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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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懐かしラケット カワサキ オールマン

仕事、納まらないぞ。
年越しだからって納めなければいけないこともないよな。
ということで、今年も開き直りモードだ。



さて、田喜野井グリーンテニスクラブには、
先日の懐かしラケットの他にもう1本置いてあった。



これまた、坂井利郎さんのサイン入り。
坂井さん、フタバヤ契約だったはずだけど、これはカワサキ ラケット。
まあ、そんな細かい時代じゃなかったのだろう。
(もしかしたら用具提供のみで、契約じゃかなったのかな?)


KAWASAKI ALLMAN






張ってあるのは、ハイシープかな。
ほとんど使われていない感じも。



そうそう、カワサキはヘッド部にロゴが入ってるんだった。




見た目もカッコイイ、グリップ。
しかし、この頃の国産ラケットのグリップは、
すぐヘタってしまったように記憶している。
糊のついたバリバリのガーゼみたいな
グリップテープを巻くのが定番だった。



懐かしい、オールマンのロゴ。

オールマンは、福井烈プロの全盛期をささえたラケット。

福井さんが使用するオールマンは、シャフト部に「烈」の文字が
プリントされていた完全ワンオフモデルだった。
福井さんに憧れてオールマンを買い、
マジックで「烈」と書いてたテニス部の同期がいたけど、
人の名前書いてどうすんだって思ったっけ。


グリップエンドにも福井さんの名前が入っていたような気がして、
後に福井さんに直接聞いたことがあるが、ご本人によると、
「あれは、集中とか書いてたんだよ」とのことだった。

その時、「福井さんのオールマン欲しいなぁ。1本余ってないですか?」
と、ダメもとで聞いてみた。

「今まで使ったラケット、記念に新品で取ってあるんだ。
 でもそれぞれ1本だけなんだよ。だから無理」だって。
まあ、何本あっても無理だと思う。(あたり前)

そんな憧れのラケットだ。



というわけで、あっという間に今年も終わり。

Ken’sスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
お取引先、関係各所の皆様、大変お世話になりました。
一年間のご迷惑とわがままをお許しください。

来年もお世話になったテニスのために、
また大好きなテニスを通じて、
何かのお役に立てるよう頑張ります。


最後に、本当になんのためにもならないブログに
アクセスいただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
来年もためにならない路線は変わりませんが、
お暇なときに覗いていただければ幸いです。


皆様、良いお年を!
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

打ち納め

仕事納めの日、昼でオフィスを抜けて新宿へ。

DRKさんと待ち合わせ~DRKさんの家へ。
素敵な奥様と可愛い子供たちに見送られ、向かった先は。


ゴルフ練習場だ。

明日のゴルフに向けて練習である。
練習場なんて2年ぶりくらいか?



さっそく、先日購入したクラブを振ってみるも、よく分からない。

 「DRKさん、これってウッドみたいに振るの?それともアイアン?」

 「アイアンのスイングで大丈夫です」

2球打った。
いい当たり。
もう、掴んだのでおしまい。(コラコラ)



所沢に移動。


やたらと華やかな駅前。

DRKさんの会社大ボス様と落ち合い、明日に向けて(?)乾杯。
ワインを2本も空けた。
赤と白でめでたいからいいか。

いい加減酔っ払って、ラーメン屋さんへ。
さらに飲む。
そして食べ、ホテルへ戻る。



そうだ、さっきDRKさんから渡されたこれ。


なんだっけ?

開いてみる。

石川遼の実物大3D足型シートだって。
これで練習しておけってことらしい。

乗ってみるも、フラフラして上手くスタンスが取れない。
あ、酔ってるからか。




ということで次の日。

少し寒いが、風も無く最高の天気。
すべてはワタクシの日頃の行いのおかげだ。


遠くには秩父連山も見える。
景色も良いし、最高だ。



ああ、楽しかった。

スコア?
スコアってなに?

いや、ご報告するほどのものではございません。
とにかく楽しかったから良いのだ。



しかし、今年はよくゴルフをした。
そうは言っても、5回だけなのだが、
近年でいちばんのプレー回数だった。

しかも、そのうち4回はDRKさんと一緒。
誘ってくれるのがDRKしかいないみたいで、なんだけど。


これで今年は打ち納め。
来年は6回は行きたいぞ。
DRKさんのおかげで、少しゴルフが好きになったから、
練習場も行くことにしようと思う。

DRKさん、今年も遊んでいただいて、有難うございました。
N社長様、いつも親切にしていただき、有難うございます。
あと、いつも勝手にボトル飲んじゃってスミマセン。
来年もよろしくお願いします!



さて、仕事納めの日に遊びに行ったツケで、
今年は31日まで出社になりそうだ。
まあ、毎年そんな感じなんだけど。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

親切とか、前向きとか

コンビニで缶コーヒーを買う。

フタに

ホットだから、振ると噴出すのか。
こんなこと以前は書いてなかったと思うのだが。
誰かがメーカーにクレーム入れたのかな?


お弁当を買う。

箸袋に

爪楊枝の注意書きから、箸の素材の注意書きまで。
誰かが、爪楊枝が刺さって痛い思いをしたとか、
箸のササクレに文句を言ったのだろうか。


最近、とにかくこういう表示が多い。
親切といえばそうなのだろうが、基本的には自己防衛だ。
「~する場合があります。ご注意ください」を表示しておくことで、
何か言われても、「記載してありますので」と言える。
ホント、こういうのが増えた。

それだけ、今までには無かったような
クレームも増えたってことなのかもしれない。
世の中がギスギスしてきたのか?




さて、子供とのテニス。

昨年からテニスをはじめてようやく一年。
週末しか相手が出来ないので、正直、まだヘタクソ。
2ヶ月ほど前から、フルコート・レギュラーボールでの
ラリーが繋がりはじめたようなレベルだ。


休日、この日は次男が発熱のため、長男と二人。
練習後半、「残り時間、何がしたい?」と聞くと、
「試合がしたい!」とのこと。

試合のやり方は知ってはいるのだが、
まだサービスがあまり入らないので、
サービス側が不利という状態だ。

それで練習になるのかは疑問でもあるが、
試合では、彼なりにかなり本気になるので、
挑戦をうけてやることにした。


ワタクシ、強打はしないが手は抜かない。
当然、子供はほとんどポイントが取れない。
ラブゲームで試合が進む。

あまりにポイントが取れないので、イライラしてくる子供。
不必要に強くスイングしはじめる。
「うぁ!」「フンッ!」とか、打つたびに悲痛な声を出す。

それでもワタクシは知らん振り。
手は抜かない。


ゲームカウント、0-5と追い詰められる。
思わず、転がっているボールをラケットで叩いた。

ゲームを止め、彼を呼ぶ。

  「今、何した?」

  「・・・・」

  「何したって聞いてるんだ」

  「ボールを叩いた・・・・」

  「試合終了だ」

  「どうして?」

  「そういう態度は、テニスでは失格になるんだよ」

  「ゴメンなさい」

  「その試合が失格だけじゃなくて、何試合も出場になるんだよ!」

  「え?・・・・そんな」

  「だからもうキミはコートに立つ資格がない。
   だからもう終わりだし、もう教えない。帰るぞ!」


結構、きつく言ったので、こたえたらしい。
かなり落ち込む。

実はこの日、テニスウェアを買ってあげることになっていた。
こんなこともあって、買うのをやめようかと思ったが、
約束は約束なので、LFINOさんに向かう。


車に乗っても、落ち込み、黙り込む。
反省してるのか、よしよし。

ん?

ス~ス~、グガ~!

寝てんのかよ!


LAFINOさんに着いた。
起こして、車を降りる。
神妙な顔で話しかけてくる。


  「おとうさん・・・・」

  「なに?」

  「あのさ・・・・色々考えたんだけど・・・
   ・・・・テニスやらせてください!お願いします!」


色々考えたって・・・お前、イビキかいて寝てたじゃん。


  「思いどおりに打てないとき、怒ると上手く打てるようになるのか?」

  「ならない」

  「試合で負けてるとき、ものにあたると勝てるの?」

  「勝てない」

  「じゃあ、どうすれば良いと思う?」

  「え~と、前向きに頑張る」


彼なりに真剣だったのだろうが、思わず笑ってしまった。
ということで、ワタクシの負けだ。

前向きという表現が適切かどうかは分からないが、
彼なりに考えた結論なのだろう。
以降、試合をしても、静かに燃えている感じだし、
まあ、主旨は伝わったということかな。
今後も自分をコントロールして頑張って欲しい。

しつこいようだが、まだ恐ろしくヘタッピである。
投稿者 Malt 05:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

CYCLE MODE2009

先日、幕張メッセで、「CYCLE MODE2009」が開催された。

「サイクルモード」っていうのは、
自転車版モーターショーみたいなもの。
自転車好きなワタクシとしては外せないイベントだ。



ラッキーなことに友人からパスを譲ってもらった。
しかし、アンラッキーなことに、休日ながら予定が詰まっていて、
1時間弱しかいられないので、ダッシュで見て回る。
ゆっくり見たいぞ。(涙)



ヨダレが出そうなものだらけの会場。

最近の自転車ブームを反映してか、かなりの盛況ぶり。


最近よく見る、PINARELLO






SCOTT

カーボンディスクホイール(後輪)がカッコイイ。
ホイールだけで何十万円だろう。


LOOK 

LOOKはスキーヤーにはお馴染みのブランド。
スキーブーツを留めるビンディングのメーカーだ。
’83年に自転車業界に参入した。

そんなわけで、お家芸のペダル。

競技系の自転車は専用シューズをペダルにはめ込む。
スキーを履くようなイメージ。


サイクルシューズ

キレイなイエロー。
欲しい。


自転車というのは、フレーム(骨組み)とパーツは別物。
フレーム・パーツそれぞれを購入して組み上げるのだ。

これがクランク。

クランクだけで70,800円!
ああ、そうですか。
もちろんペダルは別売りだ。


ブレーキ

3万円オーバー。


サドル

18,500円也。
ちなみに、シートピラー(シートを取り付けるポール)は別売りである。

ということで、贅沢をすればキリがないのが自転車の世界。
ワタクシも何台か所有しているが、一番高価なロードレーサーは
上級パーツで組んだので、40万円くらいしたと思う。

カメラといい、はまってしまうとお金がいくらあっても
足りないのが趣味の世界だ。
ほどほどにしておかないとね。


会場内にはこんなコーナーも。


BMX教室。
基本的なポジションから、
様々なライディングテクニックまで教えてくれる。



RedBullのデモカーに組み込まれたDJブース。
BMX系は音楽ガンガンが似合う。



関係ないけど、ハマーが飾ってあった。

いつか、こんなの乗ってみたい。


短い滞在時間だったので、全部をじっくり見られなかったが、
あれこれ眺めるだけで、かなりテンションが上がった。
寒くて少し腰が引け気味だったが、冬の間こそしっかり
バイク(自転車)トレーニングをしようと思ったのだった。
よっしゃ!ひとっ走り行ってくるぜい!
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

懐かしラケット フタバヤ・ハイショット

年末のご挨拶に、田喜野井グリーンテニスクラブにお邪魔した。

天気が良かったので、自転車で行ってみた。
9km程度の道のりだが、アップダウンがきつくて
到着した頃には汗だくになっていた。


ここのオーナーさんはとても穏やかな人柄。
もう20年以上のお付き合いで、
ワタクシの駆け出しの頃も知っておられる。
若さゆえにトンチンカンな気合が入りまくっていた
昔の話をされると、穴があったら入りたくなる。



クラブハウスにラケットが置いてあった。


涙が出るほど懐かしいフタバヤのロゴ。



Futabaya HI-SHOT

ウッドラケットの基本みたいなフォルム。
フレームの反りがほとんど無いのが素晴らしい。




ナチュラルストリングが張ってあったらしい。
乾燥だろうか、あちこち切れている。
ナチュラルならでは。
この時代は、「シープガット」って呼んでたっけ。



これこれ。
フタバヤのグリップ、これだった。
懐かしいぞ。



フタバヤのロゴ。
当時は、「フィッチ?」って回して、「ラフ」とか「スムース」って言ってたよね。
今は、「UP」とか「DOWN」て言ってるけど。



フタバヤラケットといえば、
 ハイショット
 ゴールデンショット
 ウイニングショット
の3機種が代表モデルだった。

テニス部の先輩からは、
「ハイショットは硬いから、もっと上手くなってから使え」
なんてこと言われたっけ。
ワタクシ、ゴールデンショットを使っていて、
「いつかはハイショットを使えるようになりたい」って思ってた。




さて、このハイショット、ただのハイショットではない。

シャフトサイドに注目。

「T・SAKAI」とある。

そう、これは坂井利郎さんのラケットなのだ。
クラブオープンの時のイベントで坂井利郎さんが来られた時の
記念ラケットなのだそうだ。
ストリングがナチュラルなのも、ステンシルが入っているのも
坂井さんの使用ラケットならではってことだ。
(当時は、アマチュアはステンシルは入れていなかった)



ラケットカバー

カバーまでネーム入り。
さすが、時代を代表する選手だ。

当時、フタバヤラケットの看板選手といえば、
坂井利郎さんと平井健一プロだった。
対して、カワサキラケットの看板選手は、
神和住純プロと福井烈プロだったっけ。
で、九鬼潤プロはミズノのブラックジャックだった。
ああ、懐かしい。


そんな良き時代のラケットが田喜野井グリーンテニスクラブにある。
「これ、ボクにください」と言いたかったが、優しいオーナーさんが
返事に困るだろうと思ったので、写真でガマンして帰ってきた。

欲しいなぁ、あれ。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

続いて発熱とか、山男とか。

次男のおたふく風邪が収束に向かうも、
今度は長男が39度台の発熱。

こりゃ、季節性インフルエンザかなと思ったが、
症状からみるにちょっと違うようだ。
本人は塾に行けないのと、テニスが出来ないのが
とても悔しいようだが、幸いにも冬休みに入っているし、
ゆっくり休んでもらうしかない。



さて、冬の富士山、不幸な事故が起きた。
片山右京氏とそのお仲間の登山事故だ。

報道では、片山さんを叩いたり責任を追及する論調は少ない。
実際、その状況ではどうしようもなかったのだろう。
自分の生命の危険もあるのに、12時間も2人に
寄り添っていただけでも普通じゃない責任感だと思う。



アルピニストの野口健氏がインタビューに答えていた。

 「これは仕方ないです。片山さんを責められることじゃないです。
  山に登ったら、自分の命は自分で守るしかないんです。
  片山さんはじゅうぶん過ぎるくらいの対応をしたと思います」

   #野口氏のブログにもコメントがあります。


野口氏の話は、TVやラジオで何度か聞いたことがあるが、
その飄々とした語り口と内容のすさまじさのギャップがスゴイ。

  一緒に山に登った仲間が、恐怖に耐え切れずに
  精神的におかしくなり、自ら飛び降り命を絶った。

  頂上目前、座ってひと休みして、「さあ行こうか」と
  隣の仲間に声を掛けたら、そのまま絶命していた。

  山頂付近で迂闊にゴーグルを外してしまい、
  強烈な紫外線にやられて失明してしまった。


常に死と隣り合わせの状況を何度も経験している。
そんな話を重くでなく普通にされる。
本当に突き抜けるっていうのはこういうことかと思わされたりした。




実は、ワタクシの身内にも山の男がいる。
親族中、一番好きで一番尊敬している叔父だ。


叔父は大学時代、山岳部だった。
70歳近い今も、その大学の山岳部の総監督をしている。

昔はよく、「来月から中国の山に行ってくる」と言っては、
半年、一年と日本から姿を消していた。
少しだけ写真を見せてもらったことがあるが、
雑誌やTVで見るようなアルピニストの写真そのものだった。
おそらく世界中、あちこちの山を登ったのだろう。


叔父もやはり、「吹雪で1週間動けなくて、終わりかなと思った」
みたいな話を普通にする。
「こんな経験をした自分」を鼓舞するような素振りは皆無。
いたって普通に、死と隣り合わせのその状況を話す。

それなのに、また山に登る。
叔父に、「どうして山に登るの?」と聞いたことは無い。
なんとなく聞いてはいけないような気もしたし、
聞いても答えが返ってこないような気もしたからだ。


そんなバックボーンがあってか、叔父は恐ろしく肝が据わっている。
家族・仲間は絶対に裏切らない。
相手が警察でもヤバイ筋でも、おかしいと思えば向かっていく。
何度か会社起こしたり、潰したり、でもそのたびに這い上がる。
とにかく、男の見本のような人間だ。

それが、山岳部で培われたものなのかは分からない。
しかし、死が隣にある山という厳しい状況が
何らかの影響を与えていることは確かだろう。

 #姉であるワタクシの母に言わせると、
  子供の頃からムチャクチャだったらしいけど。



そんな叔父はワタクシの憧れであり、届かない存在だ。
叔父は時々電話をしてきて、ムチャクチャなことを言う。

 「起きてたか?今から来い。2時間もあれば来れるだろ」

夜中である。
200km離れた叔父の家まで来いとは、ひどい話だ。

しかし、ワタクシは行く。
ムチャクチャでも、叔父に呼ばれたことが嬉しいのだ。
だから、夜中に200km先まで車を飛ばす。



かつて、一度だけ叔父に逆らったことがある。
(正確には逃げた)

学校も行かずアルバイト三昧、ヘラヘラと女の子と遊び、
夜な夜な盛り場で夜を明かしていた軟弱なワタクシ。
親も叔父も、「いい加減にせい!」と思っていたらしい。

あるとき、叔父に呼ばれた。

 「お前は大地震がきたら、誰より先に死ぬタイプだ。
  オレが泥水飲んででも生きられるようにしてやる。
  来年1年間、大学を休学して、インドを放浪してこい。
  インドまでは、オレが漁船を紹介してやる」

すでに親にも話をつけてあった。
親は、「あの子はお前任せる。ぜひそうしてくれ」と言ったらしい。

このときばかりは、ワタクシも本気でビビッた。
叔父は本当にワタクシをインド送りにするだろう。

逃げた。

半年、親とも叔父とも連絡を取らなかった。
こりゃダメだと諦めたのか、インド放浪計画は立ち消えになった。
少しだけ生活態度を改めたからかもしれない。



結局、この歳になってもワタクシは叔父には追いつけないし、
いまだヘラヘラした軟弱野郎のままだ。
修羅場も何も経験せずに、フラフラと今日まで来たからだろう。
それだけに、ワタクシとは真逆の場所にいる山岳の人たちは
ワタクシの憧れであり続けるのだと思う。


今回、命を落とされたお二人には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

研修とか、モチベーションとか。

Ken’sららぽーとにて。


たまたまテニスウェアを着ていた。
「テニスコーチなのに、たまたまってのはなんだ?」
って話もあるが、普段はスーツにネクタイがほとんどなのだ。


そこに新人コーチが二人やってきた。
コーチ研修があるらしい。
ボールを出す人、打つ人が必要らしいが、人数が足りないようだ。
オフィスに戻るのは夜でも良いだろうってことで、声を掛けた。

  「じゃあ、ボクが入るよ。一緒に研修しよう」

二人とも、「この人、テニス出来るのかな?」
と心の中で思ったようが気がするが、まあいい。



研修開始。
色んなパターンの送球法、デモンストレーションなど練習。
二人とも真剣な顔で超マジメに取り組んでいる。
ドリルが終わると、「アドバイスお願いします!」と聞いてくる。

打球も真剣。
しかも、ワタクシが打つたびに、「ナイスショットです!」と声を出している。
ああそうだ、彼は体育会だったっけ。
なんだか気恥ずかしかったが、その気合がちょっと嬉しかった。

短い時間だったが、ワタクシも初心に戻れた気がした。
逆に感謝。




次の日、Ken’s千葉

恒例の火曜練習が終わると、澤村コーチが新人コーチとコートにあらわれた。
コーチ研修をするという。
これまた、オフィスに戻るのは遅くても良いかなと、
研修に付き合うことにした。


菊地コーチも参加してくれた。
二人で新人コーチの送球をひたすら打つ。

1カゴ目(100球)終了。
ひたすらボールを出す新人コーチ。
ひたすら打つ、菊地コーチとワタクシ。

2カゴ目(200球)終了。
とにかく、ひたすらボールを出す新人コーチ。
とにかく、ひたすら打つ、菊地コーチとワタクシ。

3カゴ目。
同じく、お互いひたすらに・・・
疲れてきた。

4カゴ目。
澤村コーチ、まったく止めさせる気配なし。
新人コーチ、勝手にやめるわけにもいかず、ひたすら送球。
菊地コーチとワタクシもひたすら・・・・
ガァ~!死んじまうわ!


おそらく、わざとだと思われる。
澤村コーチはそういうヤツだ。(苦笑)


でも、久々にフォームチェックが出来てよかった。
松原コーチの言うアウトサイドインを意識しながら打ってみた。
なかなか良い感じ。
ちょっと違和感のあったフォアのクロスが戻った気がする。
松原コーチ、ありがとうございました。


研修も練習も久しぶり。
やっぱり色んな意味で勉強になるな。
もう少しコーチ研修の機会を増やそうと思った。
良いレッスンのためには、全員でもっともっと勉強しないとね。





話は変わって、若手コーチが言うらしい。

  「テニス、調子悪いっす。スランプかなぁ。
   モチベーションが上がんないすよね」


澤村コーチが言う。

  「お前、なに言ってんの?!
   スランプとかモチベーションとか10年早いよ。
   そういうことは、死ぬほど練習とトレーニングして、
   実力つけてから言え!」


厳しいかもしれないけど、まったく同感だ。

調子が悪かったら、悪いところを練習で調整するしか解決法は無い。
百歩譲って、気分転換も必要かもしれないが、
モチベーションが上がらないままに過ごしたって、
何も良くはならない。

そもそもテニスが大好きなら、モチベーション云々なんて言葉は
出てこないんじゃないかな。
まあ、試合に負けて凹んだりはあるだろうけど、
それだって、負けた原因を分析して練習で克服する以外に
解決法は無いわけだし。


ということで、色んな心の揺れはあるだろうけど、
根本と初心を忘れず、大好きなテニスに
打ち込んで欲しいなと思うのだ。


「お前も頑張れよ」の声多数。(またこの締めかよ)
投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

ユーティリティなど

さて、ゴルフだ。

やたらとゴルフに入れ込んでいるDRKさんが言う。


 DRKさん  「Maltさん、ゴルフは大人のたしなみですからね。
         もっと真剣に取り組んでください」

 ワタクシ  「真剣に取り組むって?」

 DRKさん  「時間とお金の掛け方が足りません」


そうなのか。
確かにワタクシ、ゴルフにはまったくお金を掛けていない。
もともとが、ゴルフはお金持ちのスポーツだと思ってるので、
ワタクシのような庶民がのめり込んじゃいけないのだ。


今までに買ったゴルフ用品といえば、シューズ1足・
ボール・ティー・くらいなものだ。(小物ばっかり)
クラブは1本も買ったことが無い。
すべて貰い物だ。
それでも何ら不自由を感じないから、それで良いのだ。


  DRKさん  「前回一緒に回った時、クラブ買うって言ってたのに
           結局、買わずにそのままだし」

  ワタクシ   「だって、年に2~3回しか使わないものに
           お金を掛ける気がしないんだよ」

  DRKさん  「ロングホールの2打目に使うクラブが無いって
           言ってたじゃないですか」

  ワタクシ   「何を買えばいいって言われたか、忘れちゃってさぁ」

  DRKさん  「7番ウッドかユーティリティーの4番ですって!」

  ワタクシ   「ユーティリティーってなに?」

  DRKさん  「もう・・・ボク買っておきましょうか?」

  ワタクシ   「怖いからいいや。(高いの買いそうだし)」


DRKさんからメールが来た。

  「ウッドなら7番、ユーティリティーなら4番ですよ!」


分かった、分かったってことで、中古ショップへ。

ところが、たくさんありすぎて分からない・・・

DRKさんからのメールを確認するも、
メーカーによって表示が違うし、
形状も色々で、何が何だか分からない。
面倒なので、フェイスの角度とシャフトの硬さ、
あとは知っているブランドってだけで決めた。


22°って書いてある。


シャフトは「S」だ。

ファイヤーラインが気に入った。


さて、これで合ってるのか?
振りもせず、握りもせずに買ったからなぁ。

これ、中古ながら新品未使用って書いてあった。
定価は知らないので、どれだけ安くなってるのかは分からない。
LAFINOのT店長が、「良い買い物しましたね」って言ってたから、
きっとそうなんだろう。

#LAFINOの斜め向かいの中古ショップで買って、
  そのままクラブ抱えてLAFINO行ったのだ。

ついでに、人生初のマーカーも買った。


マーカーすら持っていなかったのだ。
今までは、グリーン上のボールを一度も持ち上げずに打ったり、
ティーを刺したりしたことも。
申し訳ないっす。


ということで年末ゴルフ、DRKさんと一緒に行くので、
道具はDRKさんの自宅に送りつけておいた。
普通、新しいクラブを買ったら、まず打ってみたくて
仕方ないのかもしれないが、全然そんな気が無いので、
そのままキャディーバッグにつっ込んで送った。
(DRKさんが試し打ちしてるかもしれない)


今年、最後のゴルフ、晴れるといいなぁ。

しかし、今年はたくさんゴルフをした。
すっかりゴルファーだ。
(注:4回です)
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

おたふくとか、20年ぶりとか。

次男がおたふく風邪にかかった。

もともとの丸顔がますます丸顔に。
両手をぽっぺにあてて、「いた~い!」と泣いてる。
かわいそうだけど、1回は掛かるものだから仕方ない。
頑張れ。


麻疹とか風疹とか、子供がこの手の病気に掛かると、
まずはワタクシの病歴チェックがはじまる。
子供の頃に済ませていれば良いが、
大人になってから掛かると大変だからだ。

ところがワタクシ、自分の病歴をほとんど覚えていない。
で、妻が田舎に電話して、ワタクシの母親に病歴を聞く。


  「おたふく?どうだったかしら?
   あの子、体弱かったから、全部かかってるんじゃないかな。
   昔のことだから覚えてないわ。ハハハ!
   ところで、安いツアーがあったから、今日から上海に行ってくるわ。
   何かあったらよろしく~!」

のん気なものだ。
まあ、いい歳になった子供の病歴なんか覚えてないわな。





さて、昨日は写真撮影をした。
被写体は長塚京子プロだ。

プロ選手の場合、現役時代の写真はそれなりにあるのだが、
引退後の写真が少ないことが多い。
イベントなどで使える、最近の写真が必要だってことで、
ワタクシがカメラマンをかって出て、撮影することに。


打球フォームの写真て難しい。
長塚プロ、しっかりボールを見るから、
テイクバックで下を向いちゃうし。



まあこんな感じとか、あんな(どんな?)感じで勘弁して欲しい。






撮影終了。

 
  ワタクシ  「ハイ、お疲れ様!
         では、長塚クン、ワタクシとラリーをしようではないか!」

  長塚プロ 「はい?」

  ワタクシ  「いいじゃん、ちょっとテニスしたいんだよ。
         5分でいいから付き合って!」



ということで、長塚プロとラリー。


思い切り、スライスで逃げるワタクシ。


  ワタクシ  「マスターズクラシックくらいに打っていいぞ~!」

  長塚プロ 「ハ~イ!」 (バキッ!)

  ワタクシ  「グランドスラムくらいに打っていいぞ~!」

  長塚プロ  「ハ~イ♪」 (ドカ~ン!)

  ワタクシ  「もういいや・・・・」


思えば、このコートで長塚プロとラリーしたのって20年ぶり。
ふた昔も前になるのか。
懐かしいなぁ。

そういえばあの頃もバキバキに打たれて、
スライスでかわしまくってたっけ。
変わってないんだな、オレ。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

錦織圭 始動!

金曜夜、新宿にいた。

(社)日本テニス事業協会での会議の後、忘年会と称して、
いつもの焼き鳥屋でいつものように飲んだくれていたのだ。




ワタクシがお酒を控えていることを知ったDRKさんは、
ワインを2杯ずつ注文してくれるわ、
日頃から何かとお世話になっている同業他社社長さん
「ワイン、ボトルで頼もうか?」と言い出すわ、
親切な皆さんに囲まれて、いつも通りに酔っ払ってしまった。


で、これまたいつものように、DRKさんの「泣きますか!」
とのお誘いで、定番の栄寿司へ。


コハダと泣けるカッパ。

また、会社のボトル飲んじゃいました。
N社長、スミマセン。



で、その栄寿司に行く途中にバッタリ。

ウイルソンの事業部長さん(左)とKen’s担当Y氏。


 「えらい二人に会ってもうた・・・」

と顔に書いてあった。
というか、ハッキリそう言われた気もする。(苦笑)

二人の後ろは光って見づらいが、
いかがわしさ満点のアダルトショップ。
自社ブランドのウェア着込んでるくせに、
ふたりでこんな店に入ろうとしていたのか。(ウソです)

飲みに誘うも、「これから圭に会うんで」とアッサリ拒否。
明日からアメリカに戻って本格始動するので壮行会らしい。
ついていきたかったのだが、さすがにそれはまずかろうと諦めた。



そうか、錦織圭、いよいよ本格始動か。

今年のシーズン初めに怪我してから、
ここまで長かっただろう。
試合に出て勝てないならまだしも、何も出来ずに
ランキングが下がっていくのを見るのは辛かっただろうな。
とにかくまた一歩ずつだ。
頑張って欲しい。



錦織圭とウイルソンのラケット契約は、ジャパン契約ではなく、
シカゴ本社とのワールドワイド契約。
(だから、カタログでも他の看板選手たちと肩を並べているのだ)
これは日本人では初めてのことだそうだ。


たしか契約期間は3年。
もうすぐ契約更新がやってくる。
怪我での戦線離脱が長かったから、
やっぱり条件は厳しくなるのだろうか?

もともとラケットの契約相場はさほど高額ではない。
グランドスラムでの成績やツアー優勝など、
基本額の以外のインセンティブ比率が高いんだそうだ。
(契約金が高額なのはウェア契約だって)


当然ながら、他メーカーも圭との契約を狙っているから、
水面下では激しい駆け引きが繰り広げられているだろう。

あるメーカーの開発担当者などは、非常に細かく
圭のラケットスペックを知っていた。
ウエイト・バランス・ストリング・テンションはもちろん、
USオープンの1試合ごとのセッティングまですべて把握していた。
どうやってそんな情報まで・・・と、
契約争奪のすごさを垣間見たような気がした。


選契約金だけで言えば、ウイルソン以上の
条件を出すメーカーもあるだろう。
しかし、選手にとっては大事な商売道具。
当然ながら金銭的な条件だけでは決まらない。
製品のみならず、サポート体制や信頼関係も重要だろう。

BLXの発表会では、
「ウイルソンには感謝しているし、BLXもとても気に入っている」
って言ってたし、関係は良好なのだろう。

新しい武器BLXで、また活躍してくれることを心から願うばかりだ。
頑張れ、圭!
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ファイテンとか、ファールボールとか。

プロ野球シーズンオフ。
千葉ロッテマリーンズから横浜ベイスターズへ、続々トレード。

来シーズンのロッテ、どうなるんだろう?
あまり選手のことは詳しくないってのもあるが、
どんな布陣になるのか、いまひとつイメージが湧かないぞ。


で、これ。

ファイテンのネックレスだ。

先日、ラフィノのニッシーがくれた。

  「Maltさん、おみやげがあるんです。これ」

  「ファイテンじゃん。いいの?ありがとう!」

  「ただのファイテンじゃないですよ。よく見てください」


よく見た。

「8・GORI」?
おお!今江モデルじゃん!

先日のファイテンの説明会(?)での抽選で当たったそうだ。
マリーンズの今江選手がゲストで来られていたらしく、
一緒に写真まで撮ってるし。
いいなぁ。




最近はエルグ一辺倒だったが、
久しぶりにファイテンを着けてみた。


テニスの練習。
ん?なんか良いような気がする。

バイク(自転車)トレーニング。
なんとなく良いような気がする。

睡眠。
よく寝られたような気がする。


すべて、「気がする」レベルだが、この「気」が大事。

実はワタクシ、サプリメントとかこの手のグッズ、
ほとんど効果が分からない。

唯一、明確に実感があるのが、お酒の前の「ウコン」だ。
ドリンクにしても、錠剤にしても、事前にウコンを飲むと、
悪酔いもしないし、次の日の二日酔いも、まず無い。


こんなワタクシだから、「気がする」ってことは
きっと効果があるってことなんだと思う。

せっかくだから、しばらく使ってみようと思う。

野球の時の効果が楽しみだ。
今江かぁ、サード守らなきゃ。(んなこたぁない)




そうそう、野球つながりで、こんなものも。


阪神ファンの友人からもらった、交流戦 阪神vsロッテ戦のボール。
福浦選手が打ったファールボールだそうだ。

今年、何度もマリスタに観戦に行ったが、
いまだファールボールをゲットしたことがない。
飛んできそうで、なかなか来ないのがファールボール。
その貴重なファールボールをもらった。


  「これ、やるわ」

  「え?もらっていいの?」

  「福浦の打ったボールなんかいらんわ」

これが阪神ファンのメンタリティなのか。
お陰さまで、ありがたく頂戴した。


そういえば、しばらく野球してないな。
(テニスしろよ!の声多数)
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MAX200Gとか

先日のイベント会場で見かけたラケット。


あまりの懐かしさにシャッターを切った。
DUNLOP MAX200Gだ。

神様ジョン・マッケンローの代名詞だったモデルである。
シュテフィ・グラフもこのシリーズを使っていたが、
後のウイルソンのイメージが強いので、
やはり、MAXと言えばマッケンローなのだ。

使っておられたのは、この40代後半くらいか、
もうちょっと上くらいであろう男性選手。
おそらく、このラケットが大活躍していた頃に
たくさんプレーをしてこられた年代だと思う。

何が素晴らしいって、この20年以上前のモデルを
単なる「懐かしラケット」ではなく、普通に試合で
使っておられることがスゴイと思う。

そのプレースタイルがまた良い。
マッケンローばりに、レベルスイングでのテイクバックからネットダッシュ、
そして、柔らかなタッチのボレーと、いかにもこのラケットらしいプレー。
ご本人がマッケンローを意識されているのかは分からないが、
「いかにも」なプレーにある種の感動を覚えてしまった。




ラケットらしいプレー。

この時代までのラケットには「らしさ」があった。
アディダスのGTX-PROならば、ガツンガツンのストロークを
打たなければいけないような気になったし、
プーマのベッカーモデルなら、弾丸サーブを打てるような気がしたし、
ロシニョールのF200なら、トップスピンのグランドストロークを
延々繋げられるような気になった。

もちろんそれらは気のせいっていうか、思い込みだし、
ミーハーなワタクシだからその傾向が強かったってのもあるが、
そのラケットの使用選手の色が強かった時代だったような気がする。


ちなみにワタクシは、MAX200Gを使っていたことはない。

その頃ワタクシが使っていたのは、
HEADのグラファイトプロ~プレステージだった。
この頃からフラットビーム&ボックス形状が好きだったようだ。

マッケンローは一番好きな選手ではあっが、
インジェクション製法から生み出される独特な柔らかい感触は、
ワタクシの好みではなかった。
試打をしてはみたが、とても使えないと諦めたっけ。



いずれにしても、ひとつの時代を築いたラケットが
現役で試合をしている姿を見れたのは感動だった。

ちゃんとした写真を撮らせていただこうと思っていたのだが、
タイミングが合わず、お声掛け出来なかった。
来年も同じラケットで出場していただけたらウレシイな。


いっそ、「’90年以前のラケットだけの大会」なんてのを
企画してみてはどうだろうか?
ウェアも昔のヤツでね。
マッケンローとかレンドルとか、たくさん出場しそうだな。
考えただけで楽しくなってきた。

やってみる?
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みゆきさんとか、ストリングとか

ちょっと前の話だが、中島みゆきが紫綬勲章を授章した。

ウ~ン、みゆきさんが勲章かぁ。
本人は喜びのコメントを出してるけど、あまりピンとこないぞ。


ワタクシ、中島みゆきはデビュー当時から大好きだ。
シンガーシングライターとしての「中島みゆき」が好きなのであって、
松田聖子とのCMとか、オールナイトニッポンのみゆきさんには
あまり興味が無い。(大好きな人も多いだろうけど)

ちょっと屈折したフォークの時代から
荒井由美に代表される洗練されたニューミュージックへの移行期。
「中島みゆきが好きだ」と言うと、「暗い」とか言われたりしたが、
好きなものはしょうがない。

’78年発表の「愛していると云ってくれ」に収録されている
「お前の家」なんてのは、涙なくしては聴けない名曲だ。


好きだと言いながらも、彼女のライブには行ったことがない。
「夜会」っていうシリーズを長年やっているようだが、
芝居仕立てのステージにはちょっとひいてしまうからだ。
チケットが入手しやすいのかも知らないし。

やっぱり、中島みゆきにはギターを持って歌って欲しい。
でも、あんまりギターが似合わないんだよなぁ。
やたらとヒラヒラしたドレスみたいの着るからかな。
普通の格好で普通にギターを抱えたみゆきさんを見たいぞ。

一度で良いのでライブに行ってみようと思う。





さて、恒例の火曜日のテニス。

最近、なかなか練習時間が取れないので、
この貴重な練習日を楽しみにしていた。
加えて、この日はニューウエポンのテストも兼ねていたので、
なおさら気合いじゅうぶんでのぞんだ。


が、しかし、メチャクチャ調子が悪かった・・・


ダブルス3セットで、6-4  1-6  0-6。
思い切り尻下がりのスコアだ。
普段だと、3セットやるような時間が無いのだが、
あまりのワンサイドにキッチり3セット出来てしまった。


ボールが見えていない、振りきれていない、
ストロークの当たりが悪い(これは昔から)。
とにかく、ヒドイ出来だった。

打ち合わせのためにKen's千葉に来ていた長塚京子プロも
ちょっと見て、苦笑いしながら事務所に消えていった。(失礼な)

「ああ、調子悪っ!」と騒いでいたら、
澤村コーチ、「練習してないからです!」って。
確かにその通りなんだけど、
そこまでハッキリ言わなくてもいいじゃないか。
もちろん、調子が悪いのは自分の腕の問題だから仕方が無い。



で、今回新しいストリングを試してみた。
マルチ構造のかなり柔らかめの糸なのは分かっていたが、
想像以上に柔らかかった。

フレームのフィーリングが伝わってこないほどに
ボールを包み込む感触、ホールド感が強い。
これはこれで特徴があるのだが、ワタクシの好きな
球離れの良いタイプとは対極のものだった。


その分、ドロップボレーやバックハンドのスライスの感触は絶品。
「球乗りの良さ」とはまさにこのことを言うのだろう。
ストリングがボールをグイッとくわえて、糸を引くように送り出す。
好きな人にはたまらないだろうなって感じ。

しかし、ワタクシ的には、「球乗り」よりも「弾き」を重視したい。
この糸の「振っても振ってもヌケが悪い感触」を引きずりながら
プレーを続けるのは、正直しんどいものがあった。


ウイルソンの新製品、BLXの発表会でも言っていたが、
フィーリングは大事だと思う。
やはり好みではない打球感でプレーを続けるのは苦痛だ。
その部分でのストレスは影響が大きい。

ストリングでここまで違うのかと、いまさらながら思い知った
貴重な練習日であった。
やっぱり、マルチ系でももう少し腰のあるストリングが良いなぁ。

いや、決して不調をストリングのせいにしているわけではないのだが・・・


ということで、本日2本とも張り替えることにしたのだが、
さて、誰に頼もうかな。


「自分で張れ!」との声多数。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

摂生の12月

体調を崩した日から4日間、お酒を飲まなかった。

いきなり、2,5kg痩せた。

あまり食べていなかったってのもあるが、
今までどんだけ飲んでたんだ?って話だ。

そんなわけで、このままお酒を控えつつ、
緩やかにダイエットすることにした。



金曜の夜、品川へ。

土曜日に(社)日本プロテニス協会で会議がある。
全国を各地区に分け、地区長を任命しているのだが、
その全国地区長会議だ。

で、前日入りした地区長の皆さんの懇親会があるのだ。

ワタクシ、何の能力も人徳も無いのだが、何故か千葉地区長。
「近いんだから懇親会もおいで」と呼ばれたので、
ノコノコ出ていったというわけだ。


会場は居酒屋。
生ビールやお刺身、鍋物など、誘惑満載の宴だが、
ビールをジョッキ半分のみ、食事も少しだけで切り抜けた。
ホテルに帰ってとっとと寝ようと、H理事と戻り道、
テラスのあるイタリアンのお店の前を通る。


  「Maltクン、ちょっと呑んでいこうよ」

断るなんて、とんでもございません。


ワイン、つき合わせていただきます。
グラスだし、これくらいいいよね。




H理事とサシで飲んだのは初めて。
色々と勉強させていただきました。
あざ~す!



土曜日、プロテニス協会で会議を終え、MastersClassic会場へ。
イベント終了後、電車で川崎へ出る。


  ワタクシ 「じゃあ、お疲れ様でした!」

  H理事  「Maltクン、ちょっと行こうよ」


も、もちろん、お供します。


川崎の町ってはじめてじゃないかな。


昨晩に引き続きワイン。

ボトル取っちゃたけど、赤だし、ポリフェノールだからいいよね。




日曜日、宇都宮へ。
お手伝いさせていただいてるインドアテニススクールの
コーチ研修なのだ。


コーディネーショントレーニングやショット分析などの研修をする。
質問・意見交換もありつつ、マジメに進行する。(当たり前)



終了後、近所の焼肉屋でコーチングスタッフの忘年会。

若手コーチたちの食べること、食べること。
見ていて気持ちいいくらい食べる。
最初に丼飯でも食べさせておけば良かったぜ。
若いっていいなぁ。




今年も一年、お疲れ様でした!
来年も一緒に頑張ろう!


そんな宴席、極力控えめにと思ったのだが、
まったく飲まないわけにもいかない。
ビール1杯、ワイン3杯くらいだったかな。
まあ、忘年会だからしかたないよね。


ということで、週明けのトレーニングジム。
体重を測ったら、2,5kg減そのままだった。

う~ん、もう少し減量を加速させたいぞ。
家での禁酒は継続してみようと思うのだ。

しかし、12月はなにかと飲み会が多い。
関係者の皆様、飲んでなくてもハイテンションで付き合いますので、
ワタクシにお酒をすすめないでください。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

MastersClassic その2

Twitter、つぶやいていないんだけど、
フォローしてくれるって人もいるみたい。
どうして?

フォローされる人を増やすために
手当たり次第フォローしているのだろうか?
もっとメジャーになったら、スパムとか出てくるのかな。

ワタクシは今のところ、まだ半放置状態。
面白さがわかるところに達していない。




さて、MastersClassicの続き。

試合はダブルス、20分マッチで行われる。


佐藤直子・吉田友佳vs神尾米・長塚京子

相変わらず、長塚プロのフォアは暴力的・・・いや、威力がある。
神尾プロ独特の押し出すようなストロークはまさに絶品。



平井健一・長塚京子vs山本育史・森上亜希子

森上プロは先月まで現役。
伸びのある深いストロークをバンバン打ち込んでいた。




現役時代とまったく変わらぬ平井プロのフォーム。
とくにこのサービスフォームは涙モノ。
かつて雑誌で見たまんま。(感激)



現役選手も参加。
鈴木貴男プロと、先の全日本選手権覇者の添田豪プロ。

渡辺功・添田豪vs石黒修・鈴木貴男という夢のダブルスが実現。
鈴木プロのボレーは半端じゃないキレ味。



急遽、実現した、鈴木プロvs添田プロのシングルス。

2ゲームだけだったけど、見ごたえじゅうぶん。




教科書のような渡辺功プロのサービス。



鈴木貴男・長塚京子vs添田豪・吉田友佳

このイベントならではの顔合わせ。
激しいショットの応酬。



表彰式

結果は、チーム石黒の勝利。



MVP選手は観客の皆さんに決めてもらうのだが・・・

なんと、長塚京子プロが受賞。

「相手構わず遠慮なしに、ガンガン打ったからでしょうか」とのコメント。
その通りだと思うよ。(笑)


終了後は、観客の皆さん向けにイベント。


プロのサービスを受けたり、ボレーボレーしたり。
プロ選手みんなが残って、ずっとお相手をしていた。
このイベントを象徴する光景。




「往年の・・・」とはいえ、時代を築いた選手はやっぱり上手い。
特に超ベテランプロのフラット系の糸をひくようなショットは絶品。
タイムスリップ感もありつつも色褪せてはいない。

中堅プロはまだまだガンガン打つし、動きも速い。
衰えを見せないプレーぶりが素晴らしい。



今回のイベントはプレイベントで、
今後は地方での開催も計画しているそうだ。
テニスの楽しさを伝えるという意味でも、
非常に面白いこのイベント。

今後に期待しつつ、帰路についたのだった。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

Masters Classicその1

生まれて初めて、川崎市は武蔵小杉駅に降り立った。

そういえば、ここの駅前にはDRKさん会社スクールがあるのだった。
ヘッドコーチも知っているし、アポ無し突撃訪問も楽しいかなと思ったが、
今日の目的は、とどろきアリーナで開催される「MastersClassc」に行くこと。
どう考えても時間が無いので諦め、バスに乗った。



ということで、会場に着いた。


アリーナの床面にマットタイプのコートが設置されている。
こういうコートもあるんだな。


MastersClassicは往年の名プレーヤーが年代を超えて、
試合をするというちょっと変わったイベントだ。
日本のテニスの黎明期を支えた選手から、
中堅どころ、そしてつい先日まで現役だった選手まで
バラエティに豊かなメンバー構成なのだ。

試合はチーム対抗戦のダブルス、1試合20分制。
すべてのゲームカウントの総数で勝敗が決まる。




イベントスタート!
MCの呼びかけで選手が入場する。



石黒修プロ

日本プロテニス界の開祖というべき御肩。
(社)日本プロテニス協会設立メンバー。
俳優の石黒賢氏のお父様でもある。



坂井利郎氏

坂井さんは、たしか「プロ」ではない。
数々の戦歴を持ちながら、プロの立場をとらずに
デ杯監督、フェド監督なども含め、日本のテニス界を
支えてこられたスゴイ御肩。

入場時、客席に向かってボールを打ち込むのだが、
これが、それぞれのプロ独特の「いかにも」のフォームなのが
ワタクシ的にはツボにはまって、面白かった。
坂井さんは、しっかり腰を落としてのフラットだし。(笑)



平井健一プロ

高速サービスのダブルスの名手。
全然、衰えていない感じの体つき。

これまた、ワタクシが高校時代のテニスマガジンで
よく見たフォームそのまま。
ラケットがフタバヤだったらなぁ。(無理)



我らが長塚京子プロ登場。

前日、会った時、「明日は気合全開で頑張ります!」って言ってたっけ。
空気は読みつつ、暴れすぎないようにね。



渡辺功プロ

全日本選手権制覇、グランドスラム出場など、輝かしい戦歴を持つ。
(社)日本プロテニス協会理事長である。
相変わらず、色黒で底抜けに明るいキャラクターである。





出場選手が揃った。



ワタクシにとっては完全に雲上人の方々。

この4人がテニスウェアで肩を並べる姿をまた見られるとは。(感激)
坂井さんのFILAのウェアと、石黒プロのチルデンセーターが
雰囲気をかもし出してる。



チーム石黒

左から、長塚京子プロ、神尾米プロ、谷澤英彦プロ、
平井健一プロ、坂井利郎さん、石黒修プロ。


チーム渡辺

左から、白戸仁プロ(切れちゃった、スミマセン)、辻野隆三プロ(MC)、山本育史プロ、佐藤直子プロ、
吉田由佳プロ、佐伯美穂プロ、森上亜希子プロ。



バラバラな感じで気勢を上げる、チーム渡辺。


決して、気が合っていないわけではなく、
渡辺功プロの掛け声がマイペース過ぎるのだ。(苦笑)


と、こんな和やかな雰囲気の中、プレーがはじまったのである。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

懐かしラケット T2000

外食大手のゼンショーがハンバーガー事業から撤退。
フランチャイズ契約のウェンディーズが日本となるとか。

ウェンディーズ、結構好きなんだけどな。
チリチーズフライとか、チリとか美味しいし、
なんてったってケチャップ使い放題ってのがいいよね。(↑口が子供)

やっぱりマクドナルドには太刀打ちできないのか。
アメリカにおけるウォルマート方式ばりに、
最大手だけが生き残る流れになってるような気がするぞ。
日本ウェンディーズ、どこかが買わないかな。


そういえば、昔大好きだった「Taco Time」っていう
タコスのファストフード店、どうしたのかなと思ったら、
まだあるにはあるみたい。
ここも好きだったんだけど、また近くに出来ないものか。




で、懐かしラケット。



ほんの一部を見ただけで、すぐに分かってしまうラケット。



Wilson T2000




どこまでも丸いフェイス



グリップはフェアウェイのレザーかな。

グリップ上部のWマークが誇らしげ。


エンドはかなり丸い

よく見ると、両サイドに継ぎ目が見える。
上下からパレットを貼り合わせる構造なのか。



T2000は、今も当時もかなり特殊なラケット。
グロメットが針金というのも特殊だし、フェイスがまん丸も珍しい。
丸いフェイス形状は強度を出すためのものなのだろうか。

この頃、ワタクシは高校生。
練習後、毎日のようにテニスショップに入り浸り、
ガット張りなどもやらせてもらっていたが、
さすがにこのラケットだけは張れなかった。
このラケットを張れるのは本当のプロストリンガーだけ
みたいな空気があったような気もする。


そしてこのT2000はジミー・コナーズの象徴だったモデル。
丸いフェイスにパンパンに固く張り上げて、
まさにフライパンのようなラケットセッティングだった。(たぶん)

実際、このラケットをちょっとだけ使ったことがあるが、
見た目に反して、恐ろしく重くて、フレームがやたら柔らかい。
これにストリングまで緩かったら、ボールがどこにすっ飛んでいくか
分かったものではないと思われる。

当時もバリバリのミーハーで、コナーズも大好きだったワタクシも
さすがにこのラケットを使おうという気にはならなかった。
もちろん、価格もかなりのもので、買う(買える)選択肢に入らなかった
というのが正直なところだったのかもしれない。



先日の「HEAD Vilas」と同じような話で恐縮だが、
他校のお金持ちのボンボン(以下、ボン。本名はヤマザキだけど)が、
このラケットを何本も抱えて試合に出ていたのを覚えている。


ワタクシたちがフタバヤやカワサキのウェアを着ているのに、
ボンはアディダスの3本ラインのポロシャツを着ていた。
ワタクシたちが、ゴールドスターの布のシューズなのに
アディダスのトムオッカーなんかを履いてたっけ。
メガネもティアドロップのオシャレなタイプだった。


これでテニスがヘタなら、まだ溜飲も下がるのだが、このボンは
ワタクシには夢のショットだったスピンサービスを打ったりするのだ。


こっちはようやくバックハンドのスライスが打てるようになったばかりで、
ヘタしたら、セカンドサービスはアンダーサーブかもって頃。
道具も腕も財力もまったくかなわないって相手だった。

高校一年にして、そんな世の格差を思い知らされた
珠玉の一品がこのT2000なのだ。


ちなみに、ボンは面白くて嫌味の無いヤツだったから、
他校の選手ながら結構仲良しだった。
そして、雑草野郎のワタクシは、
1年後には試合でボンに勝つことになる。

どんなもんじゃい!(亀田かよ)
投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

GoogleIMEとか、シーズンオフとか

Googleが日本語変換システムのベータ版をリリースした。
MS IME最高!なワタクシではないので、試しにインストールしてみた。

これ、けっこう賢い変換をしてくれるかもしれない。
まだ使い始めなので、トンデモ候補が出てきたりするのだが、
語彙はかなり豊富な気がする。

ちなみに、「とんでも」と打ったら、
「トンデモケータイ」が一番目の候補に出てきた。
MSじゃありえない面白さだ。


こなれてきたら、かなり使える予感が。
自己責任でお試しくだされ。

 Google IME
     ↓
http://www.google.com/intl/ja/ime/index.html



さて先週末、つまりぶっ倒れる前の日のこと。

忘年会で深夜帰宅にも関わらず、2時間半の睡眠で目が覚めた。
時計はまだ3時半なのに、「とにかく釣りに行かなければ」と
妙な強迫観念のために、ほとんど寝られなかったのだ。


さすがに夜中の3時台に釣りに行くのはアホのすることだろうと、
4時半頃まで、ウダウダと仕事をしてから、いざ出陣。
いつもの堤防に着くも、当然、あたりは真っ暗だ。


頭にライトを着けて、釣り開始。
いつもと感じが違うことに気づく。

妙に水面が近いのだ。
いつもなら満潮でも足元から1mくらい下にあるはずの水面が、
今日は50cmくらいまで迫っている。
時間帯的には上げ潮ではあるのだが、
ここまで潮位が高いのは初めて。


遠くの大型船の引き波が来ると、足元にぶつかった波が
ドッパーン!と腰ぐらいまで立ち上がる。
しかも、ウネリが足場まで水没させそうな勢いだ。

たったひとりで堤防の突端に立っているので、周囲はグルリと海。
ここでもう一発高い波が来たら、飲み込まれるかもしれないと
ひとり静かに恐怖に怯え、突端から少し引き返した位置で
釣りをすることにした。

実際は少し引き返したくらいでは何ら変わりはないのに、
それでも釣りをしてしまうところが、釣り人の愚かな性である。
(おいおい、危ないぞ)



ビビりながら、そして釣れないながら頑張っていると、
遅れて仲間がやってきた。

  「水、高いっすねぇ」

  「ひとりで怖かったよぉ」

  「装備が甘いんですよ。なんすか?スニーカーって」

  「やっぱり?」

これ以上、潮も上がってこなさそうなので釣りを続ける。


少し明るくなってきた。

釣れない。
いよいよシーズン終了か?


  キタッ!

あきらめムードの中、仲間に当たりが。
やたらと軽々巻いているが、ホントに釣れてるの?
あげてみたら、たしかにシーバスの形をしているが、
15cmほどの極小サイズ。
ルアーと変わんないじゃんてくらい小さい。

まあ、それでも釣れればいいか。
こっちは全然当たりも無いし。


もう今年は終わりかななんて考えながらボーッとしていたら、
糸の先にモゾモゾと、なにやら生命体の感触。


サワガニかいっ!

一気に気持ちが萎えた。

  「オレ、もう帰るね」

  「あ、Maltさん、堤防の付け根のあたり水没して戻れないかも」

半信半疑で戻ってみたら、陸まであと2,5mのところが水没。
深くは無いが、波が打ち寄せている。


足元はスニーカー、長靴を履いてこなかったことを
後悔するもどうしようもない。
どうする?オレ。

波が引いた瞬間に3mのジャンプができればセーフだが、
釣竿を持っているし、女装・・・じゃない助走スペースも無い。

しかし行くしかない。
波が引いた。


 ジャ~ンプ!

 バシャ~!


届かなかった・・・
びしょ濡れのスニーカーとともに、今年のシーバスは終了したのだった。

これか?風邪の原因。



さあ、今夜は(社)日本プロテニス協会の集まり、そのまま品川に宿泊。
土曜はプロ協会で会議、午後はMastersClassic会場へ。
日曜日はお手伝いさせていただいている北関東のクラブへ。
今週末もハードだ。
頑張るぜ。

こういうのも風邪の原因なのか?
投稿者 Malt 05:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

上海バンスキングとか、HEADとか

あの名作、「上海バンスキング」が16年ぶりに再演される。
吉田日出子主演で、1979年自由劇場にて初演、
その後、全国公演もされた超ロングラン演劇だ。

ワタクシ、このオリジナルサントラが大好き。



84年の深作欣二監督の映画版「上海バンスキング」は観た。
(蒲田行進曲みたいな上海バンスキングだった)
が、舞台は観ていない。

演劇って観たこと無いが、これはぜひ観てみたい。
これを一緒に行きたいって人が身の回りにいるとは思えないが、
演劇ってひとりで行っても良いものなのか?



さて、YOUTEK PRESTIGEも発表になったってことで、
iPhoneの壁紙をHEAD仕様にしてみた。


といっても、iPhoneの壁紙って、ロック解除までの
数秒間しか表示されないんだけど。


こんなステッカーもいただいた。

Ken’sのHEAD契約コーチには、車に貼ることを義務付けよう。(ウソ)



ワッペン

契約プロっていうか、アドバイザリースタッフの証。
カッコいいぞ。
これは契約コーチには着けてもらおうか。



こういうワッペンの取り付けは、独身のコーチには厳しいらしい。
普通、独身男子は裁縫セットを持っていないだろから無理も無い。

一方、既婚のコーチも奥様との関係性によって様々なようだ。
最近は、ミシンが標準装備の家ってあまり無いのかな。
裁縫セットはあるだろうが、裁縫の機会も減ってるだろうし。


かくいうワタクシも、こういうものの取り付けはプロまかせ。
近所のショッピングモールのリフォーム屋さんなら、
1枚500円でキレイに取り付けてくれるのだ。

あ、決して家庭が上手くいっていないわけではない。
投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

体調とか、千葉トーナメントとか

体調もようやく回復傾向。
まだ食事は出来ず、主食はプッチンプリンだけど。(苦笑)

今回の発症はあまりに突然だった。
日曜夕方、なんか寒いなと思ったら一気に悪寒が。
歯がかみ合わないとはこのことかと思うほどの震え。
ベッドに潜り込んで丸くなっていると、
今度は気持ちが悪くなり、トイレに駆け込んで
夕食をすべて・・・(以下省略)



今回の発見。

やっぱり健康は大事。
たまに、「ぶっ倒れてしまって、休みたい」と思ったりするが、
ぶっ倒れて休んでも、まったく面白くないことに気づいた。
(当たり前だ)


ずっと寝ているのは腰に悪い。
いつもなら、チョコチョコ起き出してPCに向かったりするのだが、
初日は延々寝ていた。
結果、どっち向きで寝てもかわせないくらい腰が痛くなった。
適度な動きが大事なだと再認識。


指先が痒くなる。
指の付け根と土踏まずがピリピリと猛烈に痒くなった。
妻によると、体の水分量による血流の変化ではないかとのこと。(ホントか?)
人の体って不思議だ。


あと、仕事がはかどる。
電話やその他諸々がほとんど無いので、
PCに向かうことさえ出来れば、集中して仕事が出来る。
これはちょっと助かった。


ようやく熱も下がったし、今日からまた頑張ろう。
皆様、ご迷惑をお掛けしました。




さて先週末、試合会場に足を運んだ。
千葉トーナメントベテランの部を見るためだ。


先日のこと

  渡辺コーチ 「今週末、試合なんです。田村コーチとのダブルス。」

  ワタクシ   「そうか、頑張ってね」

  渡辺コーチ 「応援に来てくれないんですか?」

  ワタクシ   「週末は子供とテニスが・・・」

  渡辺コーチ 「何時までやるんですか?」

  ワタクシ   「10時かな」

  渡辺コーチ 「じゃあ、間に合います。待ってます!」

強制かよ。


前夜、忘年会で0時帰宅。
1時就寝、3時半起床、釣りに行く。
7時納竿、急いで帰宅。
8時からテニス、10時終了。
そのまま、試合会場へ急ぐ。
(もしかして、これが体調不良の原因なのか?)



やってるやってる。


各年齢毎の試合運びが非常に勉強になる。
超ベテランの配球は絶妙だし、35歳以上なんかは、
ほとんど一般現役と変わらない。

で、その35歳以上の渡辺コーチ・田村コーチの試合がはじまった。
1回戦から相手は強豪ペア。
田村コーチは糸井コーチとのペアで過去敗れた経験あり。
渡辺コーチの先輩でもあるそうだ。


出だし、いきなり田村コーチがサービスゲームを落とす。


不安なスタートも、すぐにブレークバック。
その後、一進一退の攻防が続く。



真剣な中にもリラックスムード。




イーブンの展開ながら、なかなかリード出来ない。
最後はほんのちょっとの差で惜敗。
何度かチャンスがあっただけに残念。




シブイ顔の田村コーチ。
また次回頑張ってください。




渡辺コーチのサービス

右腕(肘)の位置の変化に注目

この位置から、


さらにここまで後ろに来る

肩甲骨の柔軟性があってこその動きだろう。

渡辺コーチのサービスは、ゆったりしたフォームから
非常に重いボールが打ち出されるが、
この腕の振り出し直前の胸の張りと肘の位置が
威力に繋がっているのだと思う。
肩甲骨の動きの重要性が分かるフォームだ。



もう一枚

インパクトでは、両肩のラインが斜めになり、
その延長上に腕が伸びる。
決して、腕だけを上げた形(挙手の形)にはならない。
効率良くパワーを引き出す、
外旋から内旋の動きが可能になるフォーム。



ついでに、田村コーチ。

キレイに打球方向にスイングされたフォーム。
一般の方にも参考になると思われる。
渡辺コーチ同様、肩のラインの延長上に
腕が延びているのに注目。



負けたのは残念だったが、非常に良い試合だった。
観ていて、あれこれ言うのは簡単なのだが、
それ故の発見あり、ワタクシ的にもたくさん勉強になった。


応援に来てくださったKen’sの皆様、本当にありがとうございました。
また次回も頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
(お前も頑張れよの声多数)
投稿者 Malt 05:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダウン

突然の腹痛と発熱でダウン。


点滴を数本打つも、熱は下がらず食事は出来ず。
結局、お休みをいただいた。

数々のアポのキャンセル、お詫びします。
関係者の皆様、スミマセン。
投稿者 Malt 06:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボーリングとか、大忘年会とか

起きたら、上腕筋と内股筋が痛い。
何したっけ?

あ、昨日のボーリングだ。



日頃から大変お世話になっている、浦安市のテニスショップ
LAFINO」さんの忘年会に参加した。
基本的には、スタッフさんとメーカーさんの集まりらしいが、
ワタクシも呼んでいただいた。
あざ~す!(どこでも顔を出すヤツ)



一次会は毎年恒例のボーリング大会なんだそうだ。
6レーンを貸しきっての個人戦&チーム対抗戦

ボーリングなんて何年ぶりだろう。
3・4年ぶりかな。


欲が無いのが良かったのか、優勝させていただいた。

なんと2ゲーム目は183点。
ヒマで1日に10ゲームとか投げてた学生時代は
200点台も出していたこともあったけど、
今ではあり得ないスコア。
ラッキー!



で、忘年会に突入。
総勢40名以上いただろうか。

ラフィノさんの忘年会は、現担当者だけでなく、
元担当者さんも集まるのが特徴。
すでにテニス部門ではなく、ゴルフやフィットネス部門に
異動した以前の担当者さんまで集まるので人数が多いのだ。
これもI田社長とスタッフの人柄ゆえなのだろう。

ワタクシも久しぶりに会う方もおられて楽しかった。
みんな元気で頑張ってるようで、良かった。



宴は徐々にヒートアップ。
I田社長の掛け声とともに一気大会スタート。
というか、I田社長自ら一気をするのだが。

あまりに盛り上がっていて、ピンボケ写真ばかりなのはご勘弁。
皆さんの名誉のためにも、そのほうが良いという話もあるが。


可愛いトナカイも一気。

というか、いちばん盛り上がっていた。
Y社も社風変わったなぁ。


目がいっちゃてる男子トナカイ。

H○○D社は、もともとこういう社風なのか、
彼が異端児なのかは分からない。


ラッパ飲みですか。

さすが、業界No1シェアブランド、W○○son。
彼はKen'sの担当でもある。


ラフィノWebShopニッシーもハイテンション。

ニッシー、たしかほとんどお酒飲めなかったんじゃ・・・

とまあ、非常に楽しいハイテンション忘年会だった。
皆さん、ちゃんと帰れただろうか。

今年もお疲れ様でした。
来年もよろしくお願いいたします!
投稿者 Malt 06:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

シャチハタとか、ぶらり浅草とか

シャチハタってのは社名か。
正しくはネーム印とかいうのかな。
世間的には「シャチハタ」で通っている。
これってスゴイことだなと思う。


で、シャチハタを買った。

あ、「X stamper」ってのが商品名なのかな。
誰もそう呼ばないけど。

自分でシャチハタを買ったのは初めてかもしれない。
いや、入社の時に買ったのか。

20年以上も同じシャチハタを使い続けたってこと。
そんなに長く使える事務用品ってそうそう無いよなぁ。
となると、買換え需要は少ないのか?
それともそんなに長く使う人はいないのか?

とにかく、新しいシャチハタは気持ちが良い。
だからといって、やたらと承認印を押すわけじゃないけど。




さて、しばらく前のことだけど、浅草に行った。



上野とか浅草とか、昔の匂いがして
少し雑然とした雰囲気の街が好きだ。
東北人のワタクシにとって、
東京の入り口だからというのもあるのかも。


学生時代、よく上野浅草界隈には遊びに来た。
バイク乗りだったころはバイク街通い詰めたり、
あとは中田商店でミリタリー系の服を買ったり、
ジッポライターを探して歩いたりしたっけ。


浅草は歩いてるだけでも面白い街だ。

その昔、ちょっと裏道に入ったら、オジサン同士がケンカしてた。

  「お前、おれの荷物盗もうとしただろ!」

  「置いてあったから、持っただけだ!」

  「それを置き引きって言うんだよ!」

  「うるせえ!返しゃいいんだろ!そんなに大事ならちゃんと持ってろ!」

置き引き未遂と被害者のケンカのようだが、
未遂犯も言ってることがムチャクチャだ。
被害者のオジサンも警察を呼ぶでもなく、
普通にケンカしてるし。(苦笑)
不思議な街だ。



久々の浅草で見たもの。


泥棒がいた。




花やしきアクターズスクールだって。

この子は入ろうとしてるのかな。
ミュージカル研究コースって、どんなミュージカルをやるんだろう。
和服着て、桜の枝を持って踊るとかかな。
なわけないか。


いい感じの食堂

ショーケースのサンプルがガビガビに乾いて
反り返っているのはお約束だ。
煮込みがうまそう。


あんず飴

横のゲーム、懐かしい。
穴に入るともう1本だっけ。
そういえば、スマートボールって今もあるのかな。


チョコバナナ

外国人が群がって写真撮ってた。
芸術的というか、グロいというか、なんつうか。
遠慮しておきます。



人形焼

芸術的な手さばきに、つい見入ってしまう。
一度でいいからやってみたい。



歩いてるだけで面白いぞ、浅草。
次回は裏道探索をしてみようと思った。
投稿者 Malt 04:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

感謝

先日、Ken’sテニスクラブららぽーと富田支配人からリクエスト。

 「Ken’sららぽーとのホームページから、
  トーナメント申し込みが出来るようにして欲しい」

なるほど、それは便利だ。
さっそく取り掛かることに。


ワタクシ、パソコンは素人だ。
ホームページをいじったりもするが、
特に専門的な勉強をしたわけでもなく、
あれこれと試行錯誤しながらおぼえていく感じ。


クリックするとメールが立ち上がるくらいのことは出来るが、
これでは必要項目の記載漏れの可能性がある。
やはり申し込みフォームをつくったほうが良さそうだと判断。

ところが、じゃあどうすれば良いかが分からない。
ネットショップなどでは、いたって普通の申し込みフォーム。
自分も便利に使っているのに、仕組みが分からない。




色々と調べた結果、どうやらCGIってのを使うらしいことが分かった。
で、シコシコとフォーム作成。
何とか出来た。


体裁は整ったが、次に何をすれば良いのかが分からない。
「送信ボタン」をクリックした後のアクションの関連付けが分からない。
さらに調べてみたら、メール送信のプログラムを
組み込まないといけないようだ。


なになに?SEND Mail?
これは、ウチのサーバーでは使えないみたい。
そういう場合は、blatコマンドだって?


なんだか、もう混乱状態。
フォームが出来上がっているだけに悔しいぞ。
しかし、色々調べるも、さすがに限界。



どうにもならず、大阪に電話した。


  「もうもし、長谷川?今大丈夫?」

  「ご無沙汰してます。大丈夫です!」

  「あのさちょっとヒントが欲しいんだけど、実は・・・」

  「ああ、それならこうして、ああして、ここをですね・・・」


長谷川君Ken’sを卒業して、ネットショップや
HP製作の会社
を立ちあげている、いわばネットのプロだ。

話しが進むにつれ・・・


  「そっから先、言ってることがよく分かんない」

  「ファイル送ってもらえます?ボク、見てみますから」

  「いや、自分でやろうと思ってたから、予算は無いのよ。
   プロのキミに頼むのにタダってのはマズイから」

  「たぶん、お煎餅食べながら出来るレベルです。
   ひとまず送ってみてください」


これと思われるファイルを送ってみた。


  「スクリプトファイルも送ってもらえますか?」

  「スクリプトってなに?」


そんなレベルに付き合ってくれながら、あっという間に作業完了。
メチャクチャ仕事が速い。
やぱり、プロの仕事は違うんだなと実感。
さすがだ。


  「ありがとう!いくらの仕事になるの?」

  「掛かった時間から分かるとおり、中途半端で値段つけづらいっす」

  「じゃあ、何か素敵なものを送るから、それでカンベンして」


ということで、何とかエントリーフォームが出来た。
ここから申し込みが増えたら嬉しいなってことで、
ぜひトーナメントにお越しください。


長谷川君には感謝の気持ちを込めて、何か送ろうと思う。
何にしようかな。
感謝状じゃ怒るだろうか。
投稿者 Malt 05:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

変り種ラケット

「有明チームテニスコンペティション」会場には
メーカーさんや協賛各社のブースが出店されていた。


その中で見つけたラケット。

知らないメーカー、見たことの無いモデルだ。


何か変なのがわかるだろうか。

正面から見ると・・・

フェイスが斜めについているのだ。




「X-45PRO」というのが機種名だろうか。



機能名は「エアロダイナミック フレーム システム」というらしい。


かつて、スノワートというメーカーから、
同じようにフェイスが斜めについた
「エルゴ」というラケットが発売されていた。

スライスだか、トップスピンが打ちやすいだか、
どちらだったか忘れてしまったが、
ワタクシは使ったことは無いし、
実際に使っている人も見たことが無い。
コンセプトは面白かったが、ガットも張りづらそうだし、
あまり普及はしなかったのかなと思う。


このスノワートというメーカー、最近はあまり見ないが、
かつては、ビタス・ゲルライテスやミカエル・ペルンフォルスなど
トップ選手の使用ラケットでも知られたメジャーブランドだった。

そういえばマッケンローもほんの少しの間だが、
使用していたような気もする。
MAX200Gそっくりのマッケンローモデルも発売されたような。

色んな意味で個性のあるメーカーだった。


このラケットはスノワートではないが、そんなことを思い出した。
ちなみに、スタッフさんによると、さほどの違和感はなく、
案外打ちやすいラケットなのだそうだ。
機会があれば打ってみたい。
投稿者 Malt 05:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

ロケットランチャーとか、カメラバッグとか

先日のイベント、カメラ班は4名。
町田のテニスクラブのオーナーSさんも一緒だった。
会合やセミナーなどでお会いすると、
いつも気さくに声をいただける楽しい御方だ。


朝、集合場所へ。
すでにSさんが来られている。

  「おはよ~!今日、ヨロシクね~!」

いつものように明るく挨拶するSさんの傍らには
カメラ専用と思われるリュックが。
本格的な匂いがプンプンするぞ。


打ち合わせのために運営本部に入る。
お互いのカメラ、登場!



Sさんのカメラ

Nikon D300 + 500mmレンズ


 「うぉ~、スゲ~!いつも何撮ってるんですか?」

思わず、声をあげてしまった。

聞けば、飛行機の写真を撮るのが趣味なんだとか。
全国各地で行われる航空ショーにも遠征するのだそうだ。
レンズカバーのステッカーが「ボーイング」なのはそういうことか。

なるほど、航空ショーのニュースなんか見ると、
三脚立てて、ぶっとくて長いレンズで写真撮ってる人たちが
たくさん映ってるもんね。
そういう中のおひとりらしい。


飛行機を追うにはこういう機材じゃないとダメなのか。
怖くてレンズの値段は聞けなかったが、相当高価に違いない。

それにしても、大きなレンズだな。
もしかすると、これはカメラじゃなくて地対空掃射砲とか
ロケットランチャーなんじゃないだろうか。
で、航空機を打ち落としてるとか。
そんな妄想をしてしまうくらいの代物だった。




ワタクシのカメラ。

Nikon D300s + 300mmレンズ


ボディはほぼ同じものだが、レンズはとてもかなわない。
加えて、SさんはこのD300を2台持ってるのだ。
悔しいので、Sさんのマネをしてレンズカバーにステッカーを貼ってみた。
「HEAD」ってところが、テニスマンだけど。



ちなみに、ワタクシのカメラバッグはこれ。

ユニクロのメッセンジャーバッグ、2,900円也。
それに緩衝材インナーを挿入。
計4,000円くらい。



カメラも2台入るし、まあじゅうぶんなのだ。
なにより、この程度が自分の身の丈に合ってる。



帰りがけ、Sさんに聞いてみた。

  「このカメラバッグ、いくらするんですか?」

  「知り合いのカメラマンに安く譲ってもらったんだけど、10万円くらいかな」

一緒にいた事務局長さんが、「はい?!いくらですって?」って思わず聞き返してた。
そりゃ、リュックひとつ10万円はないよなぁ。
とてもじゃないが買えないぞ。



試しに妻に言ってみた。


  「バズーカ砲みたいなレンズと10万円のカメラバッグを持って、
   はじめてカメラが趣味と言えるみたい」

  「じゃあ、カメラが趣味って言わないようにしてね」


ハイ、そうします。
投稿者 Malt 05:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

情報解禁

変わらぬことが素晴らしいと思える名品は数少ない。
ウイルソン・プロスタッフ、プリンス・グラファイト、
そしてヘッド・プレステージがその代表格か。


思い起こせば○○年前のコーチになりたての頃、
初代プレステージを手にしてから、何年、何代経っただろう。


いよいよHEADのP、じゃなくてプレステージの情報が解禁になった。


左から、PRESTIGE PRO・MP・MIDだ。
基本ラインは今までと変わらない。





キャップグロメットもそのまま。
多機種とは違い、テフロン加工はされていない。




フェイスヘッド部はグラファイト素材がシースルーに。
これはデカールによるデザインではなく、素材そのものだそうだ。
グラファイトの編み込みをここまで見せられるのは、
自信があるからに他ならない。





キレイなシャフト。
深みのあるカラーリングは何代か前に戻った感じ。


では、HEADさんからいただいたデータでスペックを紹介。



PRESTIGE MID


■フェイスサイズ  93平方インチ
■ラケット長 27inch
■フレーム厚 19mm
■バランスポイント 310mm
■ウエイト 平均330g
■ストリングパターン 18×19
■価格 36,750円




PRESTIGE MP

■フェイスサイズ 98平方インチ
■ラケット長 27inch
■フレーム厚 21mm
■バランスポイント 310mm
■ウエイト 平均320g
■ストリングパターン 18×20
■価格  36,750円




PRESTIGE PRO

■フェイスサイズ 98平方インチ
■ラケット長 27inch
■フレーム厚 21mm
■バランスポイント 315mm
■ウエイト 平均325g
■ストリングパターン 16×19
■価格  37,800円



先日の試打のインプレは後日に回すとして。

基本的にはYOUTEKシリーズらしく、粘りというか、
柔らかさが出たように感じた。
マイクロジェルシリーズは結構カンカンしていたが、
今回は以前の感触に近いように思う。


正式発売は2010年3月中旬の予定だが、
1月末に限定先行発売がある。
Ken'sにも先行発売分が入荷予定。
お楽しみに。




あとは、お約束のこんなものも発売になる。

PRESTIGE MONSTER COMBI

メッチャ、カッコいい。
結構大きめなので、男性にオススメ。



PRESTIGE CAP

ツバ部分のHEADロゴも小技がきいている。
シリーズ化されると、全部欲しくなるから困ったものだ。



というわけで、出るぞ出るぞと噂ばかりが先行していた
名品 プレステージがとうとう正体を見せた。
プレステージファンの皆さん、お待たせっす!
投稿者 Malt 05:47 | コメント(0)| トラックバック(0)