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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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保管に注意

皆さんのラケットの保管状態は?

 1.購入時についてきたラケットケースに入れている。

 2.ツアーケースに入れている。

 3.ラケットの入るリュックに入れている。

 4.フレームのまま。

・・・それぞれだと思います。


ショップさんによっては、こんな袋に入れてくれます。
Stringingpaccage
Ken’sでも袋に入れてお渡しする場合があります。

ワタクシのラケットも専属(?)ストリンガーの旭コーチに
張り上げを頼むと袋に入れてくれます。

コートに入り、ツアーケースを開け、
おもむろに袋入りのラケットを取り出し、袋を開ける。
なんだかトッププロみたいでカッコいい。
古くはイワン・レンドル、今だったらフェデラーの試合で
こんなシーンをよく見ますよね。

この袋、1回目はそれなりの効果があります。
しかし、1回使った後の使用は要注意。
毎回、袋からラケットを出すのがカッコいいからと
一度使ったラケットをすぐに袋にしまうのはやめましょう。

プレー直後のグリップは汗で湿っています。
湿ったグリップのまま、通気性の無いビニール袋に入れてしまうと
湿気が袋内にこもり、ストリングにも良くありません。
袋に入れるのであれば、グリップを乾かしてから
入れるようにしてください。


また、最近のツアーケースは地面からの湿気や熱を通さないように
素材やつくりが工夫されていて、ラケット収納部の密閉度が
高い場合があるので、これも同様。
プレー後、そのまましまうとやはり湿気がこもります。
やはりグリップを乾かしてからしまうのがベスト。


 「じゃあ、袋に乾燥剤を入れればいいんじゃない?」

いえいえ、それもNG。
湿度が高すぎても低すぎてもストリングには良くない。
むしろ、乾燥のほうがストリングには悪影響があるそうです。
特にナチュラルストリングは乾燥によって、
ひび割れなどの劣化が起こる可能性が高いのだとか。

昔はナチュラルストリングを張ると、ラケットカバーに
乾燥剤などを入れたものですが、どうやらあまり良くないようです。
ワタクシも高校生の頃、めったに張れないナチュラルを張ると
お菓子などについていた乾燥剤をラケットカバーに忍ばせたものです。
なんとなく、これもカッコ良かったなぁ。(形から入るタイプ)
でも、ダメだったのね。


技術革新が進んだとはいえ、ストリングはデリケートなもの。
TVで観るプロの雰囲気だけ真似をしてしまうと、
良くないこともあるわけです。

車の中に入れっぱなしなどは論外ですが、
ちょっと気をつけてあげるだけで、コンディションも
随分変わるはずです。



・・・と、たまには少し「ためになる」ことも言ってみる。

投稿者 Malt 04:29 | コメント(0) | トラックバック(0)