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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

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タイガーとか、リーダーとか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!



4月5日(金)・6日(土)・7日(日)はデビスカップ韓国戦。
有明コロシアムに応援の嵐を巻き起こそう!



第2回 REC TV  いよいよ明日です!

デ杯応援特集として、デ杯・フェドチームのオフィシャルストリンガー、
冨岡氏をお招きして、日韓戦を応援します。
3月29日(金)21時 ON AIR!
ぜひご覧ください!




最近、このブログにもたびたび登場する、REC本社のWさん。
たまにいい話をする。

先日、こんな話を聞いた。

タイガー・ウッズはトーナメント中、
相手がパッティングする時に何を考えているのか?

普通に考えると「はずせ!」だろうか。
または、気にしないように一切見ないとか。

タイガーは、「入れ!」と思って、
対戦相手のパットを見るのだそうだ。
「外せ!」ではない、「入れ!」である。

理由はこうである。

相手のミスを願っていると、自分からネガティブオーラが出る。
そのネガティブオーラは自分自身のパフォーマンスにも
悪い影響を及ぼしてしまう。

だから、相手にもポジティブな心を向ける。
相手に素晴らしいプレーを願い、
自分もそれ以上のプレーをしようとする。
そこがタイガーのスゴさなんだそうだ。

たしかにこんな風にはなかなか考えられない。
普通は「外せ!」だろう。

相手がベストパフォーマンスすることで、
それ以上に自分が素晴らしいパフォーマンスをする。
そのためのポジティブオーラという考え方は初めて聞いた。
あらためてタイガー・ウッズを尊敬してしまった。


そういえば、テニスの試合でこんなこと思うだろうか?
相手のファーストサービスで「出ろ!」、
セカンドサービスの場面で「ダブれ!」と。

思わないよね。
そんなこと考えてたら、とてもじゃないがリターン出来ない。
当然入ると思って、集中して構えておくのが普通だ。

ちょっとだけタイガーの話と同じかもしれない。
そもそも相手も真剣だし上手いから、
当然、良いプレーをしてくる。

ミスを願うよりも、自分がそれを超えるプレーをすること。
それが正しい勝負の心理状態なのだろう。
うむー、ちょっと勉強になったぞ。



さて、ついでにもう少し考えてみた。

会社やチームは人で構成されている。
当然、異動や新入、たまには離脱があったりする。

誰かの後を引き継いで、自分が新たにそのチームを
動かすことになったとする。
その時、絶対にしてはいけないことは?

他者(前任者)を否定することである。
「アイツがダメだったから」
「アイツが負の遺産を置いていった」
これは絶対にやってはいけないこと。

やり方が違うのは当たり前。
行為に問題があれば淡々と修正するだけである。
他者の人格を否定してはいけない。

前任者を否定する事、それはそこについてやってきた
目の前のチームメンバーを否定することと同義である。
「アイツが悪い」という言葉を、チームメンバーは
「お前が悪い」に変換して聞いている事だろう。


大きな勘違いである。
「アイツ」を否定し、仮想敵をつくってもチームはまとまらない。
そんな幼稚なことで人の心は動かないだろう。
むしろ、誰かを否定し、ネガティブオーラを出せば出すほど、
チンケなつまらない人間に見え、人心は離れる一方だろう。

皆、顔には出さないかもしれない。
仕事が無くなってしまうのも困るし、
自分が否定される側に回ってしまうのが怖いから。
しかし心から賛同し、新しいチームとして頑張ろうとは思っていない。

いくら立派な事を言っても、いや立派な事を言えば言うほど、
その言葉は上滑りし、相手の心は1ミリも揺れはしない。
ネガティブオーラを発するリーダーにはチームビルドは出来ないのだ。

誰かのことを悪く言ったり、不幸を願ったりする前に
自分がどっちのオーラを出しているか振り返るべき。

どれだけ立派なことを言うかではなく、
ポジティブorネガティブ、サニーサイドorダークサイド、
どっち側を持っているか、結局、そこに行き着くのだと思う。
ネガティブサイド、ダークサイドのリーダーには
誰もついていきたくないもんね。


・・・なんてことを思ったタイガー・ウッズのお話。

珍しく写真が一枚も無かったなぁということで、
超ラジカル&ポジティブなウチのボス
昨晩、差し飲みしたときの写真。

一緒にいたい、話をしたい人であることは大事なのだ。

投稿者 Malt 05:30 | コメント(0) | トラックバック(0)