみにワタクシの故郷では、これをメンコとは言わない。
「パッチ」という。

メンコという言葉もあった。
それは牛乳瓶のフタの大きさ以下の丸いカードを言う。
それ以上の大きなカードはすべて「パッチ」である。

小さな丸いメンコは遊び方も違う。
相手のメンコをひっくり返すともらえるのは一緒だが、
投げるのではなく、親指と人差し指で挟んで
相手のメンコに真上からぶつける。
自分のメンコと相手のメンコがひっくり返って、
もう一度投げる、表に戻せればゲットである。
これがメンコだった。

昔は給食の牛乳はビンだったから、そのフタをメンコにした。
端がめくれないようにそっとフタを外し、乾かす。
端の反りを逆にして、簡単にひっくり返らないようにして完成だ。

昼休みはあちこちの机でメンコ大会。
さながらカジノ状態である。(笑)


メンコと言いながら、この牛乳ビンのフタは「ギューパン」と呼ばれていた。
「ギュー」は「牛」だろう。
じゃあ「パン」はなんだ?
「パン!」って音がするからか、または「パッチ」から来てるのか。
メンコなのに・・・
そこへんの整合性の無さは、子供だからスルーだ。


これらの呼び方と遊び方、東北地方だけなのだろうか?

ちなみに、ジャンケンの「最初はグー」ってのも、
関東に出てきて初めて知った。
福島じゃ、「ジャンケン、ジャンガライモ、さつまいも!」だ。
この、「さつまいも!」の「も」で手を出す。

グーとパーも、「グッとパー!」とは言わない。
「グーパージャン!」だ。
子供に聞いたら、「グッと、グッと、グッとパ!」だそうだ。
これは千葉限定なのかな。


他にも色々なことが思い出されてきたが、
キリが無いのここまで。

かなり狭い話で申し訳ないっす。

投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

ようやくの全豪観戦

全豪オープンだ。
なんやら忙しくて、なかなか観られなかった。
ナイトセッションの生放送の時間には帰れないし、
深夜からの放映を観てしまうと、
睡眠時間が2時間くらいになってしまう。
録画したって、それを観る時間を捻出できない。

ようやくの休日、デイセッションの生放送をゆっくり観た。



以前、一緒に練習しているダニエルに言われたことがある。

 「Oh~!ローラーコースターですね~!」

プレイが荒れていて、ナイスショットとミスが混在してた時だ。
確かにローラーコースターみたいなプレイだった。



ロッドレーバーアリーナのサフィーナ対コルネ。

まさにローラーコースターのような試合だった。

試合の流れって、こんなに行ったり来たりするのかと
思うような大荒れの試合だった。
見方によっては大接戦だけど、流れがあちこちに変わる
まったく予測のつかない荒れた試合だった。

ひとつふたつのナイスショットくらいでは、
流れを完全に引き寄せることが出来ない。
1ゲームの中でも、あちこちに流れが変わる。

コルネもサフィーナも感情が表に出るから、
なおさらそれが強調されるし、
ジャッジへの不信感からなのか、
チャレンジが多かったのも
そんな印象を強くしたような気がする。


確かに観ていて面白かった。
サフィーナのミスの連発も心理状態がそのまま読めて取れたし、
コルネも自分のプレースタイルを終始貫いたかというと、
やはり揺れみたいなものが見て取れた試合だった。


 「ミスをしないプレーをすることは簡単。
  しかし私はエースを狙って打つことやめない」

そう言い切ったサフィーナも、ファイナルセット後半は
コルネの粘りに付き合った。
ラリーの早い段階から狙っていた決め球も
2回、3回後までしっかりガマンした。
それでも粘るコルネを振り切るためには、
4回、5回とさらにガマンするしかなかった。


結局、サフィーナがコルネを振り切った。

ワタクシはファイナル5-5まで、コルネが勝つと思って観ていた。
そう思った人も多いと思う。
コルネ本人もチャンスだと思っていたんじゃないか。
サフィーナの荒れ方を見れば、ほとんど勝利を手に
しかけていたと思うのも無理も無い。

勝つための流れを呼び込むために、
自分のスタイルを変えたサフィーナの勝利だった。


サフィーナは途中、コートにラケットを叩きつけて折った。
完全に折れ曲がってはいないが、折れたはず。
さすがサフィンの妹だ。
しかも、その仕草までそっくりだ。
血は争えない。


しかしサフィーナ、良い体つきになった。
以前は体は大きいがそれだけ、みたいな感じだったけど、
見事なまでの肉体改造ぶりだと思う。
特に肩甲骨、そして肩口から二の腕までの筋肉が素晴らしい。
下っ腹はまだ少し微妙だけど、
ほぼ、アスリートの体になっていた。
かなりのトレーニングしているのだろう。


アスリートボディといえば伊達さんだ。
現役時代以上に、いやその頃とは比べものに
ならないくらい素晴らしい体つきをしている。
現役復帰に向けて、どれだけ周到に
準備をしたかがうかがい知れる。



メルボルンは相変わらず暑そうだ。
TVを観ていても、コートのブルーが目に痛い。
ああ、メルボルンの青い空とビールが呼んでるぜ。
来年、行けるかなぁ・・・

後半戦に入った全豪オープン、何とか観る時間をつくりたい。

投稿者 Malt 05:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

仕事って

各メーカーさんの展示会が続いている。
日程がずれているので、ホント大変だ。

正直、この時期はあまり電車に乗りたくない。
風邪をひくのが怖いから。
そんなわけで、電車に乗るときはマスク着用。
少し変な人に見えるかもしれない。


話しは変わって、先日のこと。

商品のお届けについて、お客様にご迷惑をお掛けしてしまった。
我々の気遣いが足りなかったのが大きいのだが、
メーカーさんの対応も正直、宜しくなかった。

メーカー担当者さんに電話をして(ちょっと)抗議をした。
で、とにかく急いで何とか対応して欲しいとお願いした。

欲しかったのは、欠品中のラケットだったのだが、
探しまくってくれて、北海道で1本見つけてくれた。
ただし、流通ルートの関係で、届くのは4日後とのこと。
しかし、よく見つけてくれたということで、手配をお願いした。


2日後、Ken’s千葉から連絡があった。
「担当のIさんがラケットを届けてくれました」

ラケットをわざわざもって来てくれたようだ。
ワタクシが対応に抗議をしたこともあって、
Iさんは、一日でも早くと誠意を見せてくれたのだろう。


メーカーさんの営業や販促の方々は恐ろしく忙しい。
今時期は展示会の準備と受注の整理など、手一杯のはず。
普段も、週末はイベントや試打会、トーナメント会場でのブース出店、
平日は店舗周りなど、ほとんど休むヒマが無い。

これはどこのメーカーさんも同じ。
スポーツメーカーのスタッフは本当に休み無く動いている。
週末に休める人はほとんどいないのではないかと思うほど。


ラケットを届けてくれたその日、
実は貴重な休日だったんじゃないかと思う。
動けるということはそういうことなのだろう、たぶん。
正直、対応に少し腹を立てていたのだが、
一転恐縮、そしてまた力になろうと思った。

一方、ご迷惑をお掛けしたお客様には、
じゅうぶんに満足いただける対応が出来なかった。
今後の我々の動きで挽回するしかない。
メーカーさんが誠意を見せてくれたように。




仕事のお付き合いというのは、
どちらが偉いということは無いと思っている。
そりゃもちろん、力関係は存在するのだろうが、
やはり互いを認め合うのが大前提じゃなかろうか。

商品を売ってやっているとか思い上がってはいけないし、
商品を卸してやってるってもの違うと思うのだ。



その昔、取り扱い商品を増やすために
色々なメーカーさんに取引をお願いした。

正直、相手にしてくれないところもあった。
席に着くなり、「で、オタクはどれくらい売れるの?」とか、
「オタクじゃあ、ウチの商品扱い切れないでしょ」
そんな言い方をされたこともある。

まあ、実績がゼロなので当たり前なのかもしれないし、
仕方が無いことなのかもしれない。
しかし、初めて会ってそんな言い方はどうなのだろうと
疑問に思ったのも事実である。


結局、そういうメーカーさんとは取引が出来なかった。
数年後、担当者が変わり、取引をしていただいたところもあるが、
そのまま取り扱いが無いところもある。
現在、取り扱いさせていただいているメーカーさんの多くは、
何の実績も無いころからお付き合いしていただいたという、
感謝感謝の歴史がある。
それは担当者が変わっても続いているし、
変わってはいけないと思う。



やっぱり基本は信頼関係だから、コツコツと積み上げるしかない。
それはKen’sに通ってくださる多くのお客様にも同じである。

皆さんに喜んでいただけること、心からテニスを楽しんでいただくことに、
全力を注ぎ続けなければいけないなと、あらためて思わせてくれた
Y社Iさんの対応だった。
ありがとうございます。


全豪オープンは、ヒューイットナルバンディアンも残念だったね。
(余計なひと言)

投稿者 Malt 05:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

新年会

飲みすぎに注意しようと思う今日この頃だ。

先週末、仕事がひと段落して(というか、キリが無いので)
帰ろうと思ったら、Sくんもちょうど帰るところ。

「一杯だけ飲もうか。ホント、一杯だけね」
ってことで、飲みに行った。

P1000217001

結局、生2杯とワインを・・・何杯飲んだっけ?
忘れるほど飲んだ。
結構、酔っ払った。

家に帰ると、10歳児が言った。

 「おとうさんが、ゲームは脳細胞が破壊されるって言ってたけど、
  ビールも脳細胞が破壊されるんだって。
  ボクもゲームやめたから、ビールやめたら?」

上手い切り返しが思い浮かばなかった。

記憶が飛ぶことはないけれど、年々弱くなっている気はする。
何より、飲むと色んなことが面倒になる。
翌日に残ることも増えたような気がするし。
少し控えたほうがいいんだろうなぁ。



ということで、プチ新年会である。

近所の小学校の授業でテニスレッスンをしてから、
急いで新宿に向かう。

会場はいつもの栄寿司。
メンバーはDRKさん(左)とクワちゃん(右)ね。

Cimg1952

DRKさんは、ダークさんではない。
暗黒面は持っていない。
いや、持ってるか。

仁義に厚く、礼儀に厳しく、仕事に厳しく、部下に厳しい(?)。
で、自分に自分に厳しいのかは知らない。
ワタクシには暗黒面を見せたりする。(ウソです、ウソ)

クワちゃんは、スポーツクラブチェーンのテニススクールの統括ヘッド
とにかくテニスに熱い男。
澤村コーチとは同年代で仲良しである。
一度、この二人のダブルスを観てみたいと思っている。

何に厳しいとかは分からないが、酒を飲むと爆裂する。
たぶん、部下の皆さんは大変だと思う。(これはホント)

そんな3人で飲んだ。

ダークさん・・・あ、いや、DRKさんのブログによると、結構飲んだようだ。
生ビールとワイン、あと焼酎が2本空いてたかな。
そりゃ、5時間も飲めばそうだろう。

どうもワタクシ、10時頃に眠気の山が来るらしい。
途中、メチャクチャ眠くなった。
自分ではガマンしていたつもりだが、
もしかしたら数十秒、気を失っていたかも。

仕事の話から、テニス業界の話、テニス論から、
下ネタ(?)まであれこれ話し込んだ。

今後は会社同士でも交流を深めて、
様々な取り組みにトライしようってことに。
(いちおう、真面目なことも決めたのだ)

楽しく有意義な5時間だった。

脳細胞が破壊されても、やめられないなぁ。

投稿者 Malt 05:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

勝負だ!

プロテスト終了後、コーチ研修やら打ち合わせ。
ようやく手が空いたので、練習することにした。


Ken’s各校の支配人が揃い踏み。
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このメンバーで練習ってのは、なかなか無い。


さて、やるぜ・・・と思ったら、澤村コーチ
Dsc_9663_2  
「ちょっとまってください。やっぱ脱ごうっと」
(脱いどけよ。お前!)


さあ、やるぞ!・・・と思うと、また澤村コーチ

「あ、スミマセン。水飲んでいいっすか?」
(飲んどけよ!)


ホントにもう・・・ホレ、やるぞ!・・・と思ったら、
旭コーチが後ろ向いて何かしてる。

「このグリップテープ、いまいちしっくりこんなぁ」

今度はグリップテープの巻き直しだ。
この人たち、本当にやる気あるんだろうか?



ようやく試合がはじまった。

いやぁ、みんな速い。
ボールも速いし、動きも速い。
何であんなにポーチに出られるんだろうか?
確信持って出てるのかなぁ?


稲葉コーチのフォアハンドは鬼のように速い。
ワタクシに何らか恨みをぶつけているようにしか思えないくらい、
ボディーショットを打ち込んでくる。


旭コーチは相変わらずいい加減だ。
 「今、なんやったっけ?2-2?」
チェンジコートしながら、2-2なんてわけないだろうが。
本当にこの人、コーチなんだろうか?

Dsc_9908
なんだか、崩れ落ちてるし・・・


澤村コーチの股抜きショット
Dsc_9765
軌道から分かるとおり、ネットでした。
小柄ななのに何で股抜き出来るんだろうって
ずっと不思議だったけど、飛ぶんだね。
なるほど。


旭コーチのバックハンド
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ガスケみたい。
スゴイ切れ味。


稲葉コーチのサービス
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痛めた肩は大丈夫なのだろうかと心配になるくらい、
速いサービスを打ち込んでくる。

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なにがそんなに嬉しいのだ?


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腰の引けまくったフォアハンド。(反省)



試合はワタクシのサービスダウンで、旭・稲葉の6-4。
握手・・・と思いきや、

 「さあ、セカンドセット頑張ろうぜ!」

 「え?ワンセットっすよね?」

 「何言ってんだよ。
  今、オーストラリアじゃ、選手みんな5セットで頑張ってるんだよ。
  1セットで終わるわけないじゃんか」

無茶苦茶な理屈で押し切り、第2セット。
今度は6-3でこっちの勝ち。

じゃあ、決着をつけようってことで、ファイナルはスーパータイブレーク。
結果、10-6で勝利!
ああ、良かった。

Dsc_9962

実はワタクシ、「たのむ!」とか、「打て!」とか、「決めろ!」とか、
澤村コーチに声を掛けていただけである。
つまり、この勝利は澤村コーチのおかげなのだ。

でも、今年はまだ無敗だぞ。
って、今年始まったばっかりか・・・

楽しい試合だった。
またいつでもかかってきなさい。(調子にのってる)


ちなみにカメラマンは富田コーチ。
ずっと写真撮ってくれてた。
アリガトね。

投稿者 Malt 05:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロテスト

Ken’s千葉でプロテストが実施された。

プロテストとは、(社)日本プロテニス協会が認定する
プロコーチのライセンステストのことである。
このプロコーチ資格は、アメリカプロテニス協会と提携、共通のテストなので、
合格すると日本・アメリカ両方のプロコーチ資格を得られるのだ。


まあ、個人的には、「ライセンスを持っているコーチ=良いコーチ」だとは思わない。
ライセンスを持っていなくとも素晴らしいコーチはたくさんいるし、
ライセンスを持っていても、それなりのコーチもたくさんいる。

ただ、プロライセンスを持っているということは、
規定の講習とテストをクリアしたということで、
コーチとしてのベースは出来ているという
指標にはなると思う。

また、ロクに勉強も練習もせずに合格はしないので、
それなりに努力をしているはずである。
Ken’sでも、コーチたちにプロライセンス取得を奨励しているが、
それは、名前云々ではなく、勉強する良い機会になるからである。



年間を通じ、全国各地で実施されるこのテスト、
今回はKen’s千葉が会場だった。

今回ワタクシは、会場世話係として参加した。
いつものテスター(試験官)じゃないので気が楽だ。

テストを受ける立場だった頃も恐ろしく緊張したが、
テスターという責任のある立場はさらに緊張する。
何せ、自分の採点次第で、その人が職業にしていることの
ライセンスが決まってしまうわけだから、緊張しないわけがない。

今回は会場のご案内とか、生徒さん役の皆さんの誘導とか
・・・、これは旭コーチに任せきりだったっけ。
え~と、とにかく雑用係りである。
こっちのほうがいいなぁ。


で、ホームコートのKen’sのコーチも何人か受験した。
いや、誰が受けたかは言わないけど。



このテスト、打球テストからレッスンテストまで多岐にわたる。

打球は指定のエリアに指定の球種で何球入ったかで決まる。
もちろん打球は入った入らないが明確だから、
合否もハッキリしている。


レッスンテストもたくさんの細かな項目がチェックされる。

生徒さんの情報を何項目聞き出したか、
コーチは自己紹介で何項目話したか、
生徒さんの名前を何回呼んだか、
レッスン開始から実際にボールを打ち始めるまでに何分掛かったか、
生徒さんの問題点を適切に見出したか、
その矯正法は適切だったか、
ドリルは何種類行ったかなどなど、
とにかく膨大な項目がチェックされる。

これは感覚的な評点にならないためには重要なことなのだ。
ただ、採点するほうも本当に大変である。


で、そんな難関にKen’sのコーチも挑んだのである。
誰が受けたかは言わないが。



あれ、そこにレッスン基準書を真剣に読んでいる人がいるぞ。

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いや、誰が受験したかは言わないけど・・・


無事にひと通り終わって、世話役のワタクシと旭コーチもひと安心。

テストの結果は後日発表なので、受験生は落ち着かない。
自信がある者、やっちまった者、悲喜こもごもである。

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いや、誰が受験したのかは言わないけどね・・・・

みんな合格だといいなぁ。
誰が受験したのかは知らないけどね。

投稿者 Malt 05:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

距離感とか

タンコブできた。

起き抜け、ドアの角に頭を思い切りぶつけたのだ。
かなり痛かった。
一日経っても、まだズキズキする。

最近、モノとの距離感が悪くなったような気が。
手を洗ったあと、タオルに手を伸ばして
思い切り壁に指をぶつけるとか。
ちょっとまずいんじゃないか。


ちなみに、ボールとの距離感はもともと良くない。
オフセンターヒット率の悪さは折り紙つき。
ただし、フレームショットでもボールが入る確率は
半端じゃなく高いのだ。


あと、人との距離感も苦手分野。
自分と一緒にいて、相手が面白いのだろうかとか、
帰りたがっていないかとか、非常に気になるので、
とても疲れてしまう。

だから、自分から食事や飲みに誘うことはほとんど無い。
相手が行きたくないと思っていたら悪いし、
気を遣いながら断らせるのが申し訳ないから。
我ながら、ヘタクソだ。

ということで、「いつもMaltさんに無理やり飲みに誘われる」って、
DRKさんが言うのはウソだ。(たぶん)




さて週末、十年来お世話になっているMさんと会った。

もともとは仕事絡みで知り合った。
かつて、近い業界の某大手企業の本部におられた方だ。

10年ほど前、「Ken’sを見学したい」と、
Mさんが電話してきたのがはじまり。
施設案内をしながら、色々なお話をさせていただき、
「今度またゆっくり情報交換しましょう」と分かれた。


ほとんどの場合、「今度また」っていうのは社交辞令で、
まさに「今度」と「オバケ」は出たことが無い。

だいたい、Mさんは恐ろしく優秀な方で、
ほとんどワタクシは聞いているだけだったから、
情報交換って言ったって、ワタクシから渡せるものは
ほとんど無いだろうって感じだった。

しかし数日後、「~日、会いませんか?」と本当に連絡をいただいた。
そして、飲んだ。

その時、同業他社の数人の方を紹介してもらった。
それぞれの会社で部門を取り仕切っているような方々で、
年齢もほとんど変わらないにもかかわらず、
ワタクシはそのパワーに圧倒されて帰ってきた。

もちろん、皆さん楽しい方々だし、高圧的な人はいなかった。
しかし、ある種のカルチャーショックと危機感をぶつけられて、
その晩はろくに眠れなかったほどだった。

以降、何度も集まりがあったし、付き合いも今も続き、
輪も広がっている。

そんなをキッカケをつくってくれたのがMさんだ。


Mさんは数年前、会社を退職して起業した。

長い付き合いで、そうするのは分かっていたが、
大手の上場企業を退職、そして起業という姿を見て、
大きな刺激や自分への焦りなど、複雑な思いを抱いたのは事実だ。

Mさんとは今も定期的に会っている。
そして、いつもたくさんのことを勉強させてもらっている。
何故、ワタクシと付き合ってくれているのかは分からないが、
距離感を保つのがヘタなワタクシにとって、
本当にありがたいことである。

人の縁とは不思議なものだが、
いただいた多くの縁を大事にしたいと思う。



話は変わって、Ken’s千葉校では、昨日・今日と
(社)日本プロテニス協会のプロテストが行われている。

ワタクシ、今回はテスターではなく、会場担当としてお手伝いだ。
ボールを並べたり、コピーしたり、弁当の準備をしたり、
焼きそばパンと牛乳を買いに行ったり(これはウソ)、
パシリとして完璧に機能すべく動こうと思う。


Ken’sのコーチも数名受験している。
誰かは言わないけど。

何もしてあげられないけど、頑張って欲しい。
適度な距離感で、生暖かく見守ろうと思う。

投稿者 Malt 05:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

卒業生

ニュースで政治家が言っていた。

 「国会議員はこんなにたくさん要りません!」

まずはお前だよ!
かなりの数の視聴者がそうツッこんだと思う。
なんだかねぇ。



さて先週のこと、かつてKen’sの仲間だった
長谷川くんから突然メールが来た。

 「本日、近くに行くので、5分でも会えませんか?」

仕事で近くに来たようだ。

彼は現在、大阪にいる。
Ken’sを卒業したのは何年前だっけ?
一緒に悩んだり、ぶつかったり、頑張ったりしたが、
どうしてもやりたいことがあるということで、
地元の大阪に帰っていった。

今も何かにつけ連絡をくれたり、たまに会ったりする。
会うと、「元気をもらいました!」と言ってくれるのだが、
元気をもらっているのは、実はワタクシのほうだったりする。
自分の夢に向けて頑張っている、熱い男だ。


彼は現在、様々な事業に携わっているが、
主たるものはこれである。

Minnanoinulogo_2
http://www.minnanoinu.com/

詳しくはHPを見て欲しいのだが、
国産無添加ドッグフードのネットショップである。


近々、いよいよ単独で事業を立ち上げるとのことで、
新たな取引先開拓のための出張のとのこと。

昼食を食べながら色々と話をしたが、
さらにたくましく、大人になったように感じた。

彼がよく言うのは、
Ken’sで鍛えられたので、大概のことは大丈夫です!」
ってことだ。
そんなに厳しくした覚えも無いし、お世辞かもしれないが、
Ken’sでの経験が少しでも生きているなら嬉しいことだと思う。


Ken’sを巣立っていった人はたくさんいる。
様々な事情や理由を抱えて巣立っていった。
もちろん、良い辞め方ばかりでもない。
ただ、一度は縁があった人たちだ。
それぞれのフィールドで活躍していてくれたら嬉しい。

長谷川くんとはずっと一緒にやっていけると思っていた。
何度も慰留したが、夢を追って巣立っていった。
そんな、頑張っている長谷川くんに会えるのは
本当に嬉しいことである。

念願の単独での事業立ち上げ。
成功を心から祈りたい。


商談は上手くいったようで、メールが入った。
オフィスに戻ると、デスクにお礼のメモと
取り扱い商品が置いてあった。

Dsc_9600

うちのCooさん、美味しそうにバクバク食べていた。
ごちそうさま!

頑張れ!卒業生。

投稿者 Malt 06:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

練習!

先週に引き続き、練習した。

恒例のボス・ダニエル・川緑さんとの練習を終えて事務所に戻ると、
熊谷コーチがラケットを抱えて待っていた。
先週のリベンジをしたいのだろうか。

 「今週もお願いします!」

若手から誘ってもらえるっていうか、声を掛けてもらえるのは、
妙に嬉しかったので、もちろんOK。


今日はさらに若手の鹿島コーチ(22歳)も加わった。

Dsc_9597

鹿島コーチは、JOPトーナメントで修行中の伸び盛りの若手である。
糸井コーチや田村光選手の後輩にあたるのかな。(たぶん)
練習もよく一緒にするそうだ。

糸井コーチ曰く、
「鹿島は何考えてプレーしてるのか、よく分かんないっす」
だそうだ。
たぶん、謎のプレーをするのだろう。


そんな鹿島コーチ、この日も練習前にワタクシに言った。

 「最近、バックハンドが神がかってるんです」

なに言ってんだ?コイツ。(苦笑)



まずは2対1で振り回し。

状況を読みながら、ベストなショットを選択して打つ練習。
・・・だと、ワタクシの中では思っている。


すべての練習においてそうなのだが、
何も考えずに数だけ打っても上達しない。

必ず何らかのテーマを持ってプレーすることと、試合をイメージして、
本当に試合で使えるショットを打つことが大事なんだと思う。
一発のナイスショットを打って満足してはいけない。
確信を持って使えるショットの積み重ねこそが重要である。

何かと忙しく、自由に練習の時間が取れなくなった最近は
特にテーマを持ってボールを打つようになった。
1回の練習、1球がとても貴重に感じられるからだ。



途中から、所用で熊谷コーチが抜けた。
鹿島コーチと1対1である。

若手のショットは速い。
しかも、ほとんどすべて全力で打ってくる。

途中でラケットを見せてもらった。

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バボラ・ピュアストームにポリストリング。
ハードなセッティングだ。
今のワタクシにはありえない。

ガツン!と鈍い打球音でガンガンに打ち込んでくる。
もうかわすのがやっとなのだが、良い機会だと思って頑張る。



ひと通り打ち合いを終えると、鹿島コーチが言った。

 「まだ、やりますか?」

どういう意味?
ワタクシへの気遣いなのか、あなたとの練習は飽きたってことなのか
よく分からないが、最後にシングルス(タイブレーク)をすることに。


結果、ワタクシの勝ち!(どんなもんだ)


握手をしようと近づくと、鹿島コーチが言った。

 「言いづらいんですが・・・もう1回お願いします」

なんだよ、もう止めようって言ったのはキミだぞ。
勝ち逃げしようと思ったのに。

2セット目は鹿島コーチの勝ち。
3セット目は時間が無くなり、タイで終了。
また今度、決着をつけよう。


先週に引き続き、まあ満足のいく練習が出来た。
テニスって面白いなぁ。(こればっかり)
なんとかこのペースは維持しようっと。

投稿者 Malt 05:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

新人類って

TVを観てた。

新成人を呼んでインタビューなんかをしていた。
大学生たちだった。

毎年、TVでは荒れる成人式みたいなステレオタイプのニュースを
垂れ流しているけど、この番組に出ていた成人たちは、
しっかり自分の意見を持っているように感じた。


今年の新成人はバブル崩壊の頃に生まれたのだそうだ。
親たちは新人類と呼ばれた世代だって。
そして、バブル景気を思い切り体現した世代でもある。

その親たち世代への街角インタビューが流れた。
バブル時代の思い出についてである。

学生時代にBMWの7シリーズに乗っていたとか、
ブランド物を買い漁っていたとか、
車を持たない男と付き合うなんて考えられなかったとか、
貯金なんて頭は無かったとか・・・出るわ、出るわ。

ホント、そんな時代だったのだろうか?
極端な回答だけ抽出したってのもあるんだろけど。


実はワタクシ、この方々とあまり世代は変わらない。
バブル時代も知っているし、
世の中が浮かれているような印象もあった。

しかしこの頃、ワタクシは駆け出しコーチとして修行中の身だった。
そのため。世の中がバブル真っ只中の折、超貧乏だった。

ラケットを買うのにも苦労したし、
シューズは親指がコンニチハするまで履き潰し、
ソックスには穴が開いていた。
試合に行くにも、交通費だけでカツカツ。
会場での食事もオニギリ1個とか、そんな思い出しかない。

知り合いから20万円で譲ってもらった車も
ガソリンを満タンに入れたことは無かった。

まあ、それでも好きなテニスで頑張れるってことが嬉しかったし、
それなりに思いも持っていたので、ツライってことは無かった。

しかし、現実にはまったく景気の良い思いをしていないので、
インタビューを聞いても、違う世界の人にしか思えないのだ。


そういえばその頃、BIG Tomorrowなる雑誌を読んでいたら、
ページ全面に、ある外資系ビール販社の求人が載っていた。

 「営業車はボルボ! 携帯電話支給!
    オシャレに仕事をしませんか!?」

携帯がまだ弁当箱くらい大きかった時代である。
ボルボの横で携帯を持った営業マンの写真が載っていた。

世の中にはそんないい仕事があるのか。
オレ、テニスしてて大丈夫か・・・?
正直、そう思ったのを強烈に覚えている。
まあ、どうするのが良かったのかは誰にも分からないが。
とにかく、バブルの世代ながら、バブルを知らないワタクシである。


で、偶然なのだが、最近買ったCD。

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映画 「波の数だけ抱きしめて」のサウンドトラック。

なんでだったか、ネットでこの映画の話題を観て、
ビデオがあったことを思い出して、数年振りに観てみた。
作中で使われている楽曲は当時散々聞いたもの。
懐かしくてCDを購入した。

 

ちなみにこの映画、DVDにはなっていない。
使用されている洋楽がデジタル化の契約をしていないとか。


内容は思い切りバブルだ。

大学生たちが湘南でローカルFMを開局なんて話は、
まさにその頃のトレンド(古っ)そのものだ。
流すのもレコードだし、ジャケットから出して、
スプレーを吹きかけて、ブラシで拭くなんてのも懐かしい。

別所哲也は軽いし、中山美穂は真っ黒だ。
ただ、織田裕二は今と全然変わらない。
どんな役をやっても織田裕二だ。(苦笑)

本当にチャラい時代だったっていうか、
海とか、サーフィンとか、音楽とか、車とか、
若者の面白さや価値観のベクトルがひとつだった
時代なんだなって気がした。

投稿者 Malt 05:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

スグレモノ

メーカーさんの展示会が始まった。

いつも、だいたい数日間に集中するので、
2~3日で一気に回れるんだけど、
どういうわけか今年は日にちがバラバラだ。
予定を組むのが、ちょっとしんどい。


ということで、まずはアディダスの展示会に行った。
会場は東京ドームシティーのプリズムホール。
あらゆるジャンルの競技を網羅しているので、
会場も広いし、演出も派手である。

中央のステージにある大型モニターに流れるは錦織圭の映像。
もはやアディダスの看板選手ってことなのか。
他にもたくさんの競技とアスリートがいる中、すごいことである。

テニスの新製品はというと、あらたなシリーズなど基本的に無く、
劇的に変わったという感じは、正直あまりない。
逆にそれは定番ラインが強いってことでもあり、
モノづくりの自信が見えたりもする。

目に付いたのは、ジョコビッチラインの真っ赤なシューズ。
とにかく派手でカッコよかった。
来期はこれを履こうか。

ウェアは定番の3本ラインとか、グラフィックっぽい
デザインのものが多かった。
色目が鮮やかでキレイだった。


テニスではないのだが、
プレミアムラインというシリーズが気になった。
ストリートっぽいウォームアップジャケットがカッコ良かったので、
参考上代を見たら、なんと7万円オーバーだった。
さすがプレミアムである。


帰ろうと思ったら、ビーチバレーの浅尾美和選手の
トークショーがはじまるとのアナウンスが。
ひと目見たいと思ったのだが、次の予定まで時間が無く、
後ろ髪を引かれながら会場を後にした。
残念。




さて、話は変わって、こんなものを買った。

Ppicker01
プリンス ボールバスケット(15,540円)

プライベートでのテニス用に購入。

今までは、100円ショップで売っている買い物カゴ
(しかもKen’s成田から借りた)にボールを入れていたのだが、
いまひとつ使いづらいし、球出しもツライ。

かつてボールとカゴを車に積んで、テニスキャンプやら
出張レッスンにと、あちこち走り回っていたワタクシであるが、
その頃のボールカゴはかなり大きくて重く、車の中でも場所を取るし、
また使いかってもあまり良くなかった。

そんな昔のイメージがあったので、
なかなか購入する気にならなかったのだ。

しかし、いちいち腰を屈めての球出しのツラさに負け、
ためしに購入してみたら、これがなんと大当たりだった。

軽いし、ボールはたくさん入る。
高さもちょうど良い。

Ppicker02

上面フタがネット状になっているので、砂入り人工芝コートで
砂がついたボールも逆さにして振れば、キレイに落ちる。

終わったあとはカゴを外して、足は折りたためる。
Ppicker03

しかも足のケースまでついているので、自転車に乗って
肩から下げても楽に持ち運べるのだ。
Ppicker04

いやぁ、こういう道具も進化してるのね。
正直、使いやすさに驚いた。

たしかプリンス以外のメーカーさんからも、
同しようなタイプが発売されていたと思う。

ボールの保管などに苦労が多いサークルの方などにも
非常に便利なおすすめのグッズ。

どぉ~ですか?!みなさん! (ジャパネットふう)

投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

自主トレ開始!

伊達さんの復帰ドキュメントを観てモチベーションが上がった。
年齢とか環境とか、言い訳しないで頑張ることである。
自分もまだまだイケるはず。
頑張らなきゃってことで行動開始。


そんなわけで、トレーニングと投げ込みである。(?)
別名、自主トレとも言う。


一部ではテニスもせずに野球ばかりしていると
言われているワタクシだが、
実は1ヶ月ほどボールを握っていない。
年末の最悪の試合以来、色々と忙しかったりと、
野球からは遠ざかっていたのだ。


プロ野球選手も自主トレに入ったし、ワタクシもそろそろ
始動しないといけないと思っていた。
そこに伊達さんの番組が後押しである。
(方向が違う?)

早朝の子供とのテニスを終え、向かうは川沿いの壁。

Dsc_9552

ここが秘密特訓場。
壁に向かって投球練習をするのだ。

ところが今日は先客が。

壁打ちをするおじいさんである。
白のポロシャツにチルデンセーターと
涙が出るほどオーソドクスないでたち。
コンチネンタルグリップでゆったり壁打ちをしている。

なんだか微笑ましくて、邪魔にならないように
遠くからしばし見守ってしまった。
ここは邪魔せずにということで、少し走ってくることにした。
30分ほど走って戻ると、もういらっしゃらない。
ということで、自主トレ開始。


この場所、下がコンクリートで少し足には厳しいが、
ほとんど貸しきり状態。

Dsc_9559

ダッシュをしたり、ステップトレーニングをしたり、体を温める。
その後、壁に向かって投球練習。

まずはゆっくり肩慣らしから。
テニスと違って、まだまだ理想のフォームが体に染み付いていない。
一球一球、フォームをチェックし、意識しながら投げる。

足元から力が伝わって、最終的に人差し指と中指から
ボールがリリースされる感覚が分かるまでチェック。
この最後の指先の送り出しというか、引っ掛かりが
非常に重要な感覚である。(と思っている)


そして徐々にスピードアップ。
全力投球をする。

Dsc_9557

壁にストライクゾーンの的があるので、
球種や狙いどころを変えながら投げ込む。

結局、150球の投球で終了。
メチャクチャ疲れた。

テニスでサービス練習するなら200球くらいは平気で打つのだが、
投球となると、50球過ぎからバテバテ。
インターバルを入れながら、何とか150球投げきった。


しかし、コントロールって難しい。
テニスのサービスだったら、腕の動きやらフェイスの向きやら
細かな技術的なことなど考えずにライン上を狙えるのだが、
野球となると、いちいち「腕はどう振って」とか、
「リリースポイントは」とか、細かなチェックをしないと
思うようにボールが出ていかない。

やっぱり、体に染み付いているか、いないかの差は
ここなのだと痛感しながら投げ込んだ。
筋肉が一番良い動きを記憶して、無意識下で動けないと
本物ではないのだろう。

まずは体に憶えさせることである。
そのためには、もっともっと投げ込まないとダメだ。
ということで、自主トレを強化しようと誓ったのであった。

伊達さん、ありがとう!
(なんか間違ってるぞ)

投稿者 Malt 05:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

伊達さんに思う

伊達さんの復帰ドキュメント番組を観た。

11年のブランクから半年であそこまでいくのは
やっぱり普通じゃない。
普通じゃない結果を出すためには、
普通じゃない準備をしないと無理なんだってことが
よく分かった。


個人的にいちばんすごいと思ったのは、
復帰に向けてあそこまでの環境を整えることが
出来るってことだ。

コーチはFEDの監督もつとめた小浦さんだし、
トレーナーの山下さんもナショナルチームに帯同するような方。
つまり一流のスタッフで、チーム伊達をつくったのだ。


現役の選手たちについているような方々が、
伊達さんの復帰プロジェクトのために
集まるっていうことがスゴイと思う。

いくら世界4位までいった伊達さんとはいえ、
11年ぶりの復帰が上手くいく可能性のほうが低いと
考えるのが普通である。
いくら調子を見ながら決めたとはいえ、初期段階では正直、
荒唐無稽な話だったんじゃないかと思うのだ。



現役のプロでも練習環境を整えるのは大変だ。
練習コートの手配だって大変だし、
専任のツアーコーチを雇える選手もほんの一部である。
ラケットなどの用具契約はまだしも、スポンサー企業がつくなんてのは
相当上位に食い込まなければならないし、
ランキング以外にも選手そのもののバリューも厳しく問われる。


伊達さんは見事にそれらを揃えた。
それは伊達さんの本気の決意に周囲が応えたのであろうし、
伊達さんの人柄でもあるのだろう。

また選手のバリューも高い証明として、
TBCやHPなどのスポンサーもついた。
現役の選手たちからすれば、本当に羨ましいだろうし、
悔しいだろうし、刺激になっただろうと思う。


かつての名声があるからこそ出来たのだ
という声があるとすれば、それは違うと思う。

もちろん、伊達さんという存在のバリューと
過去の栄光のアドバンテージはあっただろう。
しかし、本当に力が無ければ数大会でメッキははがれただろうし、
最初は付き合った周囲の人たちも諦めるよう諭しただろう。

しかし、彼女は当初の目的である全日本出場を果たしたばかりか、
優勝というとんでもない結果を叩き出した。
準備期間はもっと長かったとはいえ、
復帰宣言から半年での結果である。
やっぱりホンモノであり、本気だったのだと思う。


試合に出る、集中できる環境をつくるのは本当に大変だ。
それは、どんなレベルでも一緒である。

思うように練習時間がとれる生活環境、思うように使えるコート、
お互いを引き上げてくれる練習相手、お金、仕事との調整。

一般企業に勤めながらトーナメントに出ている方、
コーチを生業にしながらト-ナメントに出ている方、
みんな大変な苦労をして頑張っている。


コーチだからコートもあるし、練習相手もいるし、
道具ももらえるし、試合も自由に出られるということは無い。

試合に出るということはレッスンを休むということになる。
つまり、自分のレッスンを楽しみに来てくれるお客様に
応えられないということになる。
もちろん、応援してくれるお客様も多いが、
だからといって、レッスンを休んでばかりでは、
コートとしての責務が果たせない。

サラリーマンの選手やスクールで社員で働くコーチは
試合の時は休暇を使うだろう。
しかし、休暇の日数は限られている。
それを越えて試合に出るとなれば、社内での風当たりも強くなる。
その分、普段から人の何倍も良い仕事をする必要がある。
極端な話、試合に出て行くまでが大変だったりする。
環境づくりから勝負ははじまっている。

そんなことを思いながら観た、伊達さんのドキュメントだった。

投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

寝不足

 「ハイ、陽性です」

6歳児の発熱は見立てどおりインフルエンザ。
39度台の熱が続く。

これは非常事態ってことで、対策委員会を設置。

6歳児はリビング横の和室に隔離。
家族全員にマスク着用が義務付けられた。
(マスクは3時間ごとに交換)

食事は別。
熱があっても食欲はあるようだ。
脱水症状にならないので、これは助かる。

テレビを観ている間はおとなしいのだが、
終わったとたんに、「頭がクラクラする~!」と騒ぎ出す。
で、また観たい番組がはじまるとおとなしくなる。
程度がよく分からない。

夜、家人が夜勤のため、ワタクシが添い寝。
・・・のつもりなのだが、この方が邪魔をする。

Dsc_9549_2
Cooさん

普段ひとりで寝ているリビングに人がいることが
嬉しくてしかたがないらしい。

どうやら、マスクが気になるようで、顔に乗ってきて
マスクをペロペロなめる。
とてもじゃないが寝られない。

しかも、布団で寝ようとする。
布団に乗るなとは言わないが、真ん中に乗られると
ワタクシの寝るスペースが無い。

初めて知ったのだが、犬って人間みたいに眠りにつくようだ。

 「フゥ~・・・」
 「ウゥ~ン・・・」
 「グゥ~」

ウルサイ。
抱き上げて定位置のソファーに戻すも3分もしないで戻ってくる。
で、寝ている子供の顔の周りを平気で歩き回る。
しかたがないので、Cooと一緒にソファで寝ることにする。
毛布だけソファに持っていって横になる。

Cooさん、ソファーには来ないで、
ワタクシがどいたあとの布団で寝てた・・・
よく寝られただろうよ。(涙)



子供がタミフルを服用すると異常行動のリスクがあるらしい。
処方箋にも、目を離さないようにと書いてある。

夜中、6歳児がむっくり起き上がった。

 「とうちゃん。もう、あったまったからあがるね」

え?、異常行動か?

 「席につかなきゃ」

・・・そのまま寝た。

どうやら寝ぼけただけらしい。
布団が暑くて、風呂に入った夢をみたらしい。
席につくってのは意味不明だけど。
ビビったぞ。


そんなこんなで、あまり寝られずに朝を迎えた。
6歳児の熱は36,7度まで急降下。
そんなすぐに下がるものなのか。
タミフル恐るべし。
予防注射をしていたのもあるのかな。
まあ、良かったよ。

投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

つかブロ はじめました

とうとう我が家にもやってきたアイツ。

そう、インフルエンザくん。


6歳児が起き抜けに高熱を発した。
症状からインフルエンザが疑われるとの
家人の見立てで、急いで病院へ。

子供って熱が出ても元気だったりするのだが、
さすがに39度は辛そうだ。

症状が出てから時間が経っていないので、
インフルエンザかどうかの検査は出来なかったらしいが、
かなり確率は高いだろうってことで、隔離状態に。
かわいそうだが、二次感染を阻止しないとね。
週末はゲームとTVにお友達になってもらうしかない。
他に伝染ってないといいけど。



さて金曜日、柄田コーチとミーティング。

いつに無く(いや、いつもよりは)、
穏やかな雰囲気でミーティングは終了。
その後、それぞれの仕事に移る。

PCに向かおうとする柄田コーチに声を掛けてみた。


 「ツカちゃん、ブログつくる?」

 「え?い、いやぁ・・・・」

 「そう、つくるか。そうかそうか。手伝ってあげるよ」

 「いや、別に頼んで無い・・・」

 「遠慮するな。旭コーチの時もつくってやったから。
  PC貸してみ。ハイ、横に座って!」

覚悟を決める柄田コーチ。


 「ハンドルネームなんにする?」

 「ハンドルネームってなんですか?」

 「ペンネームみたいなもんだ。なんにする?」

 「え~と・・・・(しばし考え込む)」

 「じゃあ、決めてあげるよ。ドスコイマンでいいな?!」

 「はぁ?ドスコイマンて・・・」

 「いやいや、ピッタリだよ。イヤなの?」

 「いえ、ありがとうございます!」

ヤケクソ状態になりつつある柄田コーチ。


 「次!ブログのタイトルはなんにする?」

 「そんな急に言われても、ウ~ン・・・(しばし考え込む)」

 「じゃあ、考えてあげる。土俵際日記でいいな?!」

 「なんだか、別のスポーツっていうか・・・」

 「OK、バッチリ!はい、出来たよ」

なにがなんだか分からないままにブログ開設。


 「じゃあ、記事は自分で書けよ」

 「ボク、明日のテニスキャンプの準備が・・・」

 「せっかく開設したんだし、もう新着ブログに載ってるんだから、
  記事が無かったら、アクセスしてくれた人に失礼だろ」

ということで、想定外の作業に追われる柄田コーチ。

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マメじゃないってことでは、旭コーチと双璧の柄田コーチ、
更新頻度にかなりの不安が残るが、
旭コーチにだけは負けません!」だそうだ。
二人ともあまり期待できないと思うけど。
最初で最後の更新になる可能性も・・・

お祝いにバナーをつくってあげた。
(5分のやっつけ仕事だけど)

Tsukablobaner_2

アドレス
 http://dosukoiman.blog.tennis365.net/

みなさま、監視のほど、よろしくお願いします!

投稿者 Malt 05:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

Prince EXO3 REBEL105 インプレ!

試打ラケットのコンディションは大事である。

人気モデルの試打ラケットはかなり使いこまれていて、
ストリングがヘタっていることも少なくない。
また、ストリングの種類やテンションについても
必ずしも好み通りとはいかないのが難しいところ。
そんなわけで、そのへんの事情を割り引いたり、
付け足したりして試打をすることも多い。

で、このラケットはそのままのコンディションで掛け値なく非常に良かった。

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良かったと言うと、悪かったものがあるのかという話しになるので、
正確には、「好みだった」という意味である。



EX03 REBEL105
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フェイスサイズ     105平方インチ
ラケット長     27.25inch
フレーム厚     21.0-21.0mm
ウエイト     295g
バランスポイント 33.0cm
ストリングパターン     16×19
グリップサイズ     1、2、3
メーカー希望税込価格     \34,650


現在、Ken’sはラケット試打キャンペーン中。
各メーカーさんのお奨めラケットがズラリと並んでいる。
その中から少しずつ試打をしていたのだが、
このREBELはかなり後回しになっていた。

かなり良いラケットだとの評判は聞いていたのだが、
このカラーリングに圧倒されて、少し腰が引けていたのと、
プリンスだったら、まずはグラファイトから試打したいとか
そんなことを思っていたからである。

年末、今回のキャンペーンのお奨め機種をほとんど打ち終えて、
いよいよREBEL105に手を伸ばしてみた。


ボックス形状のフレームだし、フラットビームと、
スペック的には非常に好みである。

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フレームの剛性を予感させるフォルム。

21mmのフレーム厚はEX03グラファイトよりも1,5mm厚い。
フェイスもグラファイトより5平方インチ大きい。
つまり、グラファイトよりもあつかい易いであろうということ。

グラファイトも素晴らしいラケットだと思うが、
やはり使い手を選ぶような気がする。
フレーム上部などでヒットした場合、飛びもそれなりになる。
ちゃんとセンターで捉えるか、負けないパワーで振りなさいと
言われているような気がするのだ。


で、REBELは、見事にそこを補ってくれる。
多少のオフセンターでも、フレームのビビリ感などはなく、
ラケット全体でしっかりとボールを飛ばしてくれる。

かといって、当てるだけで簡単に飛んでいくということもなく、
いったんボールをくわえ込んでから打ち出してくれる。
このほんのわずかな粘り感は、コントロールやスピン調節に
安心感を与えてくれるように思う。


フレームで300gを切るウエイトは扱いやすい。
ネットプレーにおけるとっさの動きも苦にならない。
フレーム負ける感じも無いので、
速いパスでもボレーが失速しない。


今回使った試打は、G2サイズにグリップテープ無しのもの。
つまりワタクシがいつも使うよりは少しだけ細め。
そのためオフセンターヒットで、グリップが手の中で回ってしまったり、
フェイスがぶれるかと心配したのだが、それはなかった。

Ex03progrip
EX03プログリップのフィット感のおかげかもしれない。
かなりしっとりと吸い付くグリップだと思う。
新しいうちならオーバーグリップは要らないくらい。


ごつすぎない打球感はサービスにも好印象。
自分がフラットに当てたいのか、スピンを掛けたいのか、
どの程度の回転量にしたいのかなど、感じやすいように思う。

感じる前にあっという間にボールが離れていってしまうことも無いし、
打っても打っても、衝撃のほうが先にきてしまうことも無い。
かなり絶妙な打球感だと思う。


あと、スピードポートはどうなのかというと、
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初期のO3のようなクセはなくなっているし、しっかり市場に馴染んだ
システムなので、逆にこれが最大の特徴ってことも無いと思う。
ただ、この振りぬきやすさなどを普通にしてしまった
プリンスのテクノロジーはスゴイと思う。


結果、かなり気にいった。
ブリヂストンのX-BLADE FORCE3.15MIDもかなり気にいったが、
ワタクシの現在の体力と筋力と練習量では、このツアーモデルで
打ち抜き続けるのはやはり厳しい。
かといって、ヤワ過ぎないという意味では、
このREBELはドンピシャなのかもしれない。
次に使うとしたらこれかなと思うくらい良かった。

フェイスサイズの安心感もあるし、そのためヘビートップスピンも
不安無く思い切り振りぬける。
もちろんフラット系で叩いてもフレームは負けない。
回転を自在に使いこなしたいスピン系のハードヒッターにどうでしょう。

投稿者 Malt 05:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブバシ飯

我が家の9歳児。

 「おとうさん、気をつけてね。
  キレイなバラにはトゲがあるんだよ」

 「(え?9歳にして何を知ったんだ?) 何かあったの?」

 「今日ね、ハルカくんのマンションの中庭で鬼ごっこしてたら、
  バラが植わってて、トゲに引っ掛けて腕を切ったの」

比喩表現じゃなくて、そのままだった・・・
まあ、9歳でそんな経験しないか。


最近、6歳児は、「だいじょ~ぶ!」と、
鼻に親指を突っ込んで、手をパーにする。

これって「仮面忍者 赤影」の青影のポーズだよね。

Aokage
(青影)

1967年作品だぞ。
教えてないし。

 「それ、どこでおぼえたの?」

 「し~らないっ!しぜんに」

自然に覚えるなんてないだろ?
謎である。

 

さて、ある日のこと。

 「おなかすいたよ~!」

 「おかあさんが帰ってくるまでしガマンして」

 「ガマンできな~い!
  冷蔵庫に、ひと口餃子があるんだよ~。焼いてよ~!」

雛たちがピーピー騒ぐ。
しかたない、焼くか。

Gyoza

ゲッ!フライパンにくっついちゃったぞ。
グシャグシャだ。

 「ゴメン、こんな感じでカンベン」

 「おいし~い!料理うまいね~!」

どうやら見た目は関係ないらしい。


別の日。

 「おなかすいたぁ~!お昼ゴハンなに~?」

 「よ~し、何か食べに行くか?これともコンビニ?」

 「たまにはつくってみてよ」

う~ん、どうしよう?
どこになにがあるのか、さっぱり分からないぞ。
まあいいや、適当に。

豚バラを炒めて、少しバターを落として、ゴハンを入れて、
適当に味付けして、醤油をたらして炒めてと。

 「ハイ、完成!」(自主規制により画像無し)

 「何これ?」

 「(さすがに適当すぎたか?見た目も・・・なぁ)
  え~と、ブバシ飯と言います。特製でございます」

 「なんでブバシ飯っていうの?」

 「豚バラのブ、バターのバ、醤油のシ、だから。
  さっき考えました。色々言いたいこともあると思うけど、食べてみて。」

 「おいし~い!」

そうか美味しいのか・・・(ろくに味見してない)
ちゃんとしたもの食べさせないとイカンな。

投稿者 Malt 05:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

初打ち

ということで(どういうこと?)、初打ちだ。

テニスをはじめてこのかた、
年に何回プレーしたかなんて数えたことは無かった。
日常的にプレーする環境があるのが普通だったから。

さすがに数えてはいないが、昨年は練習回数が少なかった。
前半はAllstarClassicに向けて、かなり練習したのだが、
後半は色々と忙しくて、極端にプレー回数が減った。

無理をしてでも時間を取らなかった反省と、
このままプレー頻度が落ちることで、自分のテニスが
どうなっていくのかという焦りもあったりで、
今年は極力練習しようと決めた。

今年は確実に昨年よりも忙しくなるので、かなり意識しないと
練習時間が取れないと思うが、とにかく頑張ってみようと思う。



で、初打ちである。

まずは恒例の火曜日の練習である。
(昨年はこれもままなからなかった)

今月からKen’s千葉に異動になった澤村コーチが
メンバーが足りなければ入ってくれる。
澤村コーチは相手が誰であれ遠慮しないので
かなりスリリングな展開が期待できるのだ。


年初ということもあってか、この日はメンバーが余るほど。
澤村コーチを入れると6人だった。

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初打ちメンバー


別に澤村コーチを入れる必要も無いのだが、
Ken’s千葉に赴任早々というのもあるので、
いつものメンバーに顔見せをしてもらった。
やっぱり、一緒にテニスをするのが一番打ち解けるしね。

ということで、ワタクシとボスはほとんど休憩。

ちなみに、久しぶりのコーランさんが参加。
メチャクチャ、デカイ!
Dsc_9418
澤村コーチが178センチくらいだから・・・・
ウソ、澤村コーチは150センチくらい。(これもウソか)
とにかく、この身長から打ち下ろされるサービスは
回転に関係なく跳ねるのだ。


結局、ワタクシは1セットで終了。
今年はテニス頑張ると誓ったわりには物足りないぞ。

あがってきて、ふとコートを見るとめずらしく空いている。
ちょうどそこには熊谷コーチが。

 「熊ちゃん、ちょっと練習しないかい?」

 「え?・・・お、お願いします」

なんかビビってる?
そういえば、一緒に練習するのはじめてかな。

1時間弱、パターンを決めてラリー練習。
パターン練習なんて久しぶりにしたよ。
2年ぶりくらい。

で、残りの時間はタイブレークマッチ。
シングルスもホント久しぶり。
1年ぶりくらいだろうか。

3セットやって全勝。
完勝である。
ガハハハ!まだ若いもんには負けねえゼ!

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「参りました!」のサンボマスター・・・じゃなくて熊谷コーチ。

でも、もしかしたら気を遣ってくれたのかも。
そうだったら悲しい。(たぶん違う)

でも、楽しい練習だった。
ああ、テニス面白い。(いまさらだけど)
今年は頑張るぜ!

投稿者 Malt 05:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

新製品など

各メーカーさんから展示会の案内が届き始めた。


プリンスの案内状の表紙には杉山と、
HEADからラケット契約が移ったモンフィスが。
モンフィスはRebelを使うようだ。
Rebelは年末に試打したけど、かなり良いラケットだった。
そのうち、インプレを書いてみようと思う。


ウイルソンの新製品 [K]ProStaff88が発表になった
メーカーさんから聞いていた発表日より
少し早かったような気がするけど、勘違いかな。
初回ロットのデリバリーは1月23日の予定だ。

年末に[K]ProStaff88の実機を触った。
新品でストリングも張ってなかったので、
握って少し振っただけだが、349gはやっぱり重い。

ストリング張ったらもっと重くなるから、ワタクシにはまず無理。
3sq.in、微妙に大きくなった感じはしない。
相変わらず、美しいプロスタッフ形状である。


このラケット、限定ではなく定番機種になる。
定番機種にサンプラスのシグネーチャーというのも
随分思い切ったことをしたものである。

もちろん、サンプラスは偉大なプレーヤーだけど、
伝説になるほどの年齢でも無いし、
カリスマ性っていう意味では微妙な気もする。
普通に、「シニアツアー復活のサンプラスが選んだ[K]ProStaff88!」
じゃダメだったのだろうか。



一部で画像も流出してるみたいだけど、
他にも新たなシリーズも発表になると思う。

正直、あるメーカーのテクノロジーにそっくりなものもある。
ここまで似るのかという気もするくらい。
ただ、ウイルソンのテクノロジーはだいたい3年先まで
決まっているとのことなので、どちらが先かってのは
なんとも言えないと思う。

じゃあ、パテントはどうなっているんだって話しもあるが、
パテント取るのって結構大変らしいし、取り扱いも微妙らしい。

何より、今回のモデルは形状が似ていても、
一方はしなやかさを求め、一方は剛性を求めてと、
それぞれのメーカーのコンセプトが正反対である。
製法も素材も違うだろうし、そういう意味では、
形状が似ていても、まったく別物なのだろう。

・・・と、ここまで書いて気づいたのだが、
いったいどんなテクノロジーが、どことどこのメーカーで似ているのか、
まったく見えないと思う。

なんとも中途半端な情報で申し訳ない。
公式情報なもので・・・あと1週間もすればリリースされるはず。



さて、もうすぐ全豪オープンだ。
シーズン最初のグランドスラムってことで、
全豪では新しいラケットやウェアの選手が多い。
今回はジョコビッチのラケットに注目かな。
楽しみだ。

過去2回観に行って全豪Loveのワタクシとしては、
この時期はどうにも落ち着かない。
ああ、またあの真夏のメルボルンに行きたいぞ。

全豪ツアー積み立て貯金でもするか。
チケットの手配はメーカーさんに頼んでみようか。
各メーカーさんに恐れられているDRKさんも誘えば、
チケットは何とかなるかな。
DRKさん、一緒に積み立てませんか?

投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

正月終了

初夢は仕事の夢だった。

年を越した懸案事項がすべて出てきた。
見事なくらいに、こなさなければいけない案件が順番に出てきた。
おかげで、年明けからの仕事が整理できた。

しかし、初出社はまだ先なのに。
一日早いよ、オレの脳。


で、正月休みは終わり。
といっても、我が家はあまり正月っぽいことはしない。


いちおう、お飾り
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脇を固めるのは、HardRock Cafeのベアー。
後ろはジョン・レノンのパネルだ。


お汁粉
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お雑煮もおせち料理も無い。
ワタクシはおせちとか餅が苦手なのだ。


初詣
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近所のこじんまりした神社へ。
お札を納める。

以上で正月の儀式は終わりである。



元旦の昼食兼夕食は、ステーキハウス。

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西日が柔らかく差し込むお気に入りの席で。


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チリ・ナチョス



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オージー・チーズフライ

で、メインはスプリングス・チキン。
完全に洋風食。


2日、昼食。

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色んな意味で話題のマック、クォーターパウンダー。
まあ、美味しかった。


3日、昼食後。
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家族でカラオケへ。
これは「17才(by森高千里)」かな。


ということで、情緒の無い年明けである。

さて、仕事頑張りますか。
行くぜ~!

投稿者 Malt 05:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

新春トレーニング

大晦日の夜は毎年食べすぎ、飲みすぎ。
罪悪感にかられ、あまり眠れずに、
元旦から6時前に起きた。

ってことで、今年も元旦ジョギングに行くことにした。

初日の出を拝みながら走ろうと思っていたのだが、
出掛けに仕事をしていたら、トラブル発生。

HPの更新をしたら、うまくアップロード出来ない。
この症状、ちょくちょく発生するのだが、
よりによって元旦からって・・・今年大丈夫か?

ああ、日が昇ってしまう!
焦りながら、あれこれ試す。
なんとかやっつけてて、初日の出スポットまでダッシュ!
全然ジョギングじゃないぞ。

Cimg1895
マズイよ、明るくなってきた。


TV番組「ケンミンショー」千葉の最後で出てきた美浜大橋に到着。
なんとか間にあったようだ。
Cimg1899_2
それにしてもスゴイ人出だ。
ちなみにここは海沿いだが、日は逆から昇る。

しかし、待てどもなかなか日が昇らない。
汗が冷えて寒くなってきた。
もう待てないってことで、このスポットを諦め走ることにした。

ヨットハーバーあたりで初日の出。
Cimg1920
おお!かえって良かったかも。
今年も頑張るぜ!

Cimg1922
日に照らされて船もキレイだ。

Cimg1932
反対側には富士山も。
一眼レフじゃないので、この程度でご勘弁。

約10km走って帰宅。
汗だくである。
気持ちよかった。(ちなみに家族はまだ寝てた)

しかし、膝を痛めた。
ジョギングは慣れてないかならなぁ。
階段がメチャクチャ辛いぞ。
ヤバイなぁ。



明けて2日。
膝が痛いのでトレーニングは中止・・・ではないのだ。
膝に負担の少ないバイクトレーニングにした。(アホだ)

夜明け前から出発。
昨日とは反対方向の東京方面に出発。
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振り返って一枚。


途中で日が昇った。
Dsc_9356
幕張新都心がキレイだ。
元旦もここのほうが良かったかも。

写真撮影を終えて、ひたすらダッシュ。
かなり汗をかいてきた。
あまり遠くへ行くと帰れなさそうだったので、船橋あたりでUターン。
折り返して、また千葉方面へ。

結局、25kmくらい走って終了。
いい汗かいた。
(膝はさらに痛くなったけど)

ということで、毎日動かないと納得いかないワタクシ。
今年も体を苛め抜こうと思う。
ああ、膝痛い・・・

投稿者 Malt 05:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

怒り納め

結局、大晦日まで会社にいた。
まあ、毎年のことなので、どうということはない。


で、その大晦日のこと。

休みに入った子供たちがテニスをしたいと言う。
いつも取っている近所の施設は休館だった。
しかし、近所の公園のコートが使えそうだったので、
朝のうちに練習をすることにした。


その大晦日の朝、起き抜けに兄弟ゲンカ。
気持ちの収拾がつかなくなった9歳児はソファーでグズグズ。
食事をしようと言っても、なかなかテーブルに着かない。
これではテニスも間に合わない。
それでも、グズグズする9歳児。

ワタクシの堪忍袋の緒がプチン!と音を立てた。

 「いい加減にしろ!
  お前がテニスしたいっていうから、こうして準備してるんじゃないか!
  もう練習なんかやらない!ご飯も食べなくていい!」

我に返った9歳児、慌てて謝るも、時すでに遅し。
「ゴメンなさい」と言い続けるも、ワタクシの怒りは収まらない。

結局、テニスは中止。
ワタクシ、残った仕事を片付けるためにオフィスへ。


仕事を終え、帰って来てからも謝り続ける9歳児。

 「ゴメンなさい。ボクのために準備してくれたのに」

 「もう分かった。ただし、テニスはもう教えない」

 「え!?どうして・・・」

 「キミはテニスをする準備が出来ていない。
  ラケットがあって、ボールがあって、コートが準備されて、
  コートに連れて行ってもらって、 テニスを教えてくれる人が
 いることが当たり前だと思っているだろう?
  道具だって買ってるんだし、コートだってお金払って借りてる。
 普通はコーチだっていないんだよ。
  2時間もコーチに教えてもらったら、普通は何万円も掛かるんだ。
  そんなことが当たり前だと思っていたら、絶対に上手くならない。
  テニスが出来ることに感謝出来ない子には教えることは出来ない」

ようやく分かったようだ。
その後もしつこく言い続ける。

 「お願いします!テニスを教えてください!」

 「ダメ!」

 「お願いです!テニスをしたいんです」

 「テニスをする資格なし!」

 「お願いします!」

しつこい・・・・落語家の弟子入りじゃあるまいし。
そんなにテニスしたいのだろうか?
まだは初めて間もないし、そんなに上手くないっていうか、
テニスの入り口の手前くらいなんだけど。

あまりのしつこさになんとか事態は収束。
それにしても、大晦日に大爆発とは・・・少し自己嫌悪。

でもやっぱり、本当に自分がやりたいことなら、
それなりの準備とそれに対しての感謝は忘れないで欲しい。
この先、どうなるか分からないが、結局のところ、
自分のことは自分でやらなければいけないし、
自分をコントロール出来なければいけないから。

まあ、サッカーをやっていた時に比べれば、
自分から「やりたい」と言うだけましなのだけど。


思えば、ワタクシが子供の頃、親にやらされた習い事は
どれもやりたくなかったし、たぶん感謝もしていなかった。
だからなのか、どれもモノにならなかった。
やはり、自分の意思でやりたいと思えることが大事。

テニスのことではじめて怒ってしまったが、
そこは分かって欲しかった。


大きなお世話だが、テニスをしているジュニアたちにも
親御様や支えてくれる多くの人たち、環境に感謝の気持ちを
持って欲しいと思うのだ。
そう思えば、適当に打つボールは無くなると思う。
全球、真剣に打つだろう。

自分の仕事云々の話しではなく、またテニスに限らず、
すべてにおいてそう思ったりするのだ。

投稿者 Malt 05:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

壮行試合?

2009nenngajo

      明けましておめでとうございます。

    今年もパワー全開で皆様をお迎えします。
       よろしくお願いいたします!




新年の挨拶をしながらも、昨年末の話。

大掃除を手伝いもせずに、無理やりつき合わせた締めテニス

ちょっとした練習とダブルスを2セットやったのだが、
その後、シングルスがはじまった。
対戦カードは、澤村コーチvs稲葉コーチ
もしかして、ワタクシとのテニスでは物足りなかったのか?


この二人、大学の体育会テニス部の先輩後輩。
稲葉コーチがひとつ後輩である。
現役時代、稲葉コーチは、澤村コーチ
まったく歯が立たなかったとか。

テニスで歯が立たなかったのか、
ワガママ度合いで歯が立たなかったのかは、
詳しく聞いていないので分からない。


澤村コーチは、1月からKen’s千葉に異動になる。
壮行試合ということなのだろうか。
稲葉コーチから申し込んだようだ。


観客は、Ken’s成田の林コーチ・内山コーチ・
町田コーチ、そしてワタクシだけ。
Ken’s屈指の実力を誇る二人の対戦を
じっくり見せてもらった。


Dsc_9163
澤村コーチ



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稲葉コーチ

二人ともレシーブのグリップはフォアなんだな。
ちなみにワタクシはコンチネンタルで構えている。
ワタクシのほうが少数派なのだろうか。



試合は殴り合いのような激しいラリーの応酬。

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飛ぶんだね。(身長低いから?)



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稲葉コーチも飛んでる。(身長のせいではないらしい)



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やっちまったらしい。


結果は澤村コーチの勝利。
やっぱり先輩の面目躍如ってところか。
稲葉コーチ澤村コーチに勝ったことあるのか?)


しかし、楽しそうな試合だった。
技術的なことはもちろんだけど、
ふたりがラリーで会話をしているみたいだった。

やっぱりテニスって面白いね。

昨年を反省しつつ、今年はたくさんテニスをしようと
思ったワタクシであった。

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