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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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ウォーミングアップ

ああ、足遺体・・・じゃなくて、痛い。
火曜日のテニスで痛めた。


その日はメンバーが足りていた。
メンバーが足りていれば、基本ワタクシは退く。

バックヤードに入り、PCに向かっていた。
仕事がテンパっていて、少しでも時間があるのは
正直、ありがたかった。


しばらくして、コートからお呼びが掛かった。
ボスが1セットでお腹いっぱいだってことで、
ワタクシが入ることになった。

他の3人はすでに1セット終えていて、
ワタクシの登場を待つばかり。
ワタクシはといえば、PC作業に没頭していたので、
ストレッチすら済んでいない。

しかし、コートの空気は「早くやろうよ」だった。
「ちょっとだけ打たせてください」と2~3分、軽くラリーをした。
当然、体はまったく温まってない。
恐竜くらいの体温だと思う。(恐竜の体温知らないけど)


試合がはじまった。
やっぱり、なかなか調子が出ない。
体は動かないし、気持ちも入ってこない。

ペアを組んだダニエルはミスを連発している。
調子が悪そうだ。
それに加えて、ワタクシも全然のっていないので、
ボールに届かないし、一緒になってミスを連発。


中盤、サービスを打ってネットに詰めると、
強烈なリターンがサイドに飛んできた。
横っ飛びでローボレー。
その瞬間、ふくらはぎがビキッっとなった。

ヤバイ、この感じは肉離れだ。
ただ、そう重症ではなさそうだ。
立っていられるし、歩くことも出来る。
ダッシュとリバースの動きは無理そうだ。


ダニエルは相変わらず、調子が悪いことに腹を立てている。
自分自身に怒っているのか、ワタクシに怒っているのか。
たぶん、両方にだろう。

肉離れを英語で何と言うのか分からなかったのと、
怒っているダニエルに説明するのも面倒だったので、
そのまま試合を続けた。

さらに動きの悪くなったワタクシ。
ダニエルの目には、「Oh!もうやる気ないんデスネ」とうつっただろう。


ここで無理するという選択もあったけど、
これ以上痛めると今後のプレーに差し支える。
今年のAllstarClassicに出場するかどうかは分からないが、
とにかくキッチリ練習を続けていきたい。
ケガでブランクをつくわけにはいかないのだ。

ということで、ダニエルの怒りをかわしながら
だましだまし何とか試合を終えた。



やっぱり、しっかり準備してからプレーしないとダメだ。

昔、クリス・エバートの話しを聞いた。
彼女は、これでもかというほど入念にアップをするらしい。
練習相手が「クリス、もう打とうよ」と言っても、
20分以上、ストレッチなどをするらしい。
待たせちゃ悪いとか思わないのかって話もあるが、
体のケアへのこだわりっぷりは、選手寿命が長いだけはある。

しっかりストレッチして、小さな負荷、短い距離のラリーから
スタートして、足を細かく動かして、徐々にペースを上げる。
十分に体が温まったところで、フルショットを打つ。
こんな当たり前のことをちゃんとやることが重要。

もう若くはないのだし、コートに出てすぐに
フルパワーになるわけがない。
気持ちだって、会場に向かう道中から
少しずつ高めていかないと、
それなりのプレーは出来なくなっているし。

ホント、己を知って反省しなければ。

ということで、その日の晩は足が痛かった。
歩くぶんには問題ないが、走るのは無理って程度。
さほど重症ではないことが分かっていたので、
次の朝はチェックもかねて、日課のトレーニングへ。

特に問題はなさそうだったので、さらにチェック。
夜、オフィスに戻る途中、ひと駅前で降りて歩いてみた。
4kmくらいだろうか、早足で歩いた。
かなり汗はかいたが、足は問題無さそうだった。
(なにやってんだ?オレ)

足のトラブルから、ウォームアップの重要性を痛感しつつ、
体を鍛えなければと思ったワタクシであった。

この話を澤村コーチにした。

 「え?その歳で気づいたんですかぁ?遅いっす!」

確かに・・・

投稿者 Malt 05:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
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