2009年12月29日
親切とか、前向きとか
コンビニで缶コーヒーを買う。
フタに
ホットだから、振ると噴出すのか。
こんなこと以前は書いてなかったと思うのだが。
誰かがメーカーにクレーム入れたのかな?
お弁当を買う。
箸袋に
爪楊枝の注意書きから、箸の素材の注意書きまで。
誰かが、爪楊枝が刺さって痛い思いをしたとか、
箸のササクレに文句を言ったのだろうか。
最近、とにかくこういう表示が多い。
親切といえばそうなのだろうが、基本的には自己防衛だ。
「~する場合があります。ご注意ください」を表示しておくことで、
何か言われても、「記載してありますので」と言える。
ホント、こういうのが増えた。
それだけ、今までには無かったような
クレームも増えたってことなのかもしれない。
世の中がギスギスしてきたのか?
さて、子供とのテニス。
昨年からテニスをはじめてようやく一年。
週末しか相手が出来ないので、正直、まだヘタクソ。
2ヶ月ほど前から、フルコート・レギュラーボールでの
ラリーが繋がりはじめたようなレベルだ。
休日、この日は次男が発熱のため、長男と二人。
練習後半、「残り時間、何がしたい?」と聞くと、
「試合がしたい!」とのこと。
試合のやり方は知ってはいるのだが、
まだサービスがあまり入らないので、
サービス側が不利という状態だ。
それで練習になるのかは疑問でもあるが、
試合では、彼なりにかなり本気になるので、
挑戦をうけてやることにした。
ワタクシ、強打はしないが手は抜かない。
当然、子供はほとんどポイントが取れない。
ラブゲームで試合が進む。
あまりにポイントが取れないので、イライラしてくる子供。
不必要に強くスイングしはじめる。
「うぁ!」「フンッ!」とか、打つたびに悲痛な声を出す。
それでもワタクシは知らん振り。
手は抜かない。
ゲームカウント、0-5と追い詰められる。
思わず、転がっているボールをラケットで叩いた。
ゲームを止め、彼を呼ぶ。
「今、何した?」
「・・・・」
「何したって聞いてるんだ」
「ボールを叩いた・・・・」
「試合終了だ」
「どうして?」
「そういう態度は、テニスでは失格になるんだよ」
「ゴメンなさい」
「その試合が失格だけじゃなくて、何試合も出場になるんだよ!」
「え?・・・・そんな」
「だからもうキミはコートに立つ資格がない。
だからもう終わりだし、もう教えない。帰るぞ!」
結構、きつく言ったので、こたえたらしい。
かなり落ち込む。
実はこの日、テニスウェアを買ってあげることになっていた。
こんなこともあって、買うのをやめようかと思ったが、
約束は約束なので、LFINOさんに向かう。
車に乗っても、落ち込み、黙り込む。
反省してるのか、よしよし。
ん?
ス~ス~、グガ~!
寝てんのかよ!
LAFINOさんに着いた。
起こして、車を降りる。
神妙な顔で話しかけてくる。
「おとうさん・・・・」
「なに?」
「あのさ・・・・色々考えたんだけど・・・
・・・・テニスやらせてください!お願いします!」
色々考えたって・・・お前、イビキかいて寝てたじゃん。
「思いどおりに打てないとき、怒ると上手く打てるようになるのか?」
「ならない」
「試合で負けてるとき、ものにあたると勝てるの?」
「勝てない」
「じゃあ、どうすれば良いと思う?」
「え~と、前向きに頑張る」
彼なりに真剣だったのだろうが、思わず笑ってしまった。
ということで、ワタクシの負けだ。
前向きという表現が適切かどうかは分からないが、
彼なりに考えた結論なのだろう。
以降、試合をしても、静かに燃えている感じだし、
まあ、主旨は伝わったということかな。
今後も自分をコントロールして頑張って欲しい。
しつこいようだが、まだ恐ろしくヘタッピである。
フタに
ホットだから、振ると噴出すのか。
こんなこと以前は書いてなかったと思うのだが。
誰かがメーカーにクレーム入れたのかな?
お弁当を買う。
箸袋に
爪楊枝の注意書きから、箸の素材の注意書きまで。
誰かが、爪楊枝が刺さって痛い思いをしたとか、
箸のササクレに文句を言ったのだろうか。
最近、とにかくこういう表示が多い。
親切といえばそうなのだろうが、基本的には自己防衛だ。
「~する場合があります。ご注意ください」を表示しておくことで、
何か言われても、「記載してありますので」と言える。
ホント、こういうのが増えた。
それだけ、今までには無かったような
クレームも増えたってことなのかもしれない。
世の中がギスギスしてきたのか?
さて、子供とのテニス。
昨年からテニスをはじめてようやく一年。
週末しか相手が出来ないので、正直、まだヘタクソ。
2ヶ月ほど前から、フルコート・レギュラーボールでの
ラリーが繋がりはじめたようなレベルだ。
休日、この日は次男が発熱のため、長男と二人。
練習後半、「残り時間、何がしたい?」と聞くと、
「試合がしたい!」とのこと。
試合のやり方は知ってはいるのだが、
まだサービスがあまり入らないので、
サービス側が不利という状態だ。
それで練習になるのかは疑問でもあるが、
試合では、彼なりにかなり本気になるので、
挑戦をうけてやることにした。
ワタクシ、強打はしないが手は抜かない。
当然、子供はほとんどポイントが取れない。
ラブゲームで試合が進む。
あまりにポイントが取れないので、イライラしてくる子供。
不必要に強くスイングしはじめる。
「うぁ!」「フンッ!」とか、打つたびに悲痛な声を出す。
それでもワタクシは知らん振り。
手は抜かない。
ゲームカウント、0-5と追い詰められる。
思わず、転がっているボールをラケットで叩いた。
ゲームを止め、彼を呼ぶ。
「今、何した?」
「・・・・」
「何したって聞いてるんだ」
「ボールを叩いた・・・・」
「試合終了だ」
「どうして?」
「そういう態度は、テニスでは失格になるんだよ」
「ゴメンなさい」
「その試合が失格だけじゃなくて、何試合も出場になるんだよ!」
「え?・・・・そんな」
「だからもうキミはコートに立つ資格がない。
だからもう終わりだし、もう教えない。帰るぞ!」
結構、きつく言ったので、こたえたらしい。
かなり落ち込む。
実はこの日、テニスウェアを買ってあげることになっていた。
こんなこともあって、買うのをやめようかと思ったが、
約束は約束なので、LFINOさんに向かう。
車に乗っても、落ち込み、黙り込む。
反省してるのか、よしよし。
ん?
ス~ス~、グガ~!
寝てんのかよ!
LAFINOさんに着いた。
起こして、車を降りる。
神妙な顔で話しかけてくる。
「おとうさん・・・・」
「なに?」
「あのさ・・・・色々考えたんだけど・・・
・・・・テニスやらせてください!お願いします!」
色々考えたって・・・お前、イビキかいて寝てたじゃん。
「思いどおりに打てないとき、怒ると上手く打てるようになるのか?」
「ならない」
「試合で負けてるとき、ものにあたると勝てるの?」
「勝てない」
「じゃあ、どうすれば良いと思う?」
「え~と、前向きに頑張る」
彼なりに真剣だったのだろうが、思わず笑ってしまった。
ということで、ワタクシの負けだ。
前向きという表現が適切かどうかは分からないが、
彼なりに考えた結論なのだろう。
以降、試合をしても、静かに燃えている感じだし、
まあ、主旨は伝わったということかな。
今後も自分をコントロールして頑張って欲しい。
しつこいようだが、まだ恐ろしくヘタッピである。