インプレ![K]BLADE TOUR
久し振りに乗ったロードレーサーは、軽いし速い。
本気で走ると、結構なスピードが出る。
で、思い出した。
危険なのだ。
車にとっては、相手がロードレーサーだろうが
ママチャリだろうが、自転車でしかない。
だから、一般的な自転車のスピードとしての認識しかない。
右折・左折の車が、こちらを視認していても、
そんなにスピードが出ているとは思っていないので、
大丈夫だろうと、交差点に突っ込んでくる。
そのため、交差点内でぶつりそうになる。
過去に何度も危ない目にあったことを思いだした。
今回も、左折のトラックに突っ込みそうになった。
ワタクシが、運転手の視界に入っていたのかどうかは分からないが、
減速もせずに、横断歩道を突っ切っていったのは確かだ。
ロードレーサー云々の話じゃないな、これは。
「○○運送」のおじさん、気をつけて欲しい。
さて、絶不調なテニス。
集中していないっていうか、邪念が入っているから、
そりゃ、調子が良いわけが無い。
反省。
[K]BLADE TOUR
■フェイス 93インチ
■ウエイト 324g
■バランス 31.0cm
■ラケット長 27インチ
■フレーム厚 20.0mm
■ストリングパターン 18×20
■価格 36,750円
ジョコビッチのモデルである。
彼のプレースタイルからも分かるとおり、かなりハードなモデルだ。
ボックス形状のフレーム
生半可じゃ使いこなせない予感。
しかも、グリップがレザー。
すっかりヤワになってしまったワタクシの手に、
グリップの角が辛くあたるので、痛くてもう・・・
やはり、完全なツアーモデルである。
このラケットを試打するのは、発表試打会以来。
その時は、見た目ほどには難しい印象は無かった。
たぶん、期待とともに気合も入っていたので、
なんとか使えたのだと思う。
つまりは、気合を入れてしっかり使う
ラケットだということだ。
今の腑抜けプレーなワタクシなどは、
ラケットのほうから拒否されそうである。
実際、しっかり振らないと飛ばない。
逆に言えば、しっかり振れば、振ったなりに飛ぶ。
振ったなりに飛ぶということは、コントローラブルでもあるわけで、
意図したコースと球種が可能である。
打球時の振動は大きい。
まさに「ガツン!」と腕にくる感じ。
もちろんそれは、センターを外すとさらに大きい。
ただし、センターで捉えた時の、抜けるようなフィーリングは秀逸。
厚みのあるラケットでは味わえない快感でもある。
スピンをかけると、スピンに推進力が食われて、飛びが悪くなる。
しっかり前方に振りぬきながら、スピンをかけないと
ヒョロヒョロの威力の無いボールになるので、注意が必要だ。
やはり、スイングしてナンボのラケットだと思う。
ただし、リターンなどでは、キッチリ面をつくって
ブロック気味にセンターでボールを捉えれば、
ラケットが負けることなく、しっかりとボールが飛んでいく。
このあたりは、ねじれに強い、剛性の高さを感じるところ。
とにかくこのラケット、正真正銘のツアーモデルだ。
まったくもって、ジョコビッチのプレーイメージそのままである。
それなりにしっかり振れるプレーヤーにお勧め。
今のワタクシには使えないと思われる。