2010年06月05日
車盗難 その後
期待はしていないが、盗まれたランクルは出てこない。
まあ、おそらくもう出てこないだろう。
その昔、「いつかランドクルーザーに乗りたい」と思い続け、
ついに夢がかない、初めて買ったのが80だった。
それから、100~100と3台のランドクルーザーを乗り継いだ。
先日盗まれたランクル100は、結局1ヶ月くらいしか乗れなかった。
少しずつ手を入れていこうと思っていた矢先で、
愛着を持つ間も無く、手元から消えていった。
これも縁なのだろう。
あのランクル100とは縁が無かったのだと思うことにした。
(窃盗という卑劣な手段を許せないのは、また別の話だが)
休日、ランクルを買った店に行ってみた。
買うときに担当してくれた店員さんがいた。
自転車で乗り付けたワタクシを見て驚いたように言った。
「聞きました。大変でしたね」
保険屋さんから連絡が入ったのだろうか、盗難のことを知っていた。
「また盗まれたらと思うと、ランクルは考えちゃうよね」
と、次の車をどうしようかと相談。
店員さん、おもむろに何台かの展示車を開けて、
ランクルのキー解除というか盗みの手口を教えてくれた。
年式によって、それぞれの手口があるらしい。
ワタクシが買ったのは一番盗まれやすい年式だったとのこと。
買うとき言ってくれれば、何らかの対策はしたのに。
「盗難防止装置着けてもダメかな?」
「ここだけの話、私、○○○○だったら10秒で解除できます」
「○○(店員)さん、窃盗グループで稼げるね」
「まあ、その気になれば・・・でもその気にはならないです。(笑)」
盗難防止装置もピンキリのようだ。
選び方は少し分かった。
次の休日、系列の都内の別の店にランクルを見にいった。
程度が良さそうな在庫があったからだ。
車を見ていると、店員さんが親切に色々教えてくれた。
「やっぱり盗難が怖いなぁ」と言ってみた。
ランクル窃盗はイタズラではなく、ほとんどがプロ窃盗団。
彼らは命がけで一所懸命(?)仕事してるから、
どんな盗難防止装置をつけようが、
シャッター付きの自宅ガレージに入れておこうが、
目を付けられたら、確実に持っていかれるのだそうだ。
実際、釣り仲間も自宅に置いてあったランクルを盗まれたと聞いた。
奥にランクル、手前にはプリウスをガードするように置いておいてたら、
わざわざプリウスをこじ開け、どかしてから、ランクルだけ持っていったそうだ。
物音に気付いて、盗む場面を見たらしいが、
ヘタに出て行ったら命が危ないということで110番。
しかし、警察が到着した時には、盗まれた後だったそうだ。
もはや、泥棒というより強盗だ。
結局のところ、決定的な防犯対策は無いようだ。
前の2台が盗まれなかったのは、単に運が良かっただけなのかも。
ウ~ン、困ったぞ。
悩みつつ、千葉のお店に行った。
良さそうな車(ランクル)はあったし、ほぼ心は決まりかけていた。
しかしもう少しだけ悩んでみようと、展示車を見て回った。
すると、見慣れない車が。
「何?これ?」
「セコイア。トヨタの北米仕様の逆輸入車です」
「でかいなぁ」
「ランクルより大きいです」
「エンジンは?」
「ランドクルーザーと同じです」
「じゃあ、壊れない?」
「まあ、こういう車だし、丈夫だと思います。トヨタ車ですし」
「左ハンドルかぁ。昔乗ってたボルボも左だったしな。
逆輸入車をまた盗んで輸出しようとは思わないよねぇ」
「確かに盗難の確率は下がると思います」
「ちょっと動かしてみていい?」
ということで、敷地内で少しだけ試乗。
正直、ランドクルーザーのような繊細さというか
ラグジュアリー感は無いが、盗難の確率が
少しでも下がるのは有り難い。
アメリカ仕様だけあって、リアにはヒッチメンバー(牽引装置)も
標準で着いているし。
結構良いんじゃない?これ。
セコイアにかなり心動いたワタクシなのだ。
(セコイアって名前はイマイチだけど)
まあ、おそらくもう出てこないだろう。
その昔、「いつかランドクルーザーに乗りたい」と思い続け、
ついに夢がかない、初めて買ったのが80だった。
それから、100~100と3台のランドクルーザーを乗り継いだ。
先日盗まれたランクル100は、結局1ヶ月くらいしか乗れなかった。
少しずつ手を入れていこうと思っていた矢先で、
愛着を持つ間も無く、手元から消えていった。
これも縁なのだろう。
あのランクル100とは縁が無かったのだと思うことにした。
(窃盗という卑劣な手段を許せないのは、また別の話だが)
休日、ランクルを買った店に行ってみた。
買うときに担当してくれた店員さんがいた。
自転車で乗り付けたワタクシを見て驚いたように言った。
「聞きました。大変でしたね」
保険屋さんから連絡が入ったのだろうか、盗難のことを知っていた。
「また盗まれたらと思うと、ランクルは考えちゃうよね」
と、次の車をどうしようかと相談。
店員さん、おもむろに何台かの展示車を開けて、
ランクルのキー解除というか盗みの手口を教えてくれた。
年式によって、それぞれの手口があるらしい。
ワタクシが買ったのは一番盗まれやすい年式だったとのこと。
買うとき言ってくれれば、何らかの対策はしたのに。
「盗難防止装置着けてもダメかな?」
「ここだけの話、私、○○○○だったら10秒で解除できます」
「○○(店員)さん、窃盗グループで稼げるね」
「まあ、その気になれば・・・でもその気にはならないです。(笑)」
盗難防止装置もピンキリのようだ。
選び方は少し分かった。
次の休日、系列の都内の別の店にランクルを見にいった。
程度が良さそうな在庫があったからだ。
車を見ていると、店員さんが親切に色々教えてくれた。
「やっぱり盗難が怖いなぁ」と言ってみた。
ランクル窃盗はイタズラではなく、ほとんどがプロ窃盗団。
彼らは命がけで一所懸命(?)仕事してるから、
どんな盗難防止装置をつけようが、
シャッター付きの自宅ガレージに入れておこうが、
目を付けられたら、確実に持っていかれるのだそうだ。
実際、釣り仲間も自宅に置いてあったランクルを盗まれたと聞いた。
奥にランクル、手前にはプリウスをガードするように置いておいてたら、
わざわざプリウスをこじ開け、どかしてから、ランクルだけ持っていったそうだ。
物音に気付いて、盗む場面を見たらしいが、
ヘタに出て行ったら命が危ないということで110番。
しかし、警察が到着した時には、盗まれた後だったそうだ。
もはや、泥棒というより強盗だ。
結局のところ、決定的な防犯対策は無いようだ。
前の2台が盗まれなかったのは、単に運が良かっただけなのかも。
ウ~ン、困ったぞ。
悩みつつ、千葉のお店に行った。
良さそうな車(ランクル)はあったし、ほぼ心は決まりかけていた。
しかしもう少しだけ悩んでみようと、展示車を見て回った。
すると、見慣れない車が。
「何?これ?」
「セコイア。トヨタの北米仕様の逆輸入車です」
「でかいなぁ」
「ランクルより大きいです」
「エンジンは?」
「ランドクルーザーと同じです」
「じゃあ、壊れない?」
「まあ、こういう車だし、丈夫だと思います。トヨタ車ですし」
「左ハンドルかぁ。昔乗ってたボルボも左だったしな。
逆輸入車をまた盗んで輸出しようとは思わないよねぇ」
「確かに盗難の確率は下がると思います」
「ちょっと動かしてみていい?」
ということで、敷地内で少しだけ試乗。
正直、ランドクルーザーのような繊細さというか
ラグジュアリー感は無いが、盗難の確率が
少しでも下がるのは有り難い。
アメリカ仕様だけあって、リアにはヒッチメンバー(牽引装置)も
標準で着いているし。
結構良いんじゃない?これ。
セコイアにかなり心動いたワタクシなのだ。
(セコイアって名前はイマイチだけど)