これで完璧!
宅内無線LAN環境を整備しようと、数日前から
夜な夜な作業に取り組んでおりました。
以前、あるエンジニアの方が、ワイアードのマウスを使っていたので、
「ワイヤレスじゃないんですか?」と聞いたら、
「無線は信用ならん。やっぱり線で繋がってないと」の答え。
まあ、確かに無線なんぞは不安定極まりないものです。
実際、ワタクシの部屋のアクセスポイントから少し離れた
リビングやバルコニーあたりの電波状況は、
あたかもワタクシの人生のごとく、フラフラと不安定です。
(こら!そこ、うなずかないように)
そんなわけで、「どこにいても電波バリバリ計画」を
実現すべく思い腰を上げたわけです。
しかしなんですな。
無線LANがうまく繋がるかどうかなんて、
バクチみたいなとこありませんかね。
いじってるうちに何だか知らないけど繋がっちゃった。
ラッキー!みたいな。
(ワタクシのPCライフは大体このパターン)
とはいえ、いつまでもラッキーが続くわけも無いので、
今回は綿密に(15分ほど考えて)計画を立てました。
ルーターを買い換えてアクセスポイントからの
電波を増強する方法もあるけど、お金が掛かるし、
要らなくなったルーターがもったいないので、
中継機を設置する方法に決定。
で早速、中継機購入。
ルーターと同じメーカーなので、もしかすると電源を入れただけで
繋がるかもと、まったく根拠の無いラッキーを期待して
電源投入するも、まったく電波を掴んでくれない。(当たり前)
仕方が無いので、マニュアルを読むことに。(これも当たり前)
どうやらルーターとの年式が違うので、通信方式もちょっと違うみたい。
なんだか、AOSSとかいう方式だって。
ルーター側にそんなボタン無いぞ。
ということで、ルーターにファームウェアをインストールすることに。
何度かダウンロードに失敗したり、インストールに失敗したり、
ビールを飲んだりして、なんとか完了。
それなのに、ああそれなのに繋がらない。
マニュアル読んだら、「親機と子機を近づけてみてください」って。
そこで、思い切り近づけるっていうか、隣に置いてやってみた。
これじゃ無線の意味無いんじゃ・・・?
ようやく電波を捕まえてくれたので、次はPCへ飛ばす設定。
マニュアルだと、スイッチ切り換えるだけで
勝手に読んでくれるって書いてあるけど、まったく読み込まない。
よく読んでみたら、PC側の受信形式が対応外。ガ~ン!
仕方が無いので、アンテナ買い換えました。
アンテナ挿せば、勝手に読み込んでくれるだろうと、
またまたラッキーを期待しながら電源オン。
人生はそう甘くないのね。
まったく読まない。
仕方が無いので、またマニュアルを読む。
(注:普通です)
「読まずに作業してダメだったらマニュアルを読む」
という段取りが無駄なのかもと、ようやく気づいてきた。
あと、要所要所でビールを飲むのも、
徐々に作業速度が遅くなっていく原因だといことにも気づいた。
(遅いよ)
どうやら、PC側にもクライアントソフトを
インストールしなきゃいけないみたい。
「仕方ない。ダウンロードするか」と思ったら、
このPCネットに繋がっていない。
当たり前、その作業をしてるんだから。
(すでにアルコールで思考力が鈍っている)
自分の部屋に戻り、メインのPCでダウンロード。
リビングに舞い戻りインストール。
これでどうだ?
祈るような気持ちでリンクをクリック。
見事に繋がりました。
いやあ、二晩掛かりました。
それだけに繋がった時の達成感といったらもう、
AllstarClassicで優勝した時くらい。
(注:優勝したことは無い)
お祝いにビールを飲みました。
(すでに十分飲んでるけど)
O3スピードポートブラック 真剣試打
とあるお店に入って、カウンター越しに
担当してくれた女性と話していたのです。
ふと見ると、彼女の左頬に巨大なやぶ蚊がとまっている。
女性はそれを払うこともなく淡々と案内を続ける。
教えてあげるわけにもいかず、
しかし、やぶ蚊の動向が気になるワタクシ。
案内の半分も頭に入りませんでした。
化粧が厚くて感覚がないんだろうか、
それとも説明を途中で止めてはいけない
というプロ意識なのか?
結局、あの蚊は血を吸ったのか?
気になって仕方がない今日この頃です。
さて、貴重な練習日。
手持ちのラジカルのストリングも張り替えていないし、
今日は新製品の試打をしてみようと、
「スピードポートキャンペーン」中でコートに設置してある
プリンスの新製品を手に取る。
まずは、O3スピードポート ブラック ライト。
杉山選手がO3ホワイトから乗り換えたモデルです。
「ライト」という名前だけあって、かなり軽い。
もともと、O3シリーズは取り回しの非常に良いモデル。
そこに加えて軽いとなると、取り回しが良すぎて、
どうしてもスイングが先行気味。
インパクトまでの加速の感覚が合わなくて、早々にパス。
女性にはちょうど良いスペックだと思います。
次に手にしたのが、O3スピードポート ブラック。
ウイルソンから移籍した、ダブルスNo1ペア
ブライアン兄弟の使用モデルです。
新製品発表会では参加者が多すぎて、
あまり試打できなかったので、
まともに使い込むのは今回が初めてのようなもの。
え~と、非常に良いです。
ウエイト・バランスともにとても良い。
持ち重りしないし、辺にトップライトでもヘビーでもない。
「ライト」じゃないんだけれど、「セミライト」くらいの感じ。
とにかく操作性が抜群です。
上に書いたとおり、「スピードポート」が
スイングスピードの向上や
操作性に大きく効果を発揮しているのが
実感出来るモデルです。
また、操作性が良いことが面の不安定さという
悪い方向に出てもいないし、比較的安定した
ボールを打つことが出来ます。
当然、ネットプレーでの使いやすさは秀逸で、
かなり振られた状況や苦しい体制からでも
リストワークでラケット面のコントロールが可能です。
今回試したのは、すべてのグロメットが
スピードポートのタイプ。
ストリングの稼動域を殺さないこのタイプのほうが
スピンの引っかかりも良いように思います。
実際、リターンなどはトップスピンをかけると
面白いように足元に沈みました。
打球感はO3特有の少し乾いた感じ。
グロメットのせいもあってか、抜けるような気持ち良さで
ボールが飛んでいきます。
スピンサービスでは、もう少し引っかかる感じが欲しいかなと思いましたが、
これはワタクシがアジャストし切れなかったせいだと思います。
1セット通して使ってみて、ダブルスの名手 ブライアン兄弟が
チョイスしたモデルであることがよく分かるように思いました。
スピーディーな試合展開には最適な1本です。
テニスを終えて、旭コーチに、
「これ、すごくいいね!
ラジカルもモデルチェンジして使えなくなるし、
次はこれにしようかなぁ」と。
すると、
「この人、またこんなこと言ってるよ・・・」
という顔どころか、そのまま口に出して、
「またそんなこと言ったって、来週、HEADの発表会で
ラジカルを試打したら、HEADになるんでしょうが」
だと。
(隣で菊地コーチも「そうそう」と頷いてました)
とにかく、ナイスな1本でした。
次はダンロップ ダイアクラスターリムの新製品を試打してみよう。
振動止め
振動止めにこだわりはありますか?
この小さなパーツ、かなりの種類がありますよね
センターのストリング2本だけにかけるものから
縦糸をずらっと留めるものまで形も様々。
そしてその硬さも様々です。
同じように見えて、かなりフィーリングが違います。
ワタクシは必ず2本留めのタイプ。
そして硬めの素材のものを使います。
変に振動を殺し過ぎず、適度な打球感を得られるから。
新製品の発表試打会などに行くと、ラケットの特徴そのままを
感じてもらおうとの意図からか、振動止めがついていないことも多い。
普段から振動止めがついているのが標準のワタクシとしては、
フィーリングが根本的に違うので、比較に困ったりします。
そこで、振動止めを常に持参。
勝手に装着して、打球感を確かめます。
ワタクシの一番のお気に入りというか、
標準の振動止めがこれ。
カラーもこれじゃないと駄目。
他の色は硬さが違うのです。
問題は、思い切りのHEADロゴということ。
これをポケットに忍ばせて、他社の新製品発表会で
勝手につけて試打をする。
外し忘れたら、こんなに失礼なこと無いですよね。
(着けてる時点ですでに失礼か?)
まあ、今のところそういう失態はありませんが。
振動止めって、最近のラケットには標準で付いてくることが多いので、
そのまま使っている方がほとんどかと思いますが、
自分のお気に入りを探すことをお勧めします。
ホント、違いますから。
ヨネックス テニスフェスティバル
もう何回目になるのでしょうか。
今年も「ヨネックス テニスフェスティバル」が開催されます。
ポスター
詳しい内容はこちら
9月29日(土) 会場は有明コロシアムです。
ヨネックスの契約選手が集結して、
参加者の皆さんと、様々なイベントで触れ合います。
ヨネックスといえば、国内外に看板選手がたくさん。
今年の外国人選手ゲストはまだ確定していないようですが、
過去にはヒンギス、セレス、ヒューイットなど、
毎年、トッププロが参加しています。
もちろん、国内組でも伊達選手や浅越選手などが参加。
今年は浅越選手のクリニックもあるようです。
多分、我らが長塚京子プロも参加すると思います。
そして、まわりを固めるのはヨネックス契約コーチの方々。
多くのコーチの皆さんがクリニックなどで大活躍。
こういったところは、契約コーチとヨネックス社の
関係が非常に良好である証だと思います。
実はワタクシ、これだけの規模のイベントをやるからには
どこかの代理店に運営を任せているのだと思っていました。
ところが、どうもそうじゃないらしいのです。
一昨年、顔を出させていただいた時に聞いたのですが、
外部委託はせず、社員と関係者で運営されているのだそう。
ヨネックスの一大イベントとして、外部に任せたりせずに、
自分たちで運営していく方針とのこと。
だからこそ選手もコーチも皆集まって、
一所懸命に走り回るんですね。
参加者の皆さんにはあまり関係の無いことかもしれませんが、
こういうところこらもイベントの盛り上がりが生まれるのだと思います。
素晴らしいことです。
規模はまったく違うのですが、なんだかKen’sの
AllstarClassicに似ているなぁと思いました。
負けないように頑張らなければ。
こんな思いが詰まったイベント、絶対に楽しいはずです。
ぜひ足を運んでみてください!
あちこちで整理券(無料)が配布されているようです。
Ken’sにもご用意しています。
ウイルソン ニューモデル
ウイルソンからニューモデルラケットが発売になります。
昔は新しいラケットの発表・発売時期といえば春と秋でした。
最近は、その傾向が薄まって、各種情勢にあわせて
五月雨式に発売になることも多くなりました。
この秋のウイルソンの新製品情報をいただきました。
今秋発表のモデルは2型。
ウイルソンにしては少なめです。
K Six One95 TEAM
フェイス 95平方インチ
フレーム形状 21mmフラットビーム
ウエイト 290g
バランス 33cm
レングス 27in
価格 34,650円
これで、K Six Oneシリーズは5機種になりました。
このTEAMの特徴は、まずウエイトが290gと軽くなったこと。
そして、ストリングパターンが、18×20と密になりました。
これによって面圧があがり、硬質な打球感と
コントロール性が得られると思われます。
発売は8月31日です。
もう1本は、まだ情報解禁じゃないそうで・・・
こんな画像でスミマセン。
9月末発売、もう少し飛び系のモデルです。
おそらく来年春以降は、今残っている
nCodeシリーズが整理されるのではないでしょうか。
フェデラー以外のウイルソンの看板選手、
エナン・ジョコビッチ・イヴァノビッチなどは
まだ、nTourTwoやnBladeなどを使用していますから、
ここを[K]Foctorにしたいところでしょう。
ヨネックス事前商談会
いきなりタイトルが「業界」ですが、
ヨネックスさんの本社にお邪魔してきました。
事前商談会とは、新製品展示会に先がけて、
こじんまりと実施されるお披露目商談会のこと。
本番の展示会は人が溢れているので、
とても説明や商談がゆっくりとは出来ない。
そこで事前商談会でじっくり話そうというもの。
ワタクシ、展示会場で忙しくしている営業担当氏が
一所懸命アテンドしてくれるのが非常に心苦しい。、
ワタクシなぞにかまっていて、大口のお得意様に
失礼をさせてしまってはいけないなどと
余計な事を考えてしまいます。
そんなわけで、いつも展示会ではなるべく見つからないように、
地味に見てまわり、こそこそと会場を後にするのが得意技。
あとで、「いつの間に帰っちゃたんですかぁ?」と怒られますが。
展示会も行きますが、この事前商談会で
新製品への取り組みのおおよそが決まります。
ということで、新築された本社ビル内の会場へ。
やはり看板選手はヒューイット。
今回の新製品使用選手ですからね。
ラケットを替えてから、成績も良いみたいですし、
USオープンも期待できそうです。
で、その新製品
RQiS1 TOUR
ヒューイット使用モデルです。
スペック等、詳しいことは、以前の記事を見てください
聞くところによると、ヒューイットは
なかなかラケットを替えない選手だそうです。
今回のモデルも膨大な数のテストモデルを経て、
ようやくOKが出たとか。
しかし、スペックを見るに、ヒューイットが今まで使っていた
モデルとは随分と違う味付けのように思えます。
まだ、試打をしていないので、絶対とは言い切れないのですが、
フレームの厚みや形状、ストリングパターンなどから
おおよその予測は出来ます。
とにかく、どう考えても今までの使用ラケットとは
性格が違うような。
実はペイントジョブで、中身は違うんじゃないの?
なんて思ったのですが、どうやらそうではないようです。
もちろん、ヒューイット仕様にウエイトやバランスポイント、
フレックスなどはチューンしてあるとのことですが、
モールドはそのままだそうです。
次は、RQiS2 TOUR
こちらは、RQiS1よりも若干厚め。
フェイスも大きめで、飛び系に振ってあります。
正面からの画像で分かるとおり、
どちらもフェイスが若干横に広がり、
スクエアフェイスが丸みを帯びています。
これも最近のトレンドなのでしょうか。
横幅の狭さに、なかなか手が出なかった人も
違和感無く使えるのではないでしょうか。
(ワタクシも手が出なかった一人です)
このモデル、ヒンギスが使うのか?という噂もありますが、
まだ分からないそうです。
オフィシャルサイトのリリースにもありますが、
現在、ヒンギスは他メーカーも含め、新たな片腕を探すべく
非常に迷っているとのこと。
もともと、契約条項には、他社製品をテスト使用することは
盛り込んであるそうで、特に契約違反などではないそうです。
当然、ヨネックスもいくつものタイプのプロトモデルを
送っているそうです。
どんな結果になるのかは気になるところではあります。
最後にシューズ
ヨネックスのシューズは、Ken’sでも非常に人気があります。
ワタクシも履いていたことがありますが、
足入れ感、屈曲性ともに高いレベルだと思います。
今回のモデルは、アッパーの表面素材がエナメル調で、
高級感と剛性を強調しています。
なかなか良さそう。
ラケットはKen’sにも試打が届く予定です。
お楽しみに!
寒い話・・・の続き
そんなわけで、この世の人ではあったけど、
とにかく思い切り怖い思いをした。
そうはいっても、いい大人がいつまでも
ビクビクしてもいられないし、
もともとがO型気質なので一日経ったら
もう忘れかけていた。
次の日の夜、駅前で友人たちとしこたま飲んで、
締めにラーメンを食べて、ご機嫌で帰還。
時刻は深夜2時ごろ。
夜道をふらふらと歩いていた。
家も近づいた銭湯の角を曲がった途端、
何か白いものが目に前に現れた。
なんとそれは、かの白ワンピースの女性。
思わず、「うわぁぁ~!」と声をあげるワタクシ。
周りには誰もいない。
まさに一対一。
夜中、いきなり目の前に現れたそれに
一昨夜の恐怖が蘇った。
その女性、ワタクシに向かって、またか細い声で、
「あの・・・、今晩・・・」と。
とてもその先の台詞は聞きたくない。
とにかく逃げようと、
「この前は力になれなくてスミマセン、スミマセン!」
と言いながら、超ダッシュ。
パニックの頭で考えた。
家は知られているから、そのまま帰るのはダメ。
とにかく、隠れなきゃ。
適当に角を曲がったら、なんとそこは袋小路。
どこにも抜けられない。
仕方が無いので、勝手に人の家の庭に飛び込んで
植え込みの影に隠れた。
しばらくじっと息を殺していると、ジリジリと人の気配。
どうも、かの女性がこちらを探しながら
近づいてくるような気がする。
最終的には知らない人の家でも、大声を上げて助けを呼ぶか、
対決するしかないと腹を決めつつ、じっと隠れ続ける。
しばらくすると、あきらめたのか女性の気配が消えた。
それでも怖かったので、小一時間は隠れていた。
そして恐る恐る周りを見渡しながら、何とか家に帰り着いた。
もう完全に酔いは醒め、足はガクガク震えている。
あの女性がいったいどうしたかったのかは
分からないけれど、とにかく怖かった。
その後、会うことは無かったけれど、
彼女はどうしたんだろう。
何となく女性の怖さを見たような気がした、
恐怖の夏の夜でした。
寒い話
まだまだ暑いです。
気温35度の中、外回りをしていると死にそうになる。
あまり暑いので、少しは寒くなるかと、「残暑ざんしょ・・・」と、
つぶやいてみたら一瞬寒かったけど、後悔の念でさらに
暑さが増した今日この頃です。
本当に背筋が凍った昔の話。
15年以上前の夏のこと。
当時は1LDKのアパート暮らし。
2階には後輩が住んでいた。
隣にも後輩が住んでいたけど、数ヶ月前に引っ越した。
隣は若い男性が入ってきたけど、面識は無し。
ある日、仕事を終え、クタクタに疲れ深夜の帰宅。
明日も早いし早く寝ようと、
シャワーを浴びてベッドに入った。
すると、玄関のチャイムの音。
夜中に後輩が訪ねてくることは珍しくはなかったので、
「なんだよ、もう眠いんだよ」と思いながらも玄関を開ける。
するとそこには、後輩ではなくて見知らぬ若い女性。
髪が長くて痩せていて、白いレースっぽいワンピースを着ている。
ちょっと今風じゃない感じ。
「何か?」とワタクシ。
蚊の鳴くような声で、
「スミマセン。隣の部屋に来たんですけど、
玄関の鍵が掛かっていて入れないんです・・・
なんとか開けてもらえないかと思って・・・」
聞き取るのがやっとという声で、顔も上げずに言うのです。
ただならぬ気配を感じ取ったワタクシは、
一刻も早くドアを閉めなきゃと、
「ゴメンナサイ、ボク、隣の方を知らないんです。
それに鍵がないのに開けられないと思います。
スミマセン、失礼します」
と、ドアを閉めようとすると、すうっと一歩前に出て、
「鍵を壊すとか、何とかお願いします・・・」
と言うのです。
完全に、「こりゃやばい」と思ったワタクシは、
「鍵を壊したら犯罪になります。
とにかくゴメンナサイ~!」
と、強引にドアを閉めた。
とにかくそのおかしな雰囲気に、もう心臓はバクバク。
いったいなんだろう?
この世の人なのだろうか?
もうすっかり冷静な判断ができず、とにかく布団にもぐりこむ。
すると、数分後またチャイムがなる。
しかも、その鳴り方が、「ピンポン!ピンポン!」ならまだしも、
「ピン・・ポン・・・・・・ピン・・ポン・・・」と変な間を空けて延々続くのです。
そりゃもう地獄からの音に聞こえました。
しばらくは無視していたのですが、あまりにしつこいので、
勇気を振り絞って玄関のドアを開けた。
「スミマセン・・・隣の玄関を・・・」
「いやいや、もうそんなの無理です!
とにかくゴメンナサイ~!」
と、ドアを閉め、布団をかぶった。
その後、数十分にわたり、「ピン・・・ポン・・・・・ピン・・・ポン」
の攻撃は続いたのですが、もう完全に無視。
ようやくチャイムが止まり、その日は無理やり寝たのでした。
次の日、恐る恐る玄関を開けてみると、
とりあえずその女性はいない。
ああ良かったと思い玄関を出ると、
隣の玄関の横にあったはずの洗濯機が
隣のドアの前にずれている。
ふと視線を上にやると、玄関の上の羽目殺しの
ガラス窓が割れている。
まさか洗濯機に登って、ガラスを割って中に入ったんじゃと思い、
外階段をそうっと登り、割れたガラス窓から中をのぞいてみた。
・・・いました。
角度的に顔は見えなかったのですが、
白いワンピースを着て、壁にもたれかかり、
足をまっすく床に投げ出している。
なんだか人形みたいに。
多分、のぞいたのは十数秒だったと思うけど、
その足はまったく動かない。
メチャクチャ怖かったけど、仕事に行かなきゃいけないし、
とりあえず逃げるように部屋を閉めて職場へ。
さて、その日は早上がりの日で、
日も高いうちに自宅に帰ってきた。
家に着くと、おまわりさんのバイクが。
どうやら隣の家の中にいるよう。
聞き耳を立ててみると、ずれた洗濯機と割れたガラス窓を見て、
近所の人が警察に通報したらしい。
おまわりさんとのやり取りも、蚊の鳴くような声、
そのうえ、なんだか要領を得ない。
どうも隣の住人の男性を追って遠くから来たような雰囲気。
ああ良かった。
とりあえずこの世の人だった。
とはいえ、やっぱり雰囲気が普通じゃないし
とにかく怖かった。
今思えば、ちょっと病んでいたのかもしれない。
いつまでも、立ち聞きするわけにも行かないので自分の部屋に入る。
警察官に帰るように諭されていたし、大丈夫かなと。
今夜はあんな思いしたくない。
あんな不気味なチャイムの鳴らし方、そうそう出来ない。
完全にホラーな一夜でした。
幸いにもその晩は何も起こらず、のどもと過ぎれば
あっという間にすべてを忘れてしまうワタクシですが、
その次の日、さらに全身の毛穴が開くようなことが・・・
疲れたので、明日に続く。
もう秋の風が
コテージ
前にはテニスコートも。
しないけど。
もう風が涼やか。
高原の空気です。
ワタクシの前にはノートPCとスターバックスのラテ。
(エスプレッソショット追加バージョン)
なぜか、場所が変わっただけで、
いつもの景色が目の前に。
なんでここまで来て仕事してんの?オレ。
美味しい空気と景色の中での仕事は気持ちがいいなぁ。
泣いてないよ。
長塚京子プロから
お土産をいただきました。
夜、オフィスに戻るとデスクの上に紙袋が。
中を見たら、長塚京子ちゃんからのお土産でした。
まずは、ウインブルドンはイギリスってことで紅茶
いただきます!
そして!
ローランギャロの試合球ですね。
実際に使ったもののよう。
次に!
ウインブルドンの試合球。
これも実際に使ったものみたい。
そして、ローランギャロのレッドクレー
会えなかったので、お礼のメールを送ったら、
「コーチに言われたとおり、ローランギャロの土を奪ってきました!
3番コートの砂です! 次は勝利の報告も持って帰ります!」
だって。
憶えてないんですが、無理なお願いしてたみたいです。
ゴメンね。
ありがとう!京子。
愛弟子、高雄さんはUSオープンは行かないみたいですね。
しっかり怪我を治して、全豪にむけて頑張ってください!
ダンロップ新製品
ダンロップの新製品の試打ラケットが届きました。
33,600円
コントロールとボールスピードを重視するプレーヤーに。
ウェーバーシステムの搭載により、
高度なボールコントロールに不可欠な
手のひら感覚のホールド感を実現。
フレームにはヒート・コンバート設計をベースに、
強靱なダイアモンドカーボンを採用し、
契約プロや上級者が求める
ボールスピードを実現しました。
ダイアクラスターリム4.0WS
33,600円
すべてのショットを強化したいオールラウンドプレーヤーに。
オフセンター部におけるリカバリー性を大幅に向上する
ウェーバーシステムを搭載。
高い振動吸収性を発揮するヒート・コンバート設計に加え、
フレームには強靱なダイアモンドカーボンを採用し、
優れた打球感と反発性能を同時に実現しました。
ダイアクラスターリムシリーズは、ダンロップさんの能書きの通り、
手のひら感覚のホールド感については見事だと思います。
他メーカーさんには無い、打球感を実現しています。
プレースメントを大事にしたい方にはお勧めのシリーズです。
ワタクシもこの打球感は大好き。
(プレースメント重視のプレースタイルじゃないんですが)
ニューモデルの打球感も楽しみ。
やはりあの打球感はファンも多いと思うのです。
機能が進化することで、独特の打球感が薄れないことを祈ります。
良い部分というか特徴はしっかり継承して欲しいと思います。
どちらもKen’sに入荷予定です。
試打ラケットはまだストリングを張っていないのですが、
1~2日中にはお出しできると思います。
Ken’s千葉校のスタッフの皆さん、早くガット張ってね。
新生HEAD展示会
HEADブランド自体が生まれ変わるわけではないのです。
日本での取り扱い会社が変わるだけ。
本国HEAD社の日本法人、HTM.JAPANが
取り扱い会社になります。
先日、担当氏と話をしました。
彼とは十数年来の付き合い。
お互いの嫁さんよりも長い付き合いです。
やはり立ち上げは大変みたいですね。
でも着々と進んでいるようで、ひとまず良かった。
試打展示会とお披露目パーティーの案内をいただきました。
iPodを置いたのは、大きさの比較のため。
横長の大きな案内状。
珍しいサイズです。
プロモーションのセンスが見えます。
HEADといえばオーストリアのメーカー。
ヨーロッパのクラフツマンシップ溢れる
プロダクツ(製品)にウエイトを置いたブランド
というイメージが強い。
今回、日本のスタッフにはプロモーション畑の
責任者が加わったことで、広告宣伝などは
少し色合いが変わるかもしれません。
展示会会場はホテルニューオータニ幕張。
ここは当社のスクール会場でもあります。
そしてオフィスから徒歩3分。
とどめはワタクシの自宅から徒歩5分。
これ以上行きやすい展示会は、
後にも先にも無いと思います。
パーティーもあるそうだし、お酒を飲んでも
歩いて帰れるから気が楽です。
しかし、何で千葉なんだろう?
いずれにしても、新たなHEADに期待です。
新製品としては、やはりマイクロジェルラジカルが楽しみ。
その他にも何機種かリリースになるようです。
しっかり試打してこようと思います。
また試打レポートしますね。
疲れた
ということで、プロテストのお手伝いというか、
テスターになるための修行が終わりました。
テスターになるトレーニングは単位制。
規定の研修と実際のテストでの
採点トレーニングをこなさなければいけません。
研修を始めてから、かれこれ2年近く
経ってるんじゃないでしょうか。
今回は実際のプロテストでの採点トレーニング。
受験生のレッスンを採点し、ランク付けをします。
採点項目が膨大なこと、受験生もテスターもコーチですから、
それぞれに生徒さんの技術問題の着眼点がずれたりします。
もちろん、一致しなくてはいけないということもありません。
たったひとつの項目にくくれるほど、テニスの技術は単純では
ありませんし。
とにかくレッスンにおけるあらゆる採点項目をチェックし、
同時にコメントも書き込んでいくわけです。
受験生も必死ですが、こっちも必死です。
ワタクシたちは、正テスターについて一緒に採点するのですが、
さすが正テスターの方々はしっかりそつなく採点します。
なんとかついていくのがやっと。
やはりこれもトレーニングなのでしょう。
(ちなみに、Ken’s四街道の松元コーチもテスターです)
そんなことを朝も早よから夕方まで。
正直、メッチャ疲れましたが、勉強になりました。
というわけで、終了後はテスターの皆さんと一杯。
今でこそお酒をご一緒させていただいていますが、
昔は、出来ればご一緒したくないなと思っていた方々です。(笑)
テスターってだけで高圧的で恐く見えるんですよね。
(今は違います)
まだテスター修行は続くようです。
頑張ります。
Legend of tennis
週一回のテニスの日、懐かしい方とのプレーでした。
今回のメンバー
年齢順に並んでいただきました。(笑)
左から、横山さん、川緑さん、田村プロ、牧瀬さん。
ウチのボス、田村プロはもちろんですが、
どの方もワタクシが入社した時は
すでに何らかの形で当社と関わりのあった方々。
今日はそんな皆さんが揃いました。
横山さん
サウスポーのいやらしいテニスをします。
昔、アメリカにいた頃は、アーサー・アッシュと
プレーをしたこともあるとか。
今回のメンバー中、最年長。
川緑さん
顔、隠れちゃってますが、言わずと知れたベテランのトップクラス。
先週の毎トーでは決勝で負けししまったそうで、
かなり悔しがっておりました。
毎トー本戦の準優勝ですから、十分だと思うのですが。
牧瀬さん
千葉市テニス協会の副理事もされている超ベテラン。
ガンガンにフラットサービスを打ち込んできます。
千葉のトーナメントの歴代優勝者リストを見ると
あちこちに名前を見ることが出来る方です。
そして我がボス、田村プロ
一番初めにへばったので、写真がありません。
現役時代はあちこちの大会を総なめにしてました。
ワタクシ、皆さんと一緒にプレーさせていただいたことは
ほとんど無いのです。
当時はとてもワタクシごときが「練習お願いします」なんて
言えるような方々じゃありませんでしたから。
しかし皆さん、相変わらず強いです。
まったくテニスが枯れていない。
そして真剣に楽しそうにプレーする。
テニスっていくつになっても面白い。
そんなことを感じた「Legend of Tennis」でした。
夏景
お盆休みですね。
ワタクシ、普通に仕事です。
それにしても暑いです。
TVでもネットでも暑い暑いのオンパレード。
いい加減嫌になりますが、やっぱり暑い。
エストーレホテル&テニスクラブ
ここにはプールもあります。
プールサイドにはビアガーデンも。
都心からもそう遠くないですし、
テニス好きのプチリゾートには最適です。
一度、いらしてください。
ああ、プール気持ち良さそう。
何でワタクシはスーツ着てるんだろう。
通勤路の噴水
いつに無く気合の入った噴出量。
完全に枠からはみ出してます。
夏休みサービス?
いっそ、噴水浴びようか。
街中の公園では「打ち水」企画
子供たちが噴水の水をところかまわず打ち水しています。
こらこら、オレ、スーツなんだよ。水かけないで。
水分が蒸発して、かえって蒸し暑くなってました。
近所の映画館
等身大アンパンマンがぐったりしています。
誰だ、こんなイタズラしたの。
(ワタクシではありません)
とまあ、どこに行っても夏ですね。
暑いけど、夏は大好きです。
・・・ビール、美味いからね。
遊んでないぞ~!
「やっぱ、夏は海だよねぇ~!」と、毎年この時期になると、
ドラマ「ビーチボーイズ」の再放送が始まります。
反町&竹之内という男前二人&海というシチュエーション、
そしてあまり中身の無い雑誌のグラビアみたいなドラマ。
どの回から見ても雰囲気を楽しめます。
そして、遊びに行けない自分とのギャップを感じる
というのが、毎年のパターン。
そんな中、もとメーカー勤務、
ボート共同オーナーのH氏から電話。
「この前、船出した時、バッテリーの端子外してくるの
忘れたかもしれないんですよね~。
見てきてもらっていいっすかぁ?」
「やだよ、このくそ暑いのに。
お前、ヒマなんだから自分で見て来いよ!」
「いやぁ、ボク、明後日からハワイなんすよね~。
お願いしま~す!」
ビーチビーイズを観た時と同じ虚脱感に襲われました・・・
お土産買ってこいよ!
しょうがない、行くか。
ああ、外気温は36℃だって。
ボート触ったのすら久し振りだよ。
船降ろして遊ぶ時間は無いので、点検だけだなぁ。
やっぱりバッテリー繋ぎっぱなしだった。
プロペラも少し整備しないといけないかな。
お世話になっているボート屋のオヤジさんに挨拶して帰ろう。
「最近来てないな。釣り忘れっちまうぞ」だって。
ああ、遊びたい。
そうか、野球休めばいいのか。
というか、野球も遊びか。
プロテスト
来週、(社)日本プロテニス協会のプロテストがあります。
コーチのプロライセンスのテストです。
打球テスト、グリップテスト、学科、レッスンテストなど、
項目は多岐に渡り、新規受講者は2日間掛けての
受験となります。
受験するのは、普段からレッスンをしている
コーチの方々とはいえ、採点されながらのテニスは
やはり緊張しますよね。
ワタクシも入会テストは、自分で何を喋っているのか
よく分からないほど緊張したと記憶しています。
その頃、ワタクシも若かったので、採点をしてくれる
テスターの方々は超恐く見えましたね。
元デ杯選手とか、グランドスラムに出場された方とか、
業界でも有名な重鎮の皆さんが揃ってましたので、
もうテストシート持って、横に立たれるだけで緊張が。
テスターの鉛筆がちょっと動いただけで、ドキッ!
・・・○?×?どっち?
テスターがちょっと首をかしげただけで、ドキッ!
・・・オレ、なんか間違ったこと言った?
テスター同士でこちらを見ながら話をはじめた、ドキッ!
・・・生意気に見えましたか?そんなことないんですぅ!
人生で一番緊張したかもしれません。
なんとか合格しましたが、もう二度と受けたくないと思いましたね。
そんなプロテストですが、来週はテスターとして参加します。
まだ見習いなので、ワタクシの採点が直接合否に
繋がるわけではありませんが、受験生にとっては
同じに見えるのでしょうね。
ワタクシの顔を見て緊張すると損しますから、
気にしないほうが良いと思います。
無視してください。
なるべく緊張しないように意味ありげな表情は
しないようにしますので。
テスターのトレーニングを受けて、初めて知ったのですが、
実はテスターもすごく緊張しているってこと。
なんせ、自分の採点で合否が決まるわけですから
責任重大です。
しかも採点項目がてんこ盛りなので、
それを追うだけでもかなり大変。
聞き逃し見逃しで損をさせてはいけないし、
どうしても真剣な表情でにじり寄ってしまうことになります。
決してプレッシャーをかけているわけはないのです。
しかもすでにテニスコーチとして飯を食ってる
皆さんなわけですから、ある意味すでにプロだし。
実は立場は同じ。
そう思えば、鉛筆を持つ手もプルプル震えます。
(酒が切れたわけじゃなくて)
やってみて初めてわかる大変さでした。
それにしても、受験する立場から採点する立場になろうとは、
昔は考えもしませんでした。
今も、「いいのか?」って思ってますが。
とまあ、コーチを志す皆さんにとっては
ひとつの試練であるプロテストですが、
勉強する良い機会でもあります。
受ける方、つける方、お互いに大変ってことで、
皆さん頑張りましょう!
バックステージ公開
とある日のKen’s千葉の舞台裏。
ちょっとだけお見せします。
隣には、365ブログでもおなじみの「OTOMOコーチ」。
なにやら真剣な顔で携帯をいじっているので、
そっとカメラを向けたら、気配を察してこっちを向いた。
「何してんの?」って聞いたら、「ブログアップしてます」って。
ホントだ、この瞬間のことが書いてある。
ワタクシのこと、「人をよせつけないオーラがある」
と書いてありますが、オーラは無いのです。
無いのは「愛想」。
これ、なんとかならんかと思ってるんですが。
おともコーチ、もうすぐ毎トーですね。
頑張ってください。
コーラ、飲み過ぎないように。
また練習お願いします。
若手のホープ、小谷コーチ。
といっても、若手のホープはたくさんいるんだけど。
契約をいただいているウイルソン様から
支給用具が届きました。
人生初のメーカー契約。
ずっと待ってただけにすごくうれしそう。
いいなぁ、ワタクシは契約メーカーは無し。
そして、同じくウイルソンから
発売になっている振動止めを購入。
これはジョコビッチも使ってます。
小谷コーチが使えばKen’sの在庫は完売するでしょう。
(と、本人が言ってました・・・ウソ)
旭コーチのデスクに置いてあったサプリメント。
旭コーチは健康器具とか健康食品が大好き。
深夜の通販番組も大好き。
「これ飲むとどうなるの?」って聞いたら、
「え~っと・・・体調が整います」って、
多分良く分かってない。
AllstarClassic昨年のチャンピオン、
今年のファイナリスト、田村光コーチ。
(名前は「ひかる」じゃなくて「こう」と読みます)
完全ないじられキャラ。
入社以来ですから、十数年来のワタクシのオモチャ。
レッスンをしているところを、じ~っと見てたら、
イージーショットを思い切りミスってました。
「スミマセン。変な人が見てるもんで・・・」
って、人を言い訳に使わないように。
怖いオヤジのラーメン屋に行って大盛りを注文しておきながら、
途中、ワタクシに小声で「食べ切れません・・・」とか言う、
ふざけたヤツです。
ヨネックス ニューモデル
ROGER’S CUPのヒューイットの写真を見たら、
おお!ラケットが変わっている!
新しいラケットですね。
噂には聞いていましたが、とうとう出ましたか。
なんだか、W社の[K]っぽいカラーリング。
ブリヂストンさんのニューモデルも似てましたけど、
流行りなんですかね。
日本ではいつ発売になるんだろうって思っていたら、
ヨネックスのサイトでもリリースになっていました。
RQis1ツアー RQis2ツアー
カラー ブラック/レッド ホワイト/レッド
フェイス 95平方インチ 100平方インチ
フレーム厚 最大25.0mm 最大28.0mm
最小18.5mm 最小19.0mm
対象 アスリートプレーヤー クラブプレーヤー
学生・若年社会人 中高年社会人
中・上級者 レディース
素材 高弾性カーボン+ゴムメタル
+カップスタックカーボンナノチューブ
価格(本体価格) \35,700(\34,000)
発売 2007年9月1日
謳い文句は・・・
RQiSシリーズでは、強さと粘り、しなやかさを併せ持ち、
柔軟性を発揮する新素材「カップスタック型カーボンナノチューブ」
をフレームに採用。
これによりインパクトの瞬間にフレームがたわみ、
ボールをしっかりとくわえ込みます。
またフレームを厚く、シャフトを細くした新形状で
反発性とスピン性能を高め、フルショットのときでも
スピンがしっかりとかかり加速度もアップするので、
ラインを割ることなくショットが決まるのです。
・・・だそうです。
ヒンギスのブラックコスメのラケットもこれなのですかね?
スロートの形状が似ているような気がします。
純粋にワタクシの印象なのですが、画像とスペックを見る限り、
RDS001とかなり違うテイストのラケットなんじゃないかなぁと。
先週までRDS001使っていて、いきなりこちらというのも、
アジャストするの大変じゃないんでしょうか?
まさかペイントジョブじゃないですよね。
まあ、大きなお世話ですね。
そういえば、ヨネックスさんの新製品発表内見会、もうすぐだった。
案内のお電話いただいてました。
コールバック忘れてました。
I君、ゴメンね。
実物を見るのが楽しみです。
試打はいつ出来るかなぁ。
テニスの日
9月23日はテニスの日。
公式ピンバッヂが届きました。
今年の公式ピンバッヂは抽選付き。
右下の応募券をハガキに貼って事務局に送ると、
100名様にテニスグッズが当たるそうです。
詳しくはオフィシャルサイトでご確認ください。
バッヂは300円。
23日、有明テニスの森で行われる
メインイベントの参加証にもなります。
ご購入をお願いします。
もちろん、Ken’sでも販売しています。
テニスの日およびその周辺日程では
全国のテニス施設で様々なイベントが開催されます。
Ken’sでは、全クラスでボレーボレー大会を実施します。
優秀成績者には認定証も発行します。
どうぞお楽しみに!
テニスの日も今年で10周年。
早いなぁ。
多くの皆様にテニスをより楽しんでいただけるよう、
テニス界の片隅に身を置くワタクシも頑張らねば。
どうぞ、9月23日は有明テニスの森や
お近くのクラブに足をお運びください!
HEADの今後
日本における代理店が変わり、何かと話題というか、
噂や憶測が乱れ飛んでいるHEADブランド。
ワタクシ、個人的にも以前の代理店のユーロスポーツ様には
大変お世話になりました。
また、新たに取り扱いを開始するHTM.JAPAN様の責任者の方にも
昔からなにかとお世話になっていることもあり、
今回の動きには複雑な思いもあります。
まだ取り扱い店などの詳細やHP開設など
いまだ情報が少ないという部分もありますが、
着々(バタバタ?)と準備は進んでいるようです。
公式サイトも近々アップされると思います。
ユーザーの皆さんにとって気になるのは、
やはりマイクロジェルラジカルでしょう。
すでに選手は新しいラジカルを使用しており、
TVや雑誌、ネットへの露出も多く、多くのHEADファンは、
「日本での発売はいつ?」というところでしょうが、
もうすぐですのでお待ちください。
(海外ではすでに発売になっていますしね)
その他にも何機種かが発表になるようです。
興味のある方は、本国のHEADサイトを
チェックしてみてください。
あれやこれやと多少の情報はあるのですが、
あまり無責任なことも言えませんので、
これくらいにしておきます。
何はともあれ、HEADという歴史と実績のあるブランドが
良い形で再度スタートを切れることをお祈り申し上げます。
(と言いますか、微力ながら協力させていただきます)
テクニファイバー
新製品ラケットとは違って、プレーヤーの方には
興味の無いカテゴリーかもしれませんが、
ブリヂストンスポーツの展示会にあった
テクニファイバーのストリングマシン。
赤がイメージカラーです。
テクニファイバーは、フレンチオープンでも
オフィシャルになっているストリングメーカー。
ローランギャロのオフィシャルストリンガーブースには、
この真っ赤なマシンがずらりと並びます。
このテクニファイバーのストリングマシン、
まだ日本ではそれほどのシェアを獲得していない。
日本で強いのは、バボラ・ゴーセンなど。
価格もありますが、ストリングマシンに望まれるのは
やはりメンテナンス体制。
機械ですから故障は仕方ないのですが、
マシンが止まってしまうと商売にならない。
張り上がりを持っていただいているお客様にも
迷惑をかけてしまうので、いかにトラブルに迅速に
対応してくれるかが勝負だったりします。
その場の調整で直るものもありますが、
コンピューター部など内部のトラブルは
基本的に代替ユニットに載せ換えて、
工場で修理してもらいます。
この辺は、台数を売っているメーカーが強い。
ショップ・スクールからすると非常に重要なポイントです。
テクニファイバー社も世界的には大きなブランドですので、
この辺がクリアされていくことで、一気に伸びるかもしれません。
ちなみに、ストリングマシンは大体どのメーカーも
上位機種は100万円前後です。
今回展示されていたマシンは特に新機種というわけでは
ありませんでしたが、マシンが載っている黒い台に注目。
展示会用のただの台かと思ったら、さにあらず。
これも商品だそうです。
前面のストリングディスプレイや横面のラケットフックだけでなく、
裏に回ると、あれこれ仕掛けが。
まず一番上の引き出しを開けると・・・
工具トレイと、奥のシルバーのギミックは
ウエイトとバランスを計るもの。
ひとつひとつの仕切りにストリング引き出し弁があります。
写真がボケて分かりにくいのですが、
水道の蛇口のようになっていて、
ストリングをキュッと止められるようになっています。
この台自体の横幅はちょうど1mで、
必要な長さを測りやすくもなっているそうです。
(ワタクシはメーター単位でのカウントはしないですが)
とまあ、非常に立派な台座でした。
立派過ぎて値段も聞かずに帰って来ました。
ブリヂストン新製品発表会
夏です。
スゴク暑いです。
なのにスーツでアスファルトの熱を浴びてます。
ブリヂストンスポーツの新製品発表会に行くのです。
毎年、この時期です。
暑い思い出しかありません。
まあ、そんなことは良いのです。
今回発表された新製品ラケットをご紹介します。
今回の新製品は、「Dual Coil(デュアル コイル)」。
コンセプトは、「POWER&SPIN」だそうです。
代表的なテクノロジーとしては、シャフト部に
レアメタル(コバルト合金)を2重のコイル状に巻きつけ、
シャフト合成を高め、パワーを生み出したというもの。
レアメタルのイメージです。
実際はもっと密に巻きついています。
さて、製品としては2種類4カラー。
DualCoil3.0
レッド
グリーン
ウエイト 300g
平均バランス 320mm
ラケット長 27インチ
フェース面積 100平方インチ
フレーム厚 21-26mm
グリップサイズ 1、2、3 ※グリーンは2、3のみ
適正テンション 54 ±5ポンド
価格 33,600円
DualCoil2,8
オレンジ
ブルー
ウエイト 280g
平均バランス 330mm
ラケット長 27.25インチ
フェース面積 105平方インチ
フレーム厚 21-26mm
グリップサイズ 1、2、3
適正テンション 54 ±5ポンド
価格 33,600円
フェイス形状は若干横に広がった、円に近い感じ。
HEADのエクストリームもそうですが、
流行りの形状なのでしょうか。
持った感じは、比較的取り回しの良さそうな
クセの無いバランスで、オールラウンドなイメージ。
そして、今までのブリヂストンラケットから考えると
かなり鮮やかで派手なカラーリングじゃないでしょうか。
とまあ、試打をしていないので、
打球感などはお伝えすることが出来ませんが、
9月上旬に試打会があるので、追ってインプレします。
そうそう、茶園プロがブリヂストン契約になるそうです。
これはちょっと驚きました。
オマケは、帰りに見た不気味なオブジェの噴水。
ああ、暑かった。
DVD撮影
先日、長塚京子プロから電話がありました。
専門誌の企画でDVDをつくるので、撮影当日、
お手伝いをしてくれるコーチをお願いできないかとのこと。
「どんなコーチがいいの?」
と聞くと、
「それなりにプレーの出来るコーチを3人お願いします!」
だそうで。
それなりの3名、みつくろいました。
京子ちゃんから、
「スペシャルなメンバー、ありがとうございます!」
との返事。
満足してくれましたか。良かった。
スペシャルな3人です。
富田コーチ・旭コーチ・澤村コーチです。
当日は、真夏の天気。
晴れて良かったけど、暑そうです。
何とか無事に終わったようです。
スペシャルな3名は粗相無かったですか?
T・Tennis誌のスペシャル企画だそうです。
発売をお楽しみに!
ちなみにワタクシ、こういう企画に一度も出たことが無い。
やっぱり、若手のコーチが前面に出たほうがいいもんね。
(旭コーチは若手じゃないけど)
ワタクシは裏方に徹します、ハイ。
そういえば京子ちゃん、フレンチとウインブルドンのお土産を
買ってきてくれたと言ってましたが、まだもらってないぞ。
楽しみにしてます!
持ってきてね。
移籍
インディアナポリスの大会から、ジェームズ・ブレークのラケットが
ブラックコスメから製品版になりました。
エアロジェルシリーズですかね。
詳細はもうすぐ発表になるのでしょう。
結局、プリンスのラケットはブラックコスメのまま終了。
合わなかったのかな。
聞いたところによると、D社本体の経営陣が変わったことで、
契約の方針も変更になり、またブレークにオファーが行ったとか。
その代わりと言っちゃなんですが、
鉄壁のダブルスペア、ブライアン ブラザースが
ラケット契約をウイルソンからプリンスに変更。
使用モデルは新製品の「O3 SpeedPort Black MP」です。
この移籍はちょっと驚きました。
ブライアンブラザースはダブルスカテゴリーでは
ウイルソンの看板選手でしたから。
まあ、スポーツビジネスの世界ですから、
様々な大人の事情があるのでしょう。
ちなみに、ラケットはモデルチェンジの時期も
非常に難しいと聞きました。
選手も勝っているうちは、ラケットを替えたくないでしょうし。
勝っていれば露出も多いですから。
たとえば、エナンの「nTour Two」や、
ジョコビッチやイヴァノビッチの「nBlade」も
ウイルソンとしては、[K]シリーズにスイッチしたいはずですが、
勢いのある今、無理に替えるのは難しいでしょうね。
(でも、遠からず変わるんでしょう、多分)
アガシが使っていたラジカルなどは、
モデルチェンジのサイクルまで
契約条項に入っていたという話を聞きました。
(2年半か3年だったかな)
ただ、実際に使っていたラケットが、
新しいモデルそのものだったのかは
疑問の残るところですが。
USオープン、前から9列目くらいで見たラケット、
どう見てもフレックスポイントの穴があるようには
見えなかったし。
とまあ、選手も色々、ラケットも色々です。
(↑へんなフレーズ)
もうすぐはじまるUSオープンも細かく観ていきたいと思います。
HIT THE WALL
打ち合わせがあって都内へ。
アポの時間が若干後ろにずれた。
近くで、Wilsonがイベントをやっているのを思い出して、
ちょっとのぞいてみました。
以前、「今日の一枚」でも紹介した「HIT THE WALL」
丸ビルのアトリウムに壁打ちコート出現。
真っ赤なコートは、K-FACTORのイメージを
全面に打ち出しています。
なかなかカッコいい。
コートでは若いプレーヤーがデモンストレーション。
ファッションビルに躍動感が溢れます。
時間を区切って、参加型のイベントもあるようで、
ぼ~っと観てたら、「いかがですか?」と勧められました。
(スタッフの方はほとんどがイベント会社の方のようでした)
「テニスはあまり・・・腰も痛いし」と辞退させていただきました。
まあまあのギャラリーが集まってましたね。
もう少しアナウンスとか音楽とか、盛り上げればいいのに。
他店との関係で難しいのかな。
しかし、色々考えるなぁ。
こういうストリートっぽいの、個人的には大好きです。