2013年06月05日
ビーチテニスとか、ジャッジとか。
まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
オールサムズテニスクラブさんにお邪魔した。
既存のコートの奥に建設中のビーチテニスコート。
フェンスを張り、ネットを立てて完成だそうだ。
「入っていいですよ」とのことで、コートを触ってみた。
さらさらの白い砂がまぶしい。
南国のビーチのようだ。
ラケットはこれ。
ストリングではなく、板のようになっている。
グラスファイバー製だそうだ。
以前、パドルテニスを体験したことがあるが、
恐らくそれと同じものだと思う。
その形状故にポップで派手なデザインが可能。
ビーチテニスにぴったりなテイストである。
ボールはPLAY+STAYのオレンジボールのようなもの。
つまり若干バウンドを抑えたボールだそうだ。
下が砂浜なので当たり前だが、バレーボールのようにノーバウンドでラリーをする。
板状のラケットながら、トッププロになると回転も掛けるそうだ。
砂浜に足を取られるので、メッチャ疲れるらしい。
テニスをしている人は、常に足を動かしつつ、
スプリットステップを踏む癖があるので、尚更疲れるとか。
砂浜なのでスプリットは意味が無く、基本ベタ足で良いとのこと。
運動量も多そうだし、なかなか面白そうだ。
親切に案内してくれたのは、クラブの(大関)ヨシコーチ。
もしかすると、ビーチテニスで世界ランクを狙っているのかもしれない。
既存のクラブにビーチテニスコートをつくったのは、ここが初めてじゃないかな。
その発想と行動力はさすがである。
今後、この新たな動きが広がっていくと面白いなと思う。
完成の暁にはぜひ体験させていただこう。
よろしくお願いします。
さて、実はクラブ訪問の目的はビーチテニスコート見学ではない。
11歳児が試合をしていると聞いたからだ。
試合はランク戦。
ランキングによってクラスが分けられていて、
リーグ戦形式で4試合をこなす。
着いた時にはすでに2試合目。
ダブルフォルト連発で、崩壊中だった。(苦笑)
試合はブレーク合戦で進み5オール。
最後にサービスをキープし、薄氷の勝利。
相変わらず、やる気があるのか無いのか分からない試合運びである。
そして、3試合目。
以前、悔しい負け方をした相手だ。
パワフルながらミスも多い。
そしてミスをすると叫び、怒る。
ボールを乱暴に返してくる。
前回はその態度に動揺し負けて泣いたという因縁の対決である。
試合はいきなり14というワンサイドの展開に。
こりゃ今日はダメかなと思ったら、そこから奇跡のまくり。
なんと、4ゲーム連取でサービングフォーザマッチ。
そしてマッチポイント。
11歳児のフォアのクロスがサイドラインの少し内側に落ち、エース。
おお、勝った。
と思ったら、少し遅れて相手の手が挙がった。
「アウト!」
ありゃ、厳しいなこりゃ。
そこから試合はもつれ、結局敗退。
11歳児が泣きながら報告に来た。
「どうした?」
「負けた」
「悔しい?」
「うん」
「なんで泣いてる?」
「マッチポイントのボール、絶対入ってた」
「そうか。でも相手にはそう見えたんだよ」
「でも絶対入ってた」
「でも、あそこは相手がジャッジするのがルールなんだよ。
そう見えても、そこで崩れたキミの負けだ。
気持ちを切り替えて、そこから勝ち切ればいいんだから」
「でも・・・入ってた」
「ジャッジはお互い様。
キミも同じように見えてることがあるかもしれない。
もし間違ったとしても、わざとじゃないんだよ。
そこから勝てないとね」
「ハイ…(涙)」
あのショットが入っていたかどうかは言わない。
ジャッジは選手のものだから。
またひとつ良い経験をしたと思う。
次の試合も競って負けたが、良いファイトをした。
そうやって一歩ずつかな。
ガンバレよ。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
コメント
この記事へのコメントはありません。