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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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面接

面接会にお邪魔した。

テニスコーチを養成する専門学校の合同面接会だ。
この学校からKen’sに入ってきたコーチは少なくない。
そして、ほとんどのコーチが変わらず活躍している。
先輩後輩のラインがあるのかは分からないが、
長きに渡って頑張っているのは非常に良いことだ。


昨年同様、澤村コーチにも同行してもらい会場へ。
同業他社の社長さんも数名来られていた。ご
挨拶をしつつ、二人とも心の中で、
「他社は社長さんなのに我々のようなチンピラが面接官で良いのか?」
と思ったりした。


午前中は面接。
複数名で25分というスタイルで7回転くらい。
緊張しつつも一所懸命話す初々しさが良かったりする。


何度も同じパターンで話すと、自分のテンションが落ちるので、
澤村コーチにバトンタッチしたり、微妙に内容を変えたりした。

「こんな聞き方をすると、面白い答えが返ってくるのか」とか、
「本音を聞くのはこの手がいいな」とか、
「緊張がとけると、なかなかいい笑顔じゃない」とか、
色んな発見があって楽しかった。


昔は会社の説明を機関銃のように話したが、
最近は簡単な説明と方針をだけを伝え、
詳しくはHPを見てもらうようにしている。

あとは質問形式中心で、個々の考えを聞かせてもらう。
いくつもの質問を繰り返すうちに、最初はトレーニング通りに
模範解答しかしなかった学生の本質が垣間見えるのだ。


午後はコートに移動して、実技面接。

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本人たちは大変だろうが、緊張しながらの真剣なプレーを
細かく観察させてもらうのだ。



実はワタクシの面接にはいくつかの着眼点がある。

例えば、2名同時の面接では、話しをしている本人だけなく、
話しをしていないもう1名の様子をみることにしている。
自分が話し終えてホッとして無反応は良くない。
仲間が一所懸命話しているのを聞いてあげて、
頷いたりしてあげているかが大事なのだ。


コートでの実技試験では、待っている間に何をしているかが大事。
自分が打っているときは観られているのはよく分かるから、
誰だって真剣にプレーをする。
自分の出番が終わったり、待っている時に声を出したり、
一所懸命にボールを拾ったり、待機コートでのラリーを
真剣にやっているかを見せてもらうのだ。


若いし新人なら、多少の技術不足はあるだろう。
大事なのはその後だ。
裏表無く、手抜き無く、素直に必死で学べるかが大事。
それは見られていることを意識していない時の
態度で分かることが多い。

こんなネタバラシをして良いのかは分からないが、
他にもチェックポイントはたくさんあるから、まあ良いとしよう。
とにかく、素直に頑張れる人ほど伸びるってことだ。
(自分のことは棚にあげてるけど)


この日、面接に参加した学生さんは皆さん非常に真面目。
手抜きっぽいものは見られなかった。
先生の指導が素晴らしいのだろう。

この先、2次~3次面接とまた縁があると良いな
と思いつつ会場を後にしたのだった。
皆さん、頑張ってください!

投稿者 Malt 05:47 | コメント(0) | トラックバック(0)