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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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仕切りなおし

舌を噛んだ。
食事をしていて、思い切り噛んだ。

舌がザックリ切れて、結構な量の血が出た。
なかなか血が止まらなかった。
口の中が血の味のまま、半日以上過ごした。

何とか血は止まったが、痛い。
ものを食べると痛い。

胡椒味のポテトチップスを食べたら、
パリパリの角と胡椒で死ぬほど痛かった。
そんなこと、食べる前に想像つくだろうに。
我ながら、頭悪い。

そんなわけで、しばらくはこんなものが食事だ。
Weider
ちなみに飲み物は大丈夫なので、ビールは飲む。



さて、一昨日テニスをした。

マズイ。
思い切り後退してるような気がする。
何をどうやって打てば良いやら、
わけが分からなくなってきている。

AllstarClassicに向けて調整した貯金など
微塵も残っていないって感じ。



先週などは、あまりに不調で、2~3ゲームごとにラケットを替えた。

  HEAD プレステージ
      ↓
  Wilson [K]BLADE98
      ↓
  Prince O3スピードポートブラック
      ↓
  Prince O3スピードポートブラックライト
      ↓
  Wilson [K]FIVE108

最終的には、フェイスサイズ108平方インチ、ウエイト268gのラケットに。
それでも感じはつかめなかったけど。



一昨日は、Wilson [K]Tour95を使ってみた。

288gは、さすがに取り回しは良いが、
軽すぎるのか、若干フェイスコントロールが不安定。

フォアハンドストロークがスピン過剰になってしまう。
逆にバックハンドは振り切れて良いのだけど。
ボレーはボールに勢いを乗せ切れない。
オーバーヘッドは振りやすい。

やはりラケットには、ある程度のウエイトがあった方が、
迷い無く振り出せるような気もしたが、最終的には
自分の技術の問題なのだと思った。

少し基本を見直しつつ練習をしないといけないなと思った。
試合だけじゃなくて、球出しのボールを丁寧に打って、
フォームチェックからやるとか。

球出しの打ち込み、一度やってみようかと思う。
(=コーチの誰かが犠牲になるってことだが)

とにかく、仕切り直して、自分のテニスを組み上げよう。

投稿者 Malt 04:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

ちょっと一杯

少し前の話。
金曜の夜(だったかな)、ボスが言った。

 「まだ、帰らないの? もう終わりにして、コーヒー飲んで帰ろうよ」

 「あ、ハイ・・・」

心の声は、「金曜夜にコーヒーっすかぁ?」だった。
声には出さなかったのだが、表情に出ていたようだ。

 「今日は車じゃないの?
  ボクは車だからコーヒーだけど、ビール飲んでいいよ」

ということで、オフィス最上階のラウンジへ。
ここは35階で、とても眺めが良い。
東京湾も一望できるし、眼下には千葉マリンスタジアムも見える。

席についてオーダー。
ボスはコーヒー。(車だからね)
ワタクシは生ビール。

 「遠慮しないで飲んで、飲んで!」

さすがに飲みづらいよっ!

これが、部下だったらまったく遠慮しないどころか、
完全に運転手として使うんだけど。
相手が相手だけに、そうもいかない。
それでも、開き直って2杯ほどご馳走になって解散。

 「送ってくいよ」

との暖かいお誘いを丁重にお断りして別れた。
そのまま、駅前のバーに入って、ひとりでワインを飲んだ。
Vinoglass

いや、別に飲み直したかったわけじゃない。
誤解無きように。

貴重な機会、出来れば一緒にワインを飲みたかったけど、
車じゃ仕方ない。
いつくるか分からない、またの機会に期待しよう。

2~3杯飲んで、ほろ酔いになった。
別の店でもう少し飲もうかと思って、
野球チームのみんなにメールを流したけど、
そんな日に限って、誰も都合がつかないみたいだ。
ということで、「おひとり様」を満喫したフライデーナイトだった。


そういえば、誰かが言っていたが、健康と長生きの秘訣は
人付き合いを悪くすることだそうだ。

宴席には出ない、
パーティーは乾杯だけで退席する、
付き合いで食事をしないなど。

ワタクシは長生きできそうにない。

投稿者 Malt 04:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

TEAM26

10年ほどマリンスタジアムの近くに住んでいて、
数えるほどしかプロ野球観戦をしたことが無かった。

自分が野球をはじめたってこともあるだろうけど、
今年は過去10年分と同じ回数ほど観戦に行った。
といっても、3~4回だけど。

やっぱり、ワタクシ的には、スポーツは自分がやるから
観る興味も沸くものらしい。


さて、先々週末、あまりに暑いので、ビールが飲みたくなった。
やっぱり暑いところで、汗をかきながらのビールが
最高ってことで、マリンスタジアムへ。

Dsc_5197


殺人的な日差しを遮るためと、応援グッズとして
マリーンズのキャップでも購入しようとウロウロ。
ふと、目に入ったのが、ファンクラブである
「TEAM26」の入会ブース。
Dsc_5200_2


どうやら、入会するとキャップがもらえるらしい。
これはオトクじゃんってことで、さっそく入会。

こんなキャップをもらった。
Dsc_5211
ラッキー!


スタンドに入る前に、すでに飲んでるワタクシ。
Dsc_5209


選手のカードやら、ピンバッヂももらった。
Dsc_5220
入場料も安くなったし、得した気分だ。

これが会員証。
レギュラー会員だっけ。
Dsc_5225

1階スタンドは、ほぼ満員だったので2階席へ。
しかも、敵陣の3塁側。
Dsc_5230
結構、空いてるじゃん、ラッキー!
と、座ったら、イスが焼けていて、死ぬほど熱かった。
よく見たら、日なたの席だけが空いてた。

Dsc_5228
暑いので、ビールを飲んだ。(暑くなくても飲むけど)



Dsc_5236
なんと、日本酒コーナーもあった。
千葉の地酒「甲子正宗(きのえねまさむね)」だ。
さすがに日本酒はパスした。

試合は負けたけど、入場料も安くなって、グッズももらえたし、
これは、なかなかリーズナブルな休日の過ごし方だと思ったら、
ビール飲んだり、おつまみ食べたり、アイスクリーム食べたりしたら
結構高くついてたってことが分かった。
初心者が陥りやすい罠だ。

まあ、でも手軽で楽しいレクリエーションだ。
ちょくちょく行ってみようと思った。

Dsc_5247
帰ろうと思ったら、浴衣姿のマーくんと出合った。
バイバイ、また来るよ~!
(飲みにね)

投稿者 Malt 04:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

大人のたしなみ

久しぶりにゴルフをした。

P1000097

どれくらいぶりだろう?
それすら憶えていないほど、久しぶりだ。

前日、キャディバッグを車に積んでおこうと、
ひっぱり出したら、カビだらけだった。
Dsc_5455
それほど久しぶりだった。

今回は、DRKさんからのお誘いだ。
なのに、DRKさんからメンバーに回ったメールには、
ワタクシが「ゴルフをしたがっているので」ってことになっていた。
恐るべし、DRKさん


メンバーは、DRKさん、テニス誌などでおなじみの
スポーツクラブ系テニススクール統括ヘッドコーチ
業界No1シェアのテニスメーカーの部長さんだ。



ワタクシ、ゴルフに関しては、まったく欲が無い。

スコアが悪くても気にしないし、
誰に勝ったとか負けたとかも、
全然気にならない。
練習場に行くことも無いし、
ラウンド前のパター練習すらいい加減だ。
今のクラブが5セット目くらいだが、すべてもらいもの。
自分で買ったことがあるのは、シューズとティーとボールくらい。

年間の打球数は、年間のスコアと同じ。
つまり、すべてぶっつけ本番である。

一緒にゴルフをする友人がいなかったというのもあって、
ほとんどが仕事絡みのゴルフばかり。
当然、下っ端なので、自分のスコアなんかよりも
カートを運転するとか、ピンフラッグを持つとか、
「ナイスショット~!」と言うとか、
そういうことがメインのゴルフである。

そのせいなのか、ゴルフというスポーツが
面白いのかどうかも分からずに今に至る。



そんないい加減な気持ちで臨んだゴルフ。
当然ながら、スコアも良いわけが無い。
というか、いつもどおりである。
今回は、「101」だった。

まったく練習しなくても、いつも100を切ったり、
切らなかったりなので、さらに練習しなくなるという悪循環だ。
いや、別にスコアが悪くなるわけじゃないので、悪循環でもない。



しかし、今回のゴルフは楽しかった。

あまり気をつかわない楽しいメンバーだったから、
プレーそのものもリラックスして出来た。
スコアはもともと気にしていないので、
変なストレスは無いし、要所要所で珍プレーで
笑わせてくれる統括ヘッドコーチもいたし。

P1000096

コースもキレイだった。
コースなりにオシャレな住宅地が並んでいて、
海外のゴルフ場みたいな雰囲気だ。


それにしても、DRKさんはゴルフが上手だ。
フォームキレイだし、コースマネジメントも見事だ。
さすが、ゴルフスクールも展開している会社の偉い方だけある。
「ウチはゴルフも仕事ですから」と言いながら、
ゴルフばかりしているだけあるぞ。
そうでもしなければ、あんなに上手くはなれないはずだ。
いったい、何になろうとしているのだろう?

そんなDRKさん、まったくゴルフに欲を見せないワタクシに言った。

 「これを機会に真剣にゴルフをやってくださいね。
  大人のたしなみですから」

たぶん、遊び相手が欲しいだけだと思う。
まあ、でもゴルフも楽しいかなと思った。
少し練習してみるかな。

またお願いしま~す!

投稿者 Malt 04:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

SNSとか

「SNS」って、「酒~寝る~酒(以下無限ループ)」ではない。
それじゃウチの野球チームだ。
いや、間に「R(練習)」も入るか。

SNSとはソーシャル・ネットワーキングサービスのこと。
聞くところによると、スゴイ会員数らしい。

実はワタクシもID(っていうの?)を持っている。
日本ではもっともメジャーなmixiだ。

で、これが見事に休止状態っていうか、何もいじったことない。
もともとあまり興味が無いってのもあるが、
生来、マメなタイプじゃないのだ。


最初は、釣り仲間のひとりが紹介してくれたのだが、
コイツがちょっと変わっている。

基本的にはいいヤツなのだが、釣り好きのほかに、
アニメオタク&鉄道オタク&ゲームオタク&軍事オタクと、
オタクのフルコースみたいなヤツなのだ。

一度、ヤツの車に乗せてもらったが、ゲームミュージックだか、
アニメソングだか、よく分からない音楽をガンガンにかけて
ノリノリで運転する姿を見て、かなりひいたのを覚えている。

システム上、紹介者がマイミクとかいう友人欄に登録されるようで、
ワタクシのマイミクには、そのオタクの権化みたいなヤツ
たった一人だった。
友人がたった一人、しかもこんなオタク全開なヤツでは、
ワタクシのアイデンティティが疑われるってことで、
慌てて、mixiをやってそうな知り合いに頼んで、
マイミクになってもらった。

とりあえずこれで、オタク色は薄まっただろうと
ひと安心したところで終了。

結局のところ放置状態は変わらず、
日記も書いたこと無ければ、写真もアップしたこと無い、
どこかのコミュニティに参加書き込んだことすらないという
無い無いづくしである。

マイミクも全員、リアルな付き合いの人だし、
どうにも、顔を合わせての付き合いじゃないと
落ち着かないって感じなのかもしれない。
見事にネット社会に乗り遅れてる感ありありだ。


いまだその面白さがわからないワタクシ、
おそらく今後も放置が続くと思われるのだ。

投稿者 Malt 04:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

犬という家族

野球チームの仲間がいる。
ワタクシがピッチャーの時の女房役でもある。

その友人の家のワンコが亡くなった。
ハワイに行っていた友人は、知らせを聞いて急遽帰国した。

心臓発作だった。
もう13歳だから、大往生といえばそうであろうが、
とてもそんなふうには思えないだろう。

実は我が家にとって初めての犬である
Coo(クー)が来たばかりの頃、
Cooにとってほとんどはじめてに近いお散歩を
一緒に付き合ってもらった仲でもあった。
まあ、それぞれに勝手に走り回っていただけなのだが。

子供のいない友人にとっては、
本当に子供と同じ存在だっただろう。
その悲しみを察するに余りあるが、
間違いなく幸せな人(犬)生だったろうし、
一緒に過ごした時間は素晴らしいものだったろうと思う。
天国でも元気に走り回っていて欲しい。


我が家にとって初めての犬、Cooはまだ9ヶ月だ。
Dsc_8318
(我が家に来た日のCoo)

今は随分大きくなって、散歩をさせるのも汗だく、
あれやこれやと、手のかかるものではあるが、
すっかり家族の一員だ。

しかし、Cooと遊びながら、ふと思うことがある。
「この子と、あと何年一緒にいられるかな」ってこと。

十数年後には必ず別れがやってくる。
自分もいつまで生きているのかはわからないけど、
犬の寿命が先に尽きる可能性のほうが高い。
悲しいことだが、ふとカウントダウンしてしまうことがある。
それだけ、十数年というのはリアルな年月なのだろう。


いつかやってくる別れを、私達家族はしっかりと
受け止めることが出来るだろうか。
ワタクシは正直、自信が無い。

まだ先のこととはいえ、考えただけでも涙腺が緩む。

何せ、「犬と私の10の約束」という映画の新聞広告を
子供に呼んで聞かせようと思ったら、泣いてしまって
5までしか読めなかったくらいだし。


いまさらだが・・・
 【犬と私の10の約束】

 1. 私と気長につきあってください。

 2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。

 3. 私にも心があることを忘れないでください。

 4. 言うことをきかないときは理由があります。

 5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。

 6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。

 7. 私が年を取っても、仲良くしてください。

 8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。

 9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。

 10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、
   私がずっとあなたを愛していたことを。



家族、仕事仲間、友人、そして犬も、たくさんの出会いに感謝しつつ、
日々を過ごしていきたいと思ったりする、今日この頃であった。

職場ではスタッフのみんなから、血も涙も無いと言われるワタクシ。
「鬼の目にも涙・・・」との感想が聞こえるぞ。

投稿者 Malt 04:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

運動バカ

首の治療に通う毎日である。

整骨院の医師からは、
「運動は激しくなければ大丈夫ですよ。少しずつ慣らしていきましょう」
と、大変優しく指導される。

ところが、運動しないと気が済まないワタクシ。
野球もテニスもトレーニングもバイク(自転車)も、
まったく変わらないペースでつづけていることは、
医師には秘密である。



週末は早朝から、近所のグランドで軽く野球。
休日はスポーツクラブには行かないので、
野球で汗を流すことにしたのだ。

キャッチボールなどを終え、ノック練習。
外野フライを追おうと、一気にダッシュをしたら、
太股の裏の筋肉が、ピキッ!といった。
軽い肉離れのようだ。
まあ、この程度はテニスでもよくやる。


昼に整骨院へ行く。

歩き方が不自然だったのか、整骨院の医師が、
「足、どうかされましたか?」と聞いてきた。
ついうっかり、「今朝、野球の練習で・・・」と答えると、
「運動してるんですか?」という雰囲気を醸し出しながらも、
患部を見てくれた。

 「軽い肉離れですね。筋肉の完全な断裂は無さそうです。
   テーピングしておきますから、1週間くらいは無理しないでください」

それなのに、次の日の早朝も野球の練習に行ってしまった。
申し訳ない。
おかげで、痛みが増したような気がする。

加えて、もう少し汗をかきたいなと思って、
旭コーチの応援がてら、トーナメント会場まで
バイクトレーニング20数km。
太股の肉離れは痛いが、使う筋肉が違うようで、
ペダリングは大丈夫だった。


で、火曜日はテニスの練習のためKen’s千葉へ。
往復20kmちょっとをバイクトレーニングにあてた。

これは、エコっていうか、ガソリン代節約の意味もある。
この程度の距離だと、時間的にも車と変わらないことが分かった。
ただ、この手が使えるのはテニスウェアの日だけ。
さすがにスーツじゃ無理だ。


ということで、週末からこんな感じ。

日曜日: 早朝野球
月曜日: 早朝野球~バイクトレーニング(20km)
火曜日: 犬の散歩(ジョギング)~ラジオ体操(夏の風物詩)
      ~トレーニングジム~テニス~バイクトレーニング(24km)
水曜日: 犬の散歩(ジョギング)~ラジオ体操~トレーニングジム

これじゃ、ケガも良くなるわきゃ無いよ。
わかっちゃいるけど、やめられない♪
(スーダラ節)


アホだ・・・・自制しないと.。
と言いつつ、

木曜日: 犬の散歩(ジョギング)~ラジオ体操~トレーニングジム
金曜日: (社)日本プロテニス協会プロテスト テスターで終日オンコート
土曜日: ゴルフ

う~ん、これじゃ首も治らないぞ。

投稿者 Malt 04:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

旭コーチ、快進撃!

週末、旭コーチからメールが入った。 

「千葉県選手権、勝ち進んでます。明日、休みください」

ベテランダブルス40歳以上の部らしい。
先週は長野まで遠征して、1回戦負けで帰ってきたので、
「何しに行ったんだか・・・」と思っていたのだが、
どうやら地元で活躍していたようだ。

「OK、頑張れ!」と返事をしておいた。
すると、次の日もメール。

 「また勝ちました。明日は準決勝です。休みください!」

そりゃぁ、ダメだとは言えない。
しかも、試合時間まで知ってしまった。
これは、応援に来いってことかもしれないってことで、
メチャクチャ暑い中、試合を観にいってやることにした。

会場は千葉県総合運動場。
おりしも、高校野球の千葉県予選で賑わっているはず。

車を停める場所に苦労しそうだったのと、
トレーニングをかねて汗を流したかったので自転車で行くことに。
たぶん、10Kmちょっとなので、たいした距離ではない。

暑い中、40分ほどで会場到着。
予想通り、車でごった返している。

Dsc_5319

このまま球場に入って、高校野球観戦をしたい衝動をおさえ、
テニスコート方面へ。

Dsc_5320

いたいた、旭コーチ。

 旭: 「スミマセン、わざわざ応援に来てくれたんですね」

 私: 「いや、高校野球観にきたら、テニスコートに迷い込んだんだよ」

 旭: 「ウソに聞こえないから怖いわ・・・」

いよいよ試合開始。

観てるほうも暑いけど、テニスコート上は何度あるのだろう?
試合のほうは一進一退。
かなりの消耗戦だ。

Dsc_5420

今までに見たことの無いガッツと、それとは裏腹に見たことも無い
スローなセカンドサービスを繰り出す旭コーチ。


Dsc_5397

いつもながら、ボレータッチは鮮やか。


Dsc_5374

旭コーチのキャップ姿が、ゲートボールの審判員に見えるワタクシ。



Dsc_5431

しかしこの砂入り人工芝コート、砂が多いなぁ。
ボールのイレギュラーも大きいし。
芝保護のためだろうか?



後半、もつれた試合ながら、なんとか振り切り勝利!
Dsc_5446

良く頑張った!

今回の千葉県選手権、Ken’sのコーチ陣は
結構良い所までいくのだが、タイトルに手が届いていない。

澤村コーチは一般ダブルスでベスト8。
パートナーの肉離れで棄権。
岩本コーチは一般シングルスでベスト4。
準決勝は遅刻で失格という、なんとも情けない結果。

そんなわけで、旭コーチには何としてでも
タイトルを持ち帰って欲しい。

決勝は8月3日正午かららしい・・・ ん?また休むのか?
いや、休みやるから絶対に勝てよ!(脅し)
とにかく頑張って欲しい。

お時間のある方、応援お願いします!

投稿者 Malt 04:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

懐かしの1本

ということで、お貸しいただいた貴重なラケットの続き。

実は前回紹介したウイルソンのジャック・クレーマー プロスタッフの他に
目玉がもうひとつあった。

ジャック・クレーマーはマッケンローが使っていただけあって、
ある年代の多くのテニスファンが知っているラケット。
その他に、個人的に再会したいラケットがあった。

ウッド時代がまだ終わりを告げる前、日本を代表する
ラケットメーカーのひとつであるフタバヤラケットから
発表されたモデルがある。

当時の国産ウッドラケットの中でも、定番といわれるモデルは
非常にオーソドクスな形が多かった。
そんな中、デザイン的に斬新でありながら、
選手使用にも堪えうるモデルが発表された。
それが、「SLIM」である。

フタバヤ スリム
Dsc_5177

実は忘れていたのだが、4色もあったのだ。
たしか、一番最初は左端のカラーだけだったと思う。
その後、カラーが追加されたということは、
セールス的にも成功したモデルなのだろう。

栄光のフタバヤのロゴとモデル名である「SLIM」
Dsc_5181

この角度からだと、フラットビームであることが分かると思う。
Dsc_5187  
標準装備のストリングを渡す丸いレザーが泣かせる。

木目を透かしたカラー
Dsc_5184

こちらも鮮やかなカラー
Dsc_5186

そしてホワイト(黄ばみそうな予感もあるが)
Dsc_5190
グリップ部に注目。
ブルーのテープには、「MEDIUM」とサイズ表記が。
新品ということである。

この「SLIM」、たしか、平井健一プロが使用していたと思う。
性能的にも上質だったということだろう。

しかし、ウッドラケットとは思えないほどに
洗練されたデザインである。

どこまでもフラットビームなフレーム。
ウッドラケット定番の剣先などが無い。
果たして、これでフレーム強度が出せるのだろうかと
思ってしまうようなフレームデザイン。

これは、この頃からフレームにグラスファイバーを
サンドイッチする構造が可能になったからだろうか。
他メーカーだと、ヨネックスの「カーボネックス」なども
新素材をサンドイッチしたフラットビームだった。

実はこのSLIMも、ワタクシは使っていない。

同じテニス部の仲間が使っていたのだが、
そいつがあまり強くなかったので、
テニス部の中では、あまり強いラケットという
印象が無かったのだ。

しかも、表面の塗装が非常にデリケートだったようで、
使っているうちにペリペリと塗装が剥がれ、
最終的にはロゴが無くなるという欠点も抱えていた。

たぶん、フレームのしなりと塗装のマッチングが悪かったのだろう。
とにかく、今までとは一味違うラケットが出現しはじめた時代だった。

ああ、懐かしかった。
やっぱり、見ると欲しくなるぞ。
でも、我慢ね。

ご協力いただいたS様、ありがとうございました。

投稿者 Malt 04:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

栄光の1本

旭コーチ、前田コーチ、渡辺コーチら、
Ken’sコーチ陣がベテラン選手権へ遠征に行った。
(長野だっけ?)
結果は、全員討ち死に終わったようである。

報告メールすべてが、「負けました」であった・・。
「また頑張れ!」以外に言いようがない。
本当に次に向けて頑張って欲しい。



さて先日、ブログを読んだという方からご連絡をいただいた。

ワタクシの持っている、ガラクタのような
古いラケットの記事などを
お読みいただいたとのことである。

で、「持っていますが、いかがですか?」とのご連絡だった。
聞けば、お持ちのラケットは新品で非常に良い状態だということ、
またそれらのビジネスも展開されているとのことだ。

ワタクシの場合、本当に使い倒した中古物が、
なんとなく集まってきているという
コレクターともいえない状態であり、
購入するのは難しいとのお返事をした。

すると、「では、ご覧になるだけでもどうぞ」と、
ラケットを送ってくださった。

Dsc_5168

貴重な懐かしラケットとの対面だ。
本当にありがとうございます。

まずは時代をつくった栄光の1本。

Wilson Jack Kramer PROSTAFF
Dsc_5169

マッケンローが衝撃的なデビューを果たした時、
彼の手に握られていたのがこのラケットである。
マッケンローが永遠のスーパースターである
ワタクシには涙ものの1本だ。

しかもこれ、こんなものまでついている。
Dsc_5170
説明書(?)

開くと・・・
Dsc_5171
やはりマッケンローだった。(感涙)


スロート部にはプロスタッフのロゴと、特徴的なダイヤマーク
Dsc_5172


フレームサイドには
Dsc_5174
トップライトバランスの表示も。
やはり操作性にこだわったモデルだったのであろうか。

グリップは細レザー
Dsc_5175

栄光のWマーク。
Dsc_5176

このラケット、TVで初めてマッケンローを見たときは、
まだ販売されていなかった。
(私の住んでいた町だけだったのかも知れないが、)
国産の倍以上の価格の海外メーカーのラケットは、
ショップのラケット柵の一角にあるだけで、
まだまだ高値の華だった。

そんな中でも、ウイルソンのラケットは「スタン・スミス」とか
コナーズの代名詞だった「T2000」、
そして「ジャック・クレーマー オートグラフ」などしかなかった。
この、「ジャック・クレーマー プロスタッフ」は、その後、
マッケンローの活躍を受けて、ショップに並んだような気がする。

あまり数が多くなかったのと、ワタクシ自身、このラケットを
使いこなす自信もなく、実際に使用なしなかった。
信じられないようなマッケンローのプレーとともに、
ある意味、神格化されたモデルだった。

いやいや、こんな新品状態のジャック・クレーマー プロスタッフは
初めて見た。
あらためて感謝である。

実際、見てしまうと、やはり欲くなるが、
そこはグッと我慢である。(苦笑)


投稿者 Malt 04:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

ペース

朝から暑いっていうか、熱帯夜である。
いつの間にか、ベッドを離れて、
廊下のフローリング床に寝ていたりする。
起きると体中が痛い今日この頃である。


さて、ぼ~っと観ていたケーブルTV、
昨年の全国j高校野球(甲子園)の決勝戦をやっていた。
広陵高校と佐賀北高校だ。

昨夏の甲子園は一試合も観ていないと思う。
佐賀北旋風なるものが巻き起こっていたのは、
なんとなく知ってはいたが、実はどちらが勝ったのかも
覚えていなかった。(あまり興味が無い)

ということで、かなり遅ればせながらだが、
夏の甲子園の決勝戦を観た。

へぇ、こんなに面白い試合だったのか、という印象。
8回9回の攻防なんて、メチャクチャ面白い。


審判のジャッジがちょっと厳しいんじゃないかと思いつつ観た。
野球チームの友人に聞いたら、あのジャッシについては
ちょっとした論争もあったらしい。
なるほど、素人ながらも感じることは間違っていないわけだ。


実は試合の内容以外に非常に印象に残ったのが、
試合進行のスピードである。

とにかく速いのだ。

”ピッチャーが投げる~キャッチャーが返す~サインを見る~投げる”

これら一連の動作にまったくよどみが無い。
本当にサインを見ているのだろうかとか、
あんな短時間でよく戦略を立てられるものだと
関心しながら見ていた。

おそらく、試合消化や大会スケジュールの関係などもあり、
遅延行為については厳しく管理されているのだろう。
それにしても、ほとんど一瞬の判断といっても良いくらいの
タイミングで次のプレーに移るという印象だった。


そういえば、プロ野球も昔に比べて、試合進行が早くなった。
加えて、プロ野球機構の「チームマイナス6%」への参加などもあり、
さらにスピーディーな進行が求められている。
確かに、スピーディーな進行は観ていても気持ちが乗りやすい。



さて、テニスはどうだろうと考えてみた。

テニスも試合時間が長く、また読みにくい競技である。
ウォーミングアップやチェンジコート、ポイント間の時間は
ルールで定められているし、遅延とみなされれば警告される。

しかしそれは、しっかりと管理されているプロトーナメントの話。
審判がタイムキープしない試合の現状はどうなのだろう。

選手のタイプもあるのだろうが、明らかに遅延行為的な
振る舞いをする選手は存在する。
相手をイラつかせるためにワザとやっているのか、
もともとそういうタイプなのか、正直その真意は分からないが、
そういう相手と当たると、余計なストレスが溜まるのは事実である。

ワタクシ自身、どちらかといえばポイント間は短く、
テンポの良い試合が好みである。
こちらがサービスの構えに入ったのに、毎回毎回、
レシーブの構えに入ろうとせずに、
いつまでもウロウロされると、
さすがにキレそうになったりする。


まあ、それが相手の思うツボだとすれば、こちらも未熟ということだが、
明らかにルールに反した遅延行為で試合を支配しようというのも
やはりちょっと違うんじゃないかと思ったりもする。

恐ろしく長いラリーの後や競った場面など、
すべてのケースを一括りには出来ないが、
試合中ずっとダラダラとした進行は好きではない。


ということで、最近はすっかり外の試合はご無沙汰なので、
実情が分からないというのが正直なところだが、
遅延行為については何らかのガイドラインはあるのだろうか?
各コートにタイムキーパーは置いていないだろうし、
あまりにヒドイ場合は、選手の判断でレフェリーを呼ぶというところだろうか。


そんなことを思いつつ、高校野球を観たのだ。(去年のね)

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信頼性というもの

テニスサイトのテニスブログなのに、最近、テニスの記事が少ない。
そのうち365netさんに、「サイトの主旨に合わないのでご遠慮ください」
なんて言われるんじゃないかと、危機感を感じている今日この頃。



さて、Ken’sではオフィシャルストリンガー制度を設けている。
これは、社内試験を受験し、合格者はKen’sオフィシャルストリンガー
として認定されるというもの。
お客様のガットを張り上げることが出来るのは、
この社内資格保持者のみという仕組みである。

ストリングマシンが進化したとはいえ、
やはりストリギングは技術であり、
張り手の技量が問われるもの。

張る人間によってバラつきがあってはいけないってことで、
マニュアルや研修によって均一化をはかっているのだ。

張り上げ具合の抜き打ちチェックなどもあって、
常に真剣勝負の技術提供が求められる。



Ken’sには多くのストリングマシンがある。
先日、その中の1台で自分のラケットを張ってみた。

目的はふたつ。

ひとつめは、新しく発表になったストリングの試打をするため。
試打項目には、張り上げ時のストリングの伸び具合や
すべりなども含まれているので、確かめるために自分で張ってみた。


もうひとつは、ストリングマシンの調子を見るため。
これはどちらかといえば、社内向けのチェックである。

ストリングマシンは、ストリングについている油などで
実はかなり汚れるものである。
これが溜まってくると、クランプ(留め爪)が滑って、
ストリングに傷をつけたり、正しいテンションが
出なくなったりする。

また、稼動部の掃除を怠ると、スムースに動かなくなり、
作業時間のロスに繋がる。
特にクランプ部の掃除は重要である。

クランプがスムースに動かなければ、
ストリングを引っ張ってから留めるまでの時間が長くなる。
留めるまでの間、ストリングは引っ張られ続け、伸び続ける。
結果、張り上がり後の自然な伸びが少なくなる。

逆に、留めまでの時間が短すぎると、
適度なストレッチがかかっていないストリングは、
張り上げ後の伸びが大きく、テンションが落ちるのが早い。

最悪なのは、ストリング1本ごとにその時間が違うこと。
1本1本で伸度が違うので、テンションがバラバラな
不調和なフェイスになってしまうのだ。

それらは、たかだか数秒レベルの差である。
しかしそれが大きな影響を及ぼす。
それらの正確さの追求には、
マシンコンディションが重要なのだ。



そんなチェックをかねて張り始めたストリングだが、
どうもマシンの挙動がおかしい。

突然、電源が落ちる。
何度が同じことを繰りかえした後、
原因は電源ケーブルにあるようだと分かった。
床にある電源ケーブルに足が当たると、
電源が落ちたり入ったりするのだ。
これは断線か接触不良である。



実はこのマシン、納入当初からいくつかのトラブルがあった。
(ラケットが乗っている)ターンテーブルを自動的に固定する
電磁ロック機能があるのだが、ロックがリリースできなくなって
テーブルが回らなくなったりした。
実は、この日も同様の症状が出た。

すぐにメーカーさんに電話、事情を説明した。


以前にも同様の症状で対応をお願いしたことがある。
その時の回答はこうだった。

 「電源ケーブル、床に這わせてますか?
  このマシン、ケーブルが細いので、床に這わせて、
  足で蹴ったりすると断線の可能性があるんです」

電源ケーブルが出ているのは、マシンの脚部からだ。
これを床を這わせずして、どうしろと?
そんな繊細なケーブルってことが、問題じゃないのかなぁ。


 「電磁ロックは、この型から搭載されたんですよね。
  どうも初期ロットはトラブルが多いみたいで」

いやいや、「初期ですから」と言われても困ります。

今回は今回で・・・

 「電源スイッチかもしれません。
  スイッチがバカになる可能性があるんです。
  その場合は、スイッチをガムテープで固定してみてください。
  スイッチもケーブルも交換の場合は有償になります」

それは無いぜ。
さすがに抗議した。

 「まだ買って3年だよ。
  張り数だって、専門店さんよりは少ないはず。
  このマシンは3年でダメになる仕様なの?
  それじゃ、どこのお店も使えないんじゃない。
  大体、電磁ロックの故障は新品状態からずっとだし」


3年しか持たないマシンではないようで、
なんとか対応を考えてくれるってことだけど・・・なんだかなぁ。



ストリングマシン、つまり道具に求めるものは信頼性。

まずは故障が少ないこと。
故障するたびに、何日も仕事を止めるわけにはいかないから。
床に這わせると断線するケーブルって仕様じゃ困る。
故障が多いという前提の機能なら搭載しないほうが良い。

次に、サポート体制がしっかりしていること。
機械だから、ある程度壊れたり故障するのは仕方ない。
問題は、すぐに修理に来てくれるとか、代替機を出してくれるか。
「ガムテープで留めてみてください」は修理じゃない。
「部品が入るのは1ヵ月後です。代替機もありません」では
仕事にならないし。

幸いにも、Ken’sには何台ものマシンがあるので、
なんとかやりくりは出来るけど、1台しかないお店さんや
スクールさんだったら、どうにもならないだろうに。

マシンの信頼性とメーカーのサポート体制を
考えさせられる出来事だった。


#何かと差障りがあるので、画像は無し。

投稿者 Malt 04:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

首イタイ

首の痛みが取れないので整骨院に行った。

首をどう曲げると痛いとかじゃないし、激痛というよりは、
首の建てつけが悪いみたいな感じなのと、
後頭部が重い感じってことで、説明が難しかった。

もしかすると、整形外科でレントゲンを撮ってもらうとか、
MRIをかけてもらうほうが良かったのかもしれないが、
時間が無いのと、ちょっと怖かったので、整骨院にした。



結果的には、
”デスクワークで姿勢が固定されて、肩から首の筋肉が硬化している”
ということだった。
頭痛もそこから来ているらしい。
そんなに仕事してないんだけど。


そんなわけで、電気をあてて、マッサージをして、
テーピングを処方してもらった。
しばらくは通わなければいけないらしい。


そういえば、痛みが出たキッカケを聞かれたのだが、
「これだ!」という明確なものが思い浮かばなかった。

もしかすると、一日中あちらこちらで、ペコペコと
頭を下げまくっているからじゃないかと思ったが、
「ふざけないでください!」と怒られそうだったので、
「テニスの練習じゃないかと思います」と答えた。


 「テニスはどれくらいの頻度でされていますか?」

 「1~2週間に1回くらいですかね」

 「そうですか。あまり激しくやっているわけじゃないんですね。他には?」

 「野球を週に1~2回。
  あと、トレーニングジムに週5日。
  他には空いた時間に自転車に乗ったり・・・」

 「・・・運動し過ぎじゃないでしょうか」

 「ダメですか?」

 「しばらく、激しい運動は控えてください」


言われた先から、Ken’s千葉に行って、
ダニエルと川緑さんとテニスをした。
ダメじゃん、オレ。


それにしても、こうして運動頻度を書き出してみると、
テニスが一番少ないってことだ。
これはちょっと問題だ。

で、相変わらず首はイタイ。

投稿者 Malt 04:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

天から粉

薄力粉とか小麦粉とか、そういいう粉の種類みたいな
「てんからこ」っていう粉の名前じゃなくて、「てんからこな」って読む。

先週末、ピッチャーをしながら、ロージンバッグをいじっていたら
突然思い出したことがあったのだ。

少し話は脱線するが、昔の記憶がどんどん無くなっていく。
小・中・高校の頃の記憶などは、ほとんど無い。

何年生の時に何組だったとか、担任の先生は誰だったとか、
クラスメイトにはどんな人がいたとか、ほとんど覚えていない。
もちろん、自分の教室が学校のどのあたりだったかも
全然記憶に無いのだ。

これって何なのだろう?

定期的に脳のハードディスクから取り出されることの無い、
あまり必要とされないデータは、クリーンアップウイザードで
消去されていくのだろうか?
または、現在の居住地が違うから、普段の生活や風景から
記憶が連想される機会が無いからだろうか?
まさか、若年性アルツハイマーじゃないよな?

いずれにしても、昔の記憶はかなり断片的だ。

そんな記憶の断片が、ロージンバッグの粉によって蘇った。



高校3年生の夏の日、学校の廊下を歩いていた。
なんで歩いていたかというと、休み時間だったからだ。(たぶん)

誰かに名前を呼ばれて、振り向いた。
振り向いた瞬間、衝撃とともに、目の前が真っ黒というか、
真っ白というか、とにかく視界が無くなった。
加えて、息苦しい。

何かが顔面にぶつかってきたのだ。
状況が分からずに、顔に手をやると、
なにやらクリーム状ものが手についた。

パイだった。
TVでしか見たことがないが、よくコントなどで使う
パイ投げ用のパイだった。
初めてのパイは、視覚よりもクリームの感触からだった。
しかも、顔で感じるとは。


どうやら、隣のクラスが学園祭に向けて、
ドッキリカメラの撮影をしていたらしい。
パイがぶつけられるところから、リアクションまで、
一部始終がビデオに収められたようだ。

確かにドッキリだ。
学校の廊下を歩いていて、
顔面にパイが飛んでくるとは誰も思わない。

顔を洗い終えて、廊下に戻った。
すると、撮影クルーのそいつらはこう言った。

 「ついでと言っちゃあなんだけど、『ドッキリ大成功~!』の
  カットを撮りたいから協力してくれないか?」

まあネタになるならと承諾した。

指定されるままに、校舎の外に校庭に向けて立った。
両脇には、仕掛け人の二人がプラカードを持って立った。
カメラは校庭から、校舎側のこちらに向いている。

「俺たちが、ドッキリ大成功!って言ったら、
 ピースサインしてくれよ。じゃあ本番!」


なぜかカメラが校舎の上階からパーンして、
自分たちを撮りはじめた。
一瞬、疑問に思ったが、すでに本番だったので、
演技に集中することにした。

「ドッキリ大成功!」と両脇の二人が言った。
そして、なぜかススッと、両脇に離れていった。

直後、ピースサインをしたワタクシの頭上に何かが振ってきた。
振ってきたというよりも、大量に落ちてきた。
目の前と周囲が真っ白になった。

それは、バケツいっぱいの粉だった。
小麦粉なのか、薄力粉なのか、それは分からない。
石灰でなかったとは思う。
とにかく、真っ白な粉を思い切り浴びた。

訳が分からず、ピースサインのまま固まるワタクシ。
その後、「なにすんじゃぁ~!」と、校庭を逃げ回る
仕掛け人を追いかけるワタクシ。
白い粉の煙をなびかせ、トムとジェリーのアニメか、
機関車のようだったらしい。


文化祭当日の上映会は大好評だったらしい。

 「悪かった、ごめん!でも、クラス会のたびに上映させてもらうよ」

そのクラスがクラス会をやっているのか、
本当に上映しているのかは知らないが、
顔面パイも全身粉まみれも、なかなか出来ない
貴重な体験ではあった。


そんなことを、思い出した野球の試合だった。
・・・って、集中してないってことだ。

投稿者 Malt 04:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

黒鯛パーティー

ウインブルドンから長塚京子プロが帰国した。

やはりTVの解説は緊張で大変だということだった。
雨の中断の間なんかは、スタジオで大写しされながら
ずっと喋ってなきゃいけないないし、確かに大変そうだ。
でも、歴史に残る決勝戦の解説をしたのは羨ましい。
それも長塚プロの歴史に残ったんじゃないかな。



さて、先週末はメチャクチャ暑かった。
正確に言うと、金曜日から暑かった。

金曜日は、公休日の澤村コーチに手伝ってもらい
コーチ養成専門学校の面接会へ。

終了後、
「お休みなのに有難う。お疲れ様!早く帰って家族サービスしてね」
と帰ろうとすると、捨てられた子犬のような目でこちらを見る。

 「今日は、家に誰もいないんです。暑いっすねぇ、ビール日和だなぁ」

そうですか、飲みに連れて行けってことね。
時間が早めだったので、会社の近くまで戻って飲みはじめた。
それでも、まだ外が明るいうちだけど。

そうこうしているうちに、本社スタッフのSくんが合流。
さらにそうこうしているうちに、草野球チームの仲間が合流。
なんだか訳の分からない飲み会になったのに盛り上がった。
なんとも、壁の無い人たちである。



明けて土曜日。
JAL整備場見学ツアー中のワタクシたちに、
これまた野球チームのメンバーからメール。

「黒鯛が大漁!欲しい人、届けるよ~!」
Kurodai
本当にデカイ。
50センチオーバーだ。
こんなのが何匹も釣れたらしい。

本当なら、この釣行にはワタクシも同行のはずだったが、
諸般の事情でパスした。
う~ん、行けば良かった。

ワタクシにも、「黒鯛欲しい?」って電話があった。
実は、釣り人なのに魚のさばき方を知らない。
そこで、チームの仲間の名前をあげて、
 「そこに届けておいて、たぶんさばいてくれるから。
  商品化されたところで、もらいに行くよ」
と、かなり無責任なお願いをしておいた。

夕方、仲間たちにメールが回る。

「黒鯛、解体完了! 今日は黒鯛パーティーだ!」

フットワークの良いメンバーがマンションのゲストルーム確保。
黒鯛料理を持ち寄った。

刺身
Taisashi
薄造りはポン酢で、厚切りはわさび醤油。
メッチャ美味い!

荒煮
Arani
なんとも絶妙なダシの出かた。

鯛飯
Taimeshi
下のほうにはオコゲ。
そのままでも良し、上の荒煮の汁をかけると、これまた美味!

その他、鯛のカルパッチョやら鯛大根などなど、
それぞれに工夫を凝らした黒鯛料理が並んだ。
しかもこれらは全て男性陣がつくったもの。
なんと器用な人たちであろうか。

ちなみにワタクシは、手ぶらで参加。
食べて誉める役割に徹したのであった。

なんだか毎週末のように宴会をしている気がする。
まあ、家族ぐるみだし、楽しいから、良しとしよう。

投稿者 Malt 04:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

アテンション プリーズ!

2週間ほど前から、首の調子がおかしい。
回らないほどでは無いのだが、じっとしていると何だか重い。
なんとなく、何かが引っかかって。重い感じ。
首を動かすと、「ゴキッ!」と骨が鳴る。

医療関係の家人に、「血栓とかあるのかな?」聞くと、
「血栓だったら脳に酸素が行かないから、こんな普通じゃいられないはず」
とのこと。
しかし、確実に具合は悪い。

ネットで調べたら、「ギックリ首」とか「首のベルニア」なんかもあるらしい。
やっぱり一度病院に行ったほうが良いだろうか。


さて、もうすぐ夏休み。

ウチの草野球チーム、普段、野球だ飲み会だと
遊んでばかりな罪悪感を払拭するために
夏休み期間中は原則活動休止、
家庭サービス強化月間ということになっている。

最近の子供たちは、あまり自分の住む町のこととか、
世の中にどんなお仕事があるとか、あまり知らないらしい。
それでは、7・8月は社会見学月間として、
色々な体験をさせてあげようということに。

当初、初回企画案は、千葉の街が一望出来る
ポートタワーに登って、自分たちの住む街を知ろうってことだった。

ところが、そこは色々な人間が集う野球チーム。
JAL勤務の仲間がJAL飛行機整備工場見学ツアーを企画してくれた。
飛行機って言えば、男子が小躍りして喜ぶマストアイテム。
加えて、メカ好きの大人たちの食いつきも良い。

そんなわけで、急遽、羽田空港のJALへ行くことに。Dsc_4761
普通じゃ入れない場所に心も躍る。

この整備工場見学、知る人ぞ知るツアーらしく、
普段はほとんど予約でいっぱいらしい。
この日も、上海の中学校などが見学に来ていた。

注意事項を真剣に聞く子供たち。
Dsc_4777
JALのつなぎを着ているのが、JAL勤務のチームメイト。
なんかすごくカッコ良いぞ。
野球の時の500倍くらい凛々しい。
しかも奥様は、キャビンアテンダントだ。
うらやましいぞ。



まず通されたのがロビー。
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なんでも、ドラマ「アテンション・プリーズ」の撮影は
この場所で行われたらしい。
上戸彩・・・興味ないけど。


コックピットシュミレーターなんかもあった。
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先を争って、いじりまくる子供たち。
実はワタクシも遊びたかったのだが、大人の理性で譲った。



重い扉を開けて、いよいよバンガーへ。
ちなみにこの整備庫はバンガーと呼ばれるらしい。
(さっそく使ってみた)
Dsc_4829
広い!
奥の飛行機の収まり具合を見てもらえば、その広さが分かると思う。


バンガーの先は滑走路。
Dsc_4839
足元のレールから先には、絶対に出ないように指示された。
踏み越えた瞬間に捕まるらしい。
そりゃそうだ。


特別に、ツールを保管している部屋に入れてもらった。
Dsc_4853
特殊工具に釘付けの子供たち。


ちなみに、飛行機の操縦席のガラス撥水剤は「ガラコ」。
Dsc_4858
市販されていない様々な素材や特殊技術をもって撥水性などの
実験した結果、結局ガラコが一番良かったらしい。(苦笑)


ボートのエンジン整備なんかにも良さそうな
ツールやパーツがたくさんあった。
Dsc_4865
盗ってないよ。(当たり前)


飛行機のタイヤはブリヂストン社製のセミスリックだった。
Dsc_4918


なんか、キムタク主演のドラマ「GOODLUCK!」みたいだぞ。
Dsc_4922
こんな近くまで寄らせてもらって、良いのか?
感動。


となりのバンガーでは、さらに大きな機体が整備中だったが、
あまりの大きさにカメラに収まりきれず、何がなんだか分からない
写真になってしまった。
それだけ、近くに寄れたってことだけど。

案内人が友人ってこともあって、突っ込んだことも
遠慮なくあれこれ質問出来きたので楽しかった。
子供たちも、いつも会っているお父さんだから、
緊張せずに質問できたようだ。

あれやこれやと、通常の見学ルートでは見ることの出来ない
場所なんかも見せてもらいつつ、昼食は社員食堂だ。

Dsc_4954
すべてのメニューが300円台。
安い!うらやましい。
毎日来て良いですか?(ダメです)

しかし、飛行機のエンジンの仕組みって難しい。
話を聞いても、半分も理解できなかった。
次回があれば、もう少し突っ込んで聞いてみよう。


子供たちも大喜びだったが、実のところ
一番楽しんでいたのは、他ならぬワタクシだったかも。

投稿者 Malt 04:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

展示会

新製品発表会にお邪魔した。

ダンロップ&バボラ
Cimg1500
ダンロップスポーツは、品川駅からちょっと歩く。
毎年、すごく暑い思いをして歩く。
今年も暑かった。

情報解禁になっていないので、製品画像は無し。

バボラの新しいシューズに驚いた。
ゴツくて硬くて重かったシューズだったが、
アッパーがすごくソフトになっていた。

普通のシューズ並みではなく、
普通のテニスシューズ以上に柔らかくなっていた。
新素材を使っているのか、柔らかいのに剛性が高い。
足をスライドさせても、まったく不安が無い。
履きやすさ、フィット感、強さが高次元で融合。
スゴイ、これ。

ただ高い。
15,000円。



担当氏と話をしていたら、上司の方が来られた。

 「Maltさん、こんど飲みに誘っていいですか?」

 「え?もちろん、いいですけど・・・なんで?」

上司の方とは食事すらご一緒したことも無いのに。

 「いやぁ、結構強いっていうか、お好きだって聞きましたよ」

 「は?」

 「昨日、DRKさんがいらして言ってました。
  いつもMaltさんにお酒につき合わされてるって」

DRKさん、商談会に来て何を話してるんだろう?
どうやら、ワタクシのイメージをあらぬ方向に持って行きたいらしい。
こんどは、DRKさんより早く行くことにしよう。




ダンロップを出て、東京ドームシティのアディダスの展示会へ。
Cimg1499
さすがトップブランド、たくさんの商品と人。
昨日は伊達さんも来られていたらしい。
さっきまで、ロッテマリーンズの西岡も来ていたそう。
会いたかったなぁ。



ジョコビッチの新しいウェアがあった。
「NOVAK」と入ったデザイン。
シグネーチャーモデルかぁ。
微妙だ。

シューズは、アディバリケードとは別の
上位機種が発表になっていた。
これも、一部カラーは「NOVAK」のロゴ入り。

バボラの新製品同様、アッパーが恐ろしく柔らかい。
非常に柔らかく足を包み込む。
足のブレも無い。
アディバリケードがゴツイ系のシューズだが、
まったく対極な、足袋みたいなイメージ

エナメルっぽい素材だけど、結構スゴイぞ、これ。
シューズも技術革新が進んでいるようだ。



ウチの担当代理店は、野球用品でも有名なゼットスポーツさん。
社員の方も野球経験者や野球好きが多いようだ。

 「Maltさん、野球やってるんですって?
  どれくらいのペースでやってるんですか?」

 「基本的に毎週日曜日ですかね。
  あ、あと土曜の早朝にも練習したり。
  週1~2回ですか」

 「・・・それ、草野球のペースじゃないですよ」

そうなの?
他のチームを知らないから、そういうもんだと思ってた。
薄々、「練習多いなぁ」とは思ってたけど、
野球経験者で少年野球の監督に言われるとは。

 「先週の試合では先発したんですけど、7失点でした」

 「ハハハ!バックのメンバーもよくそこまで我慢して守ってましたね」

そうなのか。
確かに普通はピッチャー交代だよなぁ。

そうこうしてるうちに閉館時間。
商談以上に無駄話をして帰ってきた展示会だった。
スミマセン。

投稿者 Malt 05:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

ビアスタジアム

暑いなぁ。
もうすぐ梅雨明けだろうか。

やっぱ、夏はビールだよね!ってことで、
千葉マリンスタジアムがビアスタジアムに!
生ビールが300円。

Dsc_4748

熱心なマリーンズファンの当社スタッフ
Sくんに誘われて、マリンスタジアムへ。

そういえばこの企画、去年も行ったような気がする。
ビールを飲みながら野球観戦なんて、
行かないわけが無いのだ。

さすがイベントデー、スタジアムはほぼ満員。
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もちろん、マリーンズの応援に来たのだけれど、
応援グッズも持っていないし、あまりこだわりの無いワタクシは
比較的空いている、レフトスタンドのファイターズ側に陣取った。
(マリーンズファンのSくんも、付き合わせた)

まずは、野球を見る前に一杯。
Dsc_4690
そういう企画だからね、今日は。
協力しないと。

試合は一進一退の好ゲーム。
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ファイターズファンも、すごく盛り上がっている。
完全にアウェイ状態だよ、ここ。
そんな中、マリーンズの好プレーにそっと拍手するワタクシたち。
やっぱり、思い切り応援出来ないと、ストレスが溜まるな。

3杯目のビール。(2杯目は撮り忘れた)
Dsc_4712

花火も上がって、お祭り気分。
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花火って、内野席側から良く見えるように上がるのね。
そりゃそうだ。
半分だけ見ながら、ビール。

せっかく来たのだからと、ライトスタンドのマリーンズ側にも行ってみた。
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すごい人口密度だ。
しかも、恐ろしく統制がとれている。
野球の応援て、少し怖いぞ。

ビールとつまみと野球観戦を堪能して、2000円ちょっと。
マリーンズも勝ったし、リーズナブルに楽しめた夜だった。

投稿者 Malt 09:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

Volkl ニューモデル

一昨日は、(社)日本テニス事業協会のセミナーだった。
同協会認定資格であるテニスプロデューサー限定のセミナー。

今日の一枚」に少し書いたが、結構難易度の高い内容だった。
カンパニースピリッツの策定から、事業計画書の作成まで、
一日中、脳みそに汗をかかせてもらった。
まだまだ勉強が足りないなと反省。

セミナー終了後は懇親パーティー。
その後、お決まりの二次会へ。
そしてDRKさんと3次会。

DRKさんのブログだと、ワタクシが付き合わせたような
書きっぷりであるが、まったく逆である。

とはいえ、最近、行動をともにすることが多いので、
一部で、「義兄弟の契りを結んだらしい」と噂されているようだ。
もちろん、結んでいない。




さて、VOLKLのニューモデルの案内が届いた。

Dsc_4675


まず最初のページ。
Dsc_4676

左ページに、1972年のモデル、「ZEBRA」が。
懐かしい。
ブリッヂの切れ込みなど、独自路線を貫いていたっけ。
たしかメチャクチャ高かったような記憶がある。

さて、今回のモデルに搭載されるテクノロジーは、
「パワーブリッヂ」というらしい。

簡単に言うと、ブフレーム成型工程で圧縮を加え、
リッヂ部の樹脂密度を上げて剛性を高め、
フレーム安定性を増すことが出来ているというもの。

いつも思うのだが、素材的なテクノロジーの進化についての
説明って非常に分かりにくい。
以前、ナノテクノロジーが出たときも、実はよく分からなかったし。
まあ、実際打ってみて感じるのが一番だ。


さて、今回発表されたのは3機種。

POWER BRIDGE 10
Dsc_4679
■フェイスサイズ 98平方インチ
■ウエイト 325g
■バランス 310mm
■ラケット長 27インチ
■フレーム厚 19mm
■ストリングパターン 18×20
■グリップ 2・3
■価格 オープン


スペックから想像するに、ツアー系のモデルだろう。
基本的なデザインは、今までのフォルクルを踏襲している。
フレーム厚が19mmと、かなり薄いが、DNXテクノロジーによって
さほどの打球衝撃はないのではないかと思われる。
難しそうに見えるモデルも意外と打ちやすいのが
フォルクルの特徴でもある。



POWER BRIDGE 6 ATTIVA
Dsc_4681
■フェイスサイズ 100平方インチ
■ウエイト 270g
■バランス 330mm
■ラケット長 27インチ
■フレーム厚 22-24mm
■ストリングパターン 16×18
■グリップ 1・2
■価格 オープン

「アッティーバ」と読む。
女性ターゲットのモデルである。
女性の手の形状に合わせて、グリップ形状も変えている。
単に軽いだけでなく、ボール負けしないパワーも兼ね備えているらしい。
カラーリングもキレイ。



POWER BRIDGE 1 PowerArm
Dsc_4683
■フェイスサイズ 115平方インチ
■ウエイト 255g
■バランス 355mm
■ラケット長 27,8インチ
■フレーム厚 27-29mm
■ストリングパターン 16×17
■グリップ 1・2・3
■価格 オープン

ブリッヂ形状が特徴的なパワーアームモデルにも
パワーブリッヂが搭載された。
完全にパワー系のモデル。
軽い打球感で、かなりのパワーでボールが打ち出されるこのシリーズ。
パワーブリッヂ搭載で、どんな打ち心地に変わっているか楽しみである。


ヨーロッパメーカーらしく、テクノロジー重視の質実剛健という
イメージのあるフォルクル。
見た目は若干、特殊ではあるが、バランスの取れた
使いやすいラケットが多いと思う。
新たなテクノロジーの効果はいかに。


9月10日発売予定である。
お楽しみに!



投稿者 Malt 04:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

インプレ![K]BLADE TOUR

久し振りに乗ったロードレーサーは、軽いし速い。
本気で走ると、結構なスピードが出る。

で、思い出した。
危険なのだ。

車にとっては、相手がロードレーサーだろうが
ママチャリだろうが、自転車でしかない。
だから、一般的な自転車のスピードとしての認識しかない。

右折・左折の車が、こちらを視認していても、
そんなにスピードが出ているとは思っていないので、
大丈夫だろうと、交差点に突っ込んでくる。
そのため、交差点内でぶつりそうになる。

過去に何度も危ない目にあったことを思いだした。

今回も、左折のトラックに突っ込みそうになった。
ワタクシが、運転手の視界に入っていたのかどうかは分からないが、
減速もせずに、横断歩道を突っ切っていったのは確かだ。
ロードレーサー云々の話じゃないな、これは。
「○○運送」のおじさん、気をつけて欲しい。



さて、絶不調なテニス。
集中していないっていうか、邪念が入っているから、
そりゃ、調子が良いわけが無い。
反省。

そんな中、試打に選んだのがこれ。
Dsc_4586_2

[K]BLADE TOUR
Dsc_4587_2
■フェイス      93インチ
■ウエイト     324g
■バランス     31.0cm
■ラケット長     27インチ
■フレーム厚     20.0mm
■ストリングパターン     18×20
■価格 36,750円

ジョコビッチのモデルである。
彼のプレースタイルからも分かるとおり、かなりハードなモデルだ。


ボックス形状のフレーム
Dsc_4588

20mmのフラットビーム
Dsc_4591

生半可じゃ使いこなせない予感。

しかも、グリップがレザー。
Dsc_4590
すっかりヤワになってしまったワタクシの手に、
グリップの角が辛くあたるので、痛くてもう・・・

やはり、完全なツアーモデルである。


このラケットを試打するのは、発表試打会以来。
その時は、見た目ほどには難しい印象は無かった。
たぶん、期待とともに気合も入っていたので、
なんとか使えたのだと思う。

つまりは、気合を入れてしっかり使う
ラケットだということだ。
今の腑抜けプレーなワタクシなどは、
ラケットのほうから拒否されそうである。


実際、しっかり振らないと飛ばない。
逆に言えば、しっかり振れば、振ったなりに飛ぶ。
振ったなりに飛ぶということは、コントローラブルでもあるわけで、
意図したコースと球種が可能である。


打球時の振動は大きい。
まさに「ガツン!」と腕にくる感じ。
もちろんそれは、センターを外すとさらに大きい。
ただし、センターで捉えた時の、抜けるようなフィーリングは秀逸。
厚みのあるラケットでは味わえない快感でもある。

スピンをかけると、スピンに推進力が食われて、飛びが悪くなる。
しっかり前方に振りぬきながら、スピンをかけないと
ヒョロヒョロの威力の無いボールになるので、注意が必要だ。
やはり、スイングしてナンボのラケットだと思う。

ただし、リターンなどでは、キッチリ面をつくって
ブロック気味にセンターでボールを捉えれば、
ラケットが負けることなく、しっかりとボールが飛んでいく。
このあたりは、ねじれに強い、剛性の高さを感じるところ。



とにかくこのラケット、正真正銘のツアーモデルだ。
まったくもって、ジョコビッチのプレーイメージそのままである。
それなりにしっかり振れるプレーヤーにお勧め。

今のワタクシには使えないと思われる。

投稿者 Malt 04:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

悔しいですっ!

あ~ぁ、全身筋肉痛。

Spikeg
野球でね。



昨年に続き、マリン杯っていう草野球大会に
エントリーしているのだが、いまだ勝ち星が無い。
日曜日はその2戦目の予定だった。

家人が仕事でいないので、ワタクシは欠場予定。
ところが前日になって、メンバーがギリギリ足りないらしい。
そこで、「どうにもならなければ、何とか出るよ」と言っておいた。

出場しなければいけない事態を見越して、
その日は朝から、洗濯物をたたんで、アイロンかけて、
夕食のカレーを仕込んでいた。

そうこうしているうちに、なんとかメンバーが集まったらしい。
良かった、これでゆっくり出来ると、カレーを煮込んでいた。
そこに、チームリーダーから電話。

 「今日、来るよね?」

 「メンバー足りたんでしょ?」

 「でも、ピッチャーが足りない。先発して」

 「でも今、カレーつくってるから・・・もうちょっと煮込まないと」

 「カレー?ニンニク入れたか?」

 「入れてない。ニンニクがどこにあるのか知らないし」

 「チューブのヤツでいいんだよ。ニンニク入れれば完成だ。来てよ」

よく分からないうちに急遽、出場となった。



で、メチャクチャ暑い中、試合開始。
今回はちゃんと審判もついている。
なんか本格的だ。

結構気合入れて投げたのに、これが大誤算。
内角の厳しい判定にボールが先行。
外角に外したくないと、甘く入ったスライダー(のような球)を、
しっかりミートされて、初回4失点、2回3失点。
3回、4回は無失点で切り抜けるも、計7点取られて、4回で降板。

打つほうも、ノーヒット。
2アウト満塁で回ってきた打席も、見逃し三振。
この場面で見逃しは最悪。
まったく良いところ無し。

試合は最終回に2点差まで追い上げるも惜敗。
マリン杯初勝利はならなかった。
最初にもう少しおさえていれば、なんとかなったな。
チームのみんな、ホントゴメン。


ところが、勝っても負けても楽しんでしまうのが
ウチのチームの良いところ。
Uchiage
地元に戻ってきて、公園の芝生で反省会。
いや、反省してないから、打ち上げだ。

でも、やっぱり悔しいなぁ。
さすがに凹んだ。
絶対にリベンジするぞ。
もう少し練習しないとダメだ。
真剣に投げ込んで、肩をつくろう。



「野球じゃなくて、テニスの練習しろ~!!!」

遠くから何か聞こえたような気が・・・

投稿者 Malt 04:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

エコなスポーツDAY

ということで、バカ高いガソリンを
なるべく使わない方向で、週末を過ごすことに。

5時
起床。日課のメールチェック等々をこなす。

6時
近所のグランドで草野球チームのメンバーと軽く練習。
こんな時間に7人も集まるのもスゴイ。

グランドへは当然、自転車

Lambor05


8時過ぎ
帰宅
残った仕事を片付ける。
その後、少し寝てしまう。

12時
あまりの暑さに、ヤケクソでガッツリと汗をかこうと決心。
上の折りたたみ自転車では、本気走行は出来ないので、
マウンテンバイクで行こうかと準備する。

Mountainbike

しかし、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス2008
はじまったことを思い出し、久しく乗っていなかったロードレーサーに
乗ることにする。

あまりに乗っていなかったので、タイヤなど各部をチェック。

Dsc_4636_2
フレームはアルミ製(ブリヂストン社 RADAC)

Dsc_4637

Dsc_4644
コンポーネントは、シマノの最高峰、DURA-ACE。

Dsc_4640
サイクル・コンピューターは、CATS-EYE。

Dsc_4648
サドルは、アボセット。(トライアスロンぽい)

興味の無い人には、「なにそれ?」って感じだろうが、
つまり、自転車というのは、フレーム・ギア・ブレーキ・リム(ホイール)・
サドル・ハンドルなど、全部バラバラに選んで組み上げるのだ。

この自転車、しめてウン十万円だった。
20年前だけど。

Dsc_4647
サングラスはOAKLEY。
ツール・ド・フランスのスーパースター、グレッグ・レモンがしてたモデル。
これも20年前くらい。

相変わらず、形から入ってる。
古いけど。



で、マリンスタジアムやら
Dsc_4649

ヨットハーバーやら
Dsc_4666

海沿いをひた走ること、約30Km。
ツール・ド・フランス開催 & Ken's 「チームマイナス6%」申請
記念ツーリングは終了。
疲れた・・・

夏かと思うほどの猛暑の中、早朝から動きまわった休日だった。
ウインブルドン女子決勝を見ながら撃沈。

投稿者 Malt 04:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

高い・・・

ウインブルドン、女子決勝は姉妹対決ですか。
かつてはウンザリしていたカードだけど、
久しぶりってことで、観戦を楽みたいと思う。

そういえば、長塚京子プロのブログが、
かつて無い頻度で更新されている。
ウインブルドンの裏側なんかも見えて、面白い。
しかも、結構、辛口だ。
ちょっとビックリするようなひと言があったりするけど、
天下の国営放送の解説者として問題無いだろうな
なんて余計な心配をしたり。



さて、ガソリンがバカ高い。
もはや未知の領域の値段である。

車での移動が多いので、週に1回は満タンにするし、
ワタクシの車は、4700ccのV8エンジン。
燃費もあまり良くないので、ホント大変だ。

Dsc_4611

なんでそんな車に乗っているかというと、
バス釣り用のボートを牽引するためである。

Imgp6101
マイボート

これを車の後ろにくっつけて、駐艇場から水辺まで運んで、
揚降しなければいけない。
船の大きさは5~6mあるので、ある程度パワーのある
四輪駆動車でないとダメだなのだ。

このバスボートというヤツ、非常にアメリカンな乗り物で、
ガソリンはハイオク仕様だし、ガソリンタンクは100L以上入る。
しかも、パワー全開で走ると、条件が良ければ90kmちかくの
スピードが出る代わりに、燃費は1Km/Lという不経済なボートなのだ。

魚を釣るのに、なにもこんなスペックのボートは要らないと思うのだが、
どうにもアメリカ人の考えることはよく分からない。
・・・と言いながら、乗っている日本人はワタクシなのだが。

とにかく、車もボートも恐ろしくガソリンを食う。
とてもじゃないが、こんな原油高の時に出来る遊びじゃない。
そんなわけで、ここしばらくの間、カバーを被せっぱなしで、
まったく水に浮いていない、陸に上がった亀状態のマイボートである。

Dsc_4608

まあ、遊びはともかく、仕事の移動は極力、電車にしてみようと思う
Ken’sも「チームマイナス6%」に加盟申請したことだし。

はぁ・・どこかにガソリン落ちてないかなぁ。
家の前の公園でも掘ってみるか。

投稿者 Malt 04:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

サフィンとトス

子供のレベルに合わせたつもりで駄洒落を言った。

 「おとうさん・・・さむいよ」

ついこの前まで、「フトンがふっ飛んだ」で
大爆笑してたくせに、サムイ言うなぁ~!
どうも、笑いのハードルが上がるのは早いようだ。


昨日、なぜか夜中の3時に目が覚めた。
深夜帰宅して、さっき寝たばかりなのに。

TVをつけたら、ウインブルドンをやっていた。
サフィンの試合。
今大会のサフィンは絶好調だ。
とうとうベスト4まで勝ち上がった。

準決勝の相手はフェデラー
磐石の芝の王者とはいえ、サフィン相手はちょっと嫌だろうなぁ。
簡単に勝つかもしれないし、バカ当たりするかもしれないし、
なんとも予測がつかないのがサフィンだから。

ジョコビッチに勝ったあとも、あのムラっ気がどこで爆発して、
コロッと負けるのだろうと、つい試合を観てしまう。
目が離せないスリリングさがサフィンの魅力だ。

澤村コーチもサフィンの大ファンだそうだ。
天才的なセンスとパフォーマンスが好きなんだとか。
そういえば、キレるパフォーマンスは似てるな・・・


サフィンのセンスとスリリングさは、サービスからも感じる。

トスがまったく安定していない。
バラバラな位置に上がっているように見えるのだ。
それでも止めることもなく、どこにトスが上がろうが、
お構い無しにズドンと打ち込んでいく。
毎回、機械のように同じフォーム打っていくのとは程遠いイメージだ。

テニススクールでコーチがサービスについて
アドバイスする場合、多くは、
 「トスを打ちやすいところに上げましょう。
  ズレたら打たずに上げ直しましょう」
と言うことが多い。
サフィンはまったく逆である。

しかし、考えようによっては、コーチがあまりにトスの正確性を
強調してしまうと、「トス道場」みたいになってしまう危険性がある。
大事なことは、どう打球するかであって、いかに寸分たがわずに
トスを上げるかということではないのにみたいな。

もちろん、まったく安定しないトスなら、
フォームも含め、上げ方の練習をしたほうが良い。
ただ、ボール1個ぶんのブレも許さないようなこだわりは
正直、ナンセンスじゃないかと思うのだ。

大体、人間の調整能力はそんなにヤワではない。
数センチくらいトスの位置がずれたって、
そこに合わせてラケットを振り出すはずである。

それが証拠に、自分の思い通りには飛んでこない
サービス以外のショットもラケットに当ててしっかり打っている。
だから、体勢が崩れるほどのズレなら、やり直したほうが良いが、
多少の誤差ならじゅうぶん打てるのではないかと思う。

トスの精度にこだわりすぎて、延々とトスの練習をするのも、
実は時間の無駄じゃないのかと思うなぁ。


なんてことをボンヤリ思いながら、サフィンの試合を観ていたら
また寝てしまったのである。

投稿者 Malt 04:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

お世話になってます

久しぶりな人と会った。
7~8年振りだろうか。
ワタクシにとっては、「千葉の母」ともいえる方、マサコさんだ。


入社して2年ほど経ったころだろうか、
ワタクシはトーナメント運営を担当していた。
年間5回、各大会400~800名ほどの参加者の大会だった。
その間にミニトーナメントも数大会開催していた。

レッスンも担当していたワタクシは、当然ながら、
大会会場での運営にはあたれない。
そこで、大会運営のチームが結成された。
スクール会員の方々、そしてそのお知り合いなど、
テニスを知る皆さんがメンバーとなってくれた。

メンバー全員が主婦の皆様。
そのまとめ役をしてくれたのが、マサコさん。
あちこちのクラブを飛び回っていたワタクシに代わり、
トーナメント運営を切り盛りしてくれた。
いや、ワタクシ以上に働いてくれたと思う。


当時、トーナメントはほとんどが手作業だった。
大会案内発送から受付、ドロー作成まで、
膨大な作業を手でこなしていた。
まだ、ノート型のワープロが出始めのころで、
PCが爆発的に普及する少し前のことだ。

そんな中、マサコさんはすべての作業をシステム化した。
大会参加者にIDを割り振り、申し込み受付から
ドロー作成までをパソコンで自動処理できるようにしたのだ。

もちろん、本人にはプログラミングの知識は無い。
協力してくれたのは、ご主人。
しかし、そのご主人も、少し詳しいだけの素人。

OSもウインドウス98が出る前のことだった。
そう考えるとスゴイことである。



マサコさんには、ワタクシと同じくらいの年の息子さんがいる。
そんなこともあってか、よくお弁当をつくってきてくれた。
「息子のをつくるついでだからいいのよ」なんて言って。
当時のワタクシのお昼は、マサコさんによって支えられていた。

色々な悩みも聞いてもらった。
「そうよね~ウンウン」なんて言いながら、
お説教もせず、とことん話を聞いてくれた。

ご自宅にもよく呼んでもらった。
夏休みは別荘に連れていってくれた。
ご主人、息子さんたち、みんなで歓迎してくれた。
一人暮らしのワタクシを、ほとんど家族のように扱ってくれた。

月日が経ち、ワタクシの担当業務が変わったり、忙しくなったり、
様々な環境の変化で、何となく疎遠になっていた。
とてもお世話になったご主人は数年前に亡くなった。
マサコさんにも、息子さんが結婚したり、
お孫さんが出来たりと変化があった。


仕事もそうだが、今のワタクシがあるのは、
マサコさんとその家族によるところが大きい。
彼女がいなければ、今の仕事は出来ていないと思うのだ。



そんなマサコさんの家に久し振りにお邪魔した。
久し振りな感じはしなかった。
そして、相変わらずなのだが、「お腹空いてるでしょ?」と
ご飯をつくってくれた。
Steak
(昼なのに・・・)

時間が無くて、あまり話しできなかったけど、
またゆっくりお邪魔しようと思った。


思い起こせば、結構いい年のここまで来るのに、
色々な人たちにお世話になってきた。

入社前にいたテニスクラブでは、会員さんたちにお世話になった。

お金の無いワタクシに、「コーチ、試合頑張って」と
試合前にみんなでポロシャツを買ってくれたり、
誕生日には、「どうせお祝いしてくれる人もいなんだろ?」
なんて、ホームパーティーを開いてくれた。
また、「ご飯食べに行こうよ」と、よくご馳走してもらった。

あの皆さんがいなければ、仕事をやめていたかもしれない。



今の会社に入ってからだが、船橋市で酒屋さんを営む
H澤さんご夫婦にもお世話になった。

ワタクシのレッスンでテニスをはじめたご夫婦だ。
「お客様とはプライベートな付き合いをしない」という
ワタクシの主義を、商売人ならではのフレンドリーさと
強引さ(笑)で中央突破したご主人。

「どうせひとりなんだろ?」と、お酒から食事から、
旅行まで誘っていただいた。

酒屋さんだから、夜は遅い。
ワタクシがレッスンを終えて、帰宅する22時過ぎが食事時。
毎晩、「今日はカツカレーだよ。寄る?」と連絡がくる。
結婚するまで、ワタクシの夕食は毎晩、H澤さんの家だった。
今も家族ぐるみの付き合いだ。


他にも言い尽くせないほど多くの人にお世話になった。
なぜかいつも、何かと助けてくれる人たちが周りにいた。
思えば、本当にありがたく、幸運なことだと思う。
多くのみなさんのおかげで、この場所にいられることを
忘れないように頑張ろうなどと思った次第である。

投稿者 Malt 04:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

ウインブルドンから

今年もウインブルドンの福井プロからハガキをいただいた。

Cimg1478

毎年、楽しみにしているハガキだ。

毎回、メッセージをくださるのだが、
今年は「戦い続けましょう!お互いに」とのこと。
戦うレベルが天と地ほど違うとは思うのだが、
とても嬉しいお言葉だった。

いつもお会いすると、
「頑張ってる?戦う姿に勇気もらってるから」
と励ましていただける。
もったいないお言葉にいつも感激する。

ワタクシがテニスをはじめた頃のスーパースター、福井プロ。
高校生の頃はインターハイでサインをいただいただけ。
あとは雑誌でしか見たことが無い。

その後、関東に出てきて、何度も試合を観に行った。
信じられないほど細かい動きをするフットワーク。
針の穴を通すようなコントロール。
決して大きくは無い体で、次々と相手を倒していく。
それはもう、憧れたものだ。
完全に雲の上の御方である。

そんな福井プロに、ワタクシなんぞの存在を
知っていただいていること、そのものが奇跡だ。

福井プロを見て、憧れて、テニスを続けて、この業界の
端っこにいることを知っていただいていることは
ワタクシの励みだし、存在意義だと思っている。


田舎に帰ると必ず、自分がテニスをはじめたコートに寄ってみる。
そこは、高校一年生のインターハイで、
福井プロにサインをもらったコートでもある。

あの頃は、いつまでテニスと付き合えるかなんて
考えもせずに、ただただボールを打っていた。
バックハンドのトップスピンなんて、
外国人の打つものだと思っていたし、
ボールも黄色ではなくて、白だった。

今もそのコートに行くと、カワサキのラケットカバーに
福井プロにサインをしてもらった8月5日を思い出す。

故郷の市営テニスコートと福井プロは、
ワタクシのテニスの原点である。

投稿者 Malt 04:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

芝の上で

ウインブルドンも2週目に入った。

Dsc_4569

芝の戦い。
ラインの先を追っていくと・・・・

Dsc_4571
野球場だった。
スミマセン。

ここはロッテマリーンズの本拠地、千葉マリンスタジアム。
Dsc_4394

何度か対戦したことのある、若手チームが抽選に
当たったということで、対戦の申し込みをいただいたのだ。

このマリンスタジアム、ウチのチーム拠点からは
自転車で5分程度と近いこともあり、
ありがたく対戦を受けることにした。

マリンスタジアムでのプレーは、今回が2度目
1回目は違うチームで、レフトで参加。
あまり出番はなかった。

さあ、いよいよ球場入り。
さすが、プロのスタジアムは広いぞ。
Dsc_4424
意味も無く、グランドを走り回ってみた。(笑)

バックスクリーンにはオーダーが。
Dsc_3483
自分の名前を見て感動。

なかなか体験出来ない貴重な機会ということで、参加者も多い。
加えて、みんな家族連れで来たもんだから、ベンチ内は大賑わい。
子供たちも広い芝生に大喜び。
ほとんどお祭り状態。

Dsc_4546
グランド側から見るウイングシートも新鮮だ。


今回はありがたいことに、先発ピッチャーを仰せつかった。
Dsc_4468_2
ただ人数が多いので、1回だけの投球。
いきなり満塁のピンチを迎えるも、無失点で切り抜けた。

マリンスタジアムのマウンドは固めだった。
いつもの公園隣接の球場だと、下の層まで土だからなのか、
プレート前とか踏み込み足のところが、どこまでも掘れてしまう。
ところが、このマウンドは表層の土の部分までしか掘れず、
それ以上深いところは固くなっている。

つまり、回が進むにつれ、マウンドが荒れていくことが無く、
試合を通して、同じコンディションで投げられるということ。
そんなところも違うのかと妙に感心した。

その後はレフトを守ったが、打つほうは人数が多すぎて
1打席しか回ってこなかった。
Dsc_4500
ショートゴロを打つも、エラーで出塁。
3塁まで進んだので満足。

試合は・・・
Dsc_3634
ボロ負け。

芝生そのものはフカフカなのだが、その下地は固く、
ボールのバウンドが高いので、処理が難しい。
あまりに球場が広くて、外野が後逸すると、
ほとんどがランニングホームランになってしまうのだ。

まあ、相手は20台中心の若者チームだったし、仕方ない。

ボロ負けでも楽しいのが草野球。
その後、地元に戻って打ち上げ。
明け方近くまで、大騒ぎしたのであった。

投稿者 Malt 04:58 | コメント(0)| トラックバック(0)