2012年01月13日
感激とか、EZONE Xi98インプレとか。
まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
先日、振替でワタクシのレッスンを初めて受けてくれたSさん。
それ以降、ワタクシのレッスンを頻繁に受講して下さっている。
昨日、ボールを集めている時、Sさんが言った。
「私、Maltコーチに言われたこと、忘れないようにメモしてるんです」
驚いた。
そして感激した。
そこまで真剣に聞いて下さっているとは、本当に有難い。
こりゃ、迂闊なこと言えないななんて。
いや、迂闊なことなんて言ってないけど。
隣にいたNさんに言ってみた。
「ねっ!Nさんもちゃんとボクの話、聞いてくださいね」
「メモはしてないけど、言われたことはちゃんと憶えてます。
こらえ性がないなぁ、大人のテニスをしてねとか」
そんなことまで憶えてるのか…
本当に迂闊なこと言えないわ。
さて、インプレである。
YONEX EZONE Xi98
■フェイスサイズ:98inch2
■ラケット長:27inch
■ウエイト:平均310g
■バランス:平均310mm
■フレーム厚:23-24-19mm
■グリップサイズ:G2,3
■価格:31,500円
ヨネックスの看板選手のひとりである、アナ・イバノビッチの使用モデルである。
イバノビッチがウイルソンからヨネックスにスイッチした時は驚いたが、
いまやすっかりヨネックスの顔である。
イバノビッチといえば、強烈なグランドストロークが武器。
その武器をさらにパワーアップさせるべく選んだのが、
このEZONE Xi98である。
初代EZONEは驚異の振動吸収性ゆえに、
ツアーモデルとしての印象よりも、
どちらかといえばソフト感が際立ったような気がするが、
今回、シャフト形状など、パワーアップ系の変身を遂げての新登場である。
フレーム厚はヨネックス得意の23-24-19mmという可変テーパー。(勝手に命名)
適度なしなりがよりパワーを生み出す仕組みなのだ。
さて、打ってみた。
これはツアーモデルである。
しっかり振って、しっかり叩く、しっかり飛ばすラケットだ。
EZONE Xi(100平方インチフェイス)とは明らかに違う打球感。
Xiがボールの芯をピンスポットで打ち抜く感触で
ラケットのパワーアシストで気持ち良く飛ぶとすれば、
この98は、自分のスイングでしっかりボールを加速させるイメージ。
ラケットがボールをなんとかしてくれるのではなく、
自分でボールに意思を込める、それにラケットが応え、
パワーアシストをしてくれる感じかな。
(って、よく分からないか)
つまり打ち抜いて楽しいラケットである。
軽く合わせてばかりでは、このラケットの味は出ない。
自分からスイングしてナンボじゃないかと思う。
当然、スピンも叩いて潰してかけて欲しい。
そうすれば、伸びのある強烈なスピンボールが飛んで行ってくれる。
ワタクシ、実はこの手の可変テーパーのラケットは苦手。
しなりのせいなのか、トップ部の剛性が低いというか、
ランニングショットやパッシングなど、トップで引っ掛けたい時に
ビビる感じがするからだ。
しかしこのラケットはあまりトップ部が負ける感じが無い。
つまりはフェイスのどこで打っても、打ち負けないということ。
これはポイント高しである。
このラケット、すでに長塚プロも使っていた。
彼女の強烈なファアハンドを思えば、なるほどの選択である。
イバノビッチなど女性プレーヤーの印象も強いEZONEであるが、
この98は男性プレーヤーにもじゅうぶん使える骨太ラケットだと思う。
しっかりスイングして、自分の思いを打球に込めたいプレーヤーは
一度試してみることをオススメしたい。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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