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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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うどんとか、試合とか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!


立ち食い蕎麦屋に寄る。
この駅の蕎麦はあまり好みじゃないってことを思い出して、
珍しく、天ぷらうどんを頼んでみた。

なんだか異様な腰があるな、このうどん。
いや、かき揚げのゴボウかな?
やたらと弾力がある。

口の両脇に違和感を感じ、手に取ってみたら、
異常に腰のある物体はiPodのイヤホンのケーブルだった。

長い人生でケーブル食べたのは初めてだった。
誰かが見ていないか、慌てて周りを見渡したが、
誰も気付いていないようだった。

若干自己嫌悪に陥った冬の朝。
春はもうすぐだ。
ガンバレ、オレ。




さて先日、10歳児の試合があった。
試合と言っても所属クラブが開催するオープンなランキング戦だ。
同じようなレベルの選手と何試合か出来るこのシステムは
試合慣れしていない子供たちにはとても良い大会だと思う。

試合前、インフルエンザやらなんやらでほとんど練習出来ず、
こりゃ今回のランク戦はスキップかなと思ったが、
本人がやる気満々なので参戦することにした。


試合前、「ランキング上げなきゃ」と10歳児。
「今はそれよりも、どんなテニスが出来て、何が分かったじゃない?」と言うと、
「うーん、でもランキングは上げたいなぁ」と。

「何勝したらいくつ上がるのかな」って、
そういうのはむしろ塾のテストで思って欲しいぞ。


「まあとにかく自分の思ったようなテニスをしてごらん」と送り出す。

試合は行ったり来たり、勝ったり負けたり。
ランク戦で同じような選手同士で当たるから当然だ。
なかなかいいシステムだな、これ。


それにしても彼の試合運びは淡々としている。
ポイント毎に、コートサイドに陣取った親の顔を見る子供も多いが、
彼はまったくこちらを見ない。

最初は、親が近くで見ていたら気になるだろうと
離れた場所から見ていたが、全然気にしていない様子なので、
コート近くで見ることにしたが、試合が終わって出てきても
ワタクシの方を見ることも無く、受付に歩いていく。

アドバイスをしようかとも思うのだが、
戦うのは自分自身だし、何かあれば自分から聞いてくるだろう。
放っておくことにした。


そんなこんなの最終戦。
相手はかなり体格の良い子。
試合前に「ねえねえ、お前さぁ、オレに勝つ自信ある?」と言われ、
「無くもないよ」と答えていた。
テニス漫画みたいなやり取りだ。(笑)

勝てばおそらく1位抜けの試合が始まる。

相手の子はやはり体格なりに豪快なショットを打ってくる。
安定性は無いが、入れば返すのも大変な程の威力。

ミスをすると大声を出して悔しがり、乱暴にボールを返してくる。
おそらくここまで極端なタイプと試合をするのは初めて。

一進一退で試合は進んだが、最後のゲームで
相手の思い切りの良いショットが続けて入り、
結局負けてしまった。

試合後、珍しくワタクシのところにやってきた10歳児。

 「どうだった?」

 「負けた」

 「うん、いいテニス出来た?」

 「出来なかった(涙がポロリ)」

 「どんなところが?」

 「途中で相手の態度に腹が立っちゃって…」

 「色んな相手がいるんだよ。
  そういう中でも自分のプレーが出来ないとね。
  勉強になったじゃん」

 「うん、わかった・・・」


結構、色んなこと考えてるんだな。
とにかくたくさん経験を積んでいくことだね。
また頑張ろう。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0) | トラックバック(0)