ラケット契約
ずっとブラックコスメのラケットを使っていたジェームズ・ブレーク。
フレームサイドにはPrinceのロゴ。
プリンス社に、
「ブレークのモデルはいつ出るの?」
「あれ、本当にPrinceなの?」
など、聞いたことがあるのですが、
なかなかブレークからのOKが出ないとのことでした。
で、今回のウインブルドン。
ブラックコスメなのは相変わらずですが、何と…
ステンシルマークがダンロップに!
プリンス社との契約は切れてしまったのでしょうか?
ブレークは、2004年に顔半分が麻痺、
視聴覚に変調ををきたすという病気で
ツアーを離脱しています。
それまで契約していたのがダンロップ社。
復帰にあたりランキングも底なしに陥落し、
その後の活躍の保証も無いブレークには
ダンロップ社との契約条件が折り合わなかったと聞きました。
(まあ、仕方の無いことです)
そこに現れたのがプリンス社。
ブレークの復帰に掛けた。
とはいえ、離脱前のブレークでは考えられないほど
安い契約金額だったでしょう。
その後、ブレークはランキング・人気ともに見事に復活を遂げました。
プリンスは安い買い物が出来たもんだなぁと思っていましたが、
ここに来てダンロップに戻りましたか。
契約更新で金額が折り合わなくなったんでしょうかね。
プリンスもシャラポワをはじめ、高そうなプロが多いからなぁ。
ワタクシの勝手なイメージだと、
ダンロップ社に一度見放されたと思っているので、
ダンロップに戻ることはないと読んでいたのですが。
そういうことじゃ無かったのかな。
当然、エージェントが動いているのだろうし、
ビジネスですからねぇ。
それにしても意外でした。
ラケットなど
ウインブルドンが(とっくに)はじまりました。
気になるラケットなど。
モーレスモはHEADの新しいラジカルですね。
なかなか良さそう。
個人的にはエクストリームよりは好みかも。
いつ日本発売になるのでしょう?
まだちょっと見えないですね。
10月くらいかな。
ビーナス復帰。
ラケットが変わっています。
ホワイトボディに[K]のコスメチック。
新たなKファクターでしょうか。
対して、セレナはそのままブラックコスメ。
それなりに好調というか勝ってますからね。
ラケットを変えそうな感じはしません。
1回戦、薄氷の勝利をつかんだヒンギス
変わってません?
カラーリングだけですかね。
フェイスが丸くなっているような気も。
画像は見つけられなかったけど、
ブレークのラケットはどうなったかな。
まだブラックコスメのままでしょうか。
道具をあれこれ見るものもグランドスラムの楽しみ方。
シャラポワの白鳥の湖ウェアには興味ないけど。
ちゃんと試打
以前は試し打ち程度だったのですが、
ゲームの中でしっかり使ってみました。
ここを読むに、「しっかり」でもないのですが。
HEADの狙いがバボラだということが明確に分かるラケットです。
そしてそれはかなり核心を突いた仕上がりになっています。
かつて、プロ選手のバボラ使用率が上がってきた時、
意外と簡単系のラケット(特にピュアドライブ)なのになぜプロが?
と思ったものです。
しかし、ある程度使ってみて、簡単ながら飛びすぎない、
軽すぎないというギリギリのラインを見事に成立させていることが、
その理由なのだと納得したものです。
今回のHEAD エクストリームも簡単に使おうと思えばそれも可、
キッチリ打とうと思えば、これまた応えてくれるという
バボラの良いフィーリングに近いものがあります。
つまり、かなり広範に対象層があるという印象です。
ワタクシ自身、特にトップスピン系のひっかかり具合は
非常に好きなタイプのラケットです。
自分のイメージどおりに、スピン量が調整できるので、
パッシングショットを足元に沈めたい時などは
非常に頼りになるラケットだと思います。
個人的に残念なのはフェイス形状。
真円に近いといっても良いほど丸い。
つまりは横幅が広い。
オフセンターでの面ブレが少し気になるのです。
どちらかというと縦長のフェイスは好きじゃないのですが、
ここまで横に広いとちょっと違和感が。
なんせワタクシ、「フレームでトップスピンロブを打つ男」と
言われるくらい、フェイスの芯を外すのが得意なので。
ただ、サービスも思った以上にスピードも出るし、取り回しも良い。
使える1本であることは間違いないと思います。
実はHEADラケット、日本国内での取り扱い会社が変更になります。
その移行のタイムラグのため、2ヶ月近くの間、
市場への商品供給がストップします。
しばらくの間、市場に出ている在庫がすべてとなりますので、
品薄になる可能性もあります。
Ken’sでも在庫は完売してしまいましたので、
売り切れ御免状態であります。
どうしても欲しい方は、急いだほうが良いかもしれません。
良かもん
野球でつき指をした右手親指。
ずいぶんと腫れがひいたとはいえ、
関節部の痛みはまだ結構なもの。
そんな中、一週間後の野球の試合では無理やり先発投手。
保冷剤で無理やり冷やしております。
筋肉が痛いのか、冷たくて痛いのか、
はたまた保冷剤が固くて痛いのか、
なんだかよく分からん状態になっております。
さて久し振りのテニスの日。
当然、野球の試合に出たことはバレているので、
テニスラケットは握れませんとは言えず、
久し振りにダニエルとのテニスに臨みました。
バックハンドを打つとメチャクチャ痛い。
だんだんと握力も落ちてきた。
指をかばっているもんだから、肘とか手首とか
余計なところも痛くなってきた。
なんとか続けなきゃと、壁一面に掛かっている
ラケットキャンペーンの試打ラケットから
腕に負担の少なそうなモデルをとっかえひっかえするも
効果は今ひとつ。
何とかプレーを終えてたは良いけれど、
右腕全体が痛くて痛くて。
どうしてもアイシングがしたかったので、
Ken’s千葉のショップでアイスバックを買いました。
これ、かなりの優れものです。
患部が均一に良く冷える。
しかもかなりの時間、持続します。
保冷剤とは全然違います。(当たり前)
良い買い物をしました。
心配なのは、「給料天引きで良いですか?」と
旭コーチが伝票を書いてくれたこと。
5割り増しくらいになってんじゃないかなぁ。
選択基準は
みなさんがラケットを選ぶ基準ってなんでしょうか?
何機種かに候補が絞られたとして
最終決定基準はなんですか?
やっぱり、旬のプロが使っていることって
重要なのでしょうか。
「これを使えば、あんなショットが」
とか、
「シャラポワ様と同じものが使いたい」
という思いはあるものですかね?
というのもですね。
これがスゴク売れているって話を聞いたから。
バボラ アエロプロドライブ
ラファエル・ナダル使用のニューモデルですね。
あちこちのショップさんでもかなりの予約が入ったとか。
このラケット、発売日がフレンチオープン決勝の次の日。
まるでナダルの優勝を当て込んだかのよう。
当然、戦略的な意図というか期待は
十分にあったのでしょうがまさにドンピシャ。
そのせいかどうかは分かりませんが、
ここ最近の中ではかなりのヒット商品になりました。
メーカーさんの力の入れようもかなりのものと思われ、
Ken'sにも今までに無い早いタイミングで
試打ラケットが届きましたので、
ラケットキャンペーンの試打コーナーに
出すことが出来ました。
問題は在庫数。
国内生産ではないので入荷時期・数が限られるのです。
注文を入れても「入荷未定」との回答が来ることも。
まあ、そういう場合は担当氏を拝み倒して
何とか探してきてもらうのですが、
何度も使えるような荒業ではないので
ご注文はお早めにお願いします。
ちなみに、人一倍ミーハーなワタクシは
プロモデルとか限定モデルが大好き。
歴代の使用ラケットも誰かの影響という
パターンがほとんどでした。
ようやくこの年齢にして自我に目覚めたか、
ここ数年は「誰が使っている」ではなく、
自分の好み最優先で選べるようになりました。
やっぱり打ってみてナンボ。
どんなにカッコ良くても、自分に合わないとね。
完敗でございます
ご近所さんでつくった野球チーム。
無謀にも「日刊スポーツ マリン杯」なる大会に
エントリーしてしまいました。
地区大会~関東大会~全国大会と勝ち進むと
マリンスタジアムで試合が出来るとのこと。
いよいよマリンスタジアムへの道の第一歩、
地区ブロックのリーグ戦がはじまりました。
記念すべき第一戦、なんとワタクシが先発ピッチャーを
おおせつかったわけでです。
このオーダー自体、いかにこの大会を分かっていない
かがうかがい知れる気もしますが・・・
しかも先週突き指したばかりで、
ラケットを握ることも出来ないワタクシ。
何故かボールは握れました。(笑)
さて当日、15時30分試合開始予定なのですが、
昼頃から雨が降り出した。
テニス人のワタクシは当然試合は無いものと
中止のメールが入るのを待っていたのですが、
集合時間になっても中止決定が入らない。
仕方が無いので、ビールは我慢し、傘をさして、
サンダル・短パンで集合場所へ。
なんと全員、ユニフォームをビシッと着込んで待ってました。
野球って、雨でもやるんですか?
知らなかった。
(すでに負け組みの行動パターンになってる)
仕方が無いので、ユニフォームに着替えて球場へ。
さすが公式戦。
ちゃんとした審判員もつくのね。
もうそれだけで舞い上がっちゃうワタクシ。
結局、2回投げて2失点。
後は後続にまかせて応援に。
結果は・・・・11対0で完封負け。
しかもノーヒットのオマケつき。
メッチャ強かったです。
特に相手ピッチャーが半端じゃなかった。
全然打てなかった。
聞けば、甲子園投手とのこと。
打てるかいっ!
草野球にもそんな人いるのね。
あまりの完敗ぶりに、反省会の乾杯も無しに
早々に解散したのでした。
(最後は駄洒落かよ)
マッサージオイル
あやしいマッサージではありません。
スポーツは体に良いと言いながらも、
やはり故障と無縁ではありません。
腰や肘などに痛みを抱えている方も
多いのではないでしょうか。
コーチも同様、やはり腰痛・肘痛が多い。
高濃度酸素が含まれたマッサージオイルを
紹介してもらいました。
ドイツ生まれの商品で、ブンデスリガーや
Jリーグの選手にも愛用者がいるとか。
早速、コーチをモニターにテスト。
こういうものはやはり旭コーチ。
少し痛みのある肘と手首にすり込むようにマッサージ。
「おお!痛みがなくなりました!」
・・・早いよ、お前。
そして、早く怪我を治さなければいけない稲葉コーチへ。
次の日、「効いているような気がします」とのメールが。
コーチは暗示にかかりやすいのか?
もう少しスタッフで効果検証してみます。
ユニフォーム
Ken’s成田で、フロントスタッフの皆と
ユニフォームについて話をしていました。
「そのうちユニフォームをリニューアルしようかと
思うんだけど、どんな感じが良いと思う?
ボクはカフェスタイルみたいなのも良いかなと思うんだけど。
スタバとか…」
と聞くと、あれやこれやと意見が。
「可愛いのがいいです」とか、
「誰でも似合うヤツ」などなど。
ひとりが、
「おかえりなさい、ご主人様。みたいなのは?」だって。
おいおい、メイドカフェかいな!
・・・いいかも。(ウソです)
行ったことないけど。
どんなテニススクールやねん!
「男性は良いかもしれないけど(そうか?)、
女性にはウケないんじゃないの?」
という意見も。
「そういえば、最近は『執事カフェ』ってのもあるらしいよ」
とワタクシ。
それを隣で聞いていた稲葉コーチ。
「ひつじカフェってなんですか?」
「羊」じゃねえよ。「執事」だよ!
「お帰りなさいませ、お嬢様」って、
メイドカフェの逆バージョン!
羊って、牧場じゃないんだから。
羊の着ぐるみじゃ、暑苦しくてしょうがない。
どんなカフェだよ!
いや、むしろ新しいか?
とまあ、ひとしきり着ぐるみネタで盛り上がった
ある日のKen’s成田でした。
スタッフミーティング
今月の休館日は、Ken’s全校合同の研修会が実施されました。
主要なスタッフが集まって、ああでもない、こうでもないと、
皆様に喜んでいただけるよう、レッスンメニューなどを
つくったり、見直したりします。
フロントスタッフも参加して、コーチ目線ではない
ところからの意見を出してもらったりします。
私たちコーチの気づかないところからの
意見は時に鋭く、大きなヒントになったりします。
テニススクールですから、上達していただくのは当たり前。
いかに楽しく、安全に、分かりやすく上達していただくかが
私たちの力の試されるところ。
頑張ります!
で、終了後は、お決まりの飲み会のようです。
ワタクシはあの馬鹿さ若さ爆発状態にはついていけないので、
次のアポがあるのをこれ幸いに遠慮させていただきました
壊れた
成田校の稲葉コーチの使っているノートPCが
起動しなくなったとの連絡を受け、レスキューに。
物理的なクラッシュではないようなので、
ハードディスクを取り外して、データだけは確保し、
代替のPCにコピー。
さて、ハードディスクをもとに戻して、再度組み上げると
なんと(ほぼ)普通に起動するじゃありませんか。
内部のケーブルの微妙な取り回しだったのかも。
ということで、各種設定を復旧、
メールもログを読み込ませて、成田校へ。
朝は普通に動いていたのに、どうして?
どうやら稲葉コーチが触るとダメみたい。
おそらく稲葉コーチから、あやしい負のオーラか、
超マイナス電磁波が発せられているのだと思います。
現在、稲葉コーチは手持ちのPC同様、負傷中。
肩の脱臼でレッスンはお休みをいただいています。
あっちもこっちも壊れております。
大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
復帰をお待ちの皆様、もうしばらくの間、
「生」暖かく見守ってくださいますようお願いいたします。
ウイルソン サポーター
ウイルソンからサポーターが発売されるということで、
サンプルをお借りしました。
生地は速乾新素材タイプ。
六角形のシリコン製パーツが強力かつ伸縮性をもたせた
サポートを実現するということです。
詳しくは、ウイルソンのオフィシャルサイトでご覧ください。
今まで、サポーターというと、対象部位をガチガチに固めるタイプか、
「これで効果あるの?」と言いたくなる様な腹巻みたいなタイプが
多かったように思います。
今回のこのサポーターは、その中間的でサポート性能と
動きやすさを両立させたタイプだそうです。
タイプは4種類
選手層に限らず、定期的にスポーツをする方には
どこかしらに故障や不安を抱えている場合が非常に多いと思います。
決定的な怪我でなくとも、慢性的に痛みやだるさがあるとか、
以前に怪我や故障をした部分が不安な場合も多く見られます。
予防や心理的な安定の意味でもサポーターは
大きな効果があると思います。
適度な締め付けの装着感は意識喚起にもなりますし、
怪我予防、不安解消にお勧めです。
発売は6月末の予定。
写真のブラックのほかにナイビーもあります。
Ken’sでも取り扱う予定です。
実はワタクシも、手首を痛めたことがあって、
今もプレー時には必ずサポーターを着用します。
サポーター無しでのプレーは怖くて出来ないほど。
やはりスポーツは安全に長く楽しみたいですよね。
・・・・と言いながら、今のワタクシの手
湿布装着中であります。
フライをキャッチしようとして、つき指したみたい。
(おいおい、また野球かいっ!)
親指の付け根が紫色に腫れ上がっております。
どうしよう。
来週の試合、先発予定なのに。
まあ、ワタクシの脅威の回復力を持ってすれば大丈夫でしょう。
昨日はハシを持てなかったのに、今日は持てたし。
一応、テニスはひかえておこうっと。
・・・って、遊びをひかえろよ!
プリンス新製品ラケットインプレ!その2
前回はプリンス O3スピードポート ツアーのインプレを書きましたが、
発表されたラケットはこれだけではありません。
ということで、続きです。
Oxyzxyz13
11xyzxyz SpeedPort Black MIDPLUS
■ メーカー希望税込価格 \35,700(フレーム)
■ ヘッドサイズ 100平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 23-24-22mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 305g
■ バランスポイント 32.0cm
■ フレックス やや硬め
■ ストリングパターン 16X19
■ グリップサイズ 1,2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ブラック)
■ フレームカラー ブラックXシルバー
■ 推奨テンション 48-53-58lbs
ツアーよりも若干フレーム厚があり、トップ部からシャフトに向けて
フレーム厚の変わるテーパータイプ。
その分、フレックスも硬めに出ています。
今回のモデルの特徴である、グロメットチューンシステムは同じ。
2種類3箇所のグロメットを交換することで、
好みの打球感にチューニング出来ます。
~インプレ~
結構、飛びます。
ウエイトの割りに持ち重りもしないし、
比較的扱いやすいように思います。
ツアー系の中では幅広い層に使えるモデルだと思います。
スピン系もボールの引っかかり感があって好きな感じ。
思ったスピン量が得られました。
いくつかのグロメットタイプを試しましたが、
この辺は好みを見つけるのに時間が掛かりそう。
ストリングを張り替えないと、グロメット交換が出来ませんからね。
初代のO3シリーズのツアー系では少しシンドイという方にも
使えるモデルではないかと思います。
Oxyzxyz13
11xyzxyz SpeedPort Black Lite MIDPLUS
■ メーカー希望税込価格 \35,700(フレーム)
■ ヘッドサイズ 100平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 23-24-22mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 280g
■ バランスポイント 34.5cm
■ フレックス ふつう
■ ストリングパターン 16X19
■ グリップサイズ 1,2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ライトグレー)
■ フレームカラー ブラックXシルバー
■ 推奨テンション 43-48-53lbs
上記モデルのライトバージョンです。
ウエイトが軽め、それに合わせてバランスと
フレックスが変わっています。
~インプレ~
さらに扱いやすくなっています。
基本的に同じモデルなので、打球感もあまり変わりません。
取り回し性能の向上が際立ちます。
最近はツアー系のモデルにライトバージョンを設定するのが
流行りのようですが、じつはこれ非常に難しいのです。
ウエイトを軽くするということは、単に素材を抜くわけではありません。
それでは剛性も打球感も変わってしまいますので、
素材構成を調整しながら、同じ打球感を生み出すという
非常にデリケートな技術が要求されるのですね。
別の条件で同じ特性を出すくらいの技術力がひつようだとか。
(とはいえ、ツアー系にライトバージョンが必要なのか
という気もしないではないのですが)
あと、7月末にもう1本発売になります。
Oxyzxyz13
11xyzxyzSPEEDPORT PINK OVERSIZE
「O3スピードポート ブルー」のニューカラーです。
本数限定で発売するようです。
O3シリーズもすっかり定着してきた感があります。
スピードポートへの進化は確かに素晴らしいと思いました。
今後もテクノロジーの進化に注目すべきブランドです。
新製品インプレ! プリンス O3スピードポート ツアー
プリンスから新製品ラケットが発表されました。
早速、発表会&試打会へGO!
ということで、真夏のような天気の中、高輪テニスセンターへ。
今回発表されたのは、O3シリーズの次世代テクノロジーとして
発表された「スピードポート シリーズ」のツアー系モデル。
O3最大の特徴であるOポートを進化させ、丸いストリングホールを
さらに大胆にスクエア形状にした「スピードポート」ですが、
発売されたモデルはどちらかと言うと、扱いやすい一般的なモデル。
ツアー系のハードなモデルはありませんでした。
いよいよ、ツアーモデルの発表です。
開発担当のH氏。
発表会の顔です。
テクノロジーはというと、
2種類のグロメットを組み合わせることで
好みの打球感が得られるというもの。
通常のスピードポートグロメット
そして、ストリングホールグロメット
分かりますかね。
スピードポートにストリングホールがついています。
これにより、ストリングの可動域が制限され
コントロール性能が増すというもの。
このグロメットがフレームのトップ部、両サイド部で
それぞれ交換が出来るようになっており、
組み合わせによって、自分に最適の打球感が
得られるということです。
#出荷状態ではスピードポートが装着されているそうです。
では、モデルの発表!
Oxyzxyz68
66xyzxyz SpeedPort Tour MIDPLUS
■ メーカー希望税込価格 \36,750(フレーム)
■ ヘッドサイズ 97平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 21mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 310g
■ バランスポイント 32.0cm
■ フレックス ふつう
■ ストリングパターン 16X18
■ グリップサイズ 2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ブラック)
■ フレームカラー オレンジXブラック
■ 推奨テンション 47-52-57lbs
~インプレ~
ストレートビームのツアー系を思わせるラケットです。
オレンジのフレームカラーが新たなプリンスを感じさせます。
打球感はさまにツアー。
ダイレクトに自分の意思を伝えることが出来る・・・というか
それをしないといけないラケット。
かなりフレームの中身が詰まった感じ(あくまでも感じです)の
剛性を感じる打球感です。
ただ、スピードポートによるものだと思うのですが、
振りぬきの良さは、さすがO3シリーズといったところ。
速いスイングでビシビシと攻めるイメージで打てます。
スイングスピードの分、スピンのかかりも良いようで、
変にスピン量を意識し過ぎると、ムーンボールになってしまうくらい。
フラットドライブ系のショットを打つつもりで打てば
ちょうど良いくらいではないかと思います。
(ツアー系ですしね)
いくつかのグロメットパターンで打ってみましたが、
確かにストリングの可動域の違いは感じられますが、
まったく違うラケットになってしまうことは無く、
微妙なフィーリングというか、味付けの差でおさめているところは
開発コンセプト通りではないでしょうか。
しっかりボールをつぶして打ち抜きたい人は
好きなラケットじゃないでしょうか。
さて次は・・・
Oxyzxyz68
66xyzxyz SpeedPort Tour MIDPLUS+
■ メーカー希望税込価格 \36,750(フレーム)
■ ヘッドサイズ 103平方インチ
■ ラケット全長 27inch(68.6cm)
■ ラケットフレーム厚 22mm
■ 平均ウエイト(フレーム) 300g
■ バランスポイント 32.5cm
■ フレックス ふつう
■ ストリングパターン 16X19
■ グリップサイズ 1,2,3
■ グリップ デュラプロプラス(ブラック)
■ フレームカラー オレンジXブラック
■ 推奨テンション 50-55-60lbs
見えますかね。
機種名の最後に小さく「+」がついています。
「ミッドプラスプラス」と読みます。
フェイスサイズが103平方インチと若干大きめ。
ウエイトも10g軽くなっています。
グリップサイズも、1から設定されていることから
分かるとおり、ミッドプラスよりも若干扱いモデル。
~インプレ~
基本的な打球感はミッドプラスと変わりません。
やはり中身の詰まった感じのしっかりしたもの。
自分の意思を伝えるつもりで振ることが必要だと思います。
取り回しの良さはこちらの方が良いのは、
ウエイトとバランスポイントの違いから来るものでしょう。
フェイスの大きさ分、様々なショットを繰り出しやすいように思えました。
スピンでアングルにパッシングショットを落とすなど、
ダブルス中心のプレーヤーにも良いのではないでしょうか。
一般的にはこちらの方が使いやすいかも。
ということで、スピードポートのフィーリングが好きながら、
ラインナップに不満のあったシリアスプレヤーには
うれしい発表かと思います。
7月末発売です。
お楽しみに!
握手をするまでは・・・
勝負の行方は分からないもの。
学生時代、県大会の準々決勝あたり。
(最近、昔話ばかりだなぁ。スミマセン)
何だかスゴク調子が良くて、打つショットがことごとく決まって、
かなりワンサイドな試合運びをしていた。
ゲームカウントは5-0で圧倒的なリード。
このサービスゲームをキープすればベスト4進出。
しかもポイントは40-15でマッチポイント。
ギャラリーもボチボチ集まってるし、
最後はカッコ良く決めたいなんて、余計な考えが頭をよぎった。
よせばいいのに、マッケンローばりにサーブ&ボレーに出てみた。
ファーストボレーがネットに引っかかって、スコアは40-30。
これで我に返ればよいのに、なまじ調子が良かったもんだから、
もう一度、サーブ&ボレーに出た。
また、ボレーがネット。
これでデュース。
イカン、イカン、慎重にいかなきゃと思ったときには、
そこまでのペースを取り戻すことが出来なくなっていた。
ズルズルとマッチゲームを落として5-1。
イヤイヤ、まだ大丈夫なんて思っていたら、
5-2、5-3と追い上げられて、
気がついたら5ゲーム連取されて5-5に。
もう完璧にテンパってしまったワタクシ。
結局、7ゲーム連取されて、5-7で敗退。
まれに見る大逆転勝利を献上することに。
今でも時々、あのマッチポイントを思い出すことが。
サービスを打ってネットに出て、バックボレーがネットにかかる。
そこから大逆転劇のはじまり。
あの邪心に満ちた1本がすべての元凶。
どんなカッコ良いショットを打つかよりも、どう勝つかが大事。
勝っている時はペースを変えないこと。
見栄えの良いショットよりも、ポイントの取れるショット。
もう二十数年前のことですが、絶対に忘れられない一戦です。
昔の話 その5
一応、昨日の続きを書いてみます。
参考↓
その1
その2
その3
その4
そんなわけで、落ちこぼれ具合が幸いし、
先輩の球拾い選抜からも漏れたワタクシたち。
文句もしごきも無い、独立自治国状態で
好きなだけ練習が出来ました。
誰の指導も強制も無い状態で練習するということは、
自分たちで考えるということ。
そして、自分たちの意思で頑張るということ。
つまりは、先輩や先生からの「やらされ感」が無いわけです。
先輩からの選抜には漏れた悔しさが無いと言えば嘘になるけど、
それ以上にこの放任状態は、多くのことを教えてくれたわけ。
誰も教えてくれないということは、
自分で試行錯誤しなければいけない。
当時はまだ専門誌も情報も少なかったから、
連続写真も無い、テニスマガジンの一枚の写真を
穴の開くほど眺め、スイングを想像しながら
コートで試したりという感じ。
はじめから論理立てて覚えたわけではないので、
ちょっと時間は掛かったけど、習得の過程や
出来ないもどかしさも経験することが出来たわけです。
これは、ワタクシがコーチになった時にスゴク役に立ちました。
基本的にコーチになるような人って、すんなりテニスを覚えた
スポーツセンスのあるタイプが多いので、
「出来ない気持ち」が分からない場合が多いのです。
ワタクシは、「出来ないもどかしさ」を嫌というほど
経験したので、気持ちが良く分かるのです。
これ、コーチには大事なことだと思います。
話を戻しましょう。
いくらテニスセンスの無いワタクシでも、
毎日朝から晩まで練習してテニスのことばかり考えていれば、
そりゃあ上手くもなります。
ある日、久し振りに先輩がコートにやってきた。
で、ほとんど捨て犬状態だったワタクシたちに声を掛けた。
「お前ら、マジメにやってたか?」
「ハイ!・・・なんとか」とワタクシたち。
「今日はここで練習するから、球拾いの位置につけ!」と先輩。
「ハイ!」と素直に応じ、しばらく球拾い。
しかし、いつもはキレイに整備されたコートで練習している先輩たち。
どうも手作りのボコボコのコートは、お気に召さないらしい。
しばらくすると、練習に飽きたらしく、ワタクシたちに声を掛けた。
「おい、お前たち。試合してやるから順番決めろ!」
先輩にすれば、コートも今ひとつだし、
余興のつもりだったのでしょう。
ワタクシたち落ちこぼれ組みも、
別に「ひとあわ吹かせてやろう」などと
たいそうな考えもなく、言われるがままにコートへ。
いやぁ、ホームの強さってスゴイです。
落ちこぼれの捨て犬だと思っていた連中が
それなりのプレーをしてくるものだから、
先輩たちもあせったようで、ますますプレーが乱れる。
全勝とまではいきませんでしたが、
かなり先輩たちに肉薄しました。
どうやら先輩たちも、こりゃマズイと思ったらしく、
次の日からは先輩の練習についていく一年生メンバーは
順番制になりましたとさ。
教訓
努力に勝る天才無し
以降、ワタクシの座右の銘であります。
(そんな大げさなもんじゃない)
たまに、「コーチ!私、やればやるほどヘタになるんですぅ!」
などと言う方もいますが、ワタクシの経験上、
練習するほどヘタになる人は見たことがありません。
単に自分の思い描く上達度合いとのギャップの問題だと思います。
テニスに限らずですが、間違いなく練習しただけ上手になります。
その上達度合いを高め、早めるのがコーチの役割り。
どうか皆さん、あきらめずに練習しましょう!
・・・オチが無くてゴメンナサイ。
昔の話 その4
ネタが無い時は昔の話で・・・
多分、「その4」くらい?
カテゴリー編集しなきゃいけませんね。
どこにあるかなぁ・・・あった、あった!
強制収容所なみの重労働の末、コートをつくったは良いけれど、
相変わらず、まともにボールを打たせてもらえない日々が続きます。
ところが、このコートづくりには裏があった。
実はこのテニス部の本当の練習コートは別あったのです。
学校から自転車で30分弱の場所にある市営のテニスコート。
国体の時につくったもののようで、18面もある立派なもの。
サーフェースはクレーとアンツーカー。
最近はアンツーカーコートは少なくなったけど、
フレンチオープンのレッドクレーの柔らかい感じのコートです。
ソックスが真っ赤になるのも一緒。
利用料は1時間で100円くらい。
しかも観客席まであるし。
入部したてで知らなかったのですが、
どうやらここがホームコートらしい。
じゃあ何故使わないかというと、冬の間はクローズだから。
福島は北国で霜が降りるので、
クレーコートは4月中旬まで使えないのです。
そんなわけで、先輩たちはこの市営コートがオープンするまでの間、
練習するコートが欲しかったらしい。
そこで入部したての無垢な新入生にコートをつくらせたというわけ。
そんなわけで、市営のコートがオープンしてしまうと
先輩たちは学校のコートには見向きもしない。
見込みのある一年生のエリート組を数人だけ球拾い要員に連れて行って、
ワタクシたち落ちこぼれ組は学校に取り残された。
この時点で見込みがあるか無いかの判断基準は
中学校で軟式テニスの経験があるか無いかだけ。
実際、試合はおろかボールを打つところも見ていないのに、
ザックリと振り分けられたのですね。
まあ、どちらにしてもワタクシは落ちこぼれ組だったと思いますが。
さて、自作のコートに取り残された落ちこぼれ一年生。
テニスのテの字も知らないメンツばかり。
テニスがどんなものなのか、どんな練習をすれば良いのか
誰一人として分からない状態。
とりあえず、ボールを打とうよってことで、
ようやく自分たちで使えるようになった自作コートで
パコパコとラリーをしてみた。
当然、はじめから上手くいくわけは無んだけど、
そこは一年生だけの自由の園。
そりゃもう、打ち放題・練習し放題なわけです。
ラリーが続くようになるとなおさら面白くてたまらない。
真っ暗になるまで練習して、朝は暗いうちに学校へ着いて、
日の出とともにラリー開始、テニスウェアの上に制服を着込んで授業を受けて、
昼休みはもコートに直行して練習するという毎日。
どんなにへたくそでも、際限無く練習出来れば上手くなるのは道理。
そのうちテニスらしくなってきた。
一方、先輩に連れられていったエリート組はどうかというと、
先輩の球拾いの毎日で、思うように練習出来ない。
もともと、たいした基準でもなく振り分けられたので
硬式テニスにおいては、さほどの実力差も無い。
当然、練習量の多い方が上手になるのは道理で、
いつの間にかエリート組と落ちこぼれ組の
実力が逆転しつつあったのです。
それどころか、雑草根性というか何と言うか、
上級生をも食おうかという勢いの落ちこぼれ組。
果たしてクーデターが勃発するのか否かは、
明日の心だぁ~!(小沢昭一ふう)
・・・本当に続くのか?
もう、ガタガタっす。
以前に書いたとおり、草野球をやっているわけですが、
どうやらテニスの筋肉と野球の筋肉は違うようです。
もう27年のプレー歴になるテニスでは、
それほどの筋肉痛は出ないし、故障も少ない。
おそらく、「ここまでやったらこうなる」とか、
「このプレーはここを怪我する」など、
経験値からある程度予想出来るってのが
大きいんだと思います。
テニスは自分のカラダに染み込んでるんでしょうね。
対して、野球については子供の頃も含めて、
ほとんど経験が無い。
頭もカラダも初体験なわけです。
当然、何をどう頑張るとどこが痛くなるかなんて分かるわけも無く、
頑張れるまま非効率に走るし投げてしまう。
その後、あちこち筋肉痛で驚くわけです。
今のところは・・・
左手首が痛い。
右投げ右打ちなのに何故?
左太股裏が痛い。
これはピッチャーやったときの踏み込みのせい。
ピキッときた。
左足小指が痛い。
これは家具の角に思い切りぶつけたんだっけ。
野球関係なし。
やっぱりワタクシ、野球のフォームじゃないんでしょうね。
上手なメンバーは投打とも、見た目もキレイだもんなぁ。
ということで、同じくテニスもフォームは大事。
どのフォーム・グリップが良いという話ではなくて、
その人に合った効率的なグリップ・フォームかということ。
無理な打ち方は威力も動きもスポイルしてしまいますし、
怪我や故障の原因になりますから。
ボールがどこに飛んだかという結果だけを誉めるコーチよりも
どこに打ちたくて、どんな打ち方をして、結果どうだったか、
そして、どこをどうすれば良いのかまで
見てくれるコーチに教わることをお勧めします。
上達度合いが全然違うはずです。
ワタクシの野球にも優秀なコーチが欲しいなぁ。
レッドクレー
フレンチオープンが終わりました。
男女とも下馬評どおりの優勝者。
ともに3連覇という素晴らしい結果です。
男子決勝のヘッドラインでは、「ナダル3連覇!」よりも
「フェデラー、勝てず!」といったニュアンスが
多かったように思います。
生涯グランドスラムがかかっていましたからねぇ。
しかも相手はナダル。
恐ろしく厚い壁でした。
決勝戦のラリーは壮絶な打ち合いになりました。
なぜかフェデラーはバックハンドのスライスを
ほとんど使いませんでした。
多くがトップスピン系のフルショット。
スライスでのチェンジオブペースという場面は
ありませんでした。
なんで?
クレー対策、ナダル対策だったのでしょうか。
やはり打ち切らなければ、ナダルには勝てない
ということなのでしょうか。
ちょっとイメージが変わりました。
ローランギャロのレッドクレーは天候によって、
生き物のようにコンディションが変わるそうです。
以前、観戦に行った際、
こんな恐いセキュリティースタッフをかわして、
実際にコートを触ってみました。
見た目は柔らかそうに見えるのですが、
実はベースはスゴク硬い。
カチカチに固められた土の上に砂が敷き詰めてある感じ。
ですから、かなりバウンドが高い。
トップスピン系の選手、高い打点で打ち続けられる選手が
強いのも分かる気がします。
高い打点からフォアを叩き込むナダルのようなスタイルは
クレーとのマッチングが非常に良いのでしょう。
フェデラー、来年は勝てるのか?
勝ちたいだろうなぁ。
ウェアなど
しかし、ダビデンコって地味ですね。
スゴクいいテニスするんですが、ルックスがどうもね。
ほとんど脂肪が無いように見えますが、
体脂肪率どれくらいなんだろう?
脂肪、分けてあげたい。
子供の絵本に「ホネホネさん」というのがあったけど、
・・・似ている。
なかなかウェアの契約がつかなかったのも分かる気が。
まあ、フェデラーもNo1になる前は、
あまりカッコ良いとは言えませんでしたが。
聞いたところによると、彼女がスタイリスト的な役割を
しなくなってから、今の雰囲気になったとか。
ところで、フェデラーの着ているナイキのウェア、どうでしょう?
着たいと思います?
カジュアルラインに振っているのか、あまり強そうじゃない。
メッチャ強いフェデラーが着てるから、まだ絵になるけど。
かつてのサンプラス着用モデルのテイストを
継承しているのでしょうか。
ワタクシは、もう少しアスリート系のデザインのほうが好きだなぁ。
ウェアといえば、マッケンロー大好きのワタクシは
今の会社に入る時、ナイキのマッケンローモデルの
ウォームアップを愛用していました。
真っ黒のヤツ。
どうやらそれがかなり(悪い意味で)印象的だったらしく、
「コーチだから、もう少し明るい感じのウェアにしたら」
と指導が入った覚えがあります。
「どうして真っ黒着てるの?」と聞かれ、
「強く見えるから」と、答えたらしいのですが、
いまだに酒席でそれを言われます。
「コイツがはじめて来た時さぁ。
真っ黒のウェア着てきて、強く見えるんですだって!
どうよ?」
みたいなことを、若手にばらすわけです。
(若手社員、苦笑いみたいな)
まあ、若いころは色々あるってことで・・・
ボス!
若いころの暴挙の暴露は勘弁してくださぁ~い!
外房スタイル
久し振りに外房に行きました。
千葉県に詳しくない方に説明しますと、
房総半島の外側(太平洋側)を外房と言います。
九十九里浜なども外房です。
単に海を見に行ったとか、仕事をサボって波乗りに行ったとか、
そういうことじゃなくて、一応仕事の打ち合わせです。
学生時代、ワタクシはインチキサーファーでした。
かなり外房には通ったのですが、一度沖に流されかけて
ヘタレなワタクシは恐くなって足が遠のきました。
今もサーファーがたくさん浮く、懐かしいポイントなどを
眺めながら待ち合わせ場所に向かいました。
以前あるテニスメーカー勤務だった方とお会いして
あれこれと打ち合わせ。
その後、その方の自宅にお邪魔しました。
その方、テニスメーカー退職後、外房に移り住んで
スローライフ(なのか?)を満喫しておられます。
細い道をクネクネと岬の方に上って、
灯台に着く直前にその方の家があります。
趣きのある造りに、ウッドデッキに出ると
眼下に広がる太平洋。
鳥の泣き声がBGMです。
いやぁ、羨ましい。
ワタクシとほぼ同世代なんですけどね。
自宅からさらに道を登ること1分。
岬の灯台にたどり着きます。
ああ、ワタクシも引っ越したくなりましたぁ・・・!
アナ 快進撃!
佳境に入ってきました、フレンチオープン。
男女とも役者が揃ってきました。
特筆すべきは、アナ・イヴァノビッチの快進撃。
一昨年あたりからランキングを上げてきて、
とうとうグランドスラムベスト4に食い込みました。
彼女はエナンと並ぶWilsonの看板選手。
一昨年、オーストラリアンオープンに行った際、
パーティーで紹介してもらいました。
(おもにワタクシの)言葉の問題で、
話が弾むとはいきませんでしたが、
とにかくいい子なんですよ。
中途半端な挨拶でも一所懸命聞いてくれるし、
写真やらなんやらも、全然嫌がらずに付き合ってくれました。
実はそれ以来、ひそかに応援しておりました。
ぜひともシャラポワに勝って、決勝に行って欲しい。
今回、男子のベスト4まで来ているジョコビッチも
USオープンのパーティーで紹介してもらった時、
スゴク愛想良かったし。
やっぱり性格が良い子は伸びますな。
(何をえらそうに言ってるんだ、オレ)
Wilsonの方に聞いた話ですが、
Wilosn契約の選手って、ランキングが上がってから
契約金で無理やり持ってきた選手は少ないとのこと。
無名のころから将来性を見出して契約するパターンが多いそうです。
なんでも、シカゴのWilson本社の選手契約担当者の目利きは
もの凄いらしく、まだまだランキングの低いころの
フェデラーも「彼は将来、No1になる」と契約をしたそうです。
そんなわけで、ジョコビッチもイヴァノビッチも
ブレーク寸前にお会いしているだけに、
活躍してくれると、なおさらウレシイのです。
やっぱり、会ったことのある選手は
応援したいじゃないですか。
二人とも優勝してほしいなぁ。
ガンバレ!
あれこれ
最近、スクール会場に行くと、「ブログ読んでますよ」と
声を掛けていただくことが増えました。
声をかけていただけるのはとてもウレシイものです。
出来れば感想などもお聞かせ願えるとありがたいです。
このブログ、どんな方に読んでいただいているのが、
実のところ、皆目分からない。
まずはスタッフでしょ、あとはメーカーさんかな、
それからスクール会員の皆様でしょうか。
ところで、このブログ面白いですか?
どんなネタが喜んでいただけるのかが、
よく分からないもので。
基本的に、
個人の思想信条は述べない、
実名をあげての批判は避ける、
製品の好き嫌いは正直に書く、
メーカーさんの報道規制は守る、
スタッフのネタは無礼講(迷惑?)
といった、緩やかなMyガイドラインのもとに書いております。
まあ、どれだけの方に読んでいただけているかは
分からないのですが、適当に書いていこうと思っております。
そんなわけで、「読んでますよ」と言われると、
反射的に「スミマセ~ン」と謝ってしまいます。
駄文を垂れ流しているという自覚は一応あるのです。
さてさて、2週間ぶりに練習をしました。
AllstarClassic以来です。
今日はメンバーが少なく、ダニエルとシングルス。
90分持つだろうかという不安を抱えながらスタート。
実は今回、新たな武器にすべく、ダンロップ社製
ダイアクラスターリム2.5をテストしてみました。
結果から言うと、アジャストしきれませんでした。
ちょっと軽すぎました。
スイングスピードというか、振り出しが早くなりすぎて
タイミングが合わない。
ボールをガシッと捉えるフィーリングが出しづらい。
スライスもラケット面に乗せ切れず、滑るボールにならない。
打球フィールは最高なんですが。
まあ、最初ですからね。
ボチボチ馴らしてみましょうってことで。
Ken’sでは現在ラケットキャンペーン中なので
コートサイドに山ほどラケットが掛かっています。
仕事柄、どうしてもあれこれ試したくなる。
そんな欲望を抑えきれずに、試合中にとっかえひっかえ
気になるラケットを試してみました。
(ダニエルは、はらわた煮えくり返っていたかも)
で、結論。
やっぱりワタクシは、フレーム厚が均一になっている
フラットビームなフレームが好き。
スロートやヨークなど、一部が極端に厚かったり薄かったりして、
しなるポイントがハッキリ分かるのは好きじゃない。
あと、フレーム断面が四角のボックスタイプが好きで、
スイング時の空気抵抗を配慮して薄くなっているフレーム形状はキライ。
バボラで言えば、アエロプロドライブよりも
ピュアコントロールが好き。
HEADで言えば、エクストリームよりは、
ラジカルやプレステージが好きです。
・・・まあこれも極端な主観ですので聞き流してください。
たくさん試打すると、自分の好みが分かってきます。
そうすると、新製品も素材や形状などのスペックで
打球感が想像できたりします。
で、実際打ってみて、想像していた打球感との
ギャップを楽しんでみるのも一興です。
応援
フレンチオープン7日目、ジョコビッチが4時間の熱戦を制して、
地元フランスのパティエンスに勝利しました。
明らかに格下のパティエンスでしたが、
地元の利なのか、すべてのショットがバカ当たり。
完全にゾーンに入った状態だったようです。
当然、観客はほぼ全員、地元パティエンスの応援に。
ジョコビッチはかなりやりにくかったと思います。
そんな中、試合に集中し見事勝利をもぎ取るあたり、
さすが上り調子のトッププロです。
さて、テニスの応援というと、日本では非常に紳士的で
おとなしいイメージがあります。
実際、JAPANオープンや東レPPOなどでも
ポイント間は水を打ったように静か。
そして、ポイントが決まった後も、拍手がほとんど。
ヘタな掛け声を掛けると、浮きまくったりします。
対して、グランドスラムトーナメントの応援は非常にアクティブ。
ここはサッカースタジアムか?と思うほどの熱狂ぶり。
ナショナルフラッグのフェイスペイントは普通だし、
観客席で国旗はブンブン振り回すし、
チェンジコートのたびに、ウェイブが回り放題。
チェンジコート後に選手がプレーに入ろうとしても
皆、ビールを持ってウロウロしているし、
あちこちで盛り上がっている。
ほとんどお祭り状態。
これを良しとするかどうかは、意見の分かれるところだと思いますが、
実際その場にいて、どちらがエキサイティングで楽しいかといえば
それは言うまでもありません。
日本の大会(特に某室内大会)などは、クラシックコンサートよろしく、
咳払いでも叱られそうな雰囲気があって、もうちょっと楽しく観戦
出来ないかなぁなどと思ったりするのです。
野次や放送禁止用語はマズイとしても、雰囲気を楽しみながら
素晴らしいプレーには思い切り盛り上がれば良いと思うのですが。
どうでしょう?
あるコラムに、
「日本人はあらゆることを「道」にし、極め、神格化したがる」
と、書いてありました。
「仕事道」「野球道」「テニス道」
・・・「観戦道」そんなところもあるのでしょうか。
実際、ワタクシがテニスをはじめたとき、
最初に教わったのがマナーあれこれでした。
これは非常に大事なことで、ルールとマナーに裏打ちされた
素晴らしいスポーツであると思います。
実はその時に、プレーのマナーだけでなく、
いくつかの「道」も教わったような気がしています。
明確に教わったかというと、はるか昔のことなので
定かではないのですが。
「球拾い道」
身を低くしてスタンバイし、全力でボールを拾いに行く。
ボールを渡すときは、「ボール行きま~す!」と言いながら、
ワンバウンドで相手の胸元に寸分たがわず投げること、みたいな。
「観戦道」
プレー中は声を出してはいけない。
動いてもいけない。
息をしてもいけない。(これはウソ)
まあ、半分は冗談ですが、昔の部活動では実際、
これに近い世界があったように記憶しています。
ワタクシ自身、どちらかというとこれらには肯定派ではないのですが、
グランドスラムを観戦して、あまりの違いにぶっ飛んだおぼえがあります。
スポーツとしての盛り上がりを考えるに、
やはりプレーしても観ても楽しいほうが良い。
程度の問題はありますが、口に手をあてて
「シ~ッ!」みたいな雰囲気が支配し過ぎないほうが
良いのかもしれません。
何を考えながら守れば良い?
近所の野球チームに入ってるんですが、
野球とテニスのギャップに苦しんでおります。
テニスって、インプレー中は常にオン状態じゃないですか。
野球って、インプレー=必ずしも自分にとっての
オン状態ではないような気がするわけです。
ワタクシはレフトかピッチャーなのですが、
ピッチャーのときはまだしも、問題はレフトの時。
・・・・ヒマなのです。
天気が良けりゃ良いで、芝生に座ってノンビリしたくなるし、
寒けりゃ動いて無いとツライし、暑いと何もしていないのに
汗がダラダラと。
で、いきなり打球が飛んできてオン状態になるでしょ。
もしかして、インプレー中にオフ状態のワタクシが悪いのか?
でも、草野球って意外とレフトには打球が飛んで来ない。
だから常に気持ちをオンにしておいても、報われないことが多い。
以前、イチローがインタビューで、
「外野?ヒマですよ。色んなこと考えていないとやってられない」
と言っていたのを思い出しました。
色んなことって、どんなこと考えてるんだろう。
試合終わったら何食べようかなとか、そういうことじゃないよね。
またある本にはこんなことが書いてありました。
サッカーの中村俊輔も子供のころ、野球をしていたそう。
でも野球は延々と自分の順番が回ってくるのを
待たなきゃいけないからやめた。
サッカーならずっとピッチにいられるから。
確かに、打順も9回に1回しか回ってこないしなぁ。
8回は人が打つのを見てるだけだし。
まあ、そういう競技なんですよね。
ホント、チームスポーツに向かないワタクシ。
入荷しました
Ken’sではラケットキャンペーンの真っ最中。
今週はラケットが続々入荷してきました。
とりあえず入荷情報です。
プリンス
Oxyzxyz13
11xyzxyzSPEEDPORT BLUE
かなり扱いやすいオールラウンドモデルです。
このスピードポートシリーズは、好みが別れた
初期のO3シリーズのクセを上手く処理してあり、
振動や硬質過ぎた打球感を消してあるように思います。
ワタクシも初めて試打をした時に
随分進化したんだなぁと驚きました。
Oxyzxyz13
11xyzxyzSPEEDPORT RED
ブルーより若干ハードなモデル。
男性のワタクシなどは、こちらの方がしっくりきます。
フェイスサイズもミッドプラスなので、
飛びすぎも抑えられます。
シリーズ特有の振りぬきの良さで
かなりのスイングスピードを得られます。
スパッと振り抜きたい方にお勧め。
Oxyzxyz13
11xyzxyz HYBRID RESPONSE
燃える赤、戦うラケット。
中厚フレームながら飛びすぎない。
ツアーシリーズではさすがにシンドイけど、
まだまだガンガンいきたいぞって方にお勧め。
AllstarClassic優勝の前田コーチも使用中。
あなたもこんな海賊サービスが打てるかも(笑)
続いてブリヂストンです。
C-SNIPE 3.0 (シー スナイプ 3.0)
発表展示会で初めて試打した時、
ブリヂストン社の開発力にあらためて驚きました。
「スナイプ(狙撃)」のシリーズ名通り、
コースをピンで狙っていくイメージで打てます。
フレーム厚から想像するほどヤワなラケットじゃないです。
先日のAllstarClassicでは福井プロも使用してました。
フレーム内側に鉛をビッシリ貼って
ウエイトチューンがしてありました。
C-SNIPE 2.8 (シー スナイプ 2.8)
3.0より若干大きめフェイスの103平方インチ。
よりオールラウンドに仕上がっています。
ダブルス中心の方は、こちらの方が良いかも。
面安定性はピカイチです。
PBV C-POWER 2.45
神尾米プロがメインキャラクターのシリーズです。
コンセプトは「楽ラケ」。
見た感じで分かりますか?
フレーム長が少し短いのです。
これで違和感によるミスヒットが減るのではないでしょうか。
ラケットカバーも可愛いです。
女性にお勧め。
とまあ、今回のラケットキャンペーンも
あらゆるニーズ・レベルにお応えできる機種を揃えています。
買う買わないは別に、この機会を利用して
あれこれ試してみてください。
道具談義もテニスの楽しさのひとつですよね。
いや、まいったね
AllstarClassicからもうすぐ2週間。
以降、まったくテニスをしておりません。
なにかと立て込んでいて、一球もボールを打っていない。
忙しくて、プレー出来ないだけなのに、旭コーチには、
「この人、オールスター終わって、熱冷めとる・・・」
なんて、言われる始末。
実は、新たなテストラケットを入手しました。
ワタクシ、何となくなのですが、
何年もHEADのラケットを使っています。
特に契約をいただいているわけでもないのですが、
歴代の使用ラケットはHEADが多いのです。
担当氏と仲が良いからとか、そんな理由。
AllstarClassicの日、ダンロップ社のI君に、
「そろそろラケット替えたらどうですか?
ウチのラケットで好きなのあります?」
と言われたので、
「ダイアクラスターリムは好きだよ」
と。
「何番が好きですか?」
「2,5かなぁ」
そんな会話で別れたら、数日後モニターが届きました。
ダイアクラスターリム2,5
ありがとうございま~す!
冒頭のようなわけで、まだガットも張っておりません。
ゴメンなさい。
マイストリンガーの旭コーチが多忙なようで、
ワタクシと目を合わせてくれないというか、
聞こえよがしに、「ああ、忙しい忙しい・・」とか言うもんですから。
来週あたりには使ってみよう。
練習する時間をつくらないと。