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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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叩けるストリング

Yahoo!がGoogleと提携し、
Googleの検索エンジンを採用するそうだ。

もはやディレクトリー型検索は限界なのか。
実際、ワタクシも検索するのにYahoo!は使わない。
ほぼ100%、Googleだ。


ためしにGoogleで、「テニス ブログ」「ブログ テニス」で検索してみた。
なんと、ワタクシのブログが一番上位に表示された。
人気テニスブログのランキングサイトや、
本ブログ運営元の365netさんより上位。

どんな基準で検索順位をつけているのかは知らないが、
こんなブログが上位に来るなんて驚きだ。
タメになる有益なブログを書いている皆さんに申し訳ない。

今後もこんな感じでしか書けないけど・・・スミマセン。





さて、ストリングだ。

実はワタクシ、今年の春からストリングを替えた。

昨年までは、HEADの「C3 ROCKET」を使っていた。
その前は、Wilsonの「NXT17」。
その前は、GOSENの「ランプリール」等々。
C3 ROCKETはちょっと色合いが違う(モノフィラメントだ)が、
基本的には飛びの良いマルチ系が好きなのだ。

つまり、「ボールを一瞬ホールドする」「でも球離れが良く、飛ぶ」
そして、「腕への負担が少ない」というワガママを満足させてくれる
ストリングということだ。


となると、当然ながら最近流行りのポリストリングは、
「そんなの使って、腕痛めたらどうする」ということで完全に対象外。
もともと、右肘に遊離骨折があるのと、
手首を傷めやすいので、ハードなストリングは怖いのだ。




ところが、その考えを覆してくれた出来事があった。

HEADの「SONIC PRO(黒)」である。


実はこのストリング、SPEEDシリーズ発表時から
試打ラケットには張られていた。
しかしこの時点で、SONIC PROの黒はまだ日本未発売、
試打で良いと思っても入手困難だった。

加えて、SPEED PROがワタクシには今ひとつ合わず、
せっかく送ってもらったラケットも
畠山コーチと林コーチに取られてしまったので、
あまりSONIC PROの印象は無かったのだ。



そして、YOUTEK PRESTIGEが発表された。

先行情報から、待ちに待って試打。
張られていたのは、すべて黒いポリストリング。
HEADの「SONIC PRO」だった。


これが、フレームとストリングの相性が抜群に良い。
思い切り振り切っても、ボールがコートにおさまってくれる。

今までのセッティングのくマルチの飛び系のストリングなら
かなりのスピンを掛けてセーブしなければベースラインを割るだろう。
しかし、PRESTIGEとSONIC PROのコンビは
アウトの不安も無く、フラット気味に叩けるのだ。




これでワタクシのセッティング理論が変わった。

今までは、飛ばないフレームに飛び系のストリングを張り、
スイングを若干控えめに、スピンを多めに打つことで
バランスを取っていた。

しかしそれとは逆に、飛びすぎないポリを張ることで
抑え気味だったスイングをフルスイングに開放することが出来る。
叩きたいボールの時にアウトを怖がったり、
多量にスピンを掛けたり、微妙なフェイスコントロールを
考えなくて良くなったのだ。


パワーのレベルはまったく違うだろうが、
プロ選手が飛びを抑えてフルスイングをし続けるために
ポリストリングを張る意味がようやく少し理解できたような気がした。

以前、松原コーチが「プロは基本、すべてガン打ちですから」
と言っていたのも、このストリングセッティングを思えば
なるほど納得である。



ポリストリングには耐久性などのメリットもあるが、
ワタクシは昔のようにガンガン切るほどの練習量は無いので
その辺は関係ない。
だから、「ポリは自分には必要の無いストリング」と思っていた。
しかし、そこにポリストリングのメリットがあるのではなかった。

「しっかり叩くためのポリ」
そこがポイントだったのだ。



そんなわけで、春からAllstarClassic、そして今に至るまで
HEAD SONIC PROを使っている。



実はストリングをこれに替えてから、スイングの軌道も
少し変化していたことに気づいた。

今では、左肩付近にフィニッシュしていたフォアハンドが
今は左脇付近のフィニッシュに変わってきた。
スピンの要素から、より「後ろから前」への要素が
強くなってきたのだと思う。
つまり、そう振っても入るようになったということだ。

正直、ストリングでここまで変わるとは思わなかった。
やっぱり食わず嫌いはダメだ。
なんでも一度は試してみなきゃ・・・と、この歳にして思った。



そんなポリストリングにもデメリットはある。
賞味期間が短いことだ。

張りたては最高の感触で叩きまくれるが、
2週間も経てばその感触はもう無い。
微妙な変化かもしれないが、やはり違う。

ナダルを引き合いに出すのも申し訳ないが、
フレンチオープンのオフィシャルストリンガー氏によれば、
ナダルは10ゲーム毎にラケットを交換するそうだ。
まあ、それは極端としても、やはりストリングの性能が
最大限に引き出される鮮度は重要だということ。
それは、ポリストリングにおいては顕著だと思う。



つまり、何が言いたいかというと、

 ・ストリングのセッティングで確実にプレーも変わる

 ・ストリングの鮮度はストリングによって違う、そして重要

 ・手持ちのSONIC PROが底を尽いてきたので送って欲しい(冗談です)


ということで、ラケットだけでなく、
ストリングのセッティングについても
とことんコーチに相談することをオススメします。

新しいプレーの扉が開くかもしれませんぞ。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0) | トラックバック(0)