JPTAセミナー
冷たい雨の振る中、セミナーに行ってきた。
(社)日本プロテニス協会主催のセミナーである。
会場は東京体育館の会議室。
昨年までは東レPPOの会場だったところだ。
メインアリーナ以外に足を踏み入れるのは初めて。
ちょっと迷った。
知らなかったのだが、アリーナ以外にも
トレーニングジムなど、様々な施設がある。
トレーニングジムは、民間委託で運営されているようだ。
第1部のテーマは「コーチング」。
アメリカンフットボールのプロコーチをしている
松場俊夫氏のコーチングセミナーである。
これまでにも何度かコーチングについてのセミナーを
受講したことがあるので、聞くことすべてが
初めてというわけではなかったが、基本を再確認できたりと
非常に勉強になった。
「相談相手は、自分の中の冷静な自分だけ」
なるほど、確かにその通り。
多くの場合、答えは自分の中で、すでに出ているのだ。
第2部の講師は、ハンドボールのプロ選手、宮崎大輔選手。
実業団リーグであるハンドボールのプロ選手は
日本には8人しかいないとのこと。
TV番組「スポーツマンNo1 決定戦」で優勝したり、
メディアへの露出も多いので、ご存知の方も多いはず。
マイナーなスポーツであるハンドボールを
いかにしてメディアに露出し、メジャーにするかなど、
プロとしての活動について語ってくれた。
また、他競技からの技術習得にも熱心。
バスケットボールのノールックパスや、
バレーボールのジャンプの仕方などを
ハンドボールに取り入れていく、貪欲な姿勢はスゴイ。
講演終了後も、時間を気にする周囲をおいて、
参加者の記念撮影に延々こたえる姿勢は、
プロそのものだと思った。
頼めば、こんなポーズも。
いい人だぁ。
終わったのが21時過ぎ。
一緒に行った旭コーチと食事(一杯?)でも行きたかったのだが、
片付いていない仕事が満載だったので、おとなしく帰ることに。
良い刺激を受けたセミナーだった。