2010年06月09日
ボールパーソンとか、懐かしラケットとか。
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恒例の火曜練習。
ワタクシたちのダブルスをモデルに、
AllstarClassicの企画のひとつである
ジュニアたちのボールパーソンの練習が行われた。
これは、Ken’sジュニアたちにプロ選手の試合に
何らかの形で参加し、テニスの真剣さや素晴らしさを
味わって欲しいという企画。
当日は、岩渕聡プロ・小畑沙織プロ・占部奈美プロ・
長塚京子プロという超豪華メンバーでのダブルスの
ボールパーソンをつとめることになる。
まずは、ボールパーソンのいろはをということで、
構え方からボールの拾い方、渡し方を説明。
その後、ワタクシたちのダブルスマッチの中で実践練習した。
今回手を挙げてくれたジュニアの多くは小学校低学年。
緊張してしまったのか、「入りたくない」と泣き出す子もいたりと
最初はどうなることかと思ったが、全員しっかりボールパーソンを
つとめることが出来た。
一所懸命なジュニアたちを見ていたら、密かに感動してしまった。
みんな、当日もガンバレよ~!
さて、Ken’s四街道のお客様が貸してくださった
懐かしラケット2本目である。
Wilson Prostaff
ウイルソン・プロスタッフである。
HEADプレステージ、Princeグラファイトと並ぶ名器だ。
これらのラケットは、マイナーチェンジを繰り返しながら
今もプロ選手たちの片腕になっている。
黄金比の美しいフォルム。
美しいフォルム。
まさにラケットの黄金比である。
スペックはスタンダードのプロスタッフとほとんど変わらないと思う。
フレームサイドにはMIDSIZEの刻印。
今のラケットはWロゴの下にバーは入っていない。
このプロスタッフはピート・サンプラスのシグネーチャーモデル。
サンプラス全盛時代に発売されたモデルなのだが、
発売された期間は非常に短かったと記憶している。
当時ウイルソンの顔だったサンプラスモデルとして発売されたのだが、
製品化された後にサンプラスから注文がついた。
「スロートの塗装がツルツルしてんのがイヤなんだよねぇ」
どうやらラケットを支える左手が当たるスロートの塗装が
つや消しだとしっくり来なかったらしい。
じゃあプロトタイプの段階で言ってくれよとか、
プロスタッフだって使ってりゃツルツルになるだろうがとか、
そんなことを看板選手に言えるはずもなく、
結局、シグネーチャーモデルと言いつつも
半分お蔵入りみたいな形で消えていったと記憶している。
プロスタッフが生産中になった後も
頑固にセントビンセント製を使い続けたサンプラスだから、
そんなこともあるだろうが、何とも不幸なモデルである。
この辺がシグネーチャーモデルの難しさだ。
このラケット、ウイルソンの展示会で陳列される歴代ラケットや
発表会で流されるヒストリービデオなどに出てきたことは無い。
どうもウイルソンの歴史から消し去られているような気がしてならない。
あえて無かったことにされているわけでは無いのかもしれないが、
まず話題に上がらないモデルであることは間違いない。
そんなラケットがもう1本あるのだが、それはまた次の機会に。
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ジュニアたちのボールパーソンの練習が行われた。
これは、Ken’sジュニアたちにプロ選手の試合に
何らかの形で参加し、テニスの真剣さや素晴らしさを
味わって欲しいという企画。
当日は、岩渕聡プロ・小畑沙織プロ・占部奈美プロ・
長塚京子プロという超豪華メンバーでのダブルスの
ボールパーソンをつとめることになる。
まずは、ボールパーソンのいろはをということで、
構え方からボールの拾い方、渡し方を説明。
その後、ワタクシたちのダブルスマッチの中で実践練習した。
今回手を挙げてくれたジュニアの多くは小学校低学年。
緊張してしまったのか、「入りたくない」と泣き出す子もいたりと
最初はどうなることかと思ったが、全員しっかりボールパーソンを
つとめることが出来た。
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今もプロ選手たちの片腕になっている。
黄金比の美しいフォルム。
美しいフォルム。
まさにラケットの黄金比である。
スペックはスタンダードのプロスタッフとほとんど変わらないと思う。
フレームサイドにはMIDSIZEの刻印。
今のラケットはWロゴの下にバーは入っていない。
このプロスタッフはピート・サンプラスのシグネーチャーモデル。
サンプラス全盛時代に発売されたモデルなのだが、
発売された期間は非常に短かったと記憶している。
当時ウイルソンの顔だったサンプラスモデルとして発売されたのだが、
製品化された後にサンプラスから注文がついた。
「スロートの塗装がツルツルしてんのがイヤなんだよねぇ」
どうやらラケットを支える左手が当たるスロートの塗装が
つや消しだとしっくり来なかったらしい。
じゃあプロトタイプの段階で言ってくれよとか、
プロスタッフだって使ってりゃツルツルになるだろうがとか、
そんなことを看板選手に言えるはずもなく、
結局、シグネーチャーモデルと言いつつも
半分お蔵入りみたいな形で消えていったと記憶している。
プロスタッフが生産中になった後も
頑固にセントビンセント製を使い続けたサンプラスだから、
そんなこともあるだろうが、何とも不幸なモデルである。
この辺がシグネーチャーモデルの難しさだ。
このラケット、ウイルソンの展示会で陳列される歴代ラケットや
発表会で流されるヒストリービデオなどに出てきたことは無い。
どうもウイルソンの歴史から消し去られているような気がしてならない。
あえて無かったことにされているわけでは無いのかもしれないが、
まず話題に上がらないモデルであることは間違いない。
そんなラケットがもう1本あるのだが、それはまた次の機会に。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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