TV処分とか、授業参観とか
「書を捨てよ、町に出よう」を書いたのは寺山修二か。
書は捨てられないが、TVを処分した。
さてどうやって捨てるかと色々調べたが、事情により
早く処分したかったので、廃品回収業者に頼むことにした。
しかし、そうそうタイミング良く廃品回収が回って来るわけもない。
相手が来なけりゃ、こちらからということで、自転車で探しに出た。
しばらく近所を走り回ると、ビンゴ!
軽トラックにのった業者のオジサンを見つけた。
料金を聞くと、小さなTVは無料だが大きなものは有料らしい。
頼みたかったのは、37型のブラウン管TV。
まあ、そんなものかという価格表示だったので頼むことに。
実物を見たオジサン、「持てるかな。これ」と腰が引けている。
「大丈夫、ボクも手伝うから」と荷台に積み込んだ。
「オジサン、これってどうするの?」と聞くと、
「海外に持って行くんだよ。だから小さいほうがいいの」だそうだ。
どうやら大きなサイズはあまり引き合いが無いらしい。
じゃあ、小さなTVも出すよってことで、
ビデオデッキと14型TVも持っていってもらった。
片付いて良かった。
そんなわけで、ウインブルドンが観られない。
ケーブルTVのユニットを別のTVに繋げば良いのだが、
どうにも面倒で腰が上がらない。
テニスマンとしてはそうも言ってられないので
今晩あたりやってみるかってところだ。
さて週末、授業参観があった。
今年から下の子が1年生になったので、
2人見なければいけないから大変だ。
10歳児は前の授業の教科書が机の上に出たままだ。
しかも三角定規をいじくりまわしながら話を聞いている。
道徳の授業に三角定規は必要ない。
「ちゃんと集中せんかい!」と、頭を叩きに行きたい衝動に
駆られたのだが、さすがにそれはガマンした。
道徳の授業は、相手を思いやりながらの対話的なことだった。
約束の時間に遅れてきた友達にどんな言葉を掛けるかみたいな。
そんなこと、道徳で教わることなのか?
昔からそうだったっけ?
そういうのって、実際の対人関係の中でケンカしたり、
失敗したりしながら、体験として身につけていくものだと思っていたが。
今の対人関係って失敗が許されないのだろうか?
よく分からん。
授業を聞いてきて、色々思った。
やっぱり先生もプレゼンとパフォーマンス力が必要だ。
面白い先生の授業は親が聞いていても引き込まれるし、
そうでない授業は子供たちも親も退屈だ。
子供たちの落ち着きや私語は授業のパフォーマンスに
よるところが大きいと思うのだが、どうだろうか。
ちなみに10歳児の集中してないっぷりは先生のせいではない。
彼の緊張感の無さがすべてである。(苦笑)
昼、授業参観を終え、とある打ち合わせへ。
タイトなスケジュールだったが、何とか予定通りの時間で終了。
結論まで持っていけたので良かった。
そして、さらに次の打ち合わせへ急ぐ。
ここでは、アドバイスや有益な情報をたくさんいただく。
今後に生かさなければ。
その後、野球チームの仲間の家へお呼ばれ。
眺めの良いバルコニーで、ビールと手作りピザをいただく。
生地からつくる本格ピザだ。
相変わらず美味い。
商売になるよ、これ。
飲みつつ、色んな話を聞かせてもらう。
知らなかった彼のバックボーンなんかも聞かせてもらった。
なるほど深い。
ワタクシなんぞは、ピザ生地以上に薄っぺらだぞ。(開き直り)
ちょっとタイトだったが、色んな人から色んな刺激を受けた一日だった。
持つべきものは友人知人だね。(もちろん家族もね)
皆様、こんなワタクシにいつもお付き合いいただき、ありがとうございます!
バボラ XS102 インプレ!
朝、犬の散歩をしていた。
角を曲がったら、ヌッと大きな人が現れた。
千葉ロッテマリーンズのベニー選手だった。
思わず声が出た。
「あっ、ベニーさん」
「オハヨウゴザイマス」
とても丁寧に挨拶された。
そう、彼はご近所さんだ。
「今日は勝ってね」
「ガンバリマス!」
手を振る道行く人たちにも会釈しながら車に乗り込んでいった。
マジメな人だ。
ガンバってよ。
さて、インプレ。
Babolat XS102
■フェイスサイズ: 102平方インチ
■グリップサイズ: 1・2
■ウエイト: 265g
■フレーム長: 27インチ
■フレーム厚: 23,5-30.0mm
■バランス: 345mm
■ストリングパターン: 16×20
■価格: 29,400円
新しいピュアドライブは、今日本でいちばん売れているラケットだそうだ。
市場シェアもウイルソン、プリンスの2大巨頭に迫る勢い。
選手使用のイメージが強いバボラ。
ブランド力もすごいものがある。
ツアー系がクローズアップされがちなバボラだが、
飛び系の使いやすいモデルもしっかりそろえている。
このXS102もそのひとつ。
飛び系の中では比較的ツアー系のテイストを残しているモデルだ。
スロート部の「SWEETSPOT」の文字が
このラケットのセールスポイントを表す。
ピュアドライブ系の味を残しつつ、扱い易くがコンセプト。
フェイスサイドには、XSウーファー搭載。
効果としては、長い接触時間とホールド感による
スイートスポットの拡大と振動吸収だそうだ。
個人的には、ボールとストリングの接触時間は
そう変わるものでは無いと思っている。
しかし、接触時間が長いと感じさせる味付けは可能なのだろう。
実際、くわえ込み感はスゴイものがあった。
上の拡大写真だと、かなりブ厚いフレームのように見えるが、
実際にはさほどの違和感は無く、バランスの取れたフォルム。
スロートにあしらわれた丸いデザインがシールに見えて仕方ない。
初めて見た時、思わず剥がそうとしてしまったぞ。
打ってみた。
さすが、能書きどおりに使いやすい。
当たり前なのだが、本当に使いやすい。
特に、打球時のボールをくわえ込む感覚はかなりのもの。
フェイス全体がググッとボールをホールドするのが分かる。
先に、「接触時間はそう変わらない」と書いたが、
実際の接触時間の値は別に、感覚的にはかなり長く感じる。
いや、長いというかフェイスとストリングがボールを
いったん掴む感じという表現が正しいだろうか。
一般にボールをくわえ込む感覚と、軽く飛ぶ感覚は
相反するようにも思われるが、ダルな感覚も無く
ボールが打ち出される。
このへんはフレームの厚みによるものだろうか。
バランスのとれた味付けになっている。
スピン感覚は掴んで転がす感じ。
確実に回転が掛かっているのは良く分かるが、
キレ良く、ビシッと回転がかかるフィーリングは
少し薄いかもしれない。
実際の回転量は変わらないだろうから、
このあたりは好みの問題だ。
少し気になったのは、トップ部でヒットした時の振動。
フェイス上部でヒットしてのスピンやサービスでは
少し不快なビビリ感がある。
これはもしかすると、ストリングのセッティングで
解消されるのかもしれない。
サービスもじゅうぶんにスピードが出る。
ただし飛びが良いので、パワーのある人が
フラット系のサービスをシビアに打ち込むには
飛びすぎ対策に多少の調整が必要だと思う。
まあ、そういう人はピュアドライブをオススメするが。
このXS102、扱いやすさを追求しながらも、
ツアー系の味をギリギリ残している。
「ピュアドライブはキツイけど、
飛びすぎるラケットはちょっと・・」
そんな人は一度打ってみられたし。
ふざけんなよ
Ken'sららぽーとで看板の取り付けをした。
ひとり作業だ。
暑いぞ。
で、脚立怖い。
まだ半分しか終わっていない。
結束バンドが足りなくなって、途中で買いにいったりしたら、
結局、3時間近くかかって完成。
ふぅ・・・ホント、何でも屋だな、オレ。
さて、先日のこと、斯波コーチが言った。
「このウェアなんですけど、洗濯して畳んでおくと、
袖のラインがくっついちゃうんです」
「そうなんだ。ボクと同じヤツだよね」
「結構、強力にくっついてるんで、無理に剥がそうとしたら
ラインが剥がれちゃいました」
「なわけないだろ。大げさだな、お前」
たしかに袖のライン、くっつきそうな素材で出来ているが、
斯波コーチ、話を面白く脚色したなと思ってた。
一昨日、件のウェアを着ようと、クローゼットから出した。
何と、ライン同士がくっついている。
斯波コーチの話を信用したわけではないが、
少し慎重にライン同士を剥がしてみた。
結構、強くくっついている。
なかなか剥がれない。
なんだコリャ。クソ!
斯波コーチの話は本当だった。
しかしなんだ。
アディダスさんよ。
これ、アリなのか?
明らかに問題だと思うのだが、誰も文句言わないのか?
ここまで大きなブランドだと、どこに文句を言えばいいのか分からないぞ。
交換してくれないかな。
グリップテープの話
DRK(ダーク・・・ではない)さんのブログに
ご紹介いただいたので、お返しに。
真剣な表情で居酒屋の看板を撮影するDRKさん。
最近、DRKさんはテーブルにデジカメを置いて飲んでる。
そのうちビールとか焼酎をこぼされて壊れると思う。
(もしかして防水なのか?)
「泣ける鉄火」も「泣けるカッパ」も美味いなぁ。
また会社のボトル飲んじゃいました。
N社長、スミマセン。
さて、グリップの話の続き。
ワタクシ、ラケットのコンディションにおいては、
特にグリップへのこだわりが強い。
とにかく汚れていたり、ズルズル滑るようなグリップはダメ。
手に吸い付いて、多少のオフセンターヒットでも
グリップが回らないものでなければと思っている。
(まあ、センターを外すことが多いってことだ)
最初にラケットに巻かれているリプレースメントグリップは
チェンジコートや試合前に簡単に巻き替えることは出来ないし、
1500円くらいだから、そうマメに巻き替える値段じゃない。
そんなわけで、作業的にも価格的にも簡単に交換できて、
常に新品状態を保てるグリップテープ派だ。
自分のラケットは一度もまっさらなグリップを握ることなく、
グリップテープを巻いてしまう。
ワタクシのグリップサイズは2だが、常にYONEXの
薄めのテープを巻くので、実質は2,5サイズくらいだと思う。
昔、ウッドラケットだった頃、グリップは皮製だった。
薄い記憶だが、ウイルソンなどの海外メーカーの
グリップは高級そうなレザーだったと思う。
国内メーカーのグリップは薄いレザーで、
すぐにヘタってしまったように思う。
当時、ラムキン社とかフェアウェイ社から、
様々なタイプの交換レザーが発売されてたので、
国内メーカーのラケットもグリップレザー交換をするのが
普通だったように記憶している。
しかしワタクシの場合、どんな高級レザーでも手が滑ってダメ。
(真ん中で打たないからだ)
滑り止めに、硬いガーゼみたいなものに糊が含まれていた
グリップテープを巻いていた。
このグリップテープ、手が滑ることは無いのだが、
ザラザラした表面と糊の関係なのか、
手もガサガサに荒れてしまう。
親指の内側なんぞ、常にひび割れ流血状態だった。
それでも、この滑らなさ具合に勝るものは無かった。
その後、トーナーグリップタイプが発売になり、
ソフトさと吸着感の両立が実現し、
親指から血を流さずに済むようになった。
これはかなり画期的な商品だった。
しかしセミドライタイプは、やはり汗をかくとすべる。
そこに出てきたのがウェットタイプだ。
これはもう素晴らしいのひとことだった。
これらのグリップの進化は、新素材への移行とあわせて、
プレーの快適さを画期的に変えたと思う。
恐ろしく字のヘタなワタクシにとって、
ワープロという画期的な発明が救世主になったように、
ラケットの真ん中で打たないワタクシには、
グリップテープは手放せないマストアイテムなのだ。
働く父の日
忘れていたのだが、父の日らしい。
朝、子供たちがカードをくれた。
手作りが嬉しい。
チョコレートもくれた。
お小遣いで買ってくれたらしい。
で、父の日なのだが、子供の付き添いで
ワールドホビーフェアなるイベントへ行く。
このイベント、ポケモンやらコナンやら、カードゲームやら、
子供たちにとってはたまらないイベントらしい。
昨年も行ったのだが、炎天下で2時間以上並んで
ようやく入場したという苦い思い出がある。
そんなわけで、今年は何とかパスしようと思ったのだが、
子供の熱意(というか、しつこさ)に負けて行く羽目に。
何度も言うが、今日は父の日らしい。
しかも、9時の開場時間なのに7時に行くという。
唯一の救いは、会場の幕張メッセは歩いて行ける距離
ってことなのだが、なんと今年は雨。
こんな雨の中、何時間も並ぶのは正気の沙汰じゃないと
説得を試みたのだが、まったく聞く耳持たず。
気づけば、列のあちこちで同じように説得するお父さん多数。
誰も聞き入れてもらえてなかった。(笑)
土砂降りの中、並ぶこと2時間半。
濡れていないのは肩から上だけ。
めげる親、驚異の忍耐を見せる子供たち。
好きなことにはここまで執念を見せるんだなぁ。
ようやく入場。
人ごみを掻き分けて、お目当てのカードと
ベイブレード(現代版ベーゴマ)を購入。
昼食代込みでもらった特別小遣いは
使い果たしたらしく、ワタクシの奢りで昼食。
しつこいようだが、今日は父の日らしい。
メールによると、友人の父の日のプレゼントは「一日フリー権」だそうだ。
で、何してるかと思ったら、「ジムでトレーニング中です」だと。
他にやることないんかい。
夕方、妻も仕事から帰宅。
夕食は冷やし中華らしい。
錦糸玉子をつくっていたので、
「フ~ン、そうやってつくるんだ」と見ていたら、
「たまにはやってみては?」とのお言葉。
じゃあと、包丁を手に取り、錦糸玉子を切る。
「もっと、細かく切って。1ミクロンくらい」
「ウ~ン、厚みが揃っていませんなぁ」
横からゴチャゴチャとうるさい。
どうやら、助手席から運転についてゴチャゴチャ言われた時の
仕返しをしているらしい。(苦笑)
つっこまれてはボケ返しながら、なんとか冷やし中華完成。
感想は、「ああ、楽しかった」だそうだ。
どうやら一緒に料理するのは嬉しいらしい。
普段よりも色々やった、そんな父の日。
絶妙グリップ
仕事帰りに一杯だけ飲んだ。
家に帰りたくないわけじゃない。
念のため。
ひとりなので、お相手はiPodクン。
今日のステージはARBだ。
♪オヤジの靴を履いてみた。
オレにはちょっとキツイけど♪
ダディーズシューズか。
石橋凌、若いなぁ。
役者になるとは思わなかった。
さて、先日試打をしたプリンスのZAP95。
書き忘れたことがある。
それはグリップ。
このグリップ、おそろしく握りやすい。
手に優しく吸い付いて、ドライ過ぎずウエット過ぎず、
絶妙な感触でのホールド感を約束してくれる。
素材が柔らかいのか、握った瞬間に手に馴染む。
かといって、指がグニャっとめり込むような不快感は無い。
あまりに指がめり込んでしまうグリップは、
ラケットから手に伝わる情報がダルになる。
しかし、レザーのような硬い素材は厳しい。
素材の厚みが絶妙なのだろうか、適度な沈み込み感が良い。
また、表面が細かな突起加工になっていているからか、
グリップが汗でグチャグチャにならない。
ドライとは言わないが、ベタっと粘りつく感じは無い。
プレー開始直後から最後まで同じ感触で握れるのは
試合においては非常にありがたいと思う。
グリップエンドの引っかかりも適度だし、
手への吸い付き具合と相まって、安心感が大きい。
これ、前モデルあたりから採用されたものだろうか。
ここ数年でいちばん良いと思う。
このグリップだけでも、このラケットを使う価値があるくらい。
大げさだけど、本当にオススメのグリップである。
Prince EXO3 ZAP95 インプレ!
色々あって、春の展示会にはお邪魔出来なかったプリンス。
結局、あまり情報も無いままに日が過ぎ、
カタログを見るだけだったのだが、
ようやく試打をすることが出来た。
EXO3 ZAP95
■フェイスサイズ: 95平方インチ
■グリップサイズ: 1・2・3
■ウエイト: 290g
■フレーム長: 27インチ
■フレーム厚: 22-33-22mm
■バランス: 330mm
■ストリングパターン: 16×18
■価格: 29,400円
メーカーHPによると、こんなラケットらしい。
290g、95平方インチフェイスにEXO3エナジーチャネルと
ミッドフォーカスのストリングパターンを搭載することで
競技系中級者にとって高い面安定性と抜群の振り抜き
を可能にした柔らかめフレームラケット。
飛びと打球感を調整するスピードポートチューニング機能搭載。
O3シリーズから始まったグロメット革命が、
果てしなく進行していくプリンスラケット。
正直、最初の頃のモデルは随分と硬くて
癖のある打球感に閉口したものだが、
進化するにつれ、どんどん使いやすくなっていった。
そしてこのEXO3シリーズは、適度なしなりとホールド感も実現した。
中でも、モンフィスが使用するREBELは、ホールド感と飛びが
高次元両立していて、その戦闘力に驚いたほどだった。
ここまでの進化度合いを思うに、
ZAP95への期待は大きかったのだが・・・
まさに期待通りの1本だったのだ。
フェイスサイズが95平方というと難しそうな先入観もあるが、
実際使ってみると、そんなことはまったく感じない。
適度なホールド感とともに気持ちよくボールが飛んでいく。
フェイスサイズからも分かるように、
フェイスのたわみでボールを飛ばすというよりは、
フレームのしなりがボールを打ち出してくれる感じ。
フェイスが遅れて出るほどのしなりではなく、
本当に一瞬のしなりからボールで打ち出される。
手に伝わる振動も、不快なものはほとんど無い。
センターフォーカスのストリングパターンというわりには、
若干、フェイスの芯まで柔らかい感じもあるが、
このへんは、競技系中級者を狙ったものとしては
ど真ん中のセッティングなのだろう。
290gのウエイトは少し軽いような気もするが、
バランスが偏っていないので、取り回しの違和感は無い。
95平方インチのフェイスながらも、ネットプレーに
苦労しないのは、ウエイトとバランスのおかげかもしれない。
また取り回しの良さはストロークにも生きる。
一瞬ヘッド遅らせて、ストレートや逆クロスに打ったり、
ヘッドを早めに出してクロスに落としたりという
コントロールがしやすい。
このあたりの操作性はREBELなんかも同様だ。
スピンは少し潰して掛けるイメージ。
ストリングに引っ掛けるように打つと、失速するかも。
サービスはどの球種も違和感が無い。
特にフラットはキレイに真っ直ぐ飛んでいった。
スライスのキレも良い。
スピンサービスは、もう少し引っ掛かる感触が欲しいところ。
とにかく癖の無い、優等生ラケットだと思う。
使いこなすのに時間がかかるような完全なツアーモデルではなく、
ツアー系の入門・・・いやその少し先くらいの方におすすめしたい。
基本的にはストローク中心のプレーヤー向きかと思う。
少しのスピンで叩きたい人にはじゅうぶんな武器になるだろうと思う。
デザインはそれぞれの好みってことで。(微妙)
膝痛とか、鉄柱攻撃とか。
ウインブルドン、ナダル欠場だって?
連覇が掛かっているのに欠場とは、
膝の具合はかなり悪いのか?
昔、先輩コーチがよく「膝が痛い」と言ってた。
どうしようもなくなると、病院で水を抜いてもらうとも。
そんな恐ろしい症状なのかと思いつつも、まだ若かったので、
痛みの度合いをまったく理解できなかった。
そんなワタクシも、昨年あたりから膝が痛むことが増えた。
練習をした後、野球をした後(こっちのほうが多いかも)、
膝が痛み、足を引きずることも少なくない。
水を抜くとか、そこまではいかないにしても、
膝が曲げられず、座れないほどになる。
運動直後は膝全体が腫れあがっている感じ、
数日すると、膝関節がかみ合っていない感じになる。
これはツライなぁ。
他人に説明しても分からないだろう。
やっぱり、痛みは本人にしか分からないものだ。
ということで、ナダルには膝を直して、
USオープン制覇に向けて頑張って欲しい。
ワタクシも頑張るよ。(一緒にするな)
さて、「実写版 テニスの王子様」の話。
ホント、色んな技が出てくる。
漫画が始まった頃、ジュニアたちに、
「ねぇ、ツイストサーブ打てる?」とか、
「ポール回しできる?」なんて聞かれたコーチも
多いんじゃないだろうか。
ツイストサービスやポール回しは出来ても、
「コーチ、スネークショット打ってみて!」には
「出来るかいっ!」って答えるしかない。
そのポール回しで思い出した。
高校の時、ワタクシたち1年生は球拾い。
グランドスラムのボールパーソンみたいに
ネット脇でしゃがんでダッシュでボールを拾うという
文化は無かったけど、ネット脇で直立、
手を後ろに組んだ姿勢での待機が義務づけられていた。
ある日、先輩がポール回し気味にサイドラインの外側から
フォアハンドストロークを打ち込んできた。
打球はネットポスト脇でボール拾いをしていた
一年生のアラキくんの頭めがけて一直線に飛んできた。
アラキくん、何を思ったか、手を後ろで組んだまま、
ボールを避けるために瞬間的に頭を下げた。
応援団の「オス!」って挨拶みたいな感じ。
そのままアラキくんはネットポストに額をぶつけた。
顔を上げたアラキくんの額から、ダラーっと血が流れ落ちた。
プロレスの鉄柱攻撃みたいだった。
すぐに病院送りになったアラキくん。
以降、彼は先輩から「鉄柱」と呼ばれることになる。
それは先輩たちが卒業するまで長きに渡った。
そんな危険な思い出(?)の「ポール回し」だ。
ちなみにワタクシ、高校3年間一度アラキくんには負けたことは無い。
テニスの王子様
野球でもやってないかと思ってケーブルTVを観てたら、
「実写版 テニスの王子様」をやっていた。
漫画は読んだが、映画を観るのは初めて。
途中からだったけど、結局最後まで観てしまった。
・リョーマとキャプテン(?)が非公式にシングルスをしたコート、
ウチの会社のそばのJR京葉線脇のコートなんだね。(もう今は無い)
いつ頃、ロケしたんだろう?
・出演者たちのテニスのフォームが、時々上手そうだった。
こういうスポーツものって、本当にテニスをする人が観ると
恥ずかしくなるくらいヘタっぽいフォームだったりするんだけど、
まあ、観られるレベルの子も多かった。
出演者へのテニス指導って、白戸プロだっけ?
おそらく素人さんばかりだったろうに、白戸さん流石だ。
そういえば、白戸さんから頼まれて、合宿用のコートを
押さるのを手伝ったことを思い出した。
一度くらい観に行けば良かったなぁ。
・漫画だと何となく自然に受け入れていた必殺技。
地を這うドロップボレーとか、
相手のストリングをぶち破るスピンとか、
物理法則を無視したボールの軌道とか。
もちろん、CG使いまくりで再現している。
まあ、漫画どおりなんだろうけど、
とんでも映画っぽくになってる。
普通のショットでシビアな展開じゃ、
テニプリにはならないんだろうけど。
・リョーマのラケットはYONEXだった。
他のメンバーはMIZUNOやブリヂストンやプリンスなど
各テニスメーカーがバランス良く配置されていた。
こういうの協賛金とか払うのかな?
・最後の試合のハチャメチャプレーの敵役のラケットは
市販モデルじゃないコスメでメーカーが分からないような
加工がしてあった。
中身はプリンスだろう。
役柄的にメーカーは出さないようにしたのだろうか?
・選手役の出演者の名前、ひとりも知らなかった。
知ってたのは、リューマのお父さん役の岸谷吾郎だけ。(苦笑)
本当はみんな有名なアイドルなんだろう。
そんなどうでも良い細かなことが
気になって仕方がなかった映画だった。
もっと昔の漫画だけど、「フォーティー・ラブ」映画化されないかな。
懐かしロゴ
某所を歩いていたら、こんな看板が目に入った。
喫茶店の看板だ。
大手チェーン店に押されて、こういった独立系の喫茶店が
どんどん減っていると聞くが、まだ地方に行くと頑張っている
お店も少なくないようだ。
ワタクシが食いついたのは、この店名だ。
「VAN」
ある年齢以上の方なら、誰もが知っているこのロゴ。
ファッションの神様、石津謙介氏が生んだアイビーブランドだ。
VANは洋服の着こなしだけでなく、スポーツや若者文化などの
ライフスタイルまでを提案する総合ブランドだった。
アメリカンフットボールチームもあったし、VANのロゴの入った
アメリカンテイストいっぱいの工具セットまであった。
ワタクシ、小学校の時にこのVANとアイビーにかぶれ、
地元では売っていなかったVANのステッカーやシャツを
100キロも離れた仙台まで買いに行っていたほどである。
小学校4・5年の男子といえば、まだ親に買ってもらった服を
そのまま着るような時期でもあったと思うが、
周囲がベルボトムのジーンズを着ている中、
スリムジーンズをはき、ボタンダウンシャツを着たりした。
中学生になると、コットンパンツ(今で言うチノパン)をはき、
ボタンダウンシャツにレジメンタル柄のネクタイを締め、
何とか手に入れたブレザーを着たりしていた。
当然、友達からは奇異な目で見られ、
「お前、なんでお父さんのズボンはいてんの?」
なんて言われたりもした。(当たり前だ)
カバンにVANのステッカーを貼って、VANロゴの入った紙袋を
後生大事に小脇に抱えている中学生なんぞ
他にいるわけもなく、かなり変な存在だったと思う。
その後、ポパイやホットドッグプレスが若者の教科書として大ブレーク。
誰もがアイビーやプレッピー、そしてサーファー的な格好に走るという
今にして思えば、楽しくもありながら、何とも没個性な時代だった。
そんな中、「オレはこんなに流行る前からこの格好だぜ」なんて
変な意識も持ちながら、でも同じ格好だったっけ。
色々あって、VANは倒産した。
しかし今も「VAN JACKET」としてブランドは残っている。
もうVANの服はクローゼットに残っていないと思うけど、
ワタクシの思春期を思い切り侵食したブランドであるのだ。
なんてことを久しぶりに思い出した。
Babolat PURE DRIVE インプレ!
最近、暑いんだか涼しいんだか、面倒な陽気だ。
汗だくになったり、なんだか喉が痛くなったり、体調も変な感じ。
皆様、体調管理にお気をつけください。
さて、インプレである。
巷で今一番売れているらしい、これ。
Babolat PURE DRIVE
■フェイス 100平方インチ
■ラケット長 27,0インチ
■フレーム厚 23.0~26.0mm
■バランスポイント 320mm
■重さ 300g
■ストリングパターン 16×19
■価格 33,600円
バボラの名を世に知らしめてたフラッグシップモデルである。
特にロディックの使用モデルとしての印象が強いが、
一般プレーヤーにも愛好者が多いのが特徴だ。
ワタクシ個人的には、ロディックがピュアドライブを
使っているのがどうもにも解せないというのが正直なところ。
一般プレーヤーの使用率が高いことでも分かるように
どちらかと言うと飛び系のこのラケット、
ロディックのパワーにはマッチしないんじゃないかと思っていた。
実際、試打をしても結構気持ち良く、楽にボールが飛んでいく。
やはりロディックの片腕にしては、フレームがオーバーパワー
なんじゃないかと思うのだが、長きに渡り使用しているところを見ると
彼なりのセッティングがあるのだろう。
(ロディックのセッティングには詳しくない)
プロも一般プレーヤーも使えるモデルという
新たな道を切り開いたのが、このピュアドライブ。
以降、多くのメーカーが対ピュアドライブと思われるモデルを
輩出することになるほどのヒットモデルだ。
そんなピュアドライブが今年5月、色目も鮮やかに進化した。
飛びを感じさせる特徴的なフレーム厚。
フレーム内側のコスメはグラファイト繊維をイメージさせる。
フェイスサイドにはウーファーシステム。
この2つのシステム、打球感が柔らかくなるんだろうか。
この手のラケットに搭載する必要があるのだろうか?
両システムの相乗効果で、打球感がボンヤリしてしまうような気がするのだが。
(いちおう)ツアー系のラケットをチョイスする人たちが、
そういう打球感を好むとも思えないのだが、
逆に言うと、幅広い層の支持を受け続ける要素なのかも。
さて、実際に打ってみた。
硬くなったというか、カッチリした印象を受けた。
前モデルは良く言えばソフト、悪く言うと少しボンヤリした打球感だった。
そんな味付けに振ってしまって、アンディさんもOKなのか?と思うほど、
ソフト路線に走ってしまったように思えたほど。
(もちろん、選手も使うラケットにしてはという意味)
しかし、今度のモデルはしっかり芯のある打球感と
ピュアドライブの特徴である飛びのバランスが取れている。
コアテックスシステムの効果も適度で、打球感という
貴重な情報が必要以上に殺されることは無い。
コクッという芯のあるくわえ込みの後、
しっかりボールにパワーを加えてくれる。
フレーム重量も重すぎず、軽すぎずの300g。
そのため、スイングが先走ったり遅れたりの
アジャストを意識的にする必要も無い。
そのへんはヒットモデルたる所以だと思う。
スピンに関してはヘビートップスピンをかけようとすると、
(オフセンターヒットの多いワタクシには)
フェイスのフレーム厚が少し気になるが、
フェルトの引っ掛かりを感じさせながら
キレイに掛かってくれる。
ただし、フラットでズドン!と打つと、
飛びすぎてアウトすることも多くなるので、
やはり適度なスピンが良いんじゃないかと思う。
ボレーはフレームのパワーもあり、
フェイスを合わせれば楽に飛んでくれる。
必要以上に押し出す動作も要らないので、
アングルやドロップの精度も
一番感触の良かったのはサービス。
フラット、スライス、スピンともに
自分のイメージした軌道以上の
ボールが飛んでいったように思う。
どうしても、ロディックのイメージが
頭にあるからなのかもしれないが、
それもプロ使用モデルの恩恵だろう。
(使えるものは何でも使うのが良いのだ)
実際、相手をしてくれた柄田コーチからも、
「サービスの伸びがスゴイです」とのコメントだった。
(とっとと終わらせたかっただけかもしれないが)
やはり、バランスの取れたオールラウンドモデル
であることは、歴代変わりが無い。
打てば打つほどに、ビッグセールスに納得のモデルである。
1世代前の芯の通った感触を取り戻したピュアドライブ。
前モデルに違和感があった人も戻ってきて間違いない。
面接
面接会にお邪魔した。
テニスコーチを養成する専門学校の合同面接会だ。
この学校からKen’sに入ってきたコーチは少なくない。
そして、ほとんどのコーチが変わらず活躍している。
先輩後輩のラインがあるのかは分からないが、
長きに渡って頑張っているのは非常に良いことだ。
昨年同様、澤村コーチにも同行してもらい会場へ。
同業他社の社長さんも数名来られていた。ご
挨拶をしつつ、二人とも心の中で、
「他社は社長さんなのに我々のようなチンピラが面接官で良いのか?」
と思ったりした。
午前中は面接。
複数名で25分というスタイルで7回転くらい。
緊張しつつも一所懸命話す初々しさが良かったりする。
何度も同じパターンで話すと、自分のテンションが落ちるので、
澤村コーチにバトンタッチしたり、微妙に内容を変えたりした。
「こんな聞き方をすると、面白い答えが返ってくるのか」とか、
「本音を聞くのはこの手がいいな」とか、
「緊張がとけると、なかなかいい笑顔じゃない」とか、
色んな発見があって楽しかった。
昔は会社の説明を機関銃のように話したが、
最近は簡単な説明と方針をだけを伝え、
詳しくはHPを見てもらうようにしている。
あとは質問形式中心で、個々の考えを聞かせてもらう。
いくつもの質問を繰り返すうちに、最初はトレーニング通りに
模範解答しかしなかった学生の本質が垣間見えるのだ。
午後はコートに移動して、実技面接。
本人たちは大変だろうが、緊張しながらの真剣なプレーを
細かく観察させてもらうのだ。
実はワタクシの面接にはいくつかの着眼点がある。
例えば、2名同時の面接では、話しをしている本人だけなく、
話しをしていないもう1名の様子をみることにしている。
自分が話し終えてホッとして無反応は良くない。
仲間が一所懸命話しているのを聞いてあげて、
頷いたりしてあげているかが大事なのだ。
コートでの実技試験では、待っている間に何をしているかが大事。
自分が打っているときは観られているのはよく分かるから、
誰だって真剣にプレーをする。
自分の出番が終わったり、待っている時に声を出したり、
一所懸命にボールを拾ったり、待機コートでのラリーを
真剣にやっているかを見せてもらうのだ。
若いし新人なら、多少の技術不足はあるだろう。
大事なのはその後だ。
裏表無く、手抜き無く、素直に必死で学べるかが大事。
それは見られていることを意識していない時の
態度で分かることが多い。
こんなネタバラシをして良いのかは分からないが、
他にもチェックポイントはたくさんあるから、まあ良いとしよう。
とにかく、素直に頑張れる人ほど伸びるってことだ。
(自分のことは棚にあげてるけど)
この日、面接に参加した学生さんは皆さん非常に真面目。
手抜きっぽいものは見られなかった。
先生の指導が素晴らしいのだろう。
この先、2次~3次面接とまた縁があると良いな
と思いつつ会場を後にしたのだった。
皆さん、頑張ってください!
インタビュー
最近、これが気になる。
テキスト作成に特化したデジタルメモ機。
一度、店頭で触ってみたが、立ち上がりも一瞬だし、反応も悪くない。
色々と原稿を書く人には案内便利なツールかも。
まあ、ワタクシはそんなに原稿書くわけじゃないけど。
で、原稿書きといえば新聞記者だ。
週末のプロ野球交流戦のこと。
無理やり阪神タイガース応援グッズを身にまとわされたワタクシ。
トイレついでに、観客席裏でのイベントなんぞを散策していた。
マリーンズのマスコット、マーくんもいた。
自分が阪神のユニフォームを着ていることに
気づいたのは、写真撮った後だった。
阪神ファンにも愛想は良いらしい。
タイガースのマスコット、トラッキー。
トラッキーって、「TO LUCKY」なんだね。
知らなかった。
っていうか、気にしたこともなかったけど。
マリーンズの応援団、M☆Splashと踊ろうって企画。
マリーンズ、タイガースのユニフォーム入り乱れての子供たちの競演。
曲はマリーンズの応援歌。
そんなこんなを見ながらウロウロしていたら、
突然、男性に声を掛けられた。
「スミマセン、ちょっとよろしいでしょうか?」
「あ・・・ハイ。(なんだコイツ)」
「私、デイリースポーツの○○と申します。
インタビューをお願いしたいのですが」
「え?ま、まあ・・(ヤバイ)」
ちなみにワタクシ、野球はまったく詳しくない。
4年前まではプロ野球12球団すら言えなかったし、
監督の名前はおろか、選手の名前なんてのもまったく知らなかった。
実は今もマリーンズの選手名を数名知っているだけ。
聞かれても、答えられることなぞ無い。
「現在低迷状態にある阪神タイガースですが、
ここを脱するために、何をどうしたら良いと思いますか?」
「(やばい。阪神かよ。ますます知らないぞ。そうか低迷してるのか。汗)
ウ~ン、難しいですねぇ。それが分かれば私が監督やってます」
どうやら、阪神のユニフォームを着てヒマそうだったから
声を掛けられたってことのようだ。
よりによって、今日初めて阪神の試合を観るワタクシに
声を掛けるとは、この記者も運が悪いというか、何というか。
しかし、そんなブービートラップみたいなものが球場にあるとは。
「守りのタイガースと言ってはいますが、守備もいまひとつでは?」
「まあ、そうですね。今日もチグハグなプレーもありましたし。
いわゆる連携のミスってやつでしょうか。(長島茂雄風に)」
「他には何をどうすれば良いでしょう?」
「まずはチーム打率が悪すぎますねぇ。
個人だって、一番打率が良くて3割でしょ。
ちょっと話にならないですね。
大事な場面で、ブワッっと振ってドカンといかないと。(ますます長島)」
実は、このチーム打率の話、隣にいた阪神ファンの仲間から聞いたのだ。
これで、ほぼ完璧に阪神に関する知識は出し尽くした。
「チーム全体としてはどうでしょう?」
「もっと若手が出てこないといけません。
巨人の坂本みたいに、一気に出てきてベテランをあおるような
元気な若手がいないと、危機感も出ないし活性化も
ないんじゃないかと思います(合ってる?オレ)」
「なるほど!有難うございました」
「いいえ、監督によく言っといてくださいね」
ふう、終わった。
なんとか乗り切ったぜ。
最後に名前・年齢も聞かれたから、明日の新聞に載るかも。
仲間によると、デイリーってのは阪神メインのスポーツ新聞らしい。
「どこで買えるの?」って聞いたら、「コンビににもあるで」って。
次の日、近所のコンビニで人生初のスポーツ新聞購入。
一面は三沢さんの記事だった。
たしかに衝撃走ったからなぁ。
おまけに阪神負けてるし。
2面を見ると阪神の記事一色。
下半分に目を移すと、あったあった。
「ファンも怒ってます」というコーナー。
何人かのファンへのインタビュー記事が載っていた。
・・・・・・ワタクシのコメントは無かった。
なんだよ。せっかく頑張って答えたのに。
まあ、記者もまともな答えかどうかは分かるんだな、きっと。
当然といえば当然だ。
阪神ファンの皆さんに怒られるよね。
スミマセン。
阪神な週末
野球チームの仲間。
「交流戦、行いかへんか?」
「いいっすよ。席、どこ?」
「バックネット裏。もちろん、3塁側寄りや」
3塁側ってのは、ビジターチームのほうだ。
つまり、阪神タイガースよりってこと。
まあ、試合が観られればいいや。
「応援グッズ持っとるか?」
「マリーンズキャップなら持ってる」
「アホか!阪神の応援じゃ。じゃあ持ってったる」
別に阪神ファンではないのだが・・・
むしろマリーンズファン。
球場に着くと、「これ持っとけ」と渡された。
マリーズ観るときだって、使ったことないぞ。
続いて、「これ着とけ」って。
マリーンズのユニフォームですら持ってないのに。
しかし、ここは関東なのに阪神ファンって
こんなにいるのかってくらい満員だ。
聞けば、阪神のファンクラブって20万人近くいるらしい。
恐るべし、タイガーズ。
後ろの席には、熱狂的な阪神ファンで知られる
たけし軍団のダンカンさんがいた。
サンケイスポーツのパスだったので仕事なのだろう。
阪神ファンにサイン&写真攻めにあっていた。
すべて気さくに応じていた。
いい人。
各選手の応援歌まで解説付きで強要されてたにも関わらず、
試合は9対1でマリーンズの圧勝。
実は嬉しかったけど、この場じゃ素直に喜びにくいし、
なんとも一方的な試合展開に、暴動が起きそうな勢いだ。(怖)
試合後、ユニフォームを返そうとすると、「これ、やるわ!」。
迫力に押されて、もらってしまった。
どう考えても、今後着る機会はなさそうだ。(苦笑)
後光が…
Ken’sららぽーとで打ち合わせが数本。
Ken’sららぽーとは現在ラケットキャンペーン中。
各メーカーさんの新製品ラケットがたくさんある。
最近、プレー頻度が落ちていることもあるし、
この機会に少し試打をしておこうと思った。
で、最後の打ち合わせの相手、柄田コーチに電話。
「打ち合わせの時、新しいピュアドライブ持ってきて。
そっちにあるでしょ?」
「え?こっちから奪い取る気では・・・」
「違うよ。ボクが試打をしたいだけ。
終わったら返すから。
ちなみに、栄えある試打の相手はキミだ!」
「はあぁ・・・」
打ち合わせの後、コートへ。
あまり時間が無いので、打てる機種も限られる。
それぞれのラケットをストロークからネットプレー、
そしてサービスまでチェック。
湿度が高いからなのか、二人とも汗だくだ。
あ、柄田コーチはラーメンを食べても、冷やし中華を食べても
いつも汗だくだけどね。(これ本当)
もう陽が傾きかけたコート。
気づけばワタクシ、ずっと陽に向かうサイドに立っていた。
しかも風下である。
柄田コーチは眩しくも無く、そしてボールの伸びる風上に陣取っている。
これが巌流島だったら、完全にワタクシの負けである。
お主、なかなかやるな。
っていうか、柄田コーチの腹黒さを垣間見たような気がした。
まあ、これからKen’s四街道で代理レッスンだってところを
無理に付き合わせてるし、そんなこと言っちゃいけないか。
最後に感謝を込めて記念撮影。
HEADカタログ
HEADの新製品が掲載されたカタログが届いた。
毎度、HEADらしいデザイン。
表紙裏にはキャッチコピーが。
英文訳っぽい感じがなかなか良い。
HEADって、こういうのが上手い。
怪物に立ち向かうジョコビッチ。
そして、マレー。
このポスターを発表会で初めて見たときは驚いた。
あまりにモンスターがグロいので・・・
ニューラジカルも発表になった。
HEADロゴの切り込みに合わせたカラーリング。
SPEEDシリーズと同じだ。
まだラジカルは試打をしていないが、ラジカル特有の
フレームの柔らかさがさらに際立った打球感だとか。
試打する機会があれば、レポートしてみたい。
こうなると、気になるのがプレステージシリーズの行方だ。
プレステージだけずっとMGテクノロジーってことはないだろう。
いつかはYouTekプレステージになるのか?
(情報無し。単なる予想です)
う~ん、気になる。
個人的には、やっぱりPRESTIGEかSPEEED MPかな。
SPEED PROはちょっとしんどい部分もあるけど、
SPEED MPはかなり使い易い。
ウイルソンの[K]BLADE98なんかが好きな人には
ドンピシャでハマるんじゃないだろうか。
今年のローランギャロ、
女子はEXTREMEを使うクヅネツォワが優勝した。
今回、男子の台風の目となった
ソダーリングの手にもHEADラケット。
相変わらず、強いHEADを知らしめた大会だった。
どちらも新製品じゃないってところが微妙かもしれないけど。(苦笑)
ギャンブラー
ホームで電車を待つ。
2つ前の駅でトラブルがあったらしく、なかなか来ない。
時間計算して来たのに、打ち合わせに遅れそうだ。
蒸し暑い。
もう梅雨入りか。
はやく冷房の効いた車内に入りたいぞ。
駅にこんな広告があった。
最近、よく見るけど、1円パチンコってなに?
球のレートが低いってことなんだろうか。
もしそうだとしたら、返ってくるレートも低いってことなのか?
ギャンブルする人って、低いレートでも長い時間楽しめれば満足なのか?
ワタクシ、ギャンブルに縁が無いのでまったく分からない。
パチンコは数回やったことがある。
ルーレットが揃うような時代じゃなくて、
穴に入ると羽根がピコピコ開くようなヤツ。(古っ!)
少しだけだが、勝ったこともある。
もちろん勝てば嬉しいが、パチンコをしていた時間を考えると、
座りのアルバイトしてたようなものじゃないかとか思ってしまうし、
負ければ、「その分で形に残るもの買えたのに」と思ってしまう。
まったくギャンブルに向かない性格なんだと思う。
競馬も行ったことがある。
正月の中山競馬場だ。
「金杯」っていったっけ?
馬券の買い方が分からずに困っていると、
一見怖そうなオジサンたちが、枠とか番とか、
とても親切に教えてくれた。
頼んでもいないのに予想までしてくれた。
あまりに熱心に教えてくれるので言えなかったのだが、
途中からよく理解出来なくなって、後半は相槌だけで
中身は聞いてなかった。
結局、馬券を買わずに競馬場を後にした。
数年前、ラスベガスに行った。
MGMホテルっていう、巨大なホテルだった。
1階は24時間営業の巨大カジノだった。
一緒だったDRKさんはギャンブルに狂じて・・・いや興じていたが(ウソ)、
ワタクシはカードゲームはルールを覚えるのが面倒なのと、
ルーレットはレートの高額さにビビッてしまい、
1ドルのスロットを数回やっただけだった。
ギャンブラーってのは天性のものなのだろうか。
昔、アルバイトしていた喫茶店の店長は、
パチンコで儲けてクルマ買ったって言ってた。
トータルでも負けていないような話だったっけ。
そういう人もいるんだな。
本当かどうかは分からないけど。
まあ、どう考えてもワタクシには無理だ。
だいたいパチンコ台の前にじっと座っていられない。
鳴り続けるBGMもタバコの煙も厳しいし。
宝くじを買うくらいがせいぜいだなぁ。
一番、確率が悪いらしいけど。
しなり最高!
あるコートに置いてあるのを見つけた。
何故そこに置いてあったのかは分からないが、
懐かしさに、思わず飛びついてしまった。
何年前のモデルだろう。
20年くらい?もう少し後かなぁ。
ナブラチロワ使用のR22から始まりR27と、
ヨネックスラケット全盛時代のモデルだ。
ワタクシも当時、R27を使っていた。
剛性も高く、なかなか良いラケットだったが、
あまり勝率の高くない時期だったので、
実は印象はそれほど良くない。(自分のせいだよ!)
Rシリーズはこれでもかってくらい発売されたが、
このR23は癖も無く、扱いやすいモデルだったと思う。
たまたまテニスウェアだったので、持ち主の若手コーチに
相手をしてもらって、試打をしてみた。
フレームも薄いしストリングも古そうだし、
なによりワタクシ、テニスが久しぶり。(反省)
まともに当たるのかと、ドキドキしながら打ってみた。
おお!スゴク良い!
フレームの適度なしなり具合が、
鞭の様な感触でボールを打ち出す。
一瞬、粘ってからバシュ~ン!と飛んでいく。
スピンも今風じゃないが、しっかり掛かって飛んでいく。
さすがにボレーは当てただけでは厳しいが、
スイング系にショットはまったく問題無い。
むしろ、今の飛び系のラケットに慣れた腕には
新鮮な感触ですらある。
たった数分のラリーだったけど、とても気持ち良く打てた。
やっぱり名品ってのは、変わらぬ良さを持っているんだなと思った。
(じゃあ、そのまま使うかっていうと、またそれは別だけど)
この時代以降のラケットは、あまり違和感なく使えるものが多い。
それ以前のウッドやグラスファイバーはさすがにキツイが、
新素材に移行し終わった頃のモデルは結構イケるのだ。
もちろん、最新モデルはさらに良くなってきてはいるが、
この頃のモデルもじゅうぶん良い。
このR23より少し前くらいが、ラケットにとっても
ターニングポイントだったのだなというのが分かる気がした。
そんなわけで、Ken’sではラケットキャンペーンがはじまる。
最新鋭のモデルはもっともっと良く出来ている。
たくさん試打してください。
(宣伝かよっ!)
交換!
しばらく野球してない。
天気が悪かったり所用があったり、
なかなか参加できない。
仕方が無いので、練習帰りのメンバーをつかまえて
キャッチボールの相手をしてもらった。
暑い中の練習でヘロヘロだろうが、
自分の投げたい欲さえ満たされれば
そんなの関係ないのだ。
でもこの程度じゃ足りないなぁ。
毎日、ガッツリ汗をかかないと物足りない。
じゃあ、テニスしろよって話だ。
相手探すか。
みんな忙しそうなんだよなぁ。
いや、忙しそうなフリなのか?
さて、愛車のハンドルグリップを交換した。
立ち読みした専門誌に、「長距離でポジションが一定だと疲れる」
と書いてあったので、ブルホーンバー(っていうの?)も装着。
試しに少し走ってみたけど、これが結構良い感じ。
ダッシュでハンドルを握りこんでも、以前のようなグニャって感触が
無くなって、しっかり握れる。
ブルホーンバーの角度は試行錯誤しながら調整かな。
あと、ここを握るとブレーキが握れないので注意が必要。
自転車に良い季節になってきた。
トレーニング代わりに走りこむことにしよう。
バボラとか、コロコロとか、
ゴンザレスもソダーリングの勢いを止められなかった。
で、その準決勝を見ていて思ったのだが、
ゴンザレスのラケット、あれは何?
ゴンザレスのラケットは、たしかバボラの
ピュアストームツアーだったと思うのだが、
カラーリングがまったく違う。
アエロストームっぽい赤白カラーだ。
ただアエロストームっぽいだけで、明らかにそれとは別物。
フレーム形状はピュアストームのようなボックスタイプ。
ピュアストームのペイントジョブなのか、
はたまた次モデルのプロトなのか。
でも、次のモデルにしては早すぎるかなぁ。
ウ~ン、よく分からん。
気になる。
さて先日のこと、Ken’s成田へ行った。
事務所に入ると林コーチがいた。
何やら一心不乱に腕をなでている。
よく見たら、木の棒のようなものを腕にあてて転がしている。
「何やってんの?」
「マッサージです。筋肉をほぐしてます」
林コーチは整体の資格を持っている。
コーチたちも肘や腰が痛いと言っては、
マッサージをしてもらっている。
ワタクシも一度マッサージしてもらったが、
確かに体が軽くなった。
しかし、これをコロコロ転がしているだけで
本当に効果があるのだろうか?
「こんなの効くの?」
「効きます!」
これが旭コーチだったらツッコミを入れるところなのだが、
林コーチが言うと、妙な説得力がある。
そんな効果のある器具なら、さぞや高価なのだろう。
「そうなんだ。高いの?それ」
「いや、100円です」
「え?」
「100円ショップで買ったんです」
値段がすべてだとは言わないけど・・・本当なのか?
一瞬、林コーチへの懐疑心が生まれた。(ゴメン)
100円なら騙されたつもりで買ってみるか。
効けばラッキーだし。
ダメなら林コーチにマッサージしてもらえばいいし。
買ってみようか。
ピクニックBOX
フェデラー、とうとう決勝にたどり着いた。
悲願のローランギャロ初制覇&生涯グランドスラムなるのか?
パリの街や選手たちの間にも、「ロジャーにタイトルを」
という声が多いと新聞にも書いてあった。
何度も涙を飲んでるからなぁ。
いったいどうなるのか、本当に楽しみ。
さて、そんなテニスウイークなのにプロ野球交流戦に行った。
千葉ロッテvs巨人だ。
このカードと阪神戦は全席指定らしい。
やっぱり人気カードなんだね。
で、仲間がピクニックボックスを取ってくれた。
ピクニックボックスっていうのは、こんな席。
ウッドデッキ張りのボックスシートだ。
5人掛けでテーブルもある。
場所的にも観やすいし、人数が揃えば高くは無い。
ぞろぞろと仲間が集まってこんな感じに。
テーブルがあるのはいいなぁ。
ワタクシ、ヘロヘロ状態で駆けつけたので、
何も食べ物を持って行かなかった。
ゴメンなさい。
今度はたくさん寄贈します。
さすが巨人戦、3塁側もいっぱいだ。
なんだかんだ言っても人気球団なのね。
最近の巨人は若手が多い。
高額で他球団から引き抜いた選手が少なくなったようだ。
生え抜き育成の成果が出ているのはいいことだ。
(なんで上から目線?)
フロントとファンに一体感を欠きつつあるのはマリーンズ。
スタンドにはこんなプレートが。
外では署名活動もしてた。
確かにマリーンズをここまで盛り上げたボビーの功績は大きいよね。
高額な年俸ってのもあるし、難しいところなんだろう。
試合は互いに1点ずつで延長へ。
最後はクルーンまで出てきた。
メチャクチャ、ボール速かったぞ。
結局、前夜に続き引き分け。
ウ~ン、消化不良な試合だ。
巨人相手に1点でおさえて引き分けなら良しとすべきなのか?
熱狂的なマリーンズファンというよりは、野球そのものを
楽しみたいワタクシとしては、ちょっとなぁってとこだけど。
それにしても、ピクニックボックスはなかなか良かった。
またここで観たいぞ。
自分でチケット取ったこと、ほとんど無いけど。
おめでとう!とか、自転車とか
千葉市テニス選手権の一般ダブルスで、
Ken’s四街道の清水コーチが優勝した。
そういえば決勝前日、Ken’s四街道で清水コーチに会った。
「明日、決勝なんです。どうすれば勝てますか?」
ワタクシに分かるわけがない。(苦笑)
とにかく優勝できて良かった。
おめでとうございます!
応援いただいた皆様、ありがとうございました!
さて、新たな相棒、ビアンキ号だ。
納車から10日。
しばらく乗っていると、少しずつ欲が出てくる。
まずはグリップを交換したい。
スピードを出したり、一気にダッシュをするとき、
ハンドルをグッと引くようにしながらグリップ握り締める。
今のグリップは柔らかくて手のひらには優しいのだが、
反面、ホールド感に乏しく、力が逃げるような気がするのだ。
もう少し硬めのものに交換しようと思う。
・・・なんてことを考えながら、自転車屋さんを見ていた。
ホイール交換なんてのもいいなぁ。
おっ、シマノのデュラエースのホイールだ。
17万円・・・まあ、デュラエースは日本製では最上級のパーツだしね。
ワタクシのロードタイプもデュラエースで組んであるけど、
値段のほとんどがパーツ代で、フレームなんて10万円しなかったっけ。
他には・・・おおっ!カンパニョーロだ。
カンパニョーロといえば、ツール・ド・フランスでも多くのシェアを持つ、
ヨーロッパ最高級のパーツメーカー。
19万円!
しかも、デュラエースは前後セットだけど、これは片方だけの値段。
う~ん、とてもじゃないが、そのへんに駐輪なんか出来ないぞ。
(こういう自転車のタイヤはワンタッチで外せるのだ)
まあ、それ以前に買えないけど。
自転車の世界も上を見ればキリが無い。
。
たとえば、このコルナゴのフレームに組まれた完成車。
価格は37万9千円。
普通に考えれば高いのだが、これでもパーツは最上級じゃない。
上級パーツで組み上げたら、倍くらいの値段になるだろう。
ホイールにしたって、車のホイールよりも高いものがたくさんあるし、
車体も100万円オーバーなんて、中古車より高いものも普通にある。
絶対に買えないと思うけど、眺めているだけでも楽しいのだ。
よ~し、まずはグリップ交換だな。
たぶん2千円くらいだし。(笑)
DUNLOP AEROGEL 4D 500インプレ!
Ken'sの新製品ラケットキャンペーンももうすぐスタート。
今回の目玉機種はなんだろう。
やっぱり、HEADのSPEEDシリーズだろうか。
扱いやすさでは、WilsonのFXシリーズも良いラケットだ。
プリンスのZAPも使いやすそうだし、
ブリヂストンのデュアルコイルも、ヨネックスも・・・
と、まんべんなく気を遣ってるのが丸わかりだけど。
DUNLOP AEROGEL 4D 500
■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:275g
■ラケット長:27インチ
■フレーム厚:23~25mm
■バランス:330mm
■ストリングパターン:16x18
■価格:35,700円
ダンロップのツアーシリーズ。
その中でも比較的扱いやすい部類に入ると思う。
攻めのテニスの展開が容易に出来るってのが
ねらい目というところだろうか。
シリーズ中、一番厚みのあるフレーム。
飛びに関しては、まったく不安は無い。
ガツン!という衝撃も無く、楽にボールが飛んでいく。
フェイスは非常にオーソドクスな形状。
スイートエリアの位置も違和感が無い。
以前、同モデルのツアーバージョンを試打したが、
このモデル、同じ品番ながら明らかに違うラケットだった。
ツアーバージョンの打球感は比較的重いというか、
ボールをくわえ込むような感触だった。
おそらくスイングスピードがあるプレーヤーが
しっかり振り切ったときにもコントロールが感じられるような
味付けにしてあるのではないかと思う。
一瞬の食いつきでも、プレーヤーにはかなり安心感を与えてくれる。
そういう意味では、ツアーバージョンの方向性としては納得である。
そしてこの、「AEROGEL 4D 500」はまったく逆の味付けだ。
金属的というか、ボールの重みをあまり感じさせずに
非常に軽いフィーリングでボールを打ち出してくれる。
ツアーバージョンがくわえ込み重視とすれば、
こちらは飛び重視という感じ。
どちらが良いかは好みではあるが、打球はどちらも
ラケットのパワーアシストが感じられると思う。
決してツアーが食いつきが良いから飛ばないということも無いし、
こちらも飛びすぎるということは無い。
打球感は好みで良いが、ウエイトについては大きな差がある。
やはり扱いきれない重さでは話にならないので、
自分の振れるギリギリに重さをチョイスするのが良いと思う。
(男性プレーヤーにはツアーをおすすめしたい)
さてこのモデル、軽い打球感とウエイトの効果で
かなり扱いやすいモデルに仕上がっている。
エアロジェルシリーズであることを疑うほどの扱いやすさだ。
特にネットプレーでの取り回しの良さは素晴らしい。
逆を突かれても、とっさにラケットを戻せるし、
球離れも良いので、キレのあるボレーが打てる。
ロビングに対しても楽にヘッドきかせて引っ掛けることが出来る。
ただし、取り回しが良い分、重みでヘッドが勝手に回ってくれたりはしないので、
サービスで威力を求めたいなら、意識的にリストを使って、
ヘッドを走らせる必要があるかもしれない。
特にフラット系のサービスにおいては意識が必要かと思う。
どちらかと言えば、スライス系などの切れ系のボールに
合っているのかもしれない。
フレーム厚の効果で面安定性は良いので、
リターンなどもしっかり面をつくってブロックすれば
それなりに良いボールが返る。
スピンについては、ストリングに引っ掛けるイメージで
コンパクトに掛けていくのが良いかもしれない。
それでじゅうぶんに回転を得られる。
全体に扱いやすいツアー系入門モデルという印象だった。
大きなフェイスのラケットから、そろそろ卒業かなという方、
このあたりから入ってみると違和感がないかと思う。
御礼とか、ゴミ拾いとか
松原コーチに下駄を預けてしまったサービスの話。
ブログを覗いてみたら、さっそく回答記事が。
ありがとうございます!
「スジガネ君」、いい味出してますね。
文字だけだと伝えにくい部分を見事にカバーしてる。
サービスだけじゃないけど、
皆さんにもぜひ参考にしていただきたい。
自分に合わなければ、戻せば良いのだし、
試してみる価値、大いにありだと思います。
また、無責任に話しを振らせていただきます。
松原コーチ、よろしくお願いします。
さて週明け、ゴミ拾いをした。
千葉県企業庁の呼びかけで年に2回ほど実施されるもの。
近隣の企業が参加して駅前から海までのゴミ拾いをするのだ。
ワタクシはこれで2回目の参加だ。
実はこれ、先週の予定が雨天のため週明けに順延になった。
日程変更しかも週明けってこともあって、参加者は若干少なめ。
お揃いのビブスを羽織って出陣である。
チーバくんも参加。
たぶん、本当に掃除はしないけど。
ところで、このチーバくんというキャラクター、
他県の人はどこまで知っているのだろうか?
正面からだと分からないが、横からのシルエットが
千葉県の形になっているっていう何ともトホホなキャラだ。
いわゆる、ご当地もののユルキャラってやつになるのだろうか。
おそらく他県にはほとんど知られていないのではないだろうか。
(ユルキャラの大家、みうらじゅん氏は知ってるのか?)
初めて見た時は、「なんだこりゃ?」って思ったが、
今も「なんだこりゃ」ってのは変わらない。(苦笑)
で、ゴミ拾いは駅前からゴミを拾いながら海のほうへ。
やっぱり一番多いのは吸殻だ。
このあたり一帯は路上喫煙禁止区域なのにね。
浜のゴミはハンパじゃない。
ペットボトルから靴まで色々だ。
ペットボトルのキャップなんかはもうキリが無いくらい落ちてる。
浜の構成要素の半分はキャップなんじゃないかと思うくらい。
あとは花火のカスと、なぜか100円ライターが多かった。
中にはこんなものも。
困っただろうなぁ。
ちなみに、幕張の浜にはアカエイがいるらしい。
尻尾に毒を持っていて、刺すんだと。
釣りしてても、たまに掛かるらしい。
ワタクシはまだ釣り上げたことはないけど、
こんなのが引っ掛かってきたらパニックになるぞ。
1時間半ほどでゴミ拾いは終了。
たまに良いことすると気持ちよい。
(ホントにたまになんだけど)
遊んで!
ナダルも負けるんだね、しかもクレーで。
正直、驚いた。
絶対なんて無いんだなぁ。
さて、久しぶりに登場、我が家のCoo(クー)さん。
コーギー、雌1歳半だ。
最近は壁や柱をカジカジとかじる「胴長の破壊王」ぶりもも
少しおさまってきたような気がする。
ちょっとだけ大人になったってことなのか?
ふと、目が合った。
「遊ばないよ。今、ローランギャロ観てるし」
「だから、遊ばないって」
「じゃあ、このオモチャでは?」(別のオモチャを持ってくる)
「オモチャの問題じゃない」
「では、これでどうですかい?」(また別のオモチャ)
結果、足元にオモチャが溜まる。
犬って、家族の役割を理解してるみたいだ。
ワタクシが「Coo!」と呼んでも1回では来ない。
まずはオモチャを探して、くわえて持ってくる。
遊び相手と認識しているのだろうか。
あと、散歩は主にワタクシの役割。
「Coo、お散歩!」と言うと、散歩セットの前に座る。
この時は1回で動く。
分かってるようだ。
遊びと散歩要員か・・・
Cooさんが生きていくうえで、あまり重要じゃない部分の
担当にさせられている気もするが。
ちなみに7歳児は、目が合えばちょっかいを出してくる鬱陶しい存在のようだ。
いつも意味も無く抱きしめられて、というか押さえ込まれている。
「困ったもんです。この方」とCooの顔に書いてある。
まあ、概ね幸せそうではある。
サービスのフォーム
杉山さん、ダブルスも負けちゃった。
ハンチュコバ、何度もストレートのパス抜かれてた。
シングルスも初回戦敗退だし、少し力落ちた?
そういえば、ハンチュコバのサービス、フォームが少し変わったような。
構えからラケットを下から大きく回して上げてくるフォームから、
構えからそのまま肩の上にスッと上げるフォームに変わっていた。
ロディックやナダルもそう。
構えからラケットを下から大きく回すという動作を省いて、
そのままフォワードスイング開始時点に持っていくという
シンプルなフォームになっている。
実は、最近のワタクシも同じ方法でサービスを打っている。
その昔は(高校とか大学の頃ね)、フォームがどうなっているのか、
それは教科書で見るような基本的なフォームなのかばかり
気にしてサービスを打っていたような気がする。
その中でも、構えからどうラケットを引いてくるかは重要だと思っていた。
若い頃だし、トップ選手のマネをしたいってのもある。
特に構えとテイクバックはそれぞれの特徴が出るので、
手本にする重要部分に感じたのだろう。
ボルグみたいに体の斜め前から引いたり、
コナーズみたいに手首をロック気味で引いたり、
もちろん、マッケンローみたいに腕を伸ばして大きく引いたりもした。
正直、どれもしっくりは来なかった。
結論は、「自分が打ちやすいフォームがいちばん」だった。
当時の教科書的なフォームとしては、
構えからラケットを出来るだけ大きな弧を描いて、
パワーをためて振り出しの位置(肩の上)まで
持ってくるみたいなことだった。
ラケットを下から後ろまで大きく回せば回すほど
パワーをたくわえられると教えられたような気もする。
それを信じて、大きく大きくラケットを回して引いていた。
しかし実のところ、ラケットを下から大きく回す動作は
サービスの威力にはほとんど影響しない。
むしろ、構えからフォワードスイングに入るまでの大きな弧は
フォームを複雑にするだけなんじゃないかと思っている。
重要な要素はもっと他の部分・動作にある。
だから今は、キレイに見えるテイクバックみたいな
形式美に拘る必要は無いと思っている。
じゃあ、どれが正解なのかというと、
これが最強という正解はないと思う。
引き方は個々のやり易さじゃないかと思う。
ただそれがスムースなフォワードスイングに向けて
障害になってしまうものでないことが重要。
振り出しのポジションで極端に肘が落ちて、
肩の動きが制限されてしまうなどがあれば、
コーチはそこを直すべきだと思う。
フォワードスイングに向けて特に問題が無ければ
どんな引き方でもOKじゃないかってこと。
そう考えれば、振り出し位置までラケットを持ってくるだけなら、
シンプルなほうがいいんじゃないかと思う。
そんなわけで、最近のワタクシはシンプルに引くことを意識している。
振り出しの形に近い腕の形で構えをつくり、下から回さずに
そのまま振り出し位置まで持っていくスタイル。
イメージとしては・・・ウ~ン、ナダルに近いのか?
この打ち方に変えてから、確実にスピードは増したし、
フラット系の確率も上がった。
今の時点では自分にとってたぶん正解なのだろう。
もちろん前述の通り、誰にでも正解ではないし、
どの時代においても正解ではない。
あくまで、この瞬間には正解である。
で、そこから先のサービスの要素だが、
ここまでであまりに長くなってしまったのと、
文章だけで伝えるのは非常に難しい。
実はこれ、松原コーチのところに遊びに行って
大きなヒントをもらったもの。
そのうちきっと、松原コーチがブログで
分かりやすく解説してくれると思うのだ。
ヘヘヘ・・・下駄預けちゃった。
松原コーチ、お願いします。
なんせここ、ためにならないブログなもので。