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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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信頼性というもの

テニスサイトのテニスブログなのに、最近、テニスの記事が少ない。
そのうち365netさんに、「サイトの主旨に合わないのでご遠慮ください」
なんて言われるんじゃないかと、危機感を感じている今日この頃。



さて、Ken’sではオフィシャルストリンガー制度を設けている。
これは、社内試験を受験し、合格者はKen’sオフィシャルストリンガー
として認定されるというもの。
お客様のガットを張り上げることが出来るのは、
この社内資格保持者のみという仕組みである。

ストリングマシンが進化したとはいえ、
やはりストリギングは技術であり、
張り手の技量が問われるもの。

張る人間によってバラつきがあってはいけないってことで、
マニュアルや研修によって均一化をはかっているのだ。

張り上げ具合の抜き打ちチェックなどもあって、
常に真剣勝負の技術提供が求められる。



Ken’sには多くのストリングマシンがある。
先日、その中の1台で自分のラケットを張ってみた。

目的はふたつ。

ひとつめは、新しく発表になったストリングの試打をするため。
試打項目には、張り上げ時のストリングの伸び具合や
すべりなども含まれているので、確かめるために自分で張ってみた。


もうひとつは、ストリングマシンの調子を見るため。
これはどちらかといえば、社内向けのチェックである。

ストリングマシンは、ストリングについている油などで
実はかなり汚れるものである。
これが溜まってくると、クランプ(留め爪)が滑って、
ストリングに傷をつけたり、正しいテンションが
出なくなったりする。

また、稼動部の掃除を怠ると、スムースに動かなくなり、
作業時間のロスに繋がる。
特にクランプ部の掃除は重要である。

クランプがスムースに動かなければ、
ストリングを引っ張ってから留めるまでの時間が長くなる。
留めるまでの間、ストリングは引っ張られ続け、伸び続ける。
結果、張り上がり後の自然な伸びが少なくなる。

逆に、留めまでの時間が短すぎると、
適度なストレッチがかかっていないストリングは、
張り上げ後の伸びが大きく、テンションが落ちるのが早い。

最悪なのは、ストリング1本ごとにその時間が違うこと。
1本1本で伸度が違うので、テンションがバラバラな
不調和なフェイスになってしまうのだ。

それらは、たかだか数秒レベルの差である。
しかしそれが大きな影響を及ぼす。
それらの正確さの追求には、
マシンコンディションが重要なのだ。



そんなチェックをかねて張り始めたストリングだが、
どうもマシンの挙動がおかしい。

突然、電源が落ちる。
何度が同じことを繰りかえした後、
原因は電源ケーブルにあるようだと分かった。
床にある電源ケーブルに足が当たると、
電源が落ちたり入ったりするのだ。
これは断線か接触不良である。



実はこのマシン、納入当初からいくつかのトラブルがあった。
(ラケットが乗っている)ターンテーブルを自動的に固定する
電磁ロック機能があるのだが、ロックがリリースできなくなって
テーブルが回らなくなったりした。
実は、この日も同様の症状が出た。

すぐにメーカーさんに電話、事情を説明した。


以前にも同様の症状で対応をお願いしたことがある。
その時の回答はこうだった。

 「電源ケーブル、床に這わせてますか?
  このマシン、ケーブルが細いので、床に這わせて、
  足で蹴ったりすると断線の可能性があるんです」

電源ケーブルが出ているのは、マシンの脚部からだ。
これを床を這わせずして、どうしろと?
そんな繊細なケーブルってことが、問題じゃないのかなぁ。


 「電磁ロックは、この型から搭載されたんですよね。
  どうも初期ロットはトラブルが多いみたいで」

いやいや、「初期ですから」と言われても困ります。

今回は今回で・・・

 「電源スイッチかもしれません。
  スイッチがバカになる可能性があるんです。
  その場合は、スイッチをガムテープで固定してみてください。
  スイッチもケーブルも交換の場合は有償になります」

それは無いぜ。
さすがに抗議した。

 「まだ買って3年だよ。
  張り数だって、専門店さんよりは少ないはず。
  このマシンは3年でダメになる仕様なの?
  それじゃ、どこのお店も使えないんじゃない。
  大体、電磁ロックの故障は新品状態からずっとだし」


3年しか持たないマシンではないようで、
なんとか対応を考えてくれるってことだけど・・・なんだかなぁ。



ストリングマシン、つまり道具に求めるものは信頼性。

まずは故障が少ないこと。
故障するたびに、何日も仕事を止めるわけにはいかないから。
床に這わせると断線するケーブルって仕様じゃ困る。
故障が多いという前提の機能なら搭載しないほうが良い。

次に、サポート体制がしっかりしていること。
機械だから、ある程度壊れたり故障するのは仕方ない。
問題は、すぐに修理に来てくれるとか、代替機を出してくれるか。
「ガムテープで留めてみてください」は修理じゃない。
「部品が入るのは1ヵ月後です。代替機もありません」では
仕事にならないし。

幸いにも、Ken’sには何台ものマシンがあるので、
なんとかやりくりは出来るけど、1台しかないお店さんや
スクールさんだったら、どうにもならないだろうに。

マシンの信頼性とメーカーのサポート体制を
考えさせられる出来事だった。


#何かと差障りがあるので、画像は無し。

投稿者 Malt 04:31 | コメント(0) | トラックバック(0)