2013年03月19日
メンテとか、まくりとか。
まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
4月5日(金)・6日(土)・7日(日)はデビスカップ韓国戦。
有明コロシアムに応援の嵐を巻き起こそう!
少し前、10歳児のラケットを張り替えてあげた。
まだどのストリングが良いとかそういうレベルではないので、
手元にあるものをあれこれ試している段階である。
今回はテックガットを張ってみた。
「このガット、素麺みたいだし、ズレるからちょっと・・・」
とは、10歳児。
たしかに前のよりはズレやすいだろう。
しかし、素麺って・・・
まあ、以前はストリングのズレみたいなことなんて
気にならないレベルだったから、
これも成長のひとつと思えば良いのだろうか。
そのうち、バツバツ切るようになるのだろうな。
そしたらマルチなんて張れないんだろうな。
そうなる日も楽しみだ。
ちなみにグリップはこんなでも気にならないらしい。
こっちはもう少し気にしたほうがいいぞ。
さてそんな10歳児のクラブのランク戦。
相変わらず、のらりくらりと試合をする。
勝っていても負けていてもマイペース。(に見える)
コート後ろで見ているワタクシのことも気にならないらしい。
(というか完全無視)
ワタクシとしては、もっとガッツを前面に出した
プレーも見たい気もするんだけど、戦うのは彼自身だし、
彼なりのスタイルでいいんだろうと静観である。
1勝2敗で迎えた最終戦。
試合前の練習を見る限り、相手の子の方が明らかに上手い。
体格的にも相手のほうが大きく、ショットも速い。
試合が始まると、予想通り押しまくられ、連続してゲームを失う。
完全に相手ペースで崖っぷちの10歳児。
と、ここから何を思ったか、突然プレースタイルが変わった。
声を出しながらフルスイングのフォアハンドを
相手のバックに叩き込み始めた。
リターンを叩き、短いボールを叩き、ボレーで決める。
いったい彼に何が起こったのかは分からないが、
とにかく今までに見た事の無いプレーだった。
結局、まくりにまくって、試合は逆転勝ち。
信じられない結果に半泣きで思い切り悔しがる相手を置いて
コートから出てきた10歳児はいつもののほほんとした顔に戻っていた。
「最初からあんなふうにやれよ!」と言いたいところをぐっとガマンし、
「お疲れ様。今日気づいた事、テニスノートに書くんだよ」
とだけ言い、家路に着いたのだった。
いつもあんな感じでも、追い込まれると変わるんだなぁ。
まだまだ笑っちゃうようなレベルだが、それなりに一所懸命なんだろう。
やっぱり、戦う姿勢って自分から湧き出るものなのね。
またひとつ勉強になった。