tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

「ためにならないブログ」は新しいブログに引越しました。

新しいブログを見る
これからは新しいブログを更新していきますので、お気に入りの登録をお願いします。

ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
<<  2008年 10月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最近の記事
引っ越しました…とか…
09/20 22:56
7とか、iBooks…
09/20 05:30
崩壊中とか、掛からな…
09/19 05:30
月別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






好きだから上達する(続き)

昨日の続き。

習い事で、ひとつ思い出した。
小学校1年から中学校卒業までの9年間、マリンバを習っていた。

マリンバってのは、こんな感じのやつ。
Marinba
簡単に言うと、大きな木琴ね。

ピアノとかバイオリンと比べると、あまりメジャーな習い事じゃない。
たまたまマリンバを教えられる先生がいたのだろう。


自分のことながら、よく9年も続けたものだと思う。
しかし正直、週1回のマリンバの練習は苦痛だった。
電車に乗って、街の楽器屋さんの3階の教室へ行く。
足取りは思い切り重かった。

それでも続いたのは、親に「辞めたい」って言えなかったから。

怖いとか、そういうのは無かったが、
「ここまでやらせてもらってるのに悪い」
って感じだったのかもしれない。

バスケ部と一緒で、自分の意思で「辞める」
とも言えないヘタレだったってことなんだと思う。


嫌々続けたおかげで、今はまったく弾けない(と思う)。
ちなみにワタクシ、いまだに譜面も読めない。
やっぱり、好きでやらないと身につかないのだ。



話は戻って、現在のこと。

子供は2年ほどサッカークラブに入っていた。
結構、強い、しっかり組織されたクラブチームだ。

しかし、練習会場が移動してしまい、送り迎えが厳しくなった。
それでも、彼が「やりたい」というのなら、
何とか送迎をしようと思っていた。


あるとき、彼が言った。

 「あのね、本当はボク、みんなでひとつのボールにワ~!って集まって、
  体がぶつかったり、ひっぱたりするのは好きじゃないんだ」

彼なりのサッカーへの決別宣言だった。

 「そうかぁ、じゃあ、なんかやりたいのある?」

 「テニス、やりたい」

初めての意思表示だった。


我が家の中には、あまりテニスの色が無い。
親も、休日など日常的にテニスをするわけでもない。

子供は、数回だけワタクシの試合を観たことがある。
ワタクシが負けた試合を観て泣いていたというから
それはそれで、感じるものはあるようだ。
しかし、ワタクシから「テニスをしろ」と言ったことは無い。

そんな中での、この発言である。
正直、ちょっと嬉しかった。

本人がやりたいことならば、出来るだけサポートしようと決めた。

さてさて、どんな形でテニスをはじめようか?ということになった。

(長いと迷惑だと思うので、続く)

投稿者 Malt 04:38 | コメント(0) | トラックバック(0)