絶不調であります
なかなか練習する時間が無い中、ほぼ定期的に
コートに立てる唯一の機会が火曜の夕方。
短時間ながら、とにかく何かの成果をあげようと
真摯な姿勢でコートに立つことにしております。
(似合わない言葉だ)
・・・のはずでしたが、スーパー不調でした。
今日の反省を。
まず十分にストレッチなどの準備体操~ゆっくりしたペースから
ウォーミングアップをすること。
これを端折ると、てきめんに良いショット・動きが減ります。
「もう若くないんだから!」と自分に言い聞かせて、
しっかりアップをする。
道具の手入れを怠らない。
グリップテープは常に新しいものに巻き換える。
手のひらからのフェイス感覚がまったく違います。
買い置きがあるのだから、数分の巻き換えの時間を惜しまない。
(ワタクシとしては、これが一番気になる部分なので)
ストリングは早め早めに張り替える。
練習量が少なくとも、マメに張り替えること。
細い(18)ゲージを使っているので、
1ヶ月もたすのはちょっとキビシイ。
可能なら1回の練習で張り替えたいところだが、
周囲のスタッフが大変なので、2週間くらいで張り替えたい。
張る手間を惜しまない・・・・ように、スタッフにお願いしよう。
丁寧なプレーを心掛ける。
その場その場の単発ショットを狙っても再現性に乏しいので、
何をどうしたいのか、したいように出来たのかを
調子の判断基準にする。
結果オーライのギャンブルショットを安直に狙わない。
そして何より、ボールを良く見る!(意識を持つ)
ということで、当たり前のことが出来ていなかったワタクシでした。
PARADISO 2007年秋冬コレクション
宮里藍選手や丸山茂樹選手の使用ウェアとして
ゴルフアパレル界ではメジャーなブランド、
PARADISO(パラディーゾ)ですが、
テニスアパレルとしてもかなり本気モードの
新製品リリースがはじまりました。
先日の展示会に行けなかったため、
PARADISO新作コレクションを見るために
ブリヂストンスポーツ本社へお邪魔しました。
会議室らしいところに入ってみると、新製品ウェアの
サンプルがズラリとディスプレイしてありました。
いつもこんな風にディスプレイしてあるのかと思いきや、
ワタクシのためにわざわざ並べてくれたらしい。
ひぇ~!ごめんなさい。
ということで、コレクションを一部紹介。
機能性とデザインのバランスが取れた
製品に仕上がっていると思いました。
Ken’sでも今秋から取り扱い予定です。
お楽しみに!
昔の話 その2
先日のエントリー「昔の話」、続くかもと言いながら、
中途半端に放置しておりました。
楽そうだ、女子がたくさんいそうだというだけの理由で
テニス部に入部したワタクシですが、新入部員を見渡すと
同じような軟弱な理由で入って来たであろうヤツばかり。
そういうワタクシもテニスはド素人。
救いは、硬式テニスの経験者がいなかったこと。
当時の福島県では、高校でも硬式テニス部がある学校は珍しく、
硬式テニス部がある中学校は皆無。
新入部員の中には、軟式テニスで強かったヤツもいたけど
当時の硬式テニスは、ウッドラケットでフラット系のボールが主流。
ボルグが出てきたばかりのころで、厚いグリップでのトップスピンは
まだまだ遠い世界の話。
軟式をやってたヤツには、そのままの厚いグリップで
ガンガン打たせりゃいいものを、軟式経験者も同じような
イースタングリップに矯正されて素振りをさせられたものだから、
結果として経験の有無に関わらず、全員がほぼ同じスタートラインに
立ったのであった。ラッキー!
とはいえ、練習メニューは、ランニング~素振り~コートづくりと
北朝鮮の強制収容所のようなものばかり繰り返すだけ。
これほど温暖化が進む前の東北だから、クレーコートに霜が降りて
ゴールデンウイークあたりにならないと、練習は出来ないのであった。
そんなわけで、ボールを打つ経験の無いままに日々が過ぎていった。
これじゃツマランということで、ある日曜日、一緒に入部した仲間と
壁打ちをしようと近所の小学校の校庭に行った。
初めてラケットでボールを打つわけである。
サッカーのゴールの大きさの枠が書いてある巨大な板に向かって、
一旦地面に落としたボールを打ってみた。
初めてのテニスボールは思いのほか飛びが良く、
かなり大きな壁板の上を越えて、校舎の窓ガラスを
粉々に砕いたのである。
注)当時の校舎は木造でガラスも薄かった
ということで、ワタクシのテニス人生における記念すべき第一球目は、
コートでも壁でもなくガラスを粉砕するという、この先の人生を
暗に象徴するかのようなものであった。
その日は、割れたガラスの掃除と交換でテニス人生の
初日を締めたのであった。
ふたたび続く・・・のだろうか。
ご近所付き合い
以前にも書いたのですが、
年に数回、近所の小学校にテニスを教えに行きます。
特別授業のような科目があって、
テニス教室の先生として呼ばれるのです。
今年で2年目。
おかげで、近所の小学生に知り合いが増えました。
皆、公園などで会っても、気軽に声を掛けてくれます。
最近は、挨拶が出来ない子供が多いとか、
礼儀・マナーを知らない子が多いとか言われますが、
まったくそんなことはありません。
皆、思い切り元気に挨拶をしてくれます。
ホント、気持ちの良い子達です。
この小学校、毎朝、校長先生が校門に立って、
登校する生徒ひとりひとりに挨拶をしています。
通勤で通り掛るワタクシにも挨拶をしてくれます。
こんな校長先生の学校だからなのでしょうね。
そんな子供たちから、先日のテニス教室の
お礼のお手紙が届きました。
うれしいお手紙です。
Allstar Classic2007 ゲストプロ!
5月20日のKen’sDay、AllstarClassic情報です。
長塚京子プロにつづいて、ゲストプロが決定しました。
ド~ン!!
松崎しげる・・・・じゃなくて、福井烈プロです。
毎年、ゴールデンウイーク開催だったAllstarClassic。
この時期は福井プロの所属メーカーであるブリヂストンさんの
イベントがあるために、ゲスト招聘が実現出来ずにいたのですが、
今年は日程がずれたので、ようやく実現の運びとなりました。
福井プロには、Ken’sテニスキャンプのゲストに
来ていただいたことがあります。
Ken’sコーチ陣が圧倒されるほどのスーパーハイテンション。
AllstarClassicも大いに盛り上げてくださること間違いなしです。
(オヤジギャグも炸裂するはず)
福井・長塚の夢のダブルスも見られると思います。
もちろん、二人に挑戦も出来ますのでテニスシューズをお忘れなく。
ブリヂストンモニター会
ブリヂストンテニス契約コーチの会議、モニター会が開催されました。
ワタクシ、ブリヂストンテニスモニターではないのですが、
なぜか参加させていただきました。
実はブリヂストンの新製品発表展示会に行けなかったので
新製品を見るのは、今回初めてです。
(展示会の日は大阪で飲んだくれてました)
ラケット開発担当氏の気合の入った説明
主力の新製品は2型、3機種。
まずは、「C-Snipe」2機種
左 C-SNIPE 3.0 右 C-SNIPE 2.8
フェイスサイズが違います。
3.0が98平方in、208がが103平方インチです。
このラケットのコンセプトは、「狙う、つかんで運ぶ!」
フラットドライブ系のボールを打つプレーヤー、
オールラウンドプレーヤー、
技巧派プレーヤーに向けたラケットです。
実際、試打をした感じも、しっかりとボールをくわえて
思ったところにピンスポットではじき出す感じです。
確かにコンセプト通りのフィーリングです。
ともすれば、最近のラケットは「飛び」だけに
こだわりすぎる傾向がありますが、
このC-Snipeのように、コントローラブルな方向に
性能を振ったラケットは絶対に必要だと思います。
自分の思い通りの打球線を描きたい方には
ピッタリの1本だと思います。
あとは自分のパワーによって、フェイスサイズを
選べば良いと思います。
続いて、「C-power2.45」
楽ラケ「C-Power」シリーズのニューカマーです。
このラケット、レングス(全長)が26.75インチ。
短いんですね。
そのために、手のひら感覚が増して、
スイートエリアでのヒット率が高くなるということ。
実際、扱いやすさは秀逸でした。
色目が男性にはちと厳しいか。
初心者・初級者の方には非常に良いラケットだと思いました。
その後、場所を移動して会議。
ワタクシの尊敬する福井プロの気合満点の商品説明
グッととらえて、ビシュッと打てるラケットと、
グッと踏ん張って、ガッとダッシュできる良いシューズだそう。
・・・・テニス界の長嶋さんです。
ブリヂストン、本当に良い商品をつくっています。
「海外のプロと同じモデルを・・・」となると
ワールドワイドのブランドにいってしまうのでしょうが、
日本発のブランドもとてもよいものづくりをしています。
やっぱ、違うんだなぁ
先日のJPTA(プロテニス協会)コンベンションでのお話し。
2日目のオンコートセミナーの時、少し時間が空いたのです。
おもむろにラリーをはじめるプロ協会の超重鎮の御方数名。
こういっちゃなんですが、それなりの年齢の皆様。
ポコポコと打ち合いをはじめました。
「ああ、やはり歳をとられたなぁ・・」
なんて見ていたわけです。
ところがです。
しばらくして、体が温まってきたのか、
徐々にボールのスピードが上がってきた。
しまいには、ワタクシには到底打てないような
スピードのラリーになりました。
年代的にトップスピンというよりは、フラットの時代ですから
横でトップスピンでラリーをしている若手プロコーチなんかよりも
全然ボールが速いのです。
厚い当たりのボールがガンガン行き交います。
皆さん、おそらく60歳代くらいだと思うのです。
ワタクシは現役時代を知りませんから。
いやぁ、驚きました。
さすが皆様、グランドスラム出場や
デ杯選手だっただけのことはあります。
世が世なら、私なぞは口をきくことすら無いであろう
雲の上の御大方です。
やはり、スゴイ方々はいくつになってもスゴイのだなと
思い知らされた瞬間でした。
もう、感動して、拍手なんかしちゃいました。
バレンタイン
年齢のせいか、すっかり何の感慨も無い日になったバレンタインデーです。
まあ、自分の誕生日も忘れてるくらいですから・・・
って、それはさすがにまずいんじゃないの、オレ。
あちこちのブログを見てたら、バレンタインの記事って多いのですね。
そんなわけで、季節の風物詩ということで何か書いてみたいと思います。
もうコートに立っていないので、
基本的にチョコレートをもらえることはありません。
Ken’s千葉校のフロントの皆さんにはいただきました。
ありがとうございます。
あとは毎年、カミさんからもらいます。
流行りの「お取り寄せもの」の美味しそうなヤツをくれます。
ようは自分が食べたいのだと思います。
今年はこれ
チョコをつまみながら、二人でコーヒーを飲むのが
毎年のパターンです。
我が家の8歳児のお話し。
8歳男子は女子には興味なし。
バレンタインにも興味なし。
当日も帰ってくるなり、友達と遊びに飛び出していったそう。
すると、インターホンが鳴った。
出てみたら、クラスの女の子。
手作りのバレンタインクッキーとお手紙を持ってきてくれた。
「ゴメンね、遊びに行っちゃっていないのよ」
「いいんです。これ渡してください」
カワイイデスねぇ。
遊びから帰って来たので、渡してあげると、いきなり食べて
「おお!美味しい!」・・・って、お前、手紙読んでやれよ。
お礼の電話をしなさいって言ったら、
「いいよ、明日学校で言うから」って。
次の日、「ちゃんとお礼言ったの?」と聞くと、
「あ・・忘れた」と予想通りの答え。
「ほれみろ、電話しなさい」と電話をさせた。
「もしもし、~さんのおうちですか?
あっ、○○?(呼び捨て)、え~と、オヤツありがとう!
じゃあね♪」
お前、モテないよ、きっと。
ようやく始動
オールスタークラシックのエントリーが始まりました。
エントリー殺到と思いきや、そうでもない。
皆、お互いの様子を伺っているっぽい。
やはり一番はペアのコーディネート。
誰と組むかで大勢が決まりますからねぇ。
それぞれのどす黒い思惑が交差しております。(笑)
はやく決めないと、練習できないぞぉ!
そんなわけで、エントリーを表明しているのは、
何年もペアが変わらない人たち。
ワタクシもペア選択の余地が無いのであっさり決まりました。
やはり組むなら澤村コーチ。
強いのもありますが、負けん気というか、
勝負への執念のテンションが一番合うのです。
(澤村コーチがどう思っているかは知りません)
他に声を掛けてくれる人がいないってのもありますが・・・
とにかくペアが決まったので、練習開始。
深夜のKen’s四街道で練習です。
相手は、毎年練習を付き合ってくれる、この二人。
前田・渡辺ペアです。
一昨年は優勝、昨年はベスト4と、かなり強いペア。
体もデカイし、ボールも早い、加えて真面目と三拍子揃った二人。
さすが全日本クラス。
で、今年はじめての練習は・・・ボコボコにやられました。
まあ、毎年スタートはこんなものです。
去年よりはボールも見えるし、課題も見つかったので、
ワタクシとしてはOKです。
本番までにひとつづつハードルをクリアしましょう。
写真の渡辺コーチは、ブログを書いています。
このブログと対極な、テニスに対して
ものすごく真面目なブログです。
このたび、リンクを張ってもらいましたので紹介します。
こちらです↓
http://otomo-ibaraki.blog.tennis365.net/
昨晩の練習の記事もあります。
http://otomo-ibaraki.blog.tennis365.net/archives/article/37946.html
ワタクシたちのペアは眼中に無いようで、記載がありません(泣)
ぜひアクセスしてみてください。ここと違って、ためになることがたくさん書いてあります。
渡辺コーチへ業務連絡>
Ken’sTennisWeb本体だけじゃなくて、
このブログにもリンクお願いしま~す!
Prince新製品展示会
プリンスの展示会が開催されました。
プリンスといえば、O3シリーズで非常に勢いのあるブランド。
春の嵐の中、新宿へ。
ラケットコーナーです。
O3シリーズの後継にあたる新機種、「SpeedPort」が。
先日、試打をしましたが、非常に打ちやすいラケットです。
個人的には、O3より好きです。
そして、ジュニアラケット
こちらはキッズラケット
ジュニア・キッズラケットにも「O Port」搭載です。
いまや完全にプリンスのメインテクノロジーです。
そしてNewモデルシューズ。
こちらがメンズ
これがレディース
プリンスのシューズは非常に良く出来ています。
足を包み込む感触が秀逸。
ワタクシも好きなシューズです。(履いて無いけど・・・)
プリンスが女性向けの小物も充実。
そして、今回の気になるNo1!
CW-X
機能素材のインナーです。
水分が一方向にのみ浸透。
汗が蒸発、まったく蒸れません。
ワコールとのコラボレーション企画だそうです。
杉山選手も契約キャラクターとして着用。
インナーだけでなく、プラクティスウェアにもなりそうなものも。
これ、優れものだと思います。
そうそう、会場にはプリンス所属の山本プロもいらっしゃいました。
久し振りにお会いできて良かったです。
また、テニスのお相手お願いします。
充実したラインナップのPrince製品でした。
長塚京子プロ
外出からオフィスに戻ったら、
長塚京子プロが遊びに来ていました。
久し振りのご対面です。
先日、全日本選手権を制覇した教え子の高雄恵利加ちゃんの話や
グラフを擁するドイツに勝った伝説のフェドカップの裏話やら
あれこれ聞かせてもらいました。
高雄選手のことは本当に可愛いみたいですね。
師弟愛が伝わってきました。
そうそう大事なことを聞かなきゃ。
「5月20日のオールスタークラシック、日程大丈夫?」と聞くと、
「もちろんです!その日は必ず空けます!私も試合に出ていいですか?」
・・・それはお断りします。
オールスタークラシックのポスターを持って写真を一枚。
年に一度の「Ken’s Day」、私も思い切り楽しみたいと思います。
またKen’sの皆さんと会えるのを楽しみにしています!
ぜひ、足を運んでください!
長塚プロでした!
出るぜ!
ようやく、今年のAllstarClassicのポスターが出来上がりました。
デザイン担当の稲葉コーチに、「今年は少し斬新なイメージで」
と、リクエストをしたら、迷彩カラーであがってきました。
確かに、今までのKen’sには無いイメージです。
何はともあれ、5月20日(日)は、「Ken’sDay」ということで
皆さん、Ken’s千葉にお越しください。
Ken’s会員ではない方、お休み中の方も自由に入場いただけます。
そして、今年のゲストプロですが、もうじき発表できると思います。
楽しいイベントになること間違いなしの方です。
お楽しみに!
ということで、毎年引退宣言するワタクシですが、
今年も澤村コーチに脅されてと出場することになりました。
「2年連続準優勝じゃ、おさまりつかないですよね!」
だそうです。
ワタクシは十分おさまりついてるんですが。
優勝するまでやるんだろうか?
とにかく頑張ろうっと・・・司会。
昔の話
ワタクシがテニスをはじめたのは高校生から。
それまでは、バスケットボールひと筋。
ところが、進学した高校に強豪校バスケ部の
猛者が集まってしまった。
こりゃ、レギュラーなんて絶対に無理だと、
実力主義を冷静に分析して、バスケットボールに
見切りをつけることに。
かといって、小学校から部活漬けの体は、
帰宅部になんてなったら、持て余してしまう。
そこで目をつけたのがテ二ス。
女子も多いし、楽そうだし、ウハウハの高校生活かななんて。
軟式じゃ、中学からやってるやつにかなわない。
当時は硬式テニス部を持っている学校は少なかった。
おあつらえ向きに、硬式テニス部はまだ部に昇格する前の愛好会。
「愛好」会という響きに引き寄せられてフラフラと入部。
入ってみてビックリ。
最初の練習はマラソンとコートづくり。
死ぬほど走って、その後はショベルとつるはしで土を掘り返す。
なんと部として認められてなかったので、コートが無かったのだ。
まさに、「青が散る」の初回そのもの。
極めつけには、女子部員が一人もいなかった。
「愛好会」とは完全に不当表示としか言いようの無い
恐い先輩が勢ぞろい。
入部初日にして、ワタクシのバラ色(桃色?)の
高校生活に暗雲が立ち込めたのであった。
(続く・・・かも)
レイトショー
映画館に行くことは滅多に無いワタクシ。
去年、観た映画といえば、「ポケモン」と「カーズ」くらい。
そんなワタクシが前々から見たかった映画がありました。
ところが、なかなか観に行く時間が無い。
このままじゃ、終わってしまうとあせっていたところ、
今晩のレイトショーで観れそう。
というわけで、打ち合わせも適当に・・・じゃない、
テキパキと切り上げて映画館に。
硫黄島からの手紙
観たかったのです。
・・・想像していた以上に重い映画でした。
もう少しヒューマンものというか、
感情を前面に押し出した映画かと思っていました。
ストーリー自体は、かなり淡々と進んでいきます。
その中から湧き出る、国や個、そして家族への様々な思い。
戦っている相手も自分も単なる標的ではなく、
同じ人間であることなどが、押し付けでなく織り込まれています。
正直、見終わった瞬間は何とも言えない
重い気持ちでいっぱいでした。
その後、湧き上がる様々な感情。
(ガラにも無い)
良い映画でした。
バブルへGO!
バブルへGO! なる映画が公開されるようです。
製作は、「私をスキーに連れてって」「彼女が水着に着替えたら」
「波の数だけ抱きしめて」のトレンディー(死語)3部作で
一世を風靡した、ホイチョイプロダクションのようです。
バブル時代の話なんて、TVドラマで済みそうなものを
わざわざ映画にするあたりは、ホイチョイ未だ健在ってところでしょうか。
ちなみに私の年代はバリバリのバブル世代。
そりゃあもう、世の中すべてが浮かれまくっていましたっけ。
こんなワタクシですから、さぞやヘラヘラと
浮かれていたかと思いきや、さにあらず。
今での人生で一番の貧乏生活を送っておりました。
大学を卒業後、現在は東証一部上場の
某大手スポーツクラブチェーンに入社。
(当時は非上場)
フィットネスクラブのマネージャーとして、
レオタードのお姉さんたちに囲まれ、
なんて良い仕事に就いたのだろうと思ったのは一週間ほど。
テニスセクションに携われなくてストレスは溜まるばかり。
結局、1年も持たずに退職。
その後、学生時代にアルバイトをさせてもらっていた
スクールのヘッドコーチをたよって、テニスコーチに。
税込み・交通費込み年収180万円の貧乏コーチの出来上がり。
まさにその頃、世はバブル最高潮。
証券会社に入った友人などは、話すことすべてが超強気。
「コイツ、数年後には世界を征服するんじゃないか」と思ったくらい。
雑誌の求人広告をを見れば、
「携帯電話とVOLVOを営業ツールとして支給!」とか。
単なる酒販会社の営業なのに。
何ともスゴイ時代です。
対して、まったく実績もお金も無い、駆け出しのコーチのワタクシは、
浮かれる世間をよそに、知り合いのコーチを頼り、練習をつけてもらい、
ガソリン代が勿体無いのと、トレーニング代わりに自転車で通勤し、
試合に出るエントリーフィーや交通費を捻出するのもやっとという始末。
テニスウェアも当時の彼女に買ってもらったことも。
とにかく貧乏でした。
でも、好きなテニスが出来るだけで満足だったような。
そんなわけで、バブル世代ながら、まったくバブリーな体験が無いばかりか、
貧乏なトラウマだけが残っている、まさに時代に取り残されたワタクシです。
ってことで、まったく興味の無い時代というか、
思い出したくない時代の映画でもあります。
だったら、書くなってか?
モーレスモが…
ダンロップの看板娘(兄貴?)だった、アメリ・モーレスモの
ラケット契約がHEADになるようです。
すでに、HEAD社本国のサイトでリリース済み。
http://www.head.com/tennis/news.php?region=us&id=342
使用ラケットは、FLEXPOINT RADICAL MP。
アガシに変わる新たなメインキャラクターになるのでしょうか。
男子もリュビチッチともう一人くらい看板が欲しいですよね。
プリンスと契約しながら、いまだにブラックコスメのラケットを使っている
ジェームズ・ブレークなんてどうでしょう?
選手獲得競争も過酷なんでしょうね。
選手が契約メーカーを変えるパターンにはいくつかあります。
・すごく伸びていて、ランキングが急上昇中。
駆け出しの頃の契約より価値が上がりつつあるとき。
・調子が悪くて、何とか歯止めをかけたいとき。
・契約更新のタイミングにビッグタイトルを獲得して
契約金が跳ね上がって(エージェントがふっかけ過ぎて)、
今までの契約メーカーと折り合いがつかなくなったとき。
ちなみにラケット契約は、一般の方が思うほど高い契約金ではありません。
(あくまでも「想像ほど高くない」レベルです)
ウェア契約の方が高額だそうです。
一気に伸びてきた選手が、セルジオ・タッキーニなどのウェアから
巨大資本のナイキやアディダスに鞍替えするのはよくある話。
ヒンギスやサンプラスなどもこのパターンです。
まあ、ウェアはともかくとして、ラケット契約などは
あまりコロコロ変えて欲しくないというか、
そのメーカーの代名詞になるような付き合いをして欲しいな
と思うわけです。
あまりに契約メーカーがコロコロ変わる選手は
何らかの問題を抱えていたりする場合も多いのではないでしょうか。
クリス・エバートがウイルソンの生涯契約選手であるように、
ブランドロゴにイコールのイメージがあるのは
素晴らしいことであるとも思うのです。
コーチも契約メーカーがコロコロ変わる人は、
人間的に「ん?」と感じることもたまにあったりします。
(所属会社の意向で変更になる場合も多いのですが)
もちろん、多くのコーチはそういう方ではありません。
用具の契約とはいえ、最終的には人と人ですからねぇ。
大阪の旅 その2
無事(?)にプロテニス協会のコンベンションを終え、
明日から始まる、(社)日本テニス事業協会の
セミナーのため江坂という街に移動。
一応、お疲れさということで、ホテル近くの飲み屋で乾杯。
落ち着いた雰囲気のお店でした。
何とかちゃんこ鍋なぞを食し、
あれこれ話しながら、しこたま飲みました。
どうも我々が飲んでいる間、別便で着いた業界仲間が
電話をくれていたらしい。
地下の店だったために、携帯の電波が届かず、
何も知らずに飲んでました。
翌朝聞いたら、「ふぐ食わしてやろうと思って電話したんだよ」だって。
く~っ、残念。
東京でおごってください。
セミナーも眠ることなく、無事に終了。
新幹線ではお約束のビールとつまみ。
3日間、結構飲んだなぁ。
あ、いや、勉強もしましたので。
大阪の旅
プロテニス協会コンベンション 2日目。
寝たのが3時頃でも5時に起きるワタクシ。
すでに風呂にも入って、メールチェックなども終えたころ
ようやく朝陽が昇ってきました。
年寄りですか?
今日はオンコートセミナー。
眠い目をこすりながら会場へ。
最初は「矯正法セミナー」
様々なパターンの打球フォームをいかに
合理的・効率的なフォームに矯正するかの検証です。
続いては、「コンディショニングセミナー」
体幹と肩、股関節のコンディショニングについてです。
最近、ちょっと肩が痛いワタクシにとって、興味のある講義でした。
最後は「海外ジュニアの練習メニュー」
講師は、右近憲三氏。
元プレーヤー。
ワタクシの時代の大スターです。
と、盛りだくさんのセミナーに暮れた一日でした。
大阪の旅はまだ続きます。
今日は別の業界団体の研修会。
参加費の分、しっかり勉強します。
JPTA コンベンション
大阪に来ています。
ユニバーサルスタジオ・ジャパンの目の前。
(社)日本プロテニス協会のコンベンションのため。
会議というか、総会というか、とにかく会員の集まりです。
レッスンにおける安全管理の講習会や、
スピードスケートの堀井学氏のモチベーションアップセミナーや、
渡辺功理事長の基調講演など、
その後はパーティー。
テニス界では重鎮といいますか、大先輩がほとんど。
ワタクシはペエペエなので、基本的にずっとペコペコと
頭を下げてます。(首が疲れる)
その後、部屋に戻って飲みなおしていたら、渡辺理事長が
入って来られて(すでにこの時点で日付が変わっている)、
機関銃のようなトークを展開されました。
2時間半に渡り、貴重なお話しを聞かせていただきました。
(朝まで続くかと思いました)
ほとんど寝ておりません。
2日目の今日は、コート上でのセミナーです。
資格認定委員会による「矯正法」のセミナー、
大阪まで来た主な目的はこれを聴くため。
皆さんの打ち方をどのようにアドバイスして、
どのように直していくかということが主題。
コーチには絶対に必要な技術です。
しっかり勉強して、Ken’sのコーチに伝えたいと思います。
眠いぞ。
銀山温泉 はいからさんのカリーパン
美味しいカリーパン屋さん。
山形県の~大正ロマン溢れる銀山温泉~の
「はいからさん通り」から発売されているカリーパン。
すでに雑誌やTVなどで紹介されているようです。
現地に行かずともネットなどでも入手できるように
なったようですが、実は超近所でも食べることが出来ます。
カルフール幕張店の店頭に移動販売車が出ています。
真っ赤なトラックが目印。
オーナーのミノルちゃん。
1個でもOK。
180円です。
激辛バージョンもあります。
とにかく美味しいです。
一度お試しあれ。
金~日に出店しているそうです。
テニスの効能?
あるある大辞典を見て、1週間ずっと納豆を食べ続けた
メディアに踊らされまくりの私ですが、こんな記事を見つけました。
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2014
「右脳優位」→悲観的な状態
「左脳優位」→楽観的で前向き
で、凹んだときは、左脳を活性化させるために
対戦型スポーツ(テニス)などに没頭すると良いと書いてあります。
対戦型ゲームも良いとか。
100%そうなのかは分かりませんが、実際のところ
スポーツにはストレス解消効果はありますしね。
対戦型のテニスがなお良いというのも頷けます。
なるほど、だからKen’sのスタッフは左脳が活性化して
何があってもめげない・・・というか、同じ失敗を繰り返したりする
んですね。
なんにしても、楽観的なのは良いことです。
皆さん、テニスでラテン系になりましょう!
ヨネックス展示会
ヨネックスの展示会にお邪魔しました。
ヨネックスは数少ない日本発信の世界的なメーカー。
ヒンギスやヒューイット、ナルバンディアンなど、
一流選手を看板に持つメーカーさんです。
ワタクシはテニス界の人間なのであまり縁が無いのですが、
ヨネックス社はソフトテニス、バドミントンなどでは
圧倒的なシェアを持つ企業です。
加えて、ゴルフなども多くの契約選手を抱えています。
そんなわけで、とても立派な展示会です。
大きな会場、たくさんの人。
会議室では商品説明など。
ストリングマシン
写真では分かりづらいかもしれませんが、
上部のユニットが張り手のほうに傾く仕組み。
張りやすくなるのか?
新製品ラケット、RDS002のコーナー
これからの大看板はアンチッチなのか。
あれこれ情報収集が出来た展示会でした。