TV処分とか、授業参観とか
「書を捨てよ、町に出よう」を書いたのは寺山修二か。
書は捨てられないが、TVを処分した。
さてどうやって捨てるかと色々調べたが、事情により
早く処分したかったので、廃品回収業者に頼むことにした。
しかし、そうそうタイミング良く廃品回収が回って来るわけもない。
相手が来なけりゃ、こちらからということで、自転車で探しに出た。
しばらく近所を走り回ると、ビンゴ!
軽トラックにのった業者のオジサンを見つけた。
料金を聞くと、小さなTVは無料だが大きなものは有料らしい。
頼みたかったのは、37型のブラウン管TV。
まあ、そんなものかという価格表示だったので頼むことに。
実物を見たオジサン、「持てるかな。これ」と腰が引けている。
「大丈夫、ボクも手伝うから」と荷台に積み込んだ。
「オジサン、これってどうするの?」と聞くと、
「海外に持って行くんだよ。だから小さいほうがいいの」だそうだ。
どうやら大きなサイズはあまり引き合いが無いらしい。
じゃあ、小さなTVも出すよってことで、
ビデオデッキと14型TVも持っていってもらった。
片付いて良かった。
そんなわけで、ウインブルドンが観られない。
ケーブルTVのユニットを別のTVに繋げば良いのだが、
どうにも面倒で腰が上がらない。
テニスマンとしてはそうも言ってられないので
今晩あたりやってみるかってところだ。
さて週末、授業参観があった。
今年から下の子が1年生になったので、
2人見なければいけないから大変だ。
10歳児は前の授業の教科書が机の上に出たままだ。
しかも三角定規をいじくりまわしながら話を聞いている。
道徳の授業に三角定規は必要ない。
「ちゃんと集中せんかい!」と、頭を叩きに行きたい衝動に
駆られたのだが、さすがにそれはガマンした。
道徳の授業は、相手を思いやりながらの対話的なことだった。
約束の時間に遅れてきた友達にどんな言葉を掛けるかみたいな。
そんなこと、道徳で教わることなのか?
昔からそうだったっけ?
そういうのって、実際の対人関係の中でケンカしたり、
失敗したりしながら、体験として身につけていくものだと思っていたが。
今の対人関係って失敗が許されないのだろうか?
よく分からん。
授業を聞いてきて、色々思った。
やっぱり先生もプレゼンとパフォーマンス力が必要だ。
面白い先生の授業は親が聞いていても引き込まれるし、
そうでない授業は子供たちも親も退屈だ。
子供たちの落ち着きや私語は授業のパフォーマンスに
よるところが大きいと思うのだが、どうだろうか。
ちなみに10歳児の集中してないっぷりは先生のせいではない。
彼の緊張感の無さがすべてである。(苦笑)
昼、授業参観を終え、とある打ち合わせへ。
タイトなスケジュールだったが、何とか予定通りの時間で終了。
結論まで持っていけたので良かった。
そして、さらに次の打ち合わせへ急ぐ。
ここでは、アドバイスや有益な情報をたくさんいただく。
今後に生かさなければ。
その後、野球チームの仲間の家へお呼ばれ。
眺めの良いバルコニーで、ビールと手作りピザをいただく。
生地からつくる本格ピザだ。
相変わらず美味い。
商売になるよ、これ。
飲みつつ、色んな話を聞かせてもらう。
知らなかった彼のバックボーンなんかも聞かせてもらった。
なるほど深い。
ワタクシなんぞは、ピザ生地以上に薄っぺらだぞ。(開き直り)
ちょっとタイトだったが、色んな人から色んな刺激を受けた一日だった。
持つべきものは友人知人だね。(もちろん家族もね)
皆様、こんなワタクシにいつもお付き合いいただき、ありがとうございます!