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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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好きだから上達する(続き)

昨日の続き。

習い事で、ひとつ思い出した。
小学校1年から中学校卒業までの9年間、マリンバを習っていた。

マリンバってのは、こんな感じのやつ。
Marinba
簡単に言うと、大きな木琴ね。

ピアノとかバイオリンと比べると、あまりメジャーな習い事じゃない。
たまたまマリンバを教えられる先生がいたのだろう。


自分のことながら、よく9年も続けたものだと思う。
しかし正直、週1回のマリンバの練習は苦痛だった。
電車に乗って、街の楽器屋さんの3階の教室へ行く。
足取りは思い切り重かった。

それでも続いたのは、親に「辞めたい」って言えなかったから。

怖いとか、そういうのは無かったが、
「ここまでやらせてもらってるのに悪い」
って感じだったのかもしれない。

バスケ部と一緒で、自分の意思で「辞める」
とも言えないヘタレだったってことなんだと思う。


嫌々続けたおかげで、今はまったく弾けない(と思う)。
ちなみにワタクシ、いまだに譜面も読めない。
やっぱり、好きでやらないと身につかないのだ。



話は戻って、現在のこと。

子供は2年ほどサッカークラブに入っていた。
結構、強い、しっかり組織されたクラブチームだ。

しかし、練習会場が移動してしまい、送り迎えが厳しくなった。
それでも、彼が「やりたい」というのなら、
何とか送迎をしようと思っていた。


あるとき、彼が言った。

 「あのね、本当はボク、みんなでひとつのボールにワ~!って集まって、
  体がぶつかったり、ひっぱたりするのは好きじゃないんだ」

彼なりのサッカーへの決別宣言だった。

 「そうかぁ、じゃあ、なんかやりたいのある?」

 「テニス、やりたい」

初めての意思表示だった。


我が家の中には、あまりテニスの色が無い。
親も、休日など日常的にテニスをするわけでもない。

子供は、数回だけワタクシの試合を観たことがある。
ワタクシが負けた試合を観て泣いていたというから
それはそれで、感じるものはあるようだ。
しかし、ワタクシから「テニスをしろ」と言ったことは無い。

そんな中での、この発言である。
正直、ちょっと嬉しかった。

本人がやりたいことならば、出来るだけサポートしようと決めた。

さてさて、どんな形でテニスをはじめようか?ということになった。

(長いと迷惑だと思うので、続く)

投稿者 Malt 04:38 | コメント(0)| トラックバック(0)
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