修理って
軽く二日酔い気味だった。
そんなに飲んだっけ?
酔っ払って失礼なことを言いまくってたような気もするぞ。
まあ、お互いさまってことで。
今回のセミナー&飲み会で分かったこと。
DRKさんの会社のスタッフの皆さんが
このブログを読んでくれているってこと。
お互いの動向を探ることなく話しが合うので楽だ。
ただ、ワタクシのいい加減さも事前情報として
刷り込まれているってことだ。
まあ、当たってるからいいか。
写真が撮れないのだ。
画面はしっかり写るし、ムービーや連写モードは正常に動くのに
静止画だけが「撮影できませんでした」とエラーメッセージが出る。
加えて、シャッター音も鳴らない。
そんなに携帯のカメラを使うこともないのだが、
いざというときに気軽に撮れるから、
ブログネタなどには重宝する。
ちなみに、「いざというとき」ってのは、
酔って寝てしまった稲葉コーチを撮るときとか、
部下を叱っているDRKさんを見かけたときなどだ。
やっぱり、決定的なシャッターチャンスには
バックアップのカメラは何台かあったほうが良いのだ。
動画も連写も写るってことは、おそらくハードの問題じゃない。
シャッター音も鳴らないってのは、ソフトの問題だろう。
となると、ワタクシにはお手上げだ。
ということで、セミナーの昼休みに浜松町のドコモショップに行った。
番号札を取って、しばし待つ、少し待つ・・・かなり待つ。
休憩時間が終わってしまうので、諦めた。
次の日、打ち上げに行く前に、同じドコモショップに行った。
ちょうど良い。
充電しながら待つ。
しばし待つ、結構待つ、かなり待ったぞ!
がぁ~!もう待ちきれない!
また出てきてしまった。
早くビールが飲みたかったわけではないが、
ホント、こらえ性が無い。
明けて次の日、オフィス近くのドコモショップへ。
昼休みだからだろうか、空いている。
すぐに呼ばれて席へ。
店もキレイだし、ドリンクサービスなんかもある。
なかなか良いぞ。
お姉さんに症状を説明。
すると、いちいち説明しながら、
「じゃあ、試しに写真を撮ってみましょう」 (だから撮れないって)
「電源を入れなおしてみましょう」 (それもやったって)
「設定を変えてみましょう」 (すべての設定試したってば)
あれやこれやと確認し続ける。
最後に、「やはりダメですねぇ。ソフトの問題のようです」
(だからここに来たんだよ!)
結局、預かり修理ということに。
これがまた面倒くさい。
すべての設定のバックアップを取らされるし、
データも移さなければいけない。
で、こうなんだと。
「お預かりする携帯電話はここでいったん初期化します。
すべてのデータ、設定は消去されます。
修理には2週間ほどかかります。
修理時には本体の傷修復のため、外装を交換します。
また液晶画面もキレイするため交換します。
これに1,050円かかります。
また希望があれば、電池パックのフタも新品に交換します。
こちらは500円です。 いかがいたしましょう?」
外見は完全に新品になるってことね。
で、中身もまっさらにねぇ。
フ~ン、これってもしかして、新品に交換するってだけじゃないのかなぁ。
携帯をバラして、修理して、再度組み上げるほうが
手間もコストもかかりそうな気がする。
そんなこと、わざわざするのかなぁ?
いろんな意味で、新品に交換しちゃったほうが簡単そうだよね。
いや、完全に想像なんだけどね。
でも、もしその通りだったら、2週間とか預からないで
その場で交換してくれないかなぁ。
表向きはそういうわけにはいかないからとかじゃないの?
どうも大人の事情が隠されている匂いがするぞ。
ホントのところはどうだか分からないけど、
とにかく携帯を預けることに。
「代替機はこちらになります」
D902だって。
古すぎないか?
お財布携帯使えないし。
ということで、以前使っていた自分の携帯を使うことにした。
たまたま、アドレス帳データも同期したばかりだし。
久しぶりのSO902i。
ご無沙汰っす。
カプセルホテルとか乾杯とか
ということで、冷や汗かきながらセミナー講師を終え、
公式な懇親パーティーを終え、ウチのボスと稲葉コーチと、
澤村コーチともう1名で2次会へ。
落ち着いた感じが、いかにも社風っぽいね。
焼酎や日本酒を飲みつつ、あれこれ話す。
と、携帯が鳴った。
DRKさんだ。
どうやら、公式な2次会で偉い皆様と一緒らしい。
そんなにワタクシと飲みたいのかと、
こっちが終わったら電話するとメールを送っておいた。
で、適度に飲んでお開き。
店を出て、皆と別れてDRKさんに電話。
・・・出ない。なんだよぉ。
すぐにコールバックがあり、「今どこ?」と聞くと、
「もう自宅の最寄駅です」だって。
待ちきれなくて帰っちゃったか。
仕方が無いので、おとなしく家に帰ることにした。
浜松町の駅に行くと、改札付近に見覚えのある二人。
稲葉コーチと澤村コーチだ。
見つからないように帰ろうと思ったが、
完全にロックオンされた。
二人 「ぼくたちこのへんに泊まります。ああ、お腹すいたなぁ!」
私 「そうですか。ではごきげんよう」
そんなことで返してもらえるわけも無いよね。
どうせ明日もここに来るんだし、覚悟を決めて
ワタクシも泊まることに。
で、ラーメン屋。
満足げな二人。
「どこに泊まるの?オレも泊まるよ」
「決めてません」
カプセルホテル、何年ぶりだろう。
しばらくの間、狭いロビーでPCを開いて仕事。
いやぁ、色んな人が来る。
なんだかやたら怒っているオジサン。
部屋に行ったと思ったら、
「おい!ここはヨッパライばかりだな。寝れないじゃないのか?」
とか、言ってる。
あなたが一番ヨッパライだと思うのだが。
隣では、思いつめた顔をしたサラリーマン風の人。
やたらタバコを吸っている。
まったく間を空けずに、もう7本目だ。
(数えてるワタクシもヒマだが)
すっかり常連っぽいオジサンも。
普通のサラリーマンふうだけど、
家に帰ってないのかなぁ。
なんとも人間模様が交錯していそうな空間だった。
で、風呂に入って部屋というかカプセルに。
まあ、寝るだけだしね。
・・・全然寝れなかった。
どっかのカプセルのおじさんのイビキはすごいし、
なぜだかカプセルの中がやたらと暑いのだ。
これで3,800円。
たしかに安いけど、あと2000円も出せば
ビジネスホテルに泊まれるよね。
それぞれが絶妙な価格設定なんだな。
結局、いつもどおり5時に起きた。
狭いカプセルの中でメールチェック。
トレーニングはしなかったけどね。
シャワーを浴びてすっきりして、2日目のセミナーに参加。
終了後、DRKさんが寄ってきて、「じゃあ行きましょうか」。
20名を超える団体さんで打ち上げ。
そして2次会へ。
気がつけば、ワタクシを除いて全員、DRKさんの会社の社員の皆さん。
社長さん 「じゃあ、Maltさんのウチへの移籍歓迎会ってことで乾杯~!」
え?そうなの?
もしかして、トップ同士で話がついてたとか?
ところでワタクシ、今日はどこに出社すれば・・・。
オールドカメラ
ああ、終わった、終わった!セミナー講師。
出来はともかく、終わったぜ。
「過去は振り返らない」ってのが、我が家の家訓なので、
とにかくもう良いのだ。
ちなみに、打ち上げで一杯やったら、
面倒になってカプセルホテルだ。
隣で澤村コーチが浴衣でくつろいでいる。
燃え尽きた上司を前にくつろいでいる。
まあ、いいけど。
ということで、別の話題。
いまやすっかりデジタル時代だ。
デジタルに押されたアナログは、その姿を消しつつある。
カメラとかレコードなんかはその代表例だ。
いまや、CDすらネット配信に押されてるけど。
もちろん、ワタクシは新しモノ大好き。
iPodは必需品だし、デジカメも一眼レフと
コンパクトカメラの両方を使っている。
そんな我が家の本棚にこんなものがある。
デジタルじゃないカメラ。
田舎からこちらに出て来るときの荷物に入っていたものだ。
とにかく古いもののはず。
子供の頃、小学校とかそのあたりの記憶で、
親が写真を撮ってくれたのがこのカメラだ。
たまに触らせてもらえると、なんだか大人になったような気がして、
すごく嬉しかったのを覚えている。
カメラには詳しくないが、オリンパス製らしい。
レンズの横のツマミは、確かピントだったと思う。
出っ張っているギザギザは何だろう?
シャッターの巻上げレバーが懐かしい。
左の丸い部分からはフィルム巻き戻しレバーが出てくる。
実は、カメラに凝ってみようかなと思ったことがある。(変な表現)
フィルムカメラだと味のある写真が撮れるとか聞いたので、
とりあえず、このカメラで写真を撮ろうとしたことがある。
フィルムも買ってきて、1本くらい撮ったのだが、
結局、現像もせずにやめた。
操作がよく分からなかったからだ。
絞りとかピントとか、なんだかよく分からなかったし、
何せフィルムの現像代が際限無くかかる気がしたからである。
そうこうしているうちに、デジカメが市場を席巻し、
このカメラの出番は無くなった。
結局、ほとんど使わずに、そのままワタクシの手元にある。
これ、今も使えるのだろうか?
今度、何か写してみようか。
それよりまずは、現像しなかったフィルムを
写真屋さんに出してみようか。
何が写っているか、怖い気もするが。
オジサン化?
いよいよ、セミナー当日になった。
先週は、(社)日本プロテニス協会千葉地区セミナーのホスト役だった。
これはこれで、かなりのプレッシャーだったが、
講師の方々のおかげで、何とか無事に終えることが出来た。(深謝)
で、問題は今日である。
今日は、(社)日本テニス事業協会の
「TOPGUN PROJECT2008」というセミナーだ。
年に1回、2日間に渡り開催される経営勉強会。
今回のワタクシの役割は講師。
どこでどう間違って、講師が回ってきたのかは分からないが、
とにかく受けてしまったからにはやるしかない。
持ち時間は1時間とはいえ、テニス業界のお歴々の前で
いったい何を話せば良いのだろうという気がしないでもない。
とにかく、思ったことを話すだけだ。
自分を大きく見せる気も、見せようも無いし。
セミナー全体としては、他の講師は立派な方々なので、
その辺は気が楽でもある。
何とか、笑いが取れれば良いのだが。(勘違い)
さて、冬に向けてこんな商品がある。
PARADISOから発売される”マルチウォーマー”(3,150円)である。
簡単にいうと、ニットの筒だ。
頭にかぶって良し、耳あてにして良し、首まで下ろして良しという
すぐれものの商品である。
聞けば、昨年もかなり売れた商品だそうだ。
ワタクシ、最近は外でのプレーは少ないが、
普段用にもこれは重宝しそうだ。
釣りのときにもいいかも。(コラコラ)
あとは”ハンドウォーマー”(2,940円)なんかも。
冬場は手の甲がガサガサになるしね。
暖かそうだ。
(使ったことはないが)
この手の冬用品、各メーカーさんともラインナップが揃っている。
それだけ需要が高いということだろう。
これからの季節、寒さに負けずプレーを楽しむためには必需品かも。
週末、近所のアウトレットモールで、
あるサーフブランドのパーカーを買った。
安かったし、暖かくていい感じ。
不思議なことがひとつだけあった。
袖のリブのところに、ボタンホールのような穴があるのだ。
ボタンを留める場所でもないし、ボタンも無い。
考えても考えても、なんだか分からない。
で、妻に聞いてみた。
「この穴、なに?」
「ここに親指入れるんだよ。袖を長く着たらあったかいでしょ。
今の若い子、袖長くして着るじゃん」
おお!ホントだ。
まったくそんな発想無かったよ。
もはや、オジサン化してるってことだろうか?
御礼とか資格試験とか
ブログの管理画面でアクセス数を見てみた。
いつの間にか、100万PVを超えていた。(101万ナンボだった)
遡ってみると、365netさんに引っ越してきたのが、
2007年の5月27日だった。
となると、日平均でどれくらいの方に見ていただいたかというと・・・
という計算は面倒なのでやめた。
ここまで様々な感想をいただいた。
「本当に”ためにならない”ね」 (いいじゃんか・・開き直り)
「テニスより野球が好きなんですね」 (否定しづらい)
「テニスネタはつまらん」 (野球チームメンバー)
「もう少しテニスしたら」 (テニス関係者)
「今日はオチ弱かったね」 (落語家じゃないって)
「ボールペンがネタって・・・」 (そうそう毎日、面白いことはないのだ)
「おお!オレが載っている!」 (これも野球仲間)
「めずらしく”ためになった”」 (少数)
とまあ、批判7割、賞賛3割ってところだが、
基本”ためにならない”ままにユルく進んでいこうと思うのだ。
コメント欄も開けないためにブログ仲間も出来ず、
テニスブログながらテニスネタも少なく、
明らかに酔っ払って更新してる回も数知れず。
そんなところにアクセスいただいた皆様に、
心から感謝なのでござる。(武士?)
さて、昨年の今頃は、上海マスターズカップに行く前に
資格試験があって、死ぬほど辛かった。
(社)日本テニス事業協会が発行する”テニスプロデューサー”
という資格の講習~試験を受けたのだ。
3日間に渡り、間髪いれずに押し寄せる授業、
最終日は全科目の試験が雪崩のように実施される。
3日間、自宅から通ったのだが、会場に宿泊しなかったことを
心から後悔したほど、凝縮された3日間だった。
こんな辛い思いを自分ひとりで味わうのはもったいない。
来年はKen’sスタッフを送り込んで、同じ苦しみを
味あわせてあげようと心に誓った。
ということで、選抜されたのが稲葉コーチと澤村コーチ。
「キミたち、テニスプロデューサー資格に挑戦してみたいか?」
「はい!勉強したいです!」(根拠なく前向きなふたり)
「では、行かせてあげよう。
しかし、落ちることは許されないので、そのつもりで」
「え?は、はい・・・とにかく頑張ります!」
「頑張るのは当たり前。
落ちるのは許されないと言っておるのだ」
「了解しましたぁ!」(後悔の表情が垣間見えた)
未来あるふたりには貴重な機会だ。
多少(?)苦しんでも、ここで頑張れば、
さらに成長するだろう。
親心である。(ホントか?)
セミナー終了!
柏駅に降り立った。
あいにくの土砂降りだ。
少し早く着いたので、コーヒーでも飲もうと
マクドナルドに入った。
一息ついて店を出ようとしたら、
傘置きに置いたはずの傘が無い。
盗まれた。
別の傘を盗み返すわけにもいかないので、
雨の中、コンビニを探して走った。
スーツをぬらしながら、コンビニを見つけて傘を買った。
980円、余計な出費だ。
そんなスタートだったけど、今日はセミナー。
(社)日本プロテニス協会が主催する地区セミナーである。
千葉地区地区長であるワタクシは、本セミナーのホスト。
何とか成功させなくちゃというプレッシャーもあり、
先日はあまり寝られなかった。
(そんなタマか?)
会場はメガロス柏。
Ken’sスタッフの協力もあって、準備万端。
こういうとき、TEAM Ken’sは驚異的な団結力で動くのだ。
ホント、有り難い。
最初は、(社)日本プロテニス協会の現状や今後についてのお話。
講師は同協会、田村副理事長。(ウチのボスだ)
続いて、DRKさんの講義。
今回、無理やり頼み込んで、講師を承諾してもらった。
1時間半、しっかり論理的に話を組み立てるあたりはさすがだ。
参加者からの質問に的確に答えるDRKさん。
飲み屋でのDRKさんとは別の人に見えた。
長時間有難うございました。
昼を挟んで、午後はオンコートセミナー。
テニス誌などの技術解説でもお馴染みの御方。
別の業界団体で知り合って、そのお人柄と理論に感銘を受け、
今回、無理やり講師をお願いしたのだが、快諾いただいた。
テーマは、「トッププロの技術導入」
トッププロの技術は非常にシンプルである。
シンプルで無駄がそぎ落とされているからこそ、
実戦で最大限の効果を得られる技術として成立する。
それはトップ選手だけのものではなく、
一般プレーヤーにもじゅうぶん通用するものであるというもの。
「50歳過ぎてなので・・」と言いながら、無茶苦茶威力のある
ボールを打ち続ける松原さん。
シンプルな腕の使い方を教わる澤村コーチ。
矯正してもらう旭コーチ。
ワタクシもキミのフォアハンド、おかしいと思ってたよ。(ウソ)
この後、スマッシュ・サービスなどのレクチャーと実践。
細かくは書ききれないが、目からウロコが落ちまくった。
このセミナー、ぜひシリーズ化したい。
コーチだけでなく、一般プレーヤーの皆さんにも非常に良いと思う。
熱い質疑応答の後、終了時刻を1時間近くオーバーして終了。
面白かったなぁ。
松原コーチは、神奈川・千葉でスクールを展開しておられます。
興味のある方は、テニスクリエイションのHPにアクセスしてください。
終了後は打ち上げ。
参加者の皆様、ご協力いただいた皆様、講師の皆様、
本当にありがとうございました!
丁寧に
”ミッションインポシブル”に比べて、アクションは派手になったが、
ストーリーは薄っぺらになった気がする。
監督がジョン・ウーになったから?
ブライアン・デパルマのほうがストーリーが練ってあって
良かったような気がした。
もはや、スパイ映画ってよりは、アクション映画だ。
これならアニメのルパン3世でも、ダイハードでもいいんじゃないかな。
で、”ミッションインポシブル3”は、ニューヨークだか
どこからかの帰りの飛行機の中で観た。
1と2の中間くらいな感じ。
まあまあ面白かった。
映画って、同じシリーズでも、監督で全然テイストが変わるのね。
トム・クルーズは何やっても、トム・クルーズのままだけど。
さて、久しぶりに自分のテニスをした。
なんだかんだと時間が取れなくて、2週間ぶりだろうか。
今週は、(社)日本プロテニス協会のセミナーがあるので、
ラケットは協会オフィシャルのプリンスに慣れておくことにした。
SPEEDPORT BLACKである。(振動止めだけHEAD)
稲葉コーチのラケットを奪い取った・・・じゃない借りているのだ。
ストリングが借りた状態そのままだったので、
専属ストリンガーの旭コーチに張り替えてもらった。
ゴーセンのランプリール17だ。
フェイスサイズと飛びを考慮して、少しだけテンションを上げた。
43ポンド。(低っ!)
打ってみたら、打球時に「ビィ~ン!」と細かな振動がある。
で、少しストリングが暴れる感じがした。
「旭コーチ、自分で張らないで、誰かに張らせたか?」と思った。
「旭コーチが張ってくれた?」と聞くと、「もちろんです」と。
このラケット、このグロメットに43は弱いのかも。
飛びも良いし、楽ではあるのだが、コントロールに不安が残る。
やっぱり、O3はある程度のテンションが必要なのかもしれない。
で、プレーのほうは、良くも無く悪くも無くってところ。
久しぶりなので、丁寧に打つことと体を動かすこと、
ボールを良く見ることだけを意識した。
あとはペアのダニエルが、ミスに怒っても気にしないこと。(笑)
いまさら当たり前のことだが、丁寧に打つってのは大事だ。
明らかにミスが減るし。
なんとなく調子が良くて勢いのあるとき、
一気に崩れるなんてことがあったりするが、
これは気づかないうちに雑な打ち方になっているのだろう。
集中力を途切れさせず、コントロールできる範囲のテンションを
保ちながら丁寧にプレーをするってことである。
安定して強い人は、このセルフコントロールが上手いのだろう。
そしてそれを支えているのは、しっかりした練習に基づいた自信である。
と考えると、練習が出来ていないワタクシはダメってことになるのか・・・
もう少し練習のペースを上げようと思う。
さあ、いよいよ今日は(社)日本プロテニス協会千葉地区セミナーだ。
良いセミナーにしないと。
頑張ろう。
首痛と楽しいテニス
何とか日々を乗り切っている感じの今日この頃。
ああ、首が痛い。
なんていうか、首の建て付けが悪いみたいな。
痛めてから随分経つのに、ぜんぜん良くならない。
整骨院に行ったら、肩こりからくるものだってことで
しばらくの間、マッサージに通ったけど、
劇的に良くはならないので、行かなくなった。
それでも痛いので、整形外科に行ってレントゲンを
撮ってもらったが、骨には異常は無くて
眼精疲労からくるものじゃないかってことだった。
やっぱり疲れてるのかなってことで、先日はオフィスビルにある
クイックマッサージに行ってみた。
「思い切りこってますね」と、肩から首を中心に
念入りにマッサージしてもらった。
あまりに気持ちが良いので、寝てしまった。
汚い話だが、ヨダレが垂れてたようで、
顔の部分だけベッドに穴が開いていて、
下においてあった自分の荷物にヨダレ垂らしてた。
みっともない。
それでも、しばらくしたらまた痛みというか、首が重くなった。
結局、よく分からないままに今日に至るのだが、
快方に向かうどころか、ますます悪くなっている気がする。
首の動きが悪いので、首を回すのが癖になりそうだ。
動かすと、ゴキゴキっと音が鳴る。
すると、ほんの一瞬だけ楽になる。(ような気がする)
そんなわけで、阪神タイガースの岡田監督みたいに
いつも首を動かしているワタクシである。
(もしかして、岡田監督も首痛いのか?)
しかし、原因は何なのだろう?
ひそかに、野球の投球動作のせいで
ムチ打ちになったんじゃないかと思ってるのだが。
何とか治らないものか。
さて、先週末もテニスをした。
自分のテニスじゃなくて、子供の相手だ。
どうやら子供たちはテニスが気に入ったようだ。
ワタクシが練習中、まだ一度も怒ってないからだと思う。
まずは楽しく、好きになってもらうってことで、
今の段階では、すべてにおいて褒めているのだ。
空振りしても、「ナイススイング!」
アウトしたら、「おお!いっぱい飛んだねぇ!」
ネットしても、「するどい球!」
基本的に、技術的なことが出来る出来ないは
気にしないようにしている。
ただ、危ないことや、ダラダラやったら叱るつもり。
しかし、幸運なことに、子供たちがダラダラと
やる気なさそうな態度をすることは無い。
褒め続けると、ボールも一所懸命拾うし、
教えてもいないのに、はじまるときは「お願いします!」
終われば、「ありがとうございました!」と挨拶もする。
たぶん、時間が短いのもあるし、とにかく今は
ボールを打つのが楽しいのだろう。
今回は野球チームの仲間(センター#7)が合流した。
「今日はテニスするの?うちの子、連れてっていい?」とメール。
大歓迎である。
子供たち同士も保育園から一緒の仲だし、
やはり何人かいたほうが盛り上がる。
自分たちでつくった的を狙いながら、
フットワークを使ったフォアハンドとサービス練習。
当てて喜んだり、悔しがったり、楽しんでもらえたようだ。
そんなわけで、楽しいテニスは継続中である。
そのうち、テニスの難しさや厳しさにぶつかるだろう。
おとうさんコーチの怖い一面も見ることになるかもしれない。
それでも、テニス好きなら大丈夫だ。
テニスって楽しいし、すばらしいスポーツだ。
とにかく、それを伝えてあげたいなと思う、今日この頃なのだ。
遅筆とか、おめでとうございます!とか
仕事、テンパっちゃった。
作成しなければいけない資料やら、企画書やら、
原稿やら、その他諸々が山積みだ。
いつものパターンだと、
「あそこから次のアポまで40分空くから、あの原稿仕上げて」とか、
「電車移動が50分だから、そこで資料を読んで」とか、
まあ、なんとか隙間に、あれこれはめ込むのだが、
どうも思惑通りにことが進まない。
HPのトップぺージのお知らせにある通り、
”Ken’sテニスクラブららぽーと”の準備やら、
また別の指示が無理やりねじ込まれるので、
面接とか打ち合わせとか移動などで、
予定していた時間が次々に奪われていくのだ。
ということで、来週のセミナーの講演資料を
まだ提出できていない。
先月は、業界団体のニューズレターに「環境問題について」という
テーマで寄稿したのだが、それも締め切りギリギリというか、
製作担当の同業他社の社長さんから催促が入ってから
書き上げたという状態である。
そして今回のセミナー資料。
今日中に提出しなければという段になって、
やはり心配を装った、催促が入った。
ホント、ゴメンなさい。
完璧に遅筆の烙印を押されたような気がする。
もう、テニス界の”井上ひさし”か、”江口寿史”って感じだ。
ちなみにワタクシ、江口寿史先生の大ファンである。
そんなことはどうでも良いが。
ということで、ブログに現実逃避している場合では無いのだが、
おめでたいことがあったので、これは書いておかないと。
Ken’sファミリーの川緑さんが、全日本ベテラン選手権の
65歳以上ダブルスで準優勝に輝いた。
実は、昨年は優勝しているので、悔しい準優勝だったようだが、
いやいや、出場し続けるだけで大変なのに、毎年入賞とは恐れ入る。
とにかく、65歳以上って感じじゃないテニスをずっと貫いて欲しい。
おめでとうございます!
また、練習つけてください。
ということで、テンパっているワタクシと、おめでたい川緑さんである。
さあ、仕事しないと。
コーチの試合
なんとも仕事が終わらない。
「あ~ぁ、終わんないなぁ」と、デスクに突っ伏していると、
どこからともなく親切な小人たちがあらわれて、
歌いながら、ワタクシの仕事を終わらせくれる。
・・・なんてことはないだろうな。
アブナイ方向にテンパってるぞ。
イカン、イカン。
ってことで、ただ眺めていても、何も変わらないので
やるしかないのだが、もうひとつだけ必殺技がある。
秘技 「振りまくりの術」。
どんどん、周囲に仕事を振りまくるのだ。
これによって、ワタクシのプレッシャーは軽減されるが、
周りのスタッフが鬼の形相になるというリスクもある。
しかし、今抱えているのは、誰にも頼めないもの。
仕方がない。
コツコツ片付けよう。
さて、ワタクシたちコーチが試合に出て行くというのは
案外プレッシャーが大きいものである。
試合といっても、別にプロ選手やコーチだけではなく、
一般の方も同じ土俵で戦うのが普通だ。
一般プレーヤーにも恐ろしく強い方はゴロゴロいるわけで、
コーチだからといって、必ずしも勝つとか強いってわけじゃない。
しかし、地元であればあるほど、周囲は「あれ、Ken'sのコーチだよ」
と、どんなプレーをするのか興味深々だったりする。
簡単に言うと、変なプレーはできないってことだ。
その分のプレッシャーも抱えながら、試合をするってのは
結構キツイものがあったりするものである。
Ken's内でのイベント、AllstarClassicなら相手は全員コーチだし、
ホームコートだし、基本的に応援も暖かいから、観られていることも
良いほうに働くが、外部の試合だとそうはいかない。
他社のコーチの方なんかと当たれば、相手にも応援団がいるし、
互いの意地もあるだろうから大変だ。
テニスの応援といえば、ワタクシの話。
若かりしころ、とある県のオープン大会に出た。
ほとんど知り合いもおらず、完全にアウェイの場所だった。
対戦相手は、某スポーツクラブチェーンのコーチらしかった。
相手ベンチの後ろには、たくさんの応援団がいた。
おそらくそのコーチの生徒さんだろう。
試合がはじまると、これがまたスゴイ応援。
相手がポイントを取れば大騒ぎ。
ポイント前には、「相手ビビッてる!」とか、「たいしたことないよ!」とか、
「ほら、ダブルフォルトするよ」なんて、そりゃもう大騒ぎだった。
最初は冷静に戦わなければと思っていたワタクシだが、
あまりのひどさに、とうとうキレた。
応援団の方に歩いていき、精一杯冷静に言った。
「もう少し静かに応援してもらえませんか」
実は、相手にも言いたかった。
「お前もコーチなら、テニスの応援のしかたっての知ってるだろ?
お前が自分の応援団に注意しろよ!」って。
これは飲み込んだけど。
注意された応援の方々は、「なんだ?あの若造」って顔だった。
それから、少しだけおとなしくなったが、それでも
(ワタクシのとっては)およそ常識外の応援は続いた。
結局、冷静さを保てなかったワタクシは負けた。
いや、応援のせいじゃない。
弱いから負けたのだ。
独りで会場に入り、負け、独りでの帰り道は長かった。
忘れられない思い出だ。
さて、そんな暗い話題はおいといてと。(自分で書いたくせに)
成田市ダブルステニス選手権大会で、Ken's成田校の
稲葉コーチ・澤村コーチのペアが優勝した。
(なぜか澤村コーチが情けない顔だ)
実はこの大会、今回が初出場である。
この成田の地にKen'sをオープンさせていただいて、
最近はテニス協会からテニス教室の講師の依頼など
ようやく地元でのお手伝いをさせていただけるようになった。
そんなこともあって、今回は試合への出場となった。
当然ながら、ワタクシからは猛烈なプレッシャーがかかった。
「お前たち、地元の試合なんだから、絶対優勝してこいよ。
Ken'sのコーチ、たいしたことないな、なんてことのないように!」
そんなプレッシャーに打ち勝っての優勝である。
特に稲葉コーチは、一昨年のバイクの事故からの復帰優勝だ。
右肩に大怪我をして、しばらくの間は腕を吊ったままだったし、
もうテニスは出来ないんじゃないかと思ったほどだったが、
持ち前の根性なのか、楽観主義なのかわからないが、
リハビリ&トレーニングを積んで、見事に復活した。
そういう意味でも、ワタクシには涙が出るほど嬉しいタイトルなのだ。
いや、もちろん先輩の澤村コーチあっての勝利だと思うが。
(いちおう言っておかないと)
とにかく、おめでとうだ。
あ、そうそう、祝勝会は、二人の奢りでね。
ヨロシク。
A CHORUS LINE
セリーグ、クライマックスシリーズ。
タイガース鳥谷、1回、いきなり3ランホームラン。
アナウンサー 「ビッグイニングになりました!」
妻 「ビックリ人間? この人?」
ビッグイニングだよ!
さて、”コーラス・ライン”
1975年初演、’90年までのロングランを記録した
ブロードウェイの大ヒットミュージカル。
ブロードウェイのオーディションがテーマ。
コーラス(脇役)の座を得るための厳しいオーディションの中で
繰り広げられる、様々な思いや人生の交錯を描いた名作。
もちろんワタクシ、ミュージカルは観ていない。
というか、ミュージカルに興味は無いし、
英語の舞台じゃ、よく分からないし。
観たのは、’85年に公開された映画のほう。
当時、ミュージカルどころか映画にも興味が無かった。
なんでお金払って、2時間もじっと座ってなきゃいけないのかって。
当時の彼女に無理やり連れて行かれたのだ。
映画が始まるまで、どんな映画なのかまったく知らず、
寝てりゃいいやくらいで席についた。
結局、寝なかった。
圧倒された。
面白かった。
主演のマイケル・ダグラスは、相変わらず一流半な感じの色男で、
ちょっと安っぽい感じもしないではなかったけど、
(日本でいうと、峰岸徹みたいな位置なのか?)
ダンスの迫力とストーリーに感動した。
ということで、後年ビデオを入手、
台詞も覚えてしまうくらいに何度も観た。
今も、オープニングのダンスシーンは鳥肌が立つ。
そんな”コーラスライン”が、NYブロードウェイで
16年ぶりに再演されるのだそうだ。
(これは以前、ニューヨークに行った時の写真)
その、オーディションのドキュメンタリー映画が公開される。
楽屋ものの、さらに楽屋ものって感じで、
なんだか複雑なモチーフだが、これぞ”A CHORUS LINE”だろう。
オフィシャルサイト
↓
http://www.broadway-movie.jp/
なんかもう、予告編だけで泣きそうだ。
これは観に行かないとな。
ひとりでレイトショーで観ることにしよう。
「ダンスだぁ?」「ミュージカルなんて」と、お思いの男性の方々、
案外馬鹿にしたものじゃないと思います。
DVDで映画「A CHORUS LINE」を観てからだと
さらに面白いのかもしれない。
お勧めっす。
趣味
飲み会の席、業界団体の会長さんに聞かれた。
「Maltさんの趣味はなに?」
一瞬、答えに詰まった。
やり手の同団体の事務局長さんがフォロー。
「結構、多趣味みたいですよ。
野球でしょ、自転車でしょ、釣りでしょ。
釣りはボートも持ってますしね」
横から、DRKさんが言った。
「あとはテニスもですよね」
テニスは仕事だよ!
考えてみたら、あれこれ手を出しすぎなのかもしれない。
最近は野球がメインか。
でも、ここ2週間ほどは野球をしていない。
今度の休日も野球の予定は無い。
今までのペースを考えると、ずいぶん長いこと
やっていないような気分である。
バス釣りは10年ほどどっぷりハマっていた。
とにかく、水を見ればルアーをキャストしたくてたまらなかった。
トーナメントに出はじめて、バスボートまで買ってしまった。
ここのところ、釣りはご無沙汰である。
たぶん、野球のせいだ。
ボートのエンジン、掛かるかどうか不安だ。
近々、整備に行かなきゃなぁ。
自転車も趣味だった。
高価なロードレーサーをオーダーして、
トレーニング代わりに突っ走っていた。
一時は、素人のレースに出ようかと思ったほど。
マウンテンバイクも買った。
車に積んで、あちこちのフィールドを走った。
最近は、近所の移動用に成り下がっている。
錆も目立ってきた。
どちらも最近はあまり乗っていない。
ギターも大好きだ。
中学校に入るとき、フォークギターを買ってもらった。
モーリスの1万2千円のギターだった。
谷村新司が、「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない」
と、ラジオで宣伝していたが、ウソだった。
その後、エレキベースやらエレキギターを手に入れて、
中学・高校とバンドを組んだ。
見事に一貫性の無い選曲、そしてヘタクソながら、
ちょっとのファンもいたりした。
今も部屋には、エレキギターが2本、アコースティックギターが2本、
ミニエレキギターが1本ある。
子供に、「ゲゲゲの鬼太郎」とか、「となりのトトロ」の
弾き語りをしている体たらくである。
一時は、キーボードも買った。
楽譜が読めないながら、何曲かは弾けるようになった。
結局、飽きてしまったので、実家にあげた。
今は、もう弾けないかもしれない。
最近は、カメラだろうか。
しかし、これは趣味半分、多くは仕事用に使っている。
ただ、奥が深くて、次々と良い道具がほしくなるという
底なし沼が待っているので、自制が必要である。
とまあ、ほかにも色々あるのだが、
次から次へと沸いてくる興味はとめようも無い。
救いは、どれもそれなりに深くまでやっていること。
ちょっとかじっただけでやめてはいない。
最近、昔ちょっとだけやっていたサーフィンを
復活したいななんて思っている。
ただ、サーフィンをするには、
結構遠くまで行かなければいけない。
実は、自宅から10分も歩かずに東京湾だ。
波は無いが、ウインドサーフィンには最適だ。
どうだろう?
アンタ、一日何時間あると思ってるの?
・・・おっしゃるとおりです、ハイ。
上手くならないワケ
♪時間よ~、止まれ~♪
矢沢栄吉のファンではないが、そんな気分だ。
あれやこれやと、スケジュールと仕事が詰まってきた。
しかも、どれもが待った無しである。
ブログ、書いてる場合じゃないだろうって気も
大いにするが、ひと時の現実逃避ってことで
どうかひとつ。
さて、一昨日、ゴルフが上手くならないって話を書いた。
どのスポーツや競技も上達へのプロセスは一緒だろうと思う。
まずは、やはり反省するっていうか、何が悪かったの現状把握。
この現状把握っていうのは、テニスだったら試合、
ゴルフだったらコースをラウンドすることであぶり出される。
決して、球出しのボールを打ち続けたり、
打ちっ放しの練習場では、本当のところは出てこない。
スポーツというのは競技だから、その競技中、
つまり試合やラウンドでの問題点が本質である。
シチュエーションが最初から決まってれば
上手く出来るのは当たり前の話だし。
といいうことで、あらゆるエマージェンシーな状況において、
自分がなにが出来て、なにが出来なかったかを知ることだ。
そして、その問題点の克服である。
これは、練習するということ。
球出しで何度も反復する場合もあるだろうし、
試合と同じような状況を想定して練習することもある。
フォームが乱れないように打つこともそうだろう。
いわゆる、「体におぼえさせる」ということだ。
そして、その検証。
これはまた実践の場で行われる。
試合やラウンドでいかに使えるようになっているかを
確かめるということである。
もしそれが上手く機能しないのなら、それはまだ克服できていない
ということであり、多くの反復練習や場合によっては、
メンタルトレーニングも必要かもしれない。
いずれにしても、どうして出来なかったのかが、
次の次元として把握されなければいけない。
そしてまた練習。
そして試合やラウンドである。
結局のところ、この繰り返しなのである。
大事なことは、常に現状を正しく認識し、課題を持っているということ。
単純に、試合にたくさん出れば強くなるというものではない。
(と、ワタクシは思う)
さて、ここで問題が発生する。
試合に向けて色々と考えていても、いざ試合になると
完全に舞い上がってしまい、思っていたことが
すっかり頭から飛んで、何らトライアルにも検証にも
ならないパターンが発生する。
実は、初期段階においては、これが非常に多い。
「コーチ、何も出来なかった。
いつもはこんなんじゃないのに・・・」
かつて、担当の生徒さんからたくさん聞いた台詞である。
結局これは試合慣れしかない。
試合に出続けると、こなれてくるのがこの部分である。
心の余裕が生まれ、冷静な自分が持てるようになると
課題についての意識も飛ばないだろうし、
試合の経過もおぼえているから、反省も的確になる。
そういう意味では、試合慣れは重要である。
ワタクシ、バス釣りが趣味である。
ここ1~2年はご無沙汰だが、トーナメントにも出場していた。
バストーナメントは非常にロジカルなコンペティションである。
ラッキーな人が勝つわけではなく、上手い人、強い人が常に勝つ。
時速100km/h近くで走るボートの操船技術から、
風を読んで、どのエリア、どのスポットに入るのか、
はじめの読みが外れた場合、バックアップパターンとして
別のエリアを考えているか、また釣り方はどうなのかなど、
とにかくあらゆる状況に対応できる作戦をもっておく必要がある。
毎回、トーナメントが終わって、上位入賞者の
ウイニングパターンを聞いて、自分の作戦との
答え合わせをすることで、課題を見つけて帰る。
しかし、トーナメントは1~2ヶ月に1回なので、
次のトーナメントでが季節が変わっている。
つまり、自然の摂理に従って行動する生き物が相手なので、
前回のパターンがそのまま通用することはない。
参考になるのは、昨年の同時期のパターンとか、
トーナメント直前のプラクティス(練習釣り)だったりする。
くわえて、湖によって地形や特性違うし、釣れるパターンや
季節進行も微妙に違うので、これまた難しい。
ということで、同じ湖の大会に、何年か出場し続けて
ようやく上位入賞できるようになるのである。
それだけに、様々なパターンを頭に入れてトーナメントに臨むのだが、
いざボートのスロットルを開けて走り出すと、完全に舞い上がって
すべての作戦が頭から飛んでしまうことが少なくない。
「何であんなところで釣ってたんだろう?オレ」こともある。
頭空っぽで釣っていても勝てない。
持っていた課題を冷静に実践出来たときのほうが
勝率は高いものである。
そんなわけで、話はテニスに戻るが、課題を持っていない、
なにも考えていない人は、上達が遅いと思う。
とにかく、試合には課題を持っていくこと。
そして、それが上手くいったかどうかを持ち帰ることである。
ゴルフも一緒。
コースに課題をもって行くことが大事だ。
つまり、な~んにも考えていないワタクシは、
一生上手にならないってことだ。
天才シェフである
もう10日くらいになるのに、なかなか風邪が抜けない。
鼻声で咳も止まらない。
熱が出ないのがせめてもの救い。
でも、熱が出ないから、仕事も休めない。
しかし、年々治りが悪くなっている気がする。
寄る年波ってやつなんだろうか?
首も痛いしなぁ。
イカンイカン、「老けは気から」って言うからね。
(言いません)
話題を変えよう。
え~と・・・
妻がいなくて、子供たちにご飯を食べさせなければいけない日には、
「さあ、キミたち!どこに行く?
だんま屋水産で刺身?それとも土風炉で焼き鳥かな?」
なんて聞いて、子供たちも、
「今日はだんま屋でマグロ~!」
なんっつって、飲んで食って楽しんで、後で妻に領収書を見せて請求したら、
「キミたち、ただの夕食でどんだけ豪遊したの?!」
と、驚かれるほど、食事をつくらないことでお馴染みのワタクシ。
今や妻がいない日には、
「おとうさん、今日はどこに行く?
居酒屋?バ-ミヤン?それともコンビニ?」
なんて、普通に聞かれてしまうほど、家事をしないことでも
お馴染みでもあるワタクシなんだけど、実は「やれば出来る子」
だったりするわけだ。
なんせ、学生時代は四年間、飲食関係のアルバイトをしていたので、
コーヒーの淹れ方から、レアチーズケーキのつくり方まで完璧なのである。
コーヒーゼリーだって、本格的に淹れたコーヒーからつくれるし、
サンドイッチだって、ハンバーグだって、カレーだってOK。
フライパンを豪快にあおって、チャーハンも半分づつキレイに
ひっくり返して、火を通せるし。
ただ、能ある鷹は夜には爪を切らない・・・じゃない爪を隠すっていうか、
披露する機会がないっていうか、ような面倒なのでやっていない。
「やれば出来る子」と言われて、やらないままに。すっかり月日が
経ってしまっていた。
とある休日。
「たまには朝食でもつくってみたら?」
との、妻からのリクエスト(プレッシャーともいう)と、
「おとうさんは料理できないよ」
との、子供たちの決めつけに応えて、なにかつくることに。
キッチンに立つこと数分、あっという間に出来た。
「おとうさん、料理つくれるんだ。こんなに美味しいし」
単純な子供たちである。
次の日の昼。
また、何かつくってくれとのリクエストが。
反応を見たくて、ためしにつくってみた。
子供たちの反応は、
「スゴイ!おとうさん、何でもつくれるんだ!」
だって。
パンを8枚切りから6枚切りにして、チーズを乗せただけなのに、
なんとも単純な男子たちである。
もしかすると、おだてておけという妻の作戦かもしれない。
ということで、能ある鷹が生爪をはがした・・・
じゃない、ちょっとだけ爪を見せた休日であった。
(というほど、たいしたことじゃない)
今度は、レアチーズケーキでもつくってみるか。
考えないから、上手くならない
お世話になっている同業他社さんのゴルフコンペに行った。
会場は、埼玉県飯能というところ。
100km超のロングドライブのため、午前5時に出発。
ゴルファーにとっては、これくらいは普通なのか?
会場のクラブは、歴史のあるクラブなのか、
タイガーウッズも来たらしい。
再来週には、女子プロのトーナメントも開催されるらしく、
すでに準備が始まっていて、グリーンも超難しくセッティングされているとか。
まあ、ワタクシの場合、どこに行っても難しいので問題なし。
それにしても、ゴルフは久しぶり。
夏にDRKさんたちと行った以来だ。
「これからは少しは練習しよう」みたいなこと言ったかもしれないが、
結局、クラブを握るのは、その時以来。(ダメじゃん)
あがってみれば、スコアは114。
110を超えたのは久しぶり。
前半はなんとか天気も持ったが、後半は雨模様。
何とか保っていた集中力も、さすがに途切れた。
もう、なにがなんだかって感じで、最後の2ホール目なんて、
ティーショットでほとんど飛ばなかったのに、
セカンドショットをサンドウェッジで打ってた。
「何でこんなにボールが上がって飛ばないんだ?」
と思ってクラブを見たらサンドウェッジだった。
どうやら、「S」と「5」を見間違えたらしい。
普通、構えたとき分かるよね。
それくらい集中していないってことだ。
とにかくワタクシ、ゴルフに関しては、終わったことはすぐ忘れる。
というか、覚える気がない。
プレーが終わってから、「8番のグリーンがさぁ」とか、
「12番のティーショットが」なんて話になるが、
まったく覚えていないので、会話にならない。
だいたい、1ホールで6打以上叩くと、もうティーショットからの
シチュエーションも覚えていないほどだ。
そんなわけで、反省とか修正に縁が無い。
ラウンド前に、「今日は~に気をつけてやるぞ」とか、
「今日の目標は左側に壁をつくることだ」とか、
テーマを持つこともない。
ただ、楽しく打ってるだけである。
そりゃ、上手くなるわけがないのである。
テニスとか野球だと、どんな場面も覚えてるのに。
そこへいくと、DRKさんは真剣だ。
ゴルフ道の求道師的な風格さえ漂っている。
たぶん、何かになろうとしているのだろう。
ということで、楽しかったが、相変わらず、技術的には
何ら得ることのないゴルフを展開したのである。
夢
とんねるずの石橋と飲み屋で知り合って、
帰ろうとしたら同じマンションだってことが分かって、
次の日の朝、マンションを出たら、柔道の石井選手も
同じマンションだったという、変な夢を見た。
疲れてるのか?
飲み過ぎとかテニスとか
土曜日、昔からお世話になっている方と久しぶりにお会いした。
仕事のことなど、たくさんの勉強をさせていただいている方。
もう10年近いお付き合いになるか。
東京駅界隈、八重洲で飲んだ。
内容はほとんどが真面目な話。(だと思う)
先に向けての展開など、とても有意義な話だった。
飲んだのは、生ビール2杯、焼酎ロック1杯、大吟醸2杯。
まあ、いつもこんなものだと思う。
帰りの電車の中、少し気持ち悪く、猛烈に眠くなった。
何とか最寄駅まで頑張り、電車を降りたところで力尽きた。
つまり・・・、ホームで寝た。
ホームの一番端のフェンスに寄りかかって、30分ほど寝た。
何故、ベンチで寝なかったかというと、近所の知り合いに
目撃されるのを避けるためだ。
これが、平日だったら完全にアウト。
絶対に誰かに会っているだろう。
30分寝たら、完全に復活。
ひとりで、ラーメン食べて家に帰った。
以前はこんなことなかった。
寄る年波でお酒が弱くなったのか、最近は飲むと眠くなる。
自宅のソファーで寝てしまうこともしばしば。
家族からは、「サカイ化してきてる」と言われる。
ほんの一部(野球チーム)の人にしか分からない表現だけど。
少し、自重しようと思った。
さて週末、また子供のテニスに付き合った。
1回の打ち上げ花火で終わるのかと思ったら、
休み前から、「お休みの日、テニスするよね?」と、
9歳児、6歳児ともにやる気を見せたので、
また近所の公営コートに行った。
今日もフォアハンドとバックハンド。
前からの手投げも随分ネットを越えるようになった。
しかし、6歳児のほうは、かたくなにバックハンドを拒む。
「あのね、こっち(フォア)のほうが打ちやすいの」
「でもさぁ、テニスって自分の思うようには飛んで来ないよ。
こっち(バック)に来たら、どうする?」
と、バック側を指すと、「こうする」と思い切り、回り込みの動きをした。
コイツ、全部回り込むつもりなのか?
まあ、いいや。
こだわりも必要だ。
次の順番を待っていた高校生ふうのカップル。
先週も会った二人だ。
「今日で2回目なんだ」
「ってことは、先週が初めてだったんですか?」
「そう、この前がコートデビュー」
「上達してる・・・」
少しは変わっているらしい。
良かった。
練習も終わりコートを出る。
「上手になったね」
「おとうちゃん、教え方上手だよ。プロになれるんじゃない?」
「(いちおうプロコーチなんだけど・・・)そうかな」
「ウン、もうすく、ニシコリにも勝てるんじゃないの」
「いやぁ、それは厳しいなぁ。錦織選手はすごく強いんだよ」
「そうなんだ。じゃあ、今度ニシコリに会ったらテニス教えてもらおうっと」
どうやら、近々にも錦織に会うらしい。(苦笑)
次回はサービスに挑戦か。
さて、今日はこれから、同業他社さんのゴルフコンペだ。
会場は100kmほど先のゴルフ場。
遠いぞ。
例によって、一切練習はしていない。
メーカーさんの偉い方もたくさん来られるはず。
迷惑なけないようにしないと。
同組のDRKさん、よろしくお願いします。
ゴミ拾い
先週、ゴミ拾いイベントに参加した。
千葉県企業庁の声掛けにより、オフィスビルの近隣一帯の
一斉ゴミ拾いイベントである。
毎年2回、各オフィスビルの企業から多くの人が参加する。
今まで、このイベントのことを知らなかったのだが、
縁あって、お誘いをいただいたので、初めて参加することに。
当日は金曜日、朝8時45分から10時30分までの間、
各エリアに分かれて、ゴミを拾うのだ。
ゴミ拾いといえば、釣りのホームレイクとしてお世話になっている
印旛沼のゴミ拾いには参加していたが、最近は釣り自体、
すっかりご無沙汰なので、ゴミ拾いもお休みしていた。
(釣り仲間のみんな、ゴメン)
ということで、印旛沼のサボり分も地球をキレイにしようと、
気合を入れて、集合場所の駅前へ向かった。
千葉県のキャラクター(名前なんだっけ?)も
ゴミハサミを持って気合じゅうぶんだ。
ワタクシの担当エリアは、千葉マリンスタジアムなどのある海岸方面。
道々、ゴミを拾いながらスタジアム方面へ。
案外、ゴミ無いなぁ。
結構、キレイじゃん。
スタジアムを回り込んで、砂浜へ。
メチャクチャ、ゴミがあった。
砂にまみれて、あらゆるゴミが。
特に多かったのは、やっぱりタバコの吸殻。
喫煙者のモラルが問われるなぁ。
一般の花火ゴミも多かったが、マリーンズ戦で打ち上げられる
マリンスタジアムの花火の残骸も少なくなかった。
(これは、マリーンズさん、要対策では?)
約2時間、渡されたゴミ袋をいっぱいにして終了。
まだまだ拾いきれないゴミもたくさんあった。
結構、キレイに整備されている印象のこの街も
よくよく見てみると、たくさんのゴミがある。
それも、ひとりが「これくらい」とちょっとずつ捨てたもの。
タバコの吸殻なんかは、その代表だよね。
ポイ捨てする人、一度でもゴミ拾いやってみると良い。
たぶん、ポイ捨てなんか、しなくなると思う。
まあ、ポイ捨てする人は、ゴミ拾いもしないか・・・
NYじゃないけど、キレイな街で心も豊かにってことで、
ゴミがゴミを呼ばない、犯罪も呼ばない街がいいよね。
ライブ
今年は一度もライブに行っていない。
毎年恒例の高中正義の日比谷野音も今日なのだが、
今年はチケットを買っていない。
初秋の野外音楽堂で、ビールを飲みながらのライブ。
ああ、行きたかったなぁ。
さて昨日、竹内まりやのことを書いたが、ご主人の
山下達郎のライブに、一度だけ行ったことがある。
渋谷公会堂(現CCレモンホール)だった。
達郎は、あまり大きなホールではライブをしないらしい。
音響的な納得度とか、観客との距離感などが理由だとか。
その、渋谷公会堂ライブは、一番後ろの席だった。
たしか、自分で取ったチケットじゃなかったので、
文句を言うわけにもいかないが、正直ガッカリした。
ステージがはじまった。
席がどこだとか、そんなことは関係の無い
クオリティーの高いステージだった。
オープニングは「SPARKLE」。
達郎自ら刻む、ストラトキャスターの乾いたカッティングの
イントロは、CDで聴くそのままの音だった。
そして、ライブが進み、途中何度も達郎は
マイクを通さずに歌を歌った。
達郎の生声は渋谷公会堂の後列にいたワタクシにも
じゅうぶんな迫力で届いた。
達郎は言った。
「ボクの生声が、ホール全体に届かなくなったら
そのときはライブをやめます」
楽器の音も声も、生のステージであることを
差し引かずに、そのまま楽しめるレベルだった。
完璧なプロのライブだった。
今まで、色々なライブに行ったが、巧いっていう意味では
山下達郎は群を抜いていた。
CDではそれなりに聴けるが、ステージでもTVでも
生で歌うと、あれあれ?ってことはよくある。
いつぞやのサッカーか何かの試合で、相○○瀬の歌った
君が代なんかは、ホントゴメンなさいって感じだった。
この前、TVの宴会バラエティで他人の曲をカバーして
歌っていたが、これまた、「こういう曲なの?」って思った。
大御所では、松任谷由美のライブはたくさん行ったが、
ステージの趣向は半端じゃない。
とにかく、大掛かりで別世界へ連れて行ってくれる。
しかし、歌そのものは微妙である。
いつぞやなどは、サビの部分で完全に声がひっくり返った。
しかも、バラード系の高音が伸びる部分だったから、
どうにも誤魔化しようも無かった。
一瞬、会場が凍ったような気がした。
まあ、あの歳であれだけ踊ったり走ったりしながら
歌うのだから、無理も無いことなのかもしれんない。
年齢とキャリアを考えれば、いまだに一線で
あのステージを張れるのはたいしたものだ。
海外アーティストでヘタクソだなぁと思ったのは、
元ビートルズのジョージ・ハリスンだ。
もうすでに半分隠居状態だったジョージ、
自信が無かったのか、エリック・クラプトンと
クラプトンバンドをバックに引き連れてやってきた。
東京ドームで、音響がメチャクチャだったってのもあるが、
とにかく酷かった。
ジョージのみ、クラプトンのみと、それぞれの演奏もあったが、
ジョージの曲は聴けたものではなかったが、
クラプトンの音はちゃんと響いてきた。
やっぱり、腕の差ってあるのだなと思った。
ちなみにワタクシ、ジョージ・ハリスンのファンだった。
今でも好きである。
それだけに、初めて観たジョージのライブは残念なものだった。
誰のライブだって、高いお金を出して、
なかなか取れないチケットをやっとの思いで手に入れて
観に行くのだから、それなりの期待と許容はあるのだが、
それでもハズレもある。
達郎のように、完璧なプロのプレーを見せてくれるのが
ホンモノというやつじゃないかなと思う。
ということで、テニスもレッスンも、ハズレの無いように
プロ意識を強く持って取り組まなければいけないのだ。
当たり前だけど。
・・・ふう、なんとかテニスにつなげたぞ。
竹内まりや
昨日は、打ち合わせラッシュだった。
あっちで打ち合せ、移動して、こっちで打ち合せ。
脳みそが止まらないようにするのに必死だった。
で、風邪はまだ治らない。
咽痛とセキから、鼻水に移行した。
症状が変わったということは、少しは良くなっているのだろう。
さて、竹内まりやがニューアルバムを出した。
ワタクシ、竹内まりやは、J-POPとかニューミュージックじゃなくて、
歌謡曲か軽い演歌だと思っているのだが・・・間違ってる?
「ドリーム・オブ・ユー」とか、「September」とか、
「不思議なピーチパイ」とかデビュー当時は
ニューミュージックの匂いもしたけど、
「本気でオンリーユー」で歌謡曲っぽくなって、
「駅」で、ちょっとした演歌になったと思ってる。
まあ、いまどき「ニューミュージック」ってのも死語だけど。
で、そのニューアルバムだ。
謳い文句では、「レーベルを超えた、コンプリートベスト盤」とある。
いや、別にレーベルがどうしたこうしたは、どうでもいい。
そんなもの、レコード会社の都合だろう。
だいたいが、前作のベストアルバム「Impression」を出してから、
今回のベストまで、オリジナルアルバムは1作しか出てないし。
やたらベストアルバムを出すあたりは、
ワタクシの好きなギタリストである、高中正義みたいだぞ。
で、そのアルバムを家人が買ってきた。
なんで?
この中に入っている曲、ほとんど全部、
すでに我が家にあると思うのだが。
つまり、文句を言いながらも、竹内まりやのアルバムは
すべて持っているってことだ。
もしかして、ボーナスのカラオケCDが欲しかったのか?
このCDを買うために、イオンのレジに並んでいたら、
店員の60歳くらいのオジサンが突然話しかけてきたそうだ。
「竹内まりやですか。いいですねぇ。どの曲が好きですか?
私はねぇ、”涙のワンサイデッドラブ”好きだなぁ。
いい曲ですよねぇ・・・」
と言いながら、仕事に戻っていったそうだ。(笑)
オジサンも、竹内まりや聴くんだな。
やっぱり、演歌なんだろうか。
「気分は17歳」なんて歌いながら、本人、53歳だからねぇ。
2000年に出したライブアルバム、「Souvenir」なんて、
歌い出しの声が野太くてビックリしたもんなぁ。
それでも、ポップな感じがあるのは、旦那である山下達郎の
プロデュースによるところが大きいのだろうか。
山下達郎は稀代の音楽職人だ。
あらゆる音楽のテイストが詰まった
引き出しを山ほど持っている。
自分もシンガーとして活動しながら、
これほどまでにマルチな音づくりが出来るのは、
山下達郎と大瀧詠一くらいじゃないだろうか。
(大瀧詠一は半隠居だが)
達郎のプロデュースが無かったら、竹内まりやは、
テレサ・テみたいになってるんじゃなかろうかと思う。
(かなりの偏見だけど)
それほどまでに、彼女の楽曲は情緒的だ。
そして、山下達郎はそれを上回るPOPさを持っている。
それが、絶妙にバランスを取っているってのが
ワタクシの印象である。
と、ボロクソ言いながら、竹内まりやのアルバムが
すべて揃っている、我が家である。
テニスをはじめた!
先週の「メチャイケ」、テニス賛否両論のようだ。
以前のセミナーで、松岡修造さんが言っていた。
「ボクはテニス界のためには何でもします。
TV局に企画書もたくさん出してるんですが、
なかなか採用してもらえないのです」
番組中に出てきた松岡さんの企画書はホンモノじゃないかと思う。
一所懸命に取り組んでいたのだと思う。
そういえば、少し前のこと、プロテニス協会の仕事で
他社のスクールさんにお邪魔した時、
ナイナイの岡村さんが秘密特訓に来ていた。
コーチの言うことを聞いて、超真剣モードで練習してた。
ホント、驚くほど真剣だった。
だからワタクシは、真剣につくった番組だと思う。
そんなわけで、子供は、大手スポーツクラブの
テニススクールには入らないことになった。
というか、ワタクシがいまひとつ納得いかなかったのだが。
「お父さんが教えます!」と言ってしまった手前、
なんとかテニスが出来る環境を整えなければいけなくなった。
さて、どうしよう?
で、頭に浮かんだのが、近所の公園のコート。
目の前のグランドでは、キャッチボールの常連だが、
テニスコートは利用したことがない。
いったいどうやって使えばよいのかも分からない。
仕方が無いので、会社帰りにコートに行き、
入り口に掲示してある利用規約を読んだ。
どうやら、ほとんどの時間帯が登録団体の利用時間のようで、
個人で使用できるのは、1日2時間のみだった。
しかも、1回30分で交代。
何とも、短いチャンスである。
まあそれでも、初めてならじゅうぶんだろうと、
週末に行ってみることにした。
いよいよ、コートデビュー数日前。
忘れ物に気がついた。
ボールが無い・・・
そうだ、テニスをするにはボールが必要。
あんまり考えたこと無かった。
10個くらいじゃ足りないだろうな、どうしようか。
と考えていたら、ちょうど、Ken’s成田校で
セットボールを売っていた。
100個購入。
カゴは借りた。
スタッフ価格じゃなかった。
普通に買った。(セコイこと言うなって!)
さてさて、週末がやってきた。
フリータイムの時間帯にコートへ。
想像通り、30分しか使えなかった。
ラケットでのボール突きと、ボールを上から落としての
スタンディングヒットで終了。
それでも、じゅうぶん楽しかったようだ。
「テニス?やらな~い!」と言っていた
6歳児もつられて参加。
なかなかタイミングが合わずに苦戦していたが、
打球がネットを越えると大喜び。
彼なりに達成感はあったようだ。
風邪っぴきワタクシ、すっかりパワー使い果たした。
しかし彼らはやる気。
「明日もやるんだよね?」
仕方ないので、次の日も付き合った。
スタンディングヒットから、前方からの手投げ出し。
昨日から一歩前進である。
下の6歳児は、上からボールを落とすスタンディングヒットだと
上手くタイミングを取れないのに、前から投げたボールは
上手にネットを越す。
今までの、初心者指導理論とはちょっと違う発見だった。
2日目も30分だったが、サービス(みたいなもの)まで打って、
それなりに満足しつつ終了。
もう少しやりたいところだが、まずはこんな感じで良いか。
2日後の朝食時、6歳児が突然言った。
「タッくん、テニス選手になる!」
え~!キミ、まだテニス歴60分・・・・
「ポニョ、人間になる~!」、くらいの衝撃発言だった。
まあ、気に入ってもらえたから、良かったか。
今後、どんな展開を見せるか楽しみでもある。
テニスをはじめよう!(「好きだから上達する」の続き)
そんなわけで、テニスをはじめることにしたのだが、
さて、どんなふうに始めれば良いのかということになった。
Ken’sにお世話になろうかとも思ったのだが、
以前、旭コーチとこんなやり取りがあったのを思い出した。
ワタクシ 「Ken’sにウチの子、入れようかなぁ」
旭 「勘弁してください・・・(微妙な笑い)」
ワタクシ 「何でだよ」
旭 「レッスン中、ずっと見てられそうで、プレッシャーが・・」
そういうものか?
普通、どこの親御さんでも見るだろうが。
別の日。
ワタクシ 「Ken’sにウチの子、入れようかなぁ」
澤村 「どうぞ、どうぞ!ボクが思い切り鍛えてあげます!」
ワタクシ 「本当に思い切りしごかれそうっていうか、
仕事の恨みを子供にぶつけられそうだからなぁ」
まあ、もともと場所的に送り迎えが厳しいから、
Ken’sの通うのは難しいんだけど。
以前、長塚京子プロとこんな話をした。
長塚 「コーチのお子さんはテニスしないんですか?」
ワタクシ 「ウン、してないね。
本人がやりたいって言ったらやらせるけど。
でも、どこに通わせるとか難しいしね」
長塚 「何、言ってんですか!コーチが教えてあげれば良いんですよ!」
ワタクシ 「いやぁ、だって、親が教えると冷静じゃないっていうし」
長塚 「そんなことないです!
最初は親がベッタリで仕込んだほうがいいですよ。
私もそうだっだし」
ワタクシ 「そんなもんか?でも、オレはいやだなぁ」
世界ランク28位までいった長塚京子プロに言われても、
まだ、疑問が残るワタクシであった。
とにかく、どこかのスクールで取っ掛かりだけでもと、
現実的に通える、近所の総合スポーツクラブを見学に行った。
全国チェーンのスポーツクラブである。
親切なフロントの女性に案内されて、子供と一緒にコートへ。
やってる、やってる。
ちょうどジュニアの時間だ。
案内のフロントスタッフに聞いた。
ワタクシ 「どのクラスからはじめるんですか?」
フロント 「ここの半面のスポンジボールのクラスです」
ワタクシ 「次は?」
フロント 「あまり弾まないボールの隣のクラスです」
ワタクシ 「普通のボールを打てるクラスに行くには?」
フロント 「何年か頑張ってもらってですね~」
見れば、タダでさえ狭いコートの半面に子供たちがひしめいている。
1時間のレッスンで、いったい何球打てるのだろう?
小学生なのに、半面でどれほど動けるのだろう?
それで、どれほど上達出来るのだろう?
家の前まで、送迎バスが来るのは魅力だけど・・・
しかし、見れば見るほど、疑問が沸いてきた。
子供は、「テニスやってみたい」と言っている。
しばし、考えた後、こう言った。
「ここも悪くないんだけど、あんまり上手にならないかもしれない。
本当のテニスボールを打つまでに時間が掛かりすぎるし。
ということで、お父さんがテニスを教えることにします!」
ああ、言っちゃたよ。
まずは、コート探さないと。
さて、どうなることやら。
(もう少し続く)
好きだから上達する(続き)
昨日の続き。
習い事で、ひとつ思い出した。
小学校1年から中学校卒業までの9年間、マリンバを習っていた。
マリンバってのは、こんな感じのやつ。
簡単に言うと、大きな木琴ね。
ピアノとかバイオリンと比べると、あまりメジャーな習い事じゃない。
たまたまマリンバを教えられる先生がいたのだろう。
自分のことながら、よく9年も続けたものだと思う。
しかし正直、週1回のマリンバの練習は苦痛だった。
電車に乗って、街の楽器屋さんの3階の教室へ行く。
足取りは思い切り重かった。
それでも続いたのは、親に「辞めたい」って言えなかったから。
怖いとか、そういうのは無かったが、
「ここまでやらせてもらってるのに悪い」
って感じだったのかもしれない。
バスケ部と一緒で、自分の意思で「辞める」
とも言えないヘタレだったってことなんだと思う。
嫌々続けたおかげで、今はまったく弾けない(と思う)。
ちなみにワタクシ、いまだに譜面も読めない。
やっぱり、好きでやらないと身につかないのだ。
話は戻って、現在のこと。
子供は2年ほどサッカークラブに入っていた。
結構、強い、しっかり組織されたクラブチームだ。
しかし、練習会場が移動してしまい、送り迎えが厳しくなった。
それでも、彼が「やりたい」というのなら、
何とか送迎をしようと思っていた。
あるとき、彼が言った。
「あのね、本当はボク、みんなでひとつのボールにワ~!って集まって、
体がぶつかったり、ひっぱたりするのは好きじゃないんだ」
彼なりのサッカーへの決別宣言だった。
「そうかぁ、じゃあ、なんかやりたいのある?」
「テニス、やりたい」
初めての意思表示だった。
我が家の中には、あまりテニスの色が無い。
親も、休日など日常的にテニスをするわけでもない。
子供は、数回だけワタクシの試合を観たことがある。
ワタクシが負けた試合を観て泣いていたというから
それはそれで、感じるものはあるようだ。
しかし、ワタクシから「テニスをしろ」と言ったことは無い。
そんな中での、この発言である。
正直、ちょっと嬉しかった。
本人がやりたいことならば、出来るだけサポートしようと決めた。
さてさて、どんな形でテニスをはじめようか?ということになった。
(長いと迷惑だと思うので、続く)
好きだから上達する
風邪ひいたね、完璧。
のどが痛くてクシャミが出る。
週末、夜中まで飲んでるからか。
早く帰ろうと思ったのに、本社のSくんが遅れるからだ。
「マリーンズの最終戦、観てから行きます」って、
いや、そんな遅くなるから無理しなくて良いから。
「今からマリンスタジアム出ま~す!」って
電話来たのが22時過ぎ。
合流したのが0時。
そこから2時まで飲んだ。
そりゃ、具合も悪くなるわ。
Sくんのせいだ。
ということで、ビタミンCと栄養ドリンクで押さえ込んでる。
そんなんで、効くのかどうかは知らないが、気の持ちようってことで。
さて、ワタクシ、テニスを生業としているが、
ウチの子供たちはテニスをやっていない。
親がテニスをしていると、子供もテニスをする
というパターンが多いようだが、
ワタクシの場合、特にやらせようという気も無かった。
それは、自分自身のスポーツ歴によるところが大きい。
たぶん、前にも書いたけど・・・
小学校低学年では剣道を習っていた。
どうして剣道を始めたのか、記憶が定かでは無い。
おそらく、親の意思でやることになったのだろう。
「この子、もう少しシャキッとさせないと」とか、
「礼儀とか忍耐を覚えさせないと」とか、
そんな理由だろう。
確かに剣道は、気合と根性と礼儀だった。
我が家の庭の鉄棒には、古タイヤが取り付けられ
毎朝晩、100回の打ち込みが義務付けられた。
(近所迷惑だったと思う)
週何回かの練習も、夏は暑いし、冬は寒いし、
防具は重いし、上級生に小手をくらうと、
手がしびれるほど痛いし、辛い思い出しかない。
それでも、何かの大会で幾つかの入賞をしたりと、
まあそれなりに頑張ったのだと思う。
しかし、数年でやめてしまった。
幼稚園の頃からは、スキーだ。
父親が(不幸にも)インストラクターの資格を持っていたので、
冬になると、毎週末のようにスキー場に連れて行かれた。
親とインストラクターという合わせ業で、そりゃあもうスパルタ。
速さを競う競技スキーじゃなくて、フォーム重視のデモスキーだから、
膝の開きがどうとか、体重の掛け方が何だとか、
小うるさいことこの上ない。
確かに基本が出来て上手にはなるが、まったく楽しくない。
冬山には、そんな思い出しかない。
小学校高学年から中学校まではバスケットボール。
これは友達が入るっていうので、つられて入部した。
これがまた、鬼のように怖い顧問の先生で、
本当に殺されるかと思うほど厳しかった。
厳しいだけに、生徒との関係も密で、
練習以外では生徒とも打ち解けるタイプの先生だったが、
先生の懐に入っていけるのは、レギュラークラスの上手なやつらだけで、
あまり上手くない自分は、練習外でも先生が怖かった。
怖いってことが幸い(災い)してか、「退部します」なんて
恐ろしいことを言い出すことも出来ず、6年生まで在籍した。
中学校に入ったら、最初の担任の先生がバスケ部の顧問だった。
小学校の時にバスケ部にいたことがばれて、入部することになった。
しかし、これがまた、小学校の時の顧問以上に厳しい先生だった。
もう、毎日が地獄の特訓状態である。
それでも、ある程度上手で、スターティングメンバーを争うくらいなら、
まだ頑張っている実感もあるが、ベンチ入り出来るかどうかの
当確ラインギリギリだから、試合でも出番が無い程度なので、
何のために厳しい練習に耐えているのか、よく分からない状態だった。
結局、親に言われたり、誰かに誘われて、なんとなく始めたので、
何の思いいれも、目標も無かったのだろう。
それでは、やらされるだけで、上手くなるはずもない。
やっぱり、スポーツでも何でも、自分から「やりたい!」という
気持ちが湧き出なければ、ものにならないってことを
自らの9年の体験で学んだのだ。(長いよ!)
そんなわけで、子供には本人がやりたいことをさせようと、
特にテニス云々の話をしたことは無かったのである。
(気が向いたら続く)
アウェイなおつかい
ちまたでは風邪が流行っているらしい。
ということで、少しノドが痛い。
ヤバイ予感。
悪くなる前に治さないと。
さて、「はじめてのお使い」に行った。
ここ↓
ユザワヤ。
手芸用品・生地専門店だ。
ちょっとした用事で、生地を買いに来たのだ。
一度だけ、家族の付き合いで来たことがあるが、
ひとりで入るのは初めて。
当たり前だが、平日の昼間にひとりで生地を
物色する男性は他にいない。
さすが専門店、膨大な種類と量の生地が売っている。
ベルベットとか麻とか綿とか、生地の種類ごとに
コーナー分類されているようだ。
ところが、種類というか名前自体よく知らないので、
目当ての生地がどこにあるのか、まったく想像もつかない。
しばらくウロウロしてみたが、どうにも目的の場所には
到達しそうに無い。
時間も無いので、何とか店員さんをつかまえて、
持ってきたサンプルの生地を見せて説明。
聞けば、まったく同じものは無いそうだ。
親身になって一緒に探してくれる店員さん。
「う~ん、こんなのかなぁ。いや、あっちのほうが・・・」
非常に有り難いのだが、時間も無いし、
スーツで手芸用品コーナーとかうろつくのは
ちょっとばかり恥ずかしい。
なんとか、似たような生地を探して、計り売りしてもらう。
しかも、「10センチ、サービスしておいたから」って。
10センチ余計に欲しかったわけでは無いんだけど、ひとまず感謝。
毛糸やらパッチワークやら裁縫用品やらを買い求める女性で
溢れかえっているレジに、違和感バリバリで一緒に並ぶ。
微妙に視線が集まる中、会計を済ませ店を出た。
完全にアウェイなフィールドだったぜ。
ふう、疲れた。
AIGオープン、観にいけなかったなぁ。
↑
(無理やりテニスの話題をくっつけてる)
プロの仕事
ラーメンとかカレーが大好きだ。
カレーなら、年間360回くらい食べても大丈夫。
ラーメンも、あちこち食べ歩いた。
で、思うのだが、カレーとかラーメンて、
どこの店に行っても、あまり値段の差が無い。
カレーは、たまに高い店もあるが、
ラーメンに千円以上払うことは少ない。
(チャーシュー麺を除く)
つまりは、どの店でも支払う対価は同じ。
ところが、同じ値段の食べ物なのに、
味の差は天から地ほどの幅がある。
先日、ラーメン屋が何軒も集まったところに行った。
細かく書くと、どこなのかが分かってしまうので、
名前までは書かないが、ひとつのモールに
有名(?)なラーメン屋を集めたような場所だ。
たいがい、こういうところは、地名(~ラーメン)とか、
店主の顔や名前が前面に押出してある。
「~(名前)のこだわり麺」とかね。
で、そのモールに入った。
どの店が美味しいのかまったく分からないが、
全国を歩き回って選び抜かれた店なのだろうから、
ハズレは無いだろうと、適当に入ってみた。
西のほうの地名を冠したラーメンだ。
さっそく、一番お勧めっぽいラーメンを注文。
ところが、これが正直、美味くない。
不味いとは言わないが、確実に美味しくない。
何だか、薄らボケた味である。
何より、スープがとてもヌルイ。
フウフウせずとも、食べられるくらい。
これ、ラーメンとしては、アウトじゃないだろうか。
そのせいなのか分からないが、ラーメン好きの子供も、
半分も食べずに残してしまった。
ラーメン屋を集めたモールだからといって、
全店美味しいわけじゃないのだな。
非常に損をした気分になった。
「幸○苑」みたいな大手チェーンの方が、まだ美味い。
近所の駅前にもラーメン屋が何店もある。
先日、時間が無くて、すぐに入れそうな、
駅に一番近い店に入った。
初めての店だったので、味噌ラーメンを頼んだ。
なんで、味噌かというと、塩や醤油に比べて、
大ハズレが少ないだろうと思ったからである。
ところが、これも大ハズレ。
味噌っていうより、薄く味噌色のついたお湯って感じ。
「これが標準なのかなぁ」と思いながら見ていたら、
同じラーメンなのに、それぞれ色が微妙に違う。
隣のおじさんのラーメンは、濃そうな色だ。
カウンターを見てると、かなり適当で大雑把な感じで
時間勝負みたいなつくり方だった。
そりゃ、味もバラつくだろうと思った。
あと、2分歩いて、確実に美味しい店に行けばよかった。
少しは待つかもしれないけど、値段だって変わらないし、
なによりスゴク丁寧につくってる。
しかし、不味いほうの店にもお客は入っている。
だって、駅前というよりも、ほぼ駅隣接だから。
それが商売のアヤなのか?
でも、これからは2分歩こうと思った。
海産物系の定食居酒屋みたいな店がある。
とにかく、メチャクチャ安い。
昼の定食なんて、500円でおかわりし放題だ。
入って、食券買って、かっ食らってすぐに帰れるので、
お小遣いが無い時や、時間が無い時に入る。
正直、さほど美味くない。
ただ、安くて早いから、たまに入る。
先日、A定食頼んだ。
「~魚の一夜干し定食」
魚が硬くて、ほとんど食べる場所が無かった。
昼定食用にまとめて焼いてずっと置いておいたからか?
しかし、いくら安くても、これはアウト。
食べ物としての体をなしていない。
「食べられる」という意味では、立ち食いそばのほうが
まだ100倍マシである。
ということで、商売には色んなやり方があるのだなと思った。
ラーメン屋モールに入っているってことに
あぐらをかいてはいけない。
看板よりも味が大事。
昼時、忙しくなると味が落ちたり、バラついてはいけない。
そのお客様にとっては、たった1回の食事だから。
安いに越したことは無い。
味も値段なりの覚悟をして食べるし。
でも、それにも最低ラインはある。
そこを越え続けたら、顧客はそっぽを向くはず。
便利な場所にあるに越したことは無い。
しかし、味はどうでも良いってことにはならない。
適当な流れ作業で、バラついた品質の料理を出してもいけない。
やっぱり、料理そのものに、愛情とプライドが無いと。
たかだかラーメンとか定食で何言ってんだという気もするが、
「食」は人間の根幹を成すもの。
そんな仕事に愛情とプライドを持って欲しい。
それがプロってものだと思ったりした。
もちろん、ワタクシたちのテニススクールも同じである。
バボラ アエロストーム300 インプレ!
清原が引退した。
セレモニー観ながら泣いてしまった。
ホント、頑張ったよなぁ。
お疲れ様でした!
で、AIG2回戦、錦織が勝った。
内容はまだ観ていないけど、相手が誰であれ
普通に戦っているところがスゴイ。
次も楽しみだ。
ああ、観に行きたい!
さて、東レPPOが終わった。(とっくに・・だけど)
優勝はサフィンの妹、サフィーナ。
彼女が使用していたのが、バボラのアエロストームである。
このアエロストーム、以前に試打をした。
ウエイトがあるわりには結構使いやすかった。
バランス設定が絶妙なのかもしれない。
ただ、ずっと振り続けるのは辛いかも。
このあたり、やはり全重がジワジワときいてくるのだろう。
で、このたび、バボラからの新製品が出た。
アエロストームを300gまで軽量化し、
使用対象拡大を狙ったモデルだ。
AERO ATORM300
■フェイスサイズ: 98平方インチ
■フレーム厚: 20.5~22.0mm
■ストリングパターン: 16×20
■ラケット長: 27.0インチ
■ウエイト: 平均300g
■バランス: 平均32.0cm
■価格: ¥35,700(本体価格:¥34,000)
アエロストームが320gだったから、20gの減量となるこのモデル。
あとは同じスペック。
20gの差は結構大きいはず。
ラケットのウエイト設定を変えるのって、結構難しいらしい。
素材の比率を変えれば打球感も変わるし、バランスも変わる。
フィーリングをそのままに軽くするには、以前の構造から
かなりの変更を余儀なくされるという話を聞いたことがある。
ひと口に「ライトスペック」といっても、開発力が問われるのだ。
搭載されているテクノロジーも同じ。
コアテックシステム
グリップ上部のV字部分が、打球時の衝撃を吸収してくれる。
これはかなり効果絶大。
本当にソフトなフィーリングになっている。
一部、「ソフトすぎる」という声もあるようだが、これが無いと、
ガツガツの硬いラケットになってしまうのではないだろうか。(たぶん)
フェイス部のフレームはボックス(スクエア)形状。
これが、しっかりした芯のある打球感を生む。
で、スロートからグリップ部にかけて、平たくテーパーが入る。
この部分が適度なしなり感のもとか。
ストリングが密なので、フレーム形状と相まって、
フェイス部は硬質なフィーリング。
硬く張りすぎると、結構辛いかもしれない。
「300gだから」とライトスペックを期待して購入した方は、
密なストリングパターンを考慮して、いつもより5%程度は
テンションを落とすことをお勧めしたい。
実はこの試打ラケット、手でストリングを弾いたとき、かなり硬い感じがした。
旭コーチに、「これ、試打にしては硬く張りすぎじゃないの?」と言うと、
「張ったのは田邉コーチです」と、責任回避行動に出た。(苦笑)
まあ、張りたてだし、いつも40ポンドで張っている
ワタクシの言うことなので、あてにならないが。
さて、実際に振った感じは、やはり300gなりに扱いやすい。
アエロストームでは、スイング初速が出しにくかった人も
じゅうぶんに振り切れると思うし、ネット際でのクイックな
取り回しもじゅうぶんに可能だと思う。
打球感は、やはりそれなりに硬質。
フェイス全体で、パン!と弾くようなイメージである。
飛びはそれなり。
ツアー系だけあって、勝手にボールが吹っ飛んでいくことは無い。
スピンは、ストリングに引っ掛ける感じではない。
フェイスでボールを転がす感じである。
しっかり振り切らないと、ネット際にパスを沈めるなどの
ヘビートップスピンは厳しい。
このラケット、変に癖が無いので、オールラウンドにプレーできる。
それなりにしっかり振れる人向けのラケットだと思うが、
アエロストームよりは確実に扱いやすくなっている。
もう少しストリングテンションを落とせば、
女性プレーヤーにも使えるのかもしれない。
ライトウエイトバージョンには、ストリングセッティングも
ライトバージョンにということか。
現在、Ken’s千葉校に試打ラケット設置中。
ご購入の方には、ストリングプレゼント。
ぜひお試しください。
JPTAセミナー
冷たい雨の振る中、セミナーに行ってきた。
(社)日本プロテニス協会主催のセミナーである。
会場は東京体育館の会議室。
昨年までは東レPPOの会場だったところだ。
メインアリーナ以外に足を踏み入れるのは初めて。
ちょっと迷った。
知らなかったのだが、アリーナ以外にも
トレーニングジムなど、様々な施設がある。
トレーニングジムは、民間委託で運営されているようだ。
第1部のテーマは「コーチング」。
アメリカンフットボールのプロコーチをしている
松場俊夫氏のコーチングセミナーである。
これまでにも何度かコーチングについてのセミナーを
受講したことがあるので、聞くことすべてが
初めてというわけではなかったが、基本を再確認できたりと
非常に勉強になった。
「相談相手は、自分の中の冷静な自分だけ」
なるほど、確かにその通り。
多くの場合、答えは自分の中で、すでに出ているのだ。
第2部の講師は、ハンドボールのプロ選手、宮崎大輔選手。
実業団リーグであるハンドボールのプロ選手は
日本には8人しかいないとのこと。
TV番組「スポーツマンNo1 決定戦」で優勝したり、
メディアへの露出も多いので、ご存知の方も多いはず。
マイナーなスポーツであるハンドボールを
いかにしてメディアに露出し、メジャーにするかなど、
プロとしての活動について語ってくれた。
また、他競技からの技術習得にも熱心。
バスケットボールのノールックパスや、
バレーボールのジャンプの仕方などを
ハンドボールに取り入れていく、貪欲な姿勢はスゴイ。
講演終了後も、時間を気にする周囲をおいて、
参加者の記念撮影に延々こたえる姿勢は、
プロそのものだと思った。
頼めば、こんなポーズも。
いい人だぁ。
終わったのが21時過ぎ。
一緒に行った旭コーチと食事(一杯?)でも行きたかったのだが、
片付いていない仕事が満載だったので、おとなしく帰ることに。
良い刺激を受けたセミナーだった。