2013年04月09日
暴風とか、勝利!とか。
まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
デビスカップ韓国戦に勝利!プレーオフ進出決定!
ワールドグループ復帰目指し頑張ろう!
悪夢のような敗戦を喫したダブルスから一夜明け、
迎えたデ杯最終日の朝は、なにかを連想させるかのような暴風。
海岸沿いの高架を走るワタクシの最寄路線は
恐ろしく風に弱くすぐに運休になる。
この日も早めに電車に乗るも、強風のホームから
電車は一向に動き出す気配が無い。
車内で待つこと30分。
アナウンスが流れた。
「この電車は運転再開の見通しは立っておりません」
早目に言ってくれよぉ!
陸側の路線に乗り換えるべく、バス停に降りると
そこにはバス待ちの人たちで長蛇の列。
モスクワのマクドナルドか、ウインブルドンの当日券売り場かって感じ。
どっちも行ったこと無いけど。
かくなる上は車でと、いったん帰宅し車を出した。
湾岸道路は覚悟していたような渋滞も無く、あっという間に有明へ。
コロシアム横の駐車場に車を入れる。
何と1時間1,000円だそうな。
メッチャ高いやんか。
電車なら定期券内だからタダなのになぁ。
風のバカぁ!
すでに第1試合は始まっている時間。
急いでコロシアムに入ると、ファーストセットは4オール。
が、添田選手、一昨日の感じそのままに、今ひとつ変。
時折、ガッツポーズを見せる場面もあるものの、
アンフォーストエラーも多いし、ボールを追い切れないことも多い。
どうしちゃったんだろう。
対する韓国選手は昨日のダブルスに引き続き、メッチャ打って来る。
中でもサービスは半端じゃない威力。
アドコートからワイドへのフラットサービスでエースを量産。
20本以上のエースを取った。
乗りに乗る韓国。
反撃の糸口を掴めないままにズルズルと後退する日本。
そしてまさかのマッチポイント。
何とか粘るも、押し切られゲームセット。
正直、あそこまでバカ当たりされたらキツい。
添田選手もベストコンディションには見えなかったし。
とにかくこれで2対2のイーブン。
しかし流れと勢いは韓国である。
ここはもう伊藤竜馬選手に頑張ってもらうしか無い。
がしかし、伊藤選手はここまでデ杯であまり良い戦いをしていない。
我々から見てもそうだし、試合後、本人もそう言っていた程、
デ杯では満足いく試合が出来ていないのだ。
ましてやこの流れを変えなければいけないわけだから、
そう簡単なことではない。
そんな中、伊藤選手登場。
頼むぜ。
ところが試合が始まってみると、我々の不安とは正反対に
伊藤選手の試合運びは完璧だった。
サービスエースを量産し、大事なところでフォアでエース。
まさに伊藤選手の真骨頂とも言える展開だった。
すごいぞ、竜馬。
対する韓国は防戦一方。
一昨日、あれだけ添田選手を苦しめたバックハンドも
この試合ではただのディフェンスショットでしかなかった。
それだけこの試合の伊藤選手はすごかった。
そしてその時がやってきた。
ストレートで日本の勝利!
もつれにもつれた日韓戦は、日本がプレーオフ進出を決めた。
監督とガッチリ抱き合う。
植田さん、疲れたろうあなぁ。(すごく優しくていい方です)
喜ぶ日本チーム。
いや、ホント良かった。
並んでご挨拶。
植田監督の言う通り、課題も残ったが、あとはプレーオフに向けて進むだけ。
頑張ろう!
3日間の応援を終えたワタクシたちは、日の丸撤収作業。
次のナショナルの試合までお休みである。
10日にはプレーオフの対戦相手が決まる。
植田監督は「地の果てでも応援に来てください」とのことだが、
出来ることなら日本でやって欲しいな。
とにかく勝って良かった。
お疲れ様の3日間である。