ひとり
♪もうい~くつ寝るとお正月~♪
ということで、今年も終わり。
Ken’sをはじめとした各スクールも
取引先各社様もお休みに入りました。
そんな年の瀬、なぜかオフィスにいるワタクシ。
まあ、毎年のことですが。
日に100通ほども届くメールも
嘘のように静まり返っています。
おとなしくなったメールボックスを見ると
ようやく今年の終わりを実感します。
普段、なかなか手をつけることが出来ないことをするのが、
この年末のスクールの営業が終わった時期。
日常の様々なことに追われていた頭と体を将来のことや方向性、
それから地球環境やサブプライムローン問題、中東情勢など(これはウソ)、
いつもより少しだけ先のことにギアチェンジします。
もともと、「反省」とか「懲りる」とか「振り返る」、
なんてことに縁の無いタイプですから、
年末年始の外音の入らないこの時期は
非常に貴重でもあるのです。
・・・と書くと、素晴らしいことをしているように聞こえますが、
実はたいしたことをしているわけじゃありません。
単に仕事のけじめが無いってだけかもしれません。
まあ、いいか。
なかなか面白い仕事です。
このブログも一方的に勝手なことを
書き連ねてきましたが、スクール会場でも
「読んでますよ」と声をかけていただくことも増えました。
Ken’sの会員の皆様以外にもお読みいただいている方も
たくさんいらっしゃるようです。
あちこちの会合や思わぬ場所で、「読んでるよ」と
お声をかけていただくこともありました。
本当にありがとうございます。
見かけたら、どうぞ気軽に声をおかけください。
2008年も皆様に喜んでいただけるKen’sを目指して
TEAM Ken’s全員で走り続けます。
どうぞよろしくお願いします!
張人(はりびと) 合格通知
11月に受講した、ゴーセンの「張人」資格講習会。
なかなか試験の結果が来なかった。
旭コーチなどは、
「ボクたち、受かってないんじゃないですか?」
などと言い出す始末。
たしかに思ったより、難しかったし緊張もしたっけ。
昨日、ゴーセンさんが年末のご挨拶に来てくださった際、
「張人」認定試験の合否通知を持ってきてくれました。
合否と点数が書いてあるのですが、結構厳しい採点結果。
まあ、それだけしっかり見てくれていたということです。
そのほうが中身のある資格ということで、逆に納得。
聞けば、年々試験内容も難しくしているそうで、
ここ最近は合格率が60~70%程度だとか。
久しぶりのガット張りで冷や汗をかいたワタクシも何とか合格。
ああ、良かった。
落ちてたら、スタッフに何言われるか分かったもんじゃない。
ということで、ワタクシ今日から「張人」です。
さて、一緒に受験した他のコーチたちは・・・
残念ながら全員合格とはいきませんでした。
実はこの結果、まだ皆に渡していません。
「落ちたのってオレ?」って、皆これを読んでドキドキでしょう。
いつ渡そうかなぁ。
年明けにしようかなぁ。
悪趣味。
YONEX RQis1Tour インプレ!
♪世界で一番大きな太陽~、世界で一番熱く光る夏~♪(byプリンセス・プリンセス)
♪世界で一番ヨネックスが似合わない男~♪
♪それはワタクシ~♪
ということで、もうちょっとちゃんと使ってみようと手にしました。
HEADの振動止めが着いていますが、
これを装着した状態がワタクシの比較標準になるので
その辺はご勘弁ください。
さてワタクシ、どうもヨネックスとは縁が無い。
いや、別に営業担当者さんと仲が悪いとか、
ヨネックスを使っていた子にフラれたことがあるとか、
そういうことじゃないのです。
単純に自分の使うラケットとしてのお話です。
高校時代に使っていた「カーボネックス」と、
大学時代に使った「R27」のみが
ワタクシのヨネックス使用歴です。
思えばヨネックスは日本のメーカーとしては
非常にエポックメイキングな役割を果たしてきました。
ワタクシが高校生時代、カワサキやフタバヤなどの
国産ウッドラケット全盛の中、国内メーカーながら
すでに「グラフレックス」という新素材のラケットを
排出していましたし、ウッドシリーズの「カーボネックス」も
グラスファイバーをサンドイッチした構造だったかと思います。
(結構、折れたけど・・・)
あくなき探究心というか、開発魂は素晴らしいものがある。
そんなイメージのメーカーです。
じゃあ、何故にワタクシは使わないのかといえば、ラケットを提供してくれないから・・・じゃない、
ひとえにワタクシのプレースタイルにあるわけです。
簡単に言うと、真ん中で打つのが苦手なのですね。
スイートエリアを外して打つことが非常に多いのです。
だからあの四角くてサイドが狭いフェイスはだと
心理的な不安感が増すわけです。
単にワタクシのヘタクソ振りをラケットの好みに
転嫁させているというヒドイ理由です。
ですから、ヨネックスというブランドがどうこうじゃないのです。
会社も真面目な社風も好きですよ。
ヨネックス本社近所の蕎麦屋も親子丼屋も美味しいし。
(何の話だ?)
早く本題に行けって?
ハイ、スミマセン。
RQis1Tour
フェイスサイズ :95平方インチ
グリップサイズ :UL2・3、SL2・3
ウエイト :300~319g(UL2・3)
320~339g(SL2・3)
バランス :310mm
フレーム長 :27インチ
フレーム厚 :最大25mm
最小18.5mm
価格 :35,700円(税込み)
いわずと知れた、ヒューイット使用モデルです。
このラケットが発表になったとき、ヒューイット前使用モデル
「RDS」とのスペックの違いに驚いた覚えがあります。
「RDS」はガチガチの硬派モデル、対してこの「RQis」は、
カタログスペックを見る限り、かなりソフトなもののように思えたのです。
「RDSからこっちに乗換えなんて出来るのか?」というのが
最初の印象でした。
もしかすると、ペイントジョブで中身は以前のままかもと、
ヨネックスさんに聞いてみたら、そうではないみたい。
写真や映像を見ても、どうもちゃんと使ってるっぽい。
(まあ、それが普通なのですが)
ヒューイットもラケットパワーに頼るくらい力落ちたのかな
なんて思いながら見てたわけです。
そんなこんなで、ツアー系のモデルにしては
ちょっとヤワなモデルかななんて思っていたのですが、
初めて打ってみて驚いた。
しっかりRDS系のハードさが継承されている。
カタログスペックだけでは、分からないもんだなぁと思った次第です。
あらためて試打しました。
やっぱり、しっかりハードなラケットです。
芯が詰まっているというか、フレームの中に1本芯が通っている感じ。
ツアー系でも、厚めのフレーム&軽い打球感という
流行りのモデルではありません。
バボラのピュアドライブやブリヂストンのデュアルコイルとは
対極にあるモデルだと思います。
しっかり打ってナンボみたいなのが、このRQis1Tourかな。
アングルにパッシングを沈めるスピンも、フェイスの真ん中付近で
ピシッと軽く引っ掛けるくらいだと思ったほど落ちない。
ところが、フェイストップ付近で思い切り引っ掛けると
ネットを越えてからの沈み具合がスゴイのです。
つまりは、プレーヤーの意思、レベルをそのまま
打球が表現してくれるラケットということでしょう。
実は以前からワタクシがあまり好きじゃなかったのが、
このフレームのテーパー。
ヨネックスさんて、スロート部が薄くなっていて
しなりを出す構造のラケットが非常に多い。
ワタクシ、このハッキリしたしなり感が苦手。
なんだか、グニャっとして気持ち悪いのです。
このラケットも若干テーパーが掛かっているところがちょっとねぇ、
なんて思っていたのですが、ラケット全体の剛性が高いので
グンニャリ感は出ていませんでした。
ふ~ん、ここまでハードにするとこうなるのかと
少しだけ、目からコンタクト・・・じゃなくてウロコが落ちました。
また、ヨネックスにしては珍しく、このシリーズから
フェイス形状も若干丸みを帯びました。
丸っぽいフェイスは最近の流れではありますが、
スクエアフェイスがウリのヨネックスも少し考えたのでしょうか?
ワタクシ個人的には、違和感が無くなって使いやすいのですが、
やはりヨネックスにはヨネックスらしさを貫いて欲しい気もします。
とにかくこのラケット、打球感はここ最近発表された
ヤワなモデルとは明らかに一線を画します。
まさに「RDS」などのハードなツアーモデルから
さらなるパワーアップを狙っての移行にお勧め。
そういう意味では上手い味付けをしていると思います。
さすがヨネックスといったところです。
そりゃぁ出るよね
一昨年から、[K]で圧倒的なシェアを維持し続けるウイルソンラケット。
いち早く、フェデラー使用のフラッグシップモデルは、
nSix One Tour90から、K Sinx One Tour90へチェンジ。
nSix One Tourの限定版、フェデラースペックを買った人も多かったろうに、
その後、ほとんど間をおかずにのモデルチェンジでした。
このあたりは、どの時期に発表しても文句も出るところでしょうが、
それにしても早すぎたような気もします。
(ワタクシ、限定版を買った人です)
まあそれは良いとして・・・(実はこだわってるけど)
すべてのモデルが一気に「n」から[K]に替わるわけではなく、
いくつかの名品が「n」のまま続いています。
特に活躍中のプロが使用しているモデルは、
メディアへの露出やプロの意向もあって、
そう簡単には切り替えが進まないようです。
[K]への切り替えが進んでいなかったモデルは、
「n BLADE」と「nTour Two」ですが、
今年はイバノビッチ、ジョコビッチ、エナンともに
調子良かったですからねぇ。
新製品を発表してしまって、プロの使用ラケットだけは
中身そのままでペイントジョブ対応という手もあると思うのですが、
ウイルソンはあまりそういうことをしない印象もあります。
新製品は全豪オープンの選手使用で知ることが多いので、
そろそろ出るのかなと思っていたところ、
海外の某サイトに画像が落ちていました。
nBladeの後継機種、K Bladeのようです。
まだメーカーさんからは、情報をいただいていないので、
あくまでネットで見た情報に過ぎませんが、
誰が考えても、Kに模様替して発売になるのは明らかですよね。
(と言いつつ、自主規制でモザイクをかけたヘタレなワタクシです)
やっぱり出るのね。
ということは、[K]TourTwoも出るのかな。
全豪でのエナン、ジョコビッチ、イバノビッチのラケットに注目ですかね。
まだ、正式情報をもらっていないだけに
自由に推測出来るのがウレシイかも。
いや、正式情報が入らないってのも問題か。
HEAD MG RADICAL OS インプレ!
今年最後のテニスかなぁ。
数ある試打ラケット、そろそろ試打していない機種も無くなってきた。
さてと、今日は何を使おうか。(いい加減、自分の持てよ!)
ふと、目についたこれ
そういえば、これはあまり使ってなかった。
このOS(オーバーサイズ)ってところがミソ、
というか、見逃しがちなところ。
ワタクシ、あまりオーバーサイズが好みじゃない。
今までもこのフェイスサイズで使ったのはプリンス グラファイトくらい。
どうにも大味な感じがして、ちょっと敬遠気味だったのだ。
新製品の発表試打会でも、まず手にするのはミッドプラスサイズ。
オーバーサイズはあまり真剣に打たなかった。
ということで、オーバーサイズもしっかり使ってみようと思ったわけ。
HEAD MG RADICAL OS
フェイスサイズ 107平方インチ
ウエイト 約295g
フレーム厚 21mm(フラットビーム)
全長 27.0インチ
ストリングパターン 18×19
HEADのMG(マイクロジェル)シリーズは、今までのテクノロジー、
LM(リキッドメタル)やFXP(フレックスポイント)と比べるとかなり硬質な打球感。
いや、硬質というよりも、乾いた打球感と言ったほうがピッタリくるかな。
なんというか、剛性がアップした感じがします。
ということは、オーバーサイズでも、それほどフレーム(フェイス)が
よれる感じは無いのかなと期待。
オーバーサイズの弱点は、やはりこのフェイスのたわみと
オフセンターでヒットした時のフェイスのブレだと思うのです。
これが素材によってどこまで軽減されているかがポイント。
なぜならワタクシ、オフセンターでヒットすることが非常に多い。
なんつったって、得意技は「フレームショットトップスピンロブ」ですから。
またこれが、見事に入るのよ。
ダニエルには、「トミースペシャル、出たね!」と言われます。
命名ありがとよ。
最近の流行りのせいだけでなく、もともとラジカルはフェイスが横に広い。
このラジカルも、かなり幅広な感じ。
やっぱりセンター外したらブレるのかなぁ。
いざ試打。
新たなテクノロジー、MGのせいでしょうか。
やはりフェイス部のフレーム剛性は高くなっている気がします。
オフセンターヒットでフェイスがブレるのはある程度しょうがない。
ただ、フェイス部のフレームがたわむような感じは無い。
このあたり、確実に進化している感じ。
素材で随分と違うんだなぁと実感。
打球については、やはりスピンが掛かりやすい。
どうしたって、ミッドプラスのようにフラットドライブ系よりも
スピン量が多くなってしまう。
ただ、これは仕方が無い。
このフェイスサイズでフラットで叩いて、コートの中に収め続ける自信は無い。
やっぱりフェイスが大きい分飛ぶので、スピンで調整することになります。
打球も打ち出し感が硬質で、ボールがどんどん伸びていく感じ。
で、スピンをかけた分、ベースライン付近でストンと落ちる。
もしかすると、巷で流行のエッグボールを打つのには
オーバーサイズのこのラケットが適してるんじゃないかと思うほど。
ただし、フェイスに乗せるイメージで打ちたいバックハンドスライスなんかは、
今ひとつフィーリングが出せなかった。
フェイスにググっと粘って乗せる感じが出しづらい。
まあ、この辺のフィーリングは、どちらかに振るしかないわけで、
今回のMGは「乗せる系」じゃないってことです。
ひと通り打ってみて、オーバーサイズといっても
あまり大味じゃなくなったなというのが感想。
じゃあ、オーバーサイズを使うかと聞かれれば、個人的にはNO。
ただし、フェイスの剛性が高いことで、じゅうぶんにシビアな状況に
対応出来るモデルになっているのは間違いない。
しっかりスピンをかけて振り切りたい方に使って欲しい1本。
クリスマスイブ
クリスマスですね。
世間はクリスマス一色。
近所を歩いていたら、サンタが路線バスを運転してました。
ソリじゃないのか。
「あれはニセモノだよ」と子供が教えてくれました。
ステーキ屋さんの前を通ったら、サンタが割引きチラシと
お菓子の袋をくれました。
「ホンモノのサンタさんだよ」と子供が教えてくれました。
どうやら、プレゼントをくれるかどうかが、線引きらしいです。
美味しいと評判の近所のケーキ屋さんに
予約したクリスマスケーキを取りに行きました。
ケーキっていつの間にこんなに高くなったのでしょう。
これまた美味しいと評判の近所の和菓子屋さん。
「和Cafe」って名前です。
和菓子屋さんのクリスマスの繁盛具合ってどうなんだろう?
近所のショッピングモールでは、
ローストチキンが大量生産されていました。
こんなにたくさんあるのに、
今頼んでも受け取りは3時間後だそうです。
本当はターキー(七面鳥)ですよね。
しかしそんなにチキンが食べたいですか。
ダニエルは食べるって言ってたなぁ。
あ、我が家もチキンが出てきた。(汗)
ペットショップでは子犬が気持ち良さそうに昼寝中。
すごく可愛い。
衝動買いしそうになるのをグッと堪えました。
犬たちにはクリスマスとか年末とか関係無いんだろうなぁ。
うらやましい気もします。
ふと横を見ると、もう午後なのに子供の髪が寝癖で立っていました。
彼はいつもこんな感じ。
多分、これはアンテナで、宇宙のどこかと交信してるんだと思う。
クリスマスイブってことで、ビールを飲んでみました。
いや実はいつも飲んでます。
でも、ビールの銘柄が思い切り入っているジョッキは
今ひとつクリスマスな雰囲気になりません。
グラスビールにすれば良かった。
まさか場末の中華料理屋のコップみたいなのは
出てこないでしょうから。
近所のホテルではライトアップ合戦。
このライトは珍しい。
スーパーマリオでクモジュゲムが投げてくるトゲゾーみたいだ。
・・・と、特にさしたる事件も無く過ぎたクリスマスイブでした。
オチが無くてゴメンなさい。
HEAD CUP!
先日、「14th HEAD CUP」の東日本大会が行われました。
HEAD CUPは全国のテニススクールの会員代表が
日本一の座をかけて戦う大会。
各地区の予選大会を勝ちあがると
グアムでの決勝大会に進むことが出来ます。
その東日本大会で、Ken’s代表チームが見事優勝!
阿部さん・細川さん・藤田さん・酒井さん、おめでとうございます!
詳しくはオフィシャルサイトのレポートでどうぞ!
「Team Ken’s」はこのところ絶好調。
先日の首都圏テニススクールの合同イベント
「テニススクール グランドスラムトーナメント」でも
各地から集まった強豪を撃破して見事優勝。
他スクールのコーチの方々が、「どんなレッスンしてるの?」と
わざわざKen’sまで見学に来られたほど。
今度はグアムですか。
いいなぁ。
決勝大会、コーチは引率出来ないんでしょうか?
無理?
そうですか。
実はこのHEAD CUP、数年前の大会でも優勝しています。
今は閉鎖してしまった「クリエイティブ テニスガーデン」としての
代表団が見事日本一になりました。
二度目の日本一を目指して頑張ってください!
ああ、グアム行きたい・・・・
忘年会 その2
飲みすぎました。
頭イタイ・・・
騒ぎすぎました。
のどイタイ・・・・
スポーツドリンク
&
ウコンドリンク
&
炭酸水
&
トレーニング
&
サウナで少し回復しました。
6時から飲み始めて、2時まで騒いでました。
5時間もカラオケやれば、そりゃ疲れるわ。
でも早起きして仕事やっつけて、
その後、早朝テニスでやっつけられました。
さて、おバカなハイテンションコーチたちを一部ご紹介。
「好き嫌いするな!」と責められ、
苦手な牡蠣フライを食らう澤村コーチ。
松元コーチに「ひと言もの申す!」とからむ
江頭2:50・・・じゃない畠山コーチ。
松元コーチは聞く気無し。
怖い顔で熱唱する松元コーチ。
曲は何だったっけ?忘れました。
怖い顔をするような曲ではなかったと思います。
昔の得意ナンバーは「釜山港へ帰れ」だったんですけどね。
松元コーチの弟子の田村光コーチ。
いつもボンジョビとか歌おうとするので
「空気を読め!洋楽禁止!」と言ったら、
X-JAPANを歌い出しました。
独自路線を貫いてます。
旭コーチはすごく歌が上手い。
でも、人が歌った曲をもう一度上手に歌い直すので腹が立つ。
「俺はいつになったら這い上がれるのだろう~♪」
と、尾崎を熱唱していたので、みんなで
「無理、無理、無理、無理~!這い上がれない~!」
と合いの手を入れてあげました。
来年入社予定の小山コーチ。
ロクでもない先輩たちに囲まれて、
「なんて会社に決めちゃったんだろう」
と後悔しているかもしれません。
(右にいる富田コーチのせいです)
最後は肩を組んで大合唱に。
Ken’sで一番、マラカスの似合う男、旭コーチ。
ラケットより似合ってます。
深夜まで大騒ぎしたにも関わらず、早朝練習をするエライ人たち。
・・・って、ワタクシも含めたった5人でした。
ああ楽しかった。
またやりたいなぁ。
とうとう出た!
なんだこのラケットは!
今か今かと、発表を待ちわびていた方も
たくさんいると思います。
そうです、とうとう発表になりました。
HEAD Microgel Prestige(マイクロジェル プレステージ)
HEADのモデルが次々とフレックスポイントから
マイクロジェルシリーズに移行している中、
当然、プレステージもそうなるだろうというのは周知のこと。
あとは、「いつ出るの?」という話だけでした。
まあ、それなりの筋からそれなりの情報はもらっていましたが、
なかなか言えないのが商売の仁義。
もちろん、ここに書くわけにいきませんでしたが、
本日、情報解禁日を迎えました。
では、ご紹介しましょう。
今回発表のプレステージは3機種。
MG Prestige Mid
(マイクロジェル プレステージ ミッド)
ヘッドサイズ 93平方インチ
ウエイト 330g
バランス 310mm
ビーム 19mm
レングス 27インチ
ストリングパターン 18/20
価格 35,000円
MG Prestige MP
(マイクロジェル プレステージ ミッドプラス)
ヘッドサイズ 98平方インチ
ウエイト 320g
バランス 310mm
ビーム 21mm
レングス 27インチ
ストリングパターン 18/20
価格 35,000円
MG Prestige Pro
(マイクロジェル プレステージ プロ)
ヘッドサイズ 98平方インチ
ウエイト 325g
バランス 31,5mm
ビーム 21mm
レングス 27インチ
ストリングパターン 18/20
価格 35,000円
とまあ、こんなラインナップ。
コスメはMGシリーズのイメージを継承しています。
モールド(型)は今までのプレステージとほぼ同じ。
極端に違ったラケットにはなっていないので、
違和感無く乗換えが出来そうです。
ビーム(フレーム厚)はミッドが19mm、
ミッドプラスが21mmのフラットビーム。
当然、ワタクシの大好きなボックスフレームです。
ああ、美しい。
使用予定選手には、サフィン、モンフィス、グロージャン、
クエルテンなどがあげられています。
まあ、今までのプレステージ使用選手ですな。
今回のモデルはまだ営業サンプルだったので
残念ながら試打は出来ませんでした。
プレステージ特有の粘りとマイクロジェルの乾いた感じが
どんな融合を見せているかが非常に楽しみです。
発売は2月上旬。
早く売ってみたい・・・じゃない、打ってみたい。
やっぱり次のラケットはこれかなぁ。
Prince SPEEDPORT GOLD インプレ!
手と手のしわをあわせて、幸せ~。南無~。
手と手のふしとふしをあわせて、不幸せ~。南無~。
・・・と言いたくなるかどうかは分かりませんが、
黒と金のコントラストが神々しいラケット、
プリンス スピードポート ゴールド。
メーカー希望税込価格 \42,000(フレーム)
ヘッドサイズ 110平方インチ
ラケット全長 27.5inch(69.8cm)
ラケットフレーム厚 25.0-27.0-23.5mm
平均ウエイト(フレーム) 250g
バランスポイント 36.0cm
ストリングパターン 16×19
グリップサイズ 1、2、3
数ある試打ラケットもほとんど打ちつくしたので、
試していないのは飛び系のラケットのみ。
その中でもかなりの楽チンラケットに見える
このスピードポートゴールド。
価格も高めだし、まさにゴージャスなモデルです。
見てのとおり、テクノロジーもかなり特殊。
厚めのフレームに配されたスピードポートは
このシリーズのお約束。
フレームが厚い分、ポートも大きい。
すごいスケルトンなイメージです。
そしてこのラケット最大の特徴はこれ。
ストリングがブリッヂを突き破って、
スロート下部までのびています。
ボールを飛ばすための縦糸を長く取って、
フェイスサイズ以上の反発性を狙ったもの。
いざ試打!
何ですか?これは!
「事件は会議室で起こってるんじゃない!
現場で起こってるんだ!」
・・・じゃなかった。
「ボールはフレームが飛ばしてるんじゃない!
ガットが飛ばしてるんだ!」
って、ところでしょうか。
とにかく、尋常じゃない長さを確保したメインストリングが
トランポリンのようにボールを飛ばしてくれる。
ストリングのたわみが一瞬ボールをくわえた後、
戻る力で一気に押出してくれます。
メインストリングが長いほうが反発が良いのは道理。
しかし、長ければそれだけストリングも暴れる。
つまりは打ち出し方向が安定しない。
だから単にフレームを縦長にしてもダメ。
そこをうまくカバーしたのがこのシステム。
ストリングの長さは理論上、スロート部までと長いけど、
途中でブリッジが上手くストリングをおさえているので
打球時にストリングを暴れさせない。
なるほどねぇ~。
・・・ってことがよく分かるモデルです。
サービスなんかも、7割くらいの力でも、
バヒュ~ン!と吹っ飛んでいきます。
スピンもそこそこ掛かるし。
ただし、思い切りスイングすると当たりはずれが大きい。
やっぱり自分から打ち込んでいきたい人には向かないと思います。
ゆったりとしたスイングスピードで、ネットであれこれと
小細工をしたいダブルスプレーヤーなんかに良いのでは。
楽に色んなことが出来るラケットであることは間違いありません。
(当然、ワタクシには向きません)
さて、いよいよ明日、噂のあの新製品情報をアップします。
出るぞ出るぞと言われていた、あのモデルの情報解禁日が
明日なのです。
ワタクシも実機を触りました。(打ってないけど)
写真もアップするので、お楽しみに!
保管に注意
皆さんのラケットの保管状態は?
1.購入時についてきたラケットケースに入れている。
2.ツアーケースに入れている。
3.ラケットの入るリュックに入れている。
4.フレームのまま。
・・・それぞれだと思います。
ショップさんによっては、こんな袋に入れてくれます。
Ken’sでも袋に入れてお渡しする場合があります。
ワタクシのラケットも専属(?)ストリンガーの旭コーチに
張り上げを頼むと袋に入れてくれます。
コートに入り、ツアーケースを開け、
おもむろに袋入りのラケットを取り出し、袋を開ける。
なんだかトッププロみたいでカッコいい。
古くはイワン・レンドル、今だったらフェデラーの試合で
こんなシーンをよく見ますよね。
この袋、1回目はそれなりの効果があります。
しかし、1回使った後の使用は要注意。
毎回、袋からラケットを出すのがカッコいいからと
一度使ったラケットをすぐに袋にしまうのはやめましょう。
プレー直後のグリップは汗で湿っています。
湿ったグリップのまま、通気性の無いビニール袋に入れてしまうと
湿気が袋内にこもり、ストリングにも良くありません。
袋に入れるのであれば、グリップを乾かしてから
入れるようにしてください。
また、最近のツアーケースは地面からの湿気や熱を通さないように
素材やつくりが工夫されていて、ラケット収納部の密閉度が
高い場合があるので、これも同様。
プレー後、そのまましまうとやはり湿気がこもります。
やはりグリップを乾かしてからしまうのがベスト。
「じゃあ、袋に乾燥剤を入れればいいんじゃない?」
いえいえ、それもNG。
湿度が高すぎても低すぎてもストリングには良くない。
むしろ、乾燥のほうがストリングには悪影響があるそうです。
特にナチュラルストリングは乾燥によって、
ひび割れなどの劣化が起こる可能性が高いのだとか。
昔はナチュラルストリングを張ると、ラケットカバーに
乾燥剤などを入れたものですが、どうやらあまり良くないようです。
ワタクシも高校生の頃、めったに張れないナチュラルを張ると
お菓子などについていた乾燥剤をラケットカバーに忍ばせたものです。
なんとなく、これもカッコ良かったなぁ。(形から入るタイプ)
でも、ダメだったのね。
技術革新が進んだとはいえ、ストリングはデリケートなもの。
TVで観るプロの雰囲気だけ真似をしてしまうと、
良くないこともあるわけです。
車の中に入れっぱなしなどは論外ですが、
ちょっと気をつけてあげるだけで、コンディションも
随分変わるはずです。
・・・と、たまには少し「ためになる」ことも言ってみる。
海へ
休日、突然どこかへ行こうと思い立った。
東京ミッドタウンに行くか、それともひとの少ないところに行くか。
風邪も流行ってるし、人ごみも苦手なので、ミッドタウンはパス。
「やっぱ、夏は海っしょ!」
ってことで(冬だよ!)、房総半島の突端へ向かうことに。
館山道をひたすら南下。
やっぱり、海はいいなぁ。
海まで徒歩5分の場所に住んでるけど、
東京湾とは水の色が違うよ。
・・・って、風ビュ~ビュ~で寒いんですけど。
本日の行き先選択のキーワードとなった冒頭の台詞は、
ドラマ「ビーチボーイズ」で反町隆史も言ってたもの。
「ビーチボーイズ」は、言わずと知れた大ヒットしたTVドラマ。
反町隆史と竹之内豊をダブルキャストにすえた
男前カタログみたいな能天気ドラマで、
毎年夏になると必ず再放送されるというもの。
ワタクシも今まで何度も観たので、
何話が流れていても話に入りやすくて頭が疲れない。
(結局、好きなのか?)
そんなドラマの舞台というか、メインロケ地が館山にある。
布良海岸というすごく小さな海岸。
そこに舞台になった「民宿」のセットを組んでロケをしたらしい。
ちなみにその当時、カミサンがその海岸で遊んでいたら、
ロケスタッフが近づいてきて、
「明日もここに来ますか?エキストラとして出演して欲しいのですが」
と言われたらしい。
その日に帰るので無理だったとかで、
「反町君と共演するチャンスだったのに。
それが縁で私が菜々子の座にいたかも」(いないよ!)
と悔しがっておりました。
とまあ、そんな布良海岸に。
画面右奥がペンション「ダイヤモンドヘッド」のあった場所ですね。
こんなこじんまりした場所がTVだとあんなふうに映るのか。
と思う暇も無く、寒いので早々に退散。
海に来たら、海のものを食べようということで、おすし屋さんへ。
高そうなお店はパス。
「地魚寿司」と書かれた、チェーン店ぽくない(回る)おすし屋さんへ。
まあまあ美味しかった。
そんなに高く無かったし。
夏はこんなふうにのんびりドライブ出来ないんだろうなぁ。
オフシーズンならではの暴走じゃない房総一周ドライブでした。
ミスターTって誰?
Ken’sでは現在、ラケット試打キャンペーンの真っ最中。
たくさんの新製品ラケットがコートに出ています。
見ていただけば分かるとおり、そりゃあもう打ち放題です。
ところが機種が多すぎて、わけが分からないというか、
どれを試せば良いのか迷ってしまう方も多いようです。
実際、レッスンの中で試打するっていっても、
せいぜい3機種が精一杯ですよね。
そこで、優秀なKen’sコーチ陣からのアドバイスがあるわけですが、
それでも迷ってしまうという方のために、
コーチの使用モデルを紹介したポスターをつくりました。
先日、ある会場に行った際、お客様から
「ミスターTって、marutomiさんですか?」
と聞かれました。
意味が分からず、お客様が指差すPOPを見ると、
本当だ、「ミスターTの使用ラケット」が紹介されている。
「ん~? ボクなんですか?これ」
逆にお客様に聞いてしまいました。
たしかに、「ピュアストーム ツアー」を誉めた覚えはあるけど、
実際には、今のところは自分のラケットは無い状態。
間違ってはいないけど、こんな文章を書いた覚えも無い。
文体から察するに、旭コーチが書いたんじゃないかと思って、
後で、旭コーチに聞いてみた。
「ミスターTって誰?」
「ああ、ピュアストームがいいって言ってたんで、代わりに書いておきました」
だって、やっぱりワタクシのことだったのですね。
しかし、ミスターTって、あんた・・・
なんだか、謎のプロレスラーみたいじゃないかぁ。
「ミスターTさん、国籍はどこなんですか?」
「それは秘密。言えません」
「思い切り日本語やんけ!」
みたいな。
まあいいか。
祝!合格
先だって、ワタクシの男前豆腐のような脳みそを
いじめ抜いてくれた、資格試験の結果が送られてきました。
(社)日本テニス事業協会認定「テニスプロデューサー制度」
結果は見事(?)合格。
ああ良かった。
全9科目、それぞれのテストの点数によって
資格ランクが定められます。
もちろん、一科目でも基準に満たなければ全体が不合格。
また来年ね!ということに。
資格ランクは全部で4つ。
え~と、なんだっけ・・・・
・エグゼクティプテニスプロデューサー
(これは一足飛びにはなれないらしい)
・シニアテニスプロデューサー
(全科目80点以上)
・テニスプロデューサーⅠ
(全科目60点以上)
・テニスプロデューサーⅡ
(9科目中5科目が60点以上)
で、ワタクシはというと、「テニスプロデューサーⅠ」。
2科目だけ80点に届きませんでした。
残念。
「ビル管理法」なんか、分かりませんて。
無事に申請書も送り、登録料も振り込みました。
これで晴れて、「テニスプロデューサー」であります。
え?
で、何が出来るんだって?
・・・分かりません。
(社)プロテニス協会のプロ資格もそうなのですが、
資格を取得した途端に人間が変わるわけではありません。
どの資格でもそうなのですが、勉強のきっかけとして
有意義かなと考えていますので。
ところでワタクシどんな資格を持ってるんだろう?
自動車普通免許
牽引免許
(トレーラーを牽けます)
自動二輪免許
(仮面ライダーになれます)
二級小型船舶操縦免許
(横山やすしになれます)
ヨット操船なんとか(忘れた)ライセンス
(アメリカズカップに出られます。ウソ)
防火管理責任者資格
(映画「タワーリングインフェルノ」に出演出来ます。これもウソ)
アメリカプロテニス協会認定プロフェッショナルⅠ
(社)日本プロテニス協会認定プロフェッショナルⅠ
(財)日本体育協会公認テニス上級教師
(テニスコーチが出来ます。多分)
(社)日本テニス事業協会認定 テニスプロデューサーⅠ
(まだよく分かりません)
SAJ(スキー連盟)の?級
(昔だったので忘れました)
う~ん、食えそうも無い資格が多いなぁ・・・。
とにかく合格ってことで、ひとまず良かった。
VOLKL DNX1 インプレ!
♪飛んで、飛んで、飛んで、飛んで、飛んで、飛んで、・・・♪(by円広志)
というテーマソングがピッタリなラケットです。
VOLKL DNX1 PowerArm
ということで、なかなか触手の伸びなかった飛び系のラケットですが、
自分の好みばかり追ってはいけないと、貴重な練習日、
1セット目はこれで戦うことに。
フェイス面積 740cm2/115inch2
平均ウェイト 250g(UUSL)
長さ 27.8inch
フレーム厚 27~29mm
平均バランス 35.5cm
ストリングパターン 16x17 PCP
推奨テンション:48~58
価格 オープン(実勢価格3万円前半)
見ての通りの飛び系、パワー系のラケットです。
見た目もかなりアバンギャルドといいますか、
近未来兵器といった佇まい。
映画「ブレードランナー」にでも出てきそうな感じ。
モデル名にもありますが、このパワーアームが
その未来的パワーの源。
どうです?このギミック。
完全に独自路線を走ってます。
パッと見、「こんなんで折れないの?」という気もしましたが、
この部分の剛性はかなり高いみたい。
まあ、考えてみれば、すぐ壊れるようなラケットなんかを
作るはずも無く、当たり前のことなのですが、
この成型でこの強度は意外な気もしました。
さて、早速打ってみてひと言。
「飛ぶ・・・」
え~と、それ以外の言葉が見つかりません。
最近、これ系のラケットをほとんど打っていなかったのもありますが、
ラケットそのもののパワーがボールを飛ばしてくれるとは
まさにこのこと。
一瞬グっとボールをくわえたあと、
バヒュ~ン!と打球がすっ飛んでいきます。
当然、ワタクシのスイングでフラット系のショットを打った日には
ほとんどのボールがアウト。
スピンをしっかりかけて、ベースライン内にボールを
おさめなければいけません。
そのギミックのためか、打球音も独特。
ラリー相手のウチのボスが、「ガット切れた?」「折れた?」と
聞いてくるほどの特殊な音。
これも近未来のイメージなのだろうか?
基本的にはスイングスピードがゆっくりめの
力に自信のない方にお勧めです。
本当にラケットパワーアシストを感じられると思います。
テニスラケット界の電動自転車とでも申しましょうか。
VOLKLは昔から独自のテクノロジーでコアなファンの多いメーカー。
(長塚京子プロも一時はVOLKL契約プロでした)
このDNXシリーズのようにパワー系のモデルはどこまでも飛び、
ツアー系のモデルは極端に硬くて難しいという、
かなり両極端のラインナップを持つメーカーというイメージがあります。
その間をうまく埋めたのが、同社の新ブランド「BORIS BECKER」だと思います。
日本ではあまりメジャーなイメージが無いのですが、
中身のあるモノづくりしているメーカーです。
ちなみにメーカー名は「フォルクル」で通っていますが、
練習仲間のダニエルは「ボルクル」と発音しています。
(ダニエルもVOLKLユーザー)
アメリカではそう読むのだろうか?
とにかく飛びを体験したい方は、一度打ってみてください。
HEAD EXTREME TEAM 真剣試打!
まぁるい、まぁるい、真ん丸い~!
HEAD EXTREME TEAMです。
もともと、ヘッドのエクストリームは丸いフェイスが特徴。
それが、使いやすいライトバージョンの「TEAM」となり
オーバーサイズのフェイスになれば、もうどこまでも丸いわけ。
ということで、今回はHEAD「エクストリーム チーム」の試打。
ここ1~2年、ツアー系モデルの
ライトスペックラケットが増えてきました。
ウイルソンは「LITE」、HEADは「TEAM」などのシリーズ名で
コスメやモデル名を継承しつつ、軽量&若干飛び系に振った
ライトスペックモデルをリリースしています。
ワタクシの個人的な意見だけではないと思いますが、
ここ最近、超デカフェイス&分厚いラケットが
少し減ってきたように思います。
素材とテクノロジーの進化で、プロが使っているようなイメージに
近いスペックのラケットが十分アベレージプレーヤーが
使いこなせる機能を持ち始めたように思います。
つまり、今までは、「力が無いから・・・」「まだ初級レベルだし・・・」
と、大きなフェイスで分厚い、ある意味特化した機能のラケットを
選ぶしかなかったプレーヤーにも、プロと同じテイストを持つ
ラケットが身近になったというわけ。
そんな狙いを具現化したモデル、HEAD EXTREME TEAM。
HEAD EXTREME TEAM
ヘッドサイズ | : | 107平方インチ |
フレーム全長 | : | 27.0インチ |
フレーム厚 | : | 24.0/26.0/23.0mm |
フレームウエイト | : | 平均270g |
バランスポイント | : | 平均325mm |
ストリングパターン | : | 16×19 |
フェイスはオーバーサイズ。
丸いフェイスがなおさら丸く見えます。
・・・試打してみました。
やはり軽いです。
ワタクシはどうしてもスイングが先行してしまいます。
ただその分、打点が前になり、スピン量が増えました。
結果として、ネットダッシュしてくる相手に対して、
足元にボールが沈みやすくなりました。
ただし、あくまでも結果です。
意図したものではなく、「思ったよりスピンが掛かってしまった」
というレベルのお話。
当然ながら、取り回しの良さは一級品。
スライスサービスなどでコートの外に追い出されたリターンでも
手首の操作でフェイスコントロールが可能。
本当のツアー系モデルだとかなり頑張ってラケットヘッドを回して、
ボールを「グイッ!」と運ばなければいけないところが
リストをクルッと回すだけで、ボールが飛んでいきます。
これはライトスペック系の最大のメリットだと思います。
ヘッドが自由に回るので、スピン量の調節も容易。
ボレーヤーの足元に沈めるも、トップスピンロブを上げるも
肩から先の操作で十分に操れます。
唯一の不満点は、ハードヒットでスピードが出ないこと。
スイングが先行してしまって、スピンに食われてしまうことも
あるのだと思いますが、厚い当たりのフラット系の
叩き込みがなかなか上手くいかない。
まあそういうショットを多用するプレーヤーを
想定していないでしょうから、
このへんは文句を言うのもおかしな話なのかもしれません。
とにかく、このツアー系ライトスペックモデル、
今後の注目のシリーズだと思います。
「私なんかまだまだ・・・」なんて、思ってたアナタ!
プロ使用モデルテイストのラケットは、それほど難しくありません。
尻込みせずに、一度使ってみることをお勧めします!
このエクストリームチームも最適の1本だと思います。
初ステージのこと
まったく面白い番組の無かった夜、またまたつけたNHKでやっていた
Dream Comes Trueのツアードキュメント番組をなんと無しに観てました。
ワタクシ何故か、結構な数のドリカムのCDを持っているのですが、
ドリカムの「ガンバレ!私っ!」みたいな感じってなんだかなぁ・・・
ってのもあり、あまり真剣に聴いたことも観たことも無かったのです。
しかし、ステージ直前の吉田美和のテンパりっぷりなんかを見るに、
あれだけのプロでもステージ前は恐ろしく緊張するんだなという
意外な思いと、やはり長年トップアーティストでいるだけの
すごいパワーとエネルギーを感じました。
そして、ステージ前の緊張を思い出したりとか。
「ん?ステージ前の緊張だって?」と思ったアナタ。
そうですか、聞きたいですか。(言ってない)
では、ワタクシのステージの思い出をお話しましょう。(誰も頼んでない)
ワタクシが小学校の頃、TVでは山口百恵やアグネスチャン、
桜田淳子やフィンガーファイブなんかがスゴイ人気を誇っていた。
(多分、ワタクシは「ちびまるこちゃん」と近い世代なんだと思う)
ところがワタクシ、これらのアイドルにはまったく興味無し。
いとこのお兄ちゃんや、友達の(キレイな)お姉さんなんかの影響で、
フォークソングにのめり込んでいったのです。
ところが、クラスメイトに岡林信康や吉田拓郎の話をしても誰ものってこない。
当たり前だけど。
まあ、普通の小学生ではあるので、友達と遊んだり、
部活動なんかもやってはいたけれど、
家に帰ると、小遣いをためて買った井上陽水や
吉田拓郎のレコードを擦り切れるほど聞き込む毎日。
そのうち、レコードを聴いているだけでは満足出来なくなった。
「拓郎みたいに弾き語りをしたい」と思うように。
主たる目的は当然、「女子にモテル!」から。
何事も形から入る性格のワタクシ、
ラジオCMで谷村新司が「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない」
って言ってたので、親に頼み込んでモーリスのギターを買ってもらった。
(後年、スーパースターにはなれないことに気づいた)
初めてギターを持ったその日、チューニングもコードもろくに分からないまま、
「明星」の歌本を見て、とりあえず弾いてみた。
ワタクシの初ギター、記念すべき一曲目は・・・・
「空飛ぶ円盤の唄 (byあのねのね)」
♪空飛ぶ円盤が~、キーンキーンと飛んできた~♪
全然、カッコ良くない・・・・
こんな曲ばかり弾いてたら、「ギター弾いてモテモテ!」」
という野望も実現しないぞということで、拓郎・陽水を必死で練習。
そうこうしているうち、ギター少年の性なのか、
人前で発表したくてたまらなくなった。
そこで、中学校の謝恩会で演奏すべく、急ごしらえのバンドを結成。
ギター2名、ピアノ、ドラム(のようなもの)、ベースという
なんだかバランスの悪い構成。
謝恩会でのバンド演奏なんて前例が無いところを
「教育的な曲をやりますから!」と、
先生に頼み込んで、OKをもらった。
で、いよいよ初ステージの日。
多くの生徒と父兄の前にギターを抱えて立ったワタクシ。
記念すべき、初ステージの曲は・・・・
「組曲 冬の情景 (by所ジョージ)」
♪雪だるま~、雪だるま~、回し蹴りくれたら寝転んだ~
雪だるまって、まん丸い~♪
結構、ウケたけど、これじゃモテるわけがない。
先生も困ったような顔してたし。
そんなわけで、人前で演奏することの気持ちよさを知ったワタクシ、
その後も懲りずに、あちこちで演奏機会を探すことになるのであった。
ん?ドリカムの話と全然つながらないぞ。
初フライト
先日つくった、100円ショップで買った紙飛行機。
休日の朝、初フライトさせるべく、近所の芝生の広場に行った。
これがなかなか難しくて、飛ぶ時と飛ばない時が極端。
あれこれと翼の角度などを調整しながら、悪戦苦闘していた。
すると、遠くのほうから見知らぬオジサンが近寄ってきた。
「ちょっと見せてごらん」
一瞬警戒するワタクシたちから飛行機を奪い取り、
あれやこれやと翼の角度なんかをいじり始めた。
「これでやってみな」
と言われ、飛ばしてみると見事な飛びっぷり。
オジサン、アナタは誰ですか?
オジサンの荷物をのぞくと、
中にはバルサ材でつくった飛行機がギッシリ。
どうやら、模型飛行機愛好家の方のよう。
毎週末の朝、この広場で飛行機飛ばしてるんだって。
オジサンの話によると、ワタクシたちの紙飛行機は、
紙飛行機界でも神様のような方が監修したものらしい。
本当はもっと高価なものらしいけど、問屋が潰れたかなにかで、
安値で流出したんだろうって。
だから、ちゃんと作って調整すれば、かなりの飛行をするらしい。
でも、紙飛行はいい形を作っても、すぐに崩れてしまうし、
同じコンディションを保つのが難しいとか。
ということで、オジサンたちはバルサの飛行機をつくっているらしい。
何機かを見せてもらい、オジサンの講釈を感心して聞いていたら、
「これとこれをあげるよ」って、2機もらっちゃった。(ラッキー!)
1機は小さめのスピード重視の旋回タイプ。
キビキビと小気味良く飛んでいく。
もう1機は、飛距離重視のフライトタイプ。
風に乗ると全然降りてこないで、どこまでも飛んでいく。
これ、テンプレートがあるわけでもなく、
全部ゼロからの手づくりだそう。
遠目だと分からないけど、翼にはしっかりキャンパー(膨らみ)も
ついているし、すごくキレイに削りだしてある。
翼の前方部の部材が違っているのわかりますかね?
墜落した時に翼が壊れないように、ヒノキをあわせて
一緒に削り出しているんだとか。
とにかく芸が細かいっていうか、立派なマニアの領域。
次の日も同じ広場に行って、同じ趣味のオジサンたちに
あれこれと極意を教わってきました。
飛ばす時も、このタイプは風上に向かって、
このタイプは風下にとか、風の強さによって
飛ばすゴムの強さも変えるんだそう。
下手に墜落させると、壊れてしまうんだけど、
「壊れないようなモデルは飛ばない」んだそう。
(なんか、妙にカッコいいな)
ということで、新たな趣味の領域に踏み込みかどうかの
間口に立ったような気もするワタクシでした。
使用済みのラケットは…
Ken’s成田会場に飾ってあった古いラケット。
アクリルのケースに入って、かなりカッコいい。
・・・って、ワタクシの私物です。
(いつか返してもらいます)
ケースは稲葉コーチのハンドメイドです。
Ken’s千葉にもオールドラケットが飾ってありますが、
どれもワタクシの私物であります。
他にも、実家にオールドコレクションを置いてあります。
(どうも先日、実家をリフォームしたらしく、
処分されていないことを祈るばかりですが)
歴代、自分が使ったラケットとか、これは時代を超えた名品になるだろうと
思ったラケットは極力保存しておくことにしているのですが、
現在、ワタクシのデスクの横にはこれだけのラケットの束が。
これらは、Ken’sに提供してもらった試打ラケットの数々。
新製品が発売になるたびに、いち早く試打を送ってくれる
各メーカーさんには感謝感謝です。
おそらく、数あるテニススクールすべてに
こんなに試打ラケットが提供されているはずもなく、
有難い限りです。
この試打ラケットたち。
モデルチェンジを迎えると、当然のことながら使えなくなります。
そんなラケットたちが山のように溜まっていく。
かつては、モデルチェンジごとに回収していたメーカーさんもありましたが、
最近は回収するメーカーさんはほとんどない。
ということで、写真の通りに試打ラケットが溜まっていくわけ。
素材がカーボンですから、燃えるゴミにも燃えないゴミにも出せない。
処分する場合は、エコが謳われている昨今ですし、
所定の回収業者に産業廃棄物として引き取ってもらうことになります。
しかも処分費用も結構掛かります。
しかし、メーカーさんから提供していただいたものですから、
中古として販売も出来ませんし、オークション売りさばくなどは
とんでもない背信行為です。
また、コレクションにとっておくといっても、半端な数じゃないし。
有難い反面、難しい問題でもあるわけです。
もうすぐ年末。
どうしようか?
思い切って業者さんに処分をお願いしたほうが良いのでしょうか。
ラケット、捨てるのってすごく抵抗感あるなぁ。
ERG
Ken’s四街道で、ERG(エルグ)という商品の
スタッフ向け説明会が実施されました。
ERG
ラインナップには、ブレスレットやネックレスなどがあります。
これがただのアクセサリーではないのです。
詳しくは、ユーロスポーツのサイトをご覧いただきたいのですが、
冒頭の説明は下記の通り。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~すべてのアスリートに本来の力を~
人間は本来持っている能力の数分の1しか発揮していないと言われています。
安定した食生活や住環境は、野生の資質を忘れさせてしまいました。
さらに現代人は、コンピュータや電子機器による便利な生活の一方で、
社会でのストレスは増加し、人間の体内レベルでのバランスが
失われている状態にあります。
身体のバランスを回復し、本来のいのちのエネルギーをよみがえらせる素材。
我々はこの機能素材を使った商品を、エネルギーを意味する[エルグ]と名付け、
スポーツや仕事、生活に役立つ、ライフスタイル提案を行っていきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
分かったような分からないような説明ですが、
とにかく体感してみようと、説明会を開いていただきました。
HPにもあるようなチェック方法を実際に試してみたのですが、
出席したコーチほぼ全員が、踏ん張り力というかバランスアップを体感。
体感に驚く澤村コーチ。
右は「これ系」が大好きな旭コーチ。
写ってないけど、さらに右には、
何事も理屈が分からないと納得できない松元コーチが。
いわゆる、磁気ネックレスのようなものではありません。
素材も理屈はまったく別物。
鉱石を特殊粉砕したものに「超振動」を与えた粒子が入っているそうです。
正直、物理学的なレベルでの理屈はよく分かりません。
大学で研究されているようなことを聞いても理解できないし。
Ken’sでの取り扱いはまだ決まっていませんが、
なかなか面白いものであることは確か。
テニスにも好影響があるかなぁ。
Ken’s各校に一本ずつサンプルを持ち帰っていますので、
体感してみたい方はコーチにお申し付けください。
X'mas イルミネーション
自分が野球をはじめたせいか、野球中継見ちゃいます。
北京五輪予選アジア選手権もしっかり観てしまいました。
ところで、「星野JAPAN」ってなに?
最近、「~JAPAN」て、乱発しすぎじゃないか?
「柳本JAPAN」とか、「トルシエJAPAN」とか「オシムJAPAN」とか。
いつから始まったのでしょう。
ワタクシの中で「JAPAN」がついて良いのは、
・・・みつまJAPAN
売れないお笑い芸人。
昔から、「JAPAN」ついてます。
調べたら、同郷だった・・・
さてさて、もう12月ですか。
早いなぁ・・・ついこの前、初詣したばかりなのに。(大げさ)
12月になると、街はすっかりクリスマス。
あちこちがピカピカ光輝いています。
まずは、Ken’s成田
エントラスにクリスマスリース。
中央の金銀のラケットは誰のをペイントしたんだろう?
クリスマス後に、これでプレーしてもらおう。
成田校は内装も派手め。
ハロウィンも一番派手でした。
フロントクルーが派手好きなのか?(いや、支配人かな)
Ken’s四街道
先日、行った時は、まだディプレイ途中でした。
出来上がったというので写真を撮ろうとしたら、
フロントスタッフがライトのスイッチを入れてくれました。
「暗いほうがキレイに撮れるかなぁ」とつぶやいたら、
「では、夜に出直して来てくださ~い!」って。
いえ、これでじゅうぶんです。
Ken’s千葉
今年は小さめのツリーです。
以前は熊谷コーチの私物という、
天井に届くほどの巨大ツリーで、
熊谷家のセレブっぷりを誇示していましたが、
どうやら重さに耐え切れずに折れたらしい。
熊谷コーチの何かを象徴しているのかのよう。(ウソです)
もしかすると、千葉校はこれから派手になっていくのかも。
オフィスの隣のビルのイルミネーション
このビルは毎年キレイなイルミネーションロードが出来ます。
ワタクシはここの最上階の居酒屋が好きです。
ウチのオフィスの入っているビル。
去年はアトリウムに巨大なツリーがあったんだけど、
今年は外に設置されていました。
ワタクシの自宅の近所のマンション
今年はブルー系も目立ちます。
ということで、クリスチャンでもないワタクシにも
クリスマスはやってきます。
ワタクシ、クリスマスといっても特にロマンチックな思い出はありません。
学生時代は飲食系のアルバイトをしていたので、クリスマスはかき入れ時
とても休むなんてことは出来ませんでした。
コーチの仕事も、クリスマスだからといってスクールが休みなわけじゃないし。
お客様が全員お休みしちゃったら、自分もとっとと帰れるかもなんて
ひそかに期待しても、しっかり皆、レッスンに来てくれますからね。
「皆さん、デートとかないんですか?!」なんて聞いちゃったりして。
子供の頃は、クリスマスはやはり楽しい家族イベント。
チキン食べて、ケーキ食べてみたいな。
ところが成長するにつれて、それも薄れてくる。
ワタクシのクリスマスへの期待が薄れる前に、
親の「そろそろ、いいんじゃないの」ってほうが早かったみたい。
ある年のクリスマスイブ、夕食がマグロの刺身だった時、
「ああ、我が家のクリスマスは無くなったんだなぁ」
と寂しかったのを憶えています。
(子供が「もういいよ」って言うまで、やっといてくれよ!)
なんて、たいしたドラマチックなこともないクリスマス。
ここにはとても書けない、危機一髪もあったクリスマス。(謎)
皆様、それぞれのメリークリスマスを楽しんでください。
[K]SixOne95 本気インプレ!
相変わらずラケットキャンペーンの
試打ラケットに頼っております。
さて、週に1回の貴重な練習日。
今日はどのラケットにしようかな。
なんだか、スクール会員の皆さんより
テニスしてない感じだなぁ。
本日の1本はこれ!
Wilson [K]Six One95
発売当初に試打したっきり、久しぶりのご対面。
お前ってどんなヤツだっけ?
こんなヤツでした。
価格:¥34,650(本体価格:¥33,000)
素材:カロファイト・ブラック+ケブラー
重量:310g
バランス:31.5cm
サイズ/レングス:2、3、4/27インチ
フェイス面積:95平方インチ
フレーム形状:フラット・ビーム
フレーム厚:22mm均一
ストリングパターン:16x18
適正テンション:50 ~60ポンド
フルラケットケース、ダンプナー付
ベスト・セラー SIX.ONE シリーズの最新プロ・モデル。
「[K]ファクター」により、さらにコントロール性を向上。
また、スイート・スポット周辺にダブル・ホールを配し、
広範囲でホールド感を実現。
・・・だそうです。
Kシリーズといえばこれ
ナノテクノロジーを駆使した新素材「カロファイトブラック」。
何がどうなのかは、よく分からないけど。
フレームはワタクシの大好きなフラットビーム。
エッヂは立っていないけど、ボックス形状のフレームも好み。
さっそく久しぶりの試打。
こんなに簡単なラケットだったっけ?
とにかく普通。
良い意味で普通です。
恐ろしいほどに上手くまとまっているラケットです。
飛びすぎることも無く、かといってしっかり振らないと
飛ばないわけでもない。
コートの広さを測ったかのような飛び具合とでも言いましょうか。
とにかく、ほとんどのボールがコートにしっかり収まる。
ストリングが緩みかけていたせいもあるとは思うけど、
腕への振動もほとんど無く、ハードヒットを続けても辛くない。
バランスも若干トップライト気味なのか、取り回しも良い。
おそらくこれより少しでもどちらかにバランスポイントが振れても
クセがでてしまうんだろうという、絶妙なバランス。
何をしていても、ほとんどストレス無くプレーが出来る。
なんつうか、参りましたって感じの完成度の高さ。
なんていうんだろう・・・
ウイルソンってテニス界のTOYOTAってとこかな。
高性能スポーツ車なんだけど、その完成度の高さから
誰でも乗りこなせてしまうようなイメージ。
すごいエンジンパワーなんだけど、最新の足回りや電子制御で
簡単に安全にぶっ飛んでいけるみたいな。
マニュアルシフトじゃなくて、「セミオートマのパドルシフトで楽々!」なんて。
テニスブランドNo1シェア、そしてNo1選手使用、
多くのトップ選手使用と、まさに巨人となったウイルソン。
ハズレの少なさと絶妙な味付けは素晴らしいと思いました。
実は、[K]Six One95を持つ前に、持ったのがこれ
[K]Six One Lite
軽すぎてフィーリングが合いませんでした。
スイングスピードが合わせづらくて・・・
逆に言えば、かなり広範のレベルのプレーヤーにマッチしそう。
世界No1のフェデラーのテイストがじゅうぶんに残ったモデルを
男女・レベル問わずに供給できるところが、ウイルソンの強みなのでしょう。
そうそう、言い忘れました。
現在、Ken’sで実施中のラケットキャンペーンで
ウイルソンのラケットを購入いただくと、
「フェデラー・ウインブルドン5回優勝記念ラケットケース」
をプレゼントします。
貴重品ですぞ。
プロ仕様
一日中、オフィスにいることは少ないワタクシ。
仕事が片付かず、めずらしくデスクに張り付いていました。
ずっと座ってるの、あまり得意じゃない。
なんだか頭がボ~っとしてくる。
オフィスが高層階だから?
いや、もともとボ~っとしてるんだけど。
気分転換に、自分のロッカーというか棚というか、
ガラクタ(?)エリアを見てみました。
巷では、「プロのラケットは特別仕様だ」なんて話があります。
サフィンのプレステージはペイントだけLM(リキッドメタル)だとか、
アガシのラジカルもペイントだけでフレックスポイント(穴開き)じゃないとか。
少し古いところでは、クライチェクのラケットはストリングパターンが違うとか。
・・・多分、かなりの確率でホントです。
で、ワタクシの占拠するガラクタエリアにあったラケット。
ちょっと古いですが、HEADの「iTour(左)」と「iX6(右)」
ラケット好きな方はすぐ分かるかも。
実は右のiX6は本当はこういうラケット
スロート部などが明らかに上の写真と違います。
スロート部拡大写真
一番上の写真でわかるかと思いますが、
このiX6、左のiTourにiX6のペイントを乗せたもののよう。
重ねてみましょう。
厚みも形状も同じです。
唯一の違いは、グリップ形状と長さ。
おそらく、このラケットだと思います。
エレナ・ドキッチ使用モデル。
iTourを使用していたドキッチ。
新製品に完全に機種変更とはいかず、
ペイントジョブ対応となったのでは。
実際、iX6はプロ選手が使うタイプのモデルじゃないですしね。
メーカーの意向と選手の意向のバランスを取るには
ペイントジョブが一番の落としどころなのかもしれません。
というような話がゴロゴロしているスポーツ界でした。
このラケットもドキッチ本人の検品ではじかれたものかも。(注:推測です)
ということは貴重なのか?
昔の話 その7
先日、Ken’sウェアの歴史なぞを載せたので、また昔の話でも。
(昔の話をするってことは、ネタが無いってことです)
昔の話 バックナンバー
その1
その2
その3
その4
その5
その6
テニスの実力はともかく、先輩に連れて行ってもらった女子高テニス部の
お姉さま方に可愛がってもらったり(変な意味じゃないよ)と、
それなりに楽しい高校テニス部生活を送っていたワタクシ。
女子高とはいえ、強豪校なんかだとやはり上下関係は厳しいようで、
一年生はそうそう先輩とは気軽に話しなんぞは出来ないらしい。
そこに他校、しかも男子一年が(彼女たちにとっては)鬼より怖い先輩に
可愛がられているのは、どうにも複雑だったみたい。
その女子高の一年生から影でつけられていたあだ名、「お気に入り」だって。
後年知りました。
女は怖いな。
当時、ラケットは当然ウッドの時代。
メーカーはカワサキとかフタバヤなどの国産が主流。
ようやく、ヤマハやヨネックスのグラスファイバー製が出てきた頃。
ワタクシはカワサキのウッド派。
ヘタクソでも力だけはある高校生、
結構折れたりするし、当然1本じゃ足りない。
バッグに4~5本突っ込んでました。
本当に5~6本必要だったのかというと、
多分、2~3本もあれば十分だったんだと思う。
テニスマガジンなんかに載っているプロの写真を見ると、
福井さんも神和住さんも5~6本のラケットを抱えてるわけ。
ボルグにいたっては、10数本のラケットを抱えてコートに入ってくる。
何事も形から入るワタクシ、まずはそこからマネをした。
そんなわけで、実力に不相応な数のラケットを抱えた
高校一年生が出来上がったわけ。
ウェアも当時は国産が主流。
カワサキのDEFIとかWreath。
これは強豪柳川高校が毎年揃えていた。
あとはフレッド・ペリーとかジョン・ニューカム、ラコステという
海外ブランドの国内ライセンス生産もの。
円も安かったし、マッケンローのセルジオ・タッキーニや
ボルグのFILAなんかは高嶺の花。
全国大会や雑誌・TVなんかを観ると、どうやら強い選手は
試合毎にウェアを着替えるらしいということが分かった。
田舎の高校テニス部は、1枚のウェアで一日中練習するし、
大会だって、家に帰ったらすぐに洗濯して、
次の日も同じウェア着て試合してましたから、
これはまた驚いたというか、マネしたくなった。
そこで、なけなしのお小遣いをはたいて、ウェアを追加購入。
試合ごとに着替えることにした。
その後、この形から入る性格は変わらず、
TVで観たタッキーニやエレッセがどうにも欲しくてたまらない。
国産のポロシャツは5,000円くらいだったけど、
エレッセのポロシャツは16,000円くらい、
タッキーニは12,000円くらいかな。
とんでもない値段でした。
しかもワタクシの住んでいた福島県では売っていないし。
そこでお小遣いためて、東北本線に乗って遥々行きましたよ、池袋のウインザー。
エレッセのポロシャツだけ買って帰ってきました。
修学旅行で行った京都では、自由時間にテニスショップへ直行。
修学旅行のお小遣いすべてをつぎ込んで、
マッケンローの着ていたタッキーニのウェアを買いました。
生意気だったでしょうね。
高校生がエレッセやタッキーニ着替えながら試合してるんですから。
メッチャ強けりゃまだしもねぇ。
そこで前述の女子高テニス部連中から
次についたあだ名が「七面鳥」だって。
・・・上手いこと言うなぁ。
携帯変えた
その小ささゆえに、他に代わりがきかなかったSO902i。
ワタクシとしては珍しく1年半ほど使い続けた。
ところがコンパクト機種ゆえの弱点も。
キーも文字も小さくて、最近ちょっと見辛くなってきた。
「携帯でも買い換えて心機一転すれば?」
と、ボスに誘われて買いに行った。
(ん?心機一転しなきゃいけないように見えてるのか?)
ドコモショップに行ったら、ボスの購入機種はあったけど、
ワタクシの希望機種は完売。
入荷日も読めないとのこと。
そんなに売れてるんだ・・・
急いで、近所のショッピングモールの携帯ショップに電話したら、
在庫があったので、そちらに急行。
入手しました、P905i。
VIERA携帯とか言ってるだけあって、ディスプレイがキレイ。
でも、ワンセグTV観たくてこの機種にしたわけじゃない。
理由はこれ。
とうとう買いました、ヘッドセット。
Bluetooth搭載機種はP905iしか無いのです。
これで、ハンズフリーイヤホンを壊す日々から開放されるかも。
他にもスゴイ機能満載のようですが、あまり興味無し。
マニュアル?
面倒なので読みません。