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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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勝負オーラ

で、昨日の話の続き。


当時、駆け出しコーチだったワタクシは、コーチの方々が集まる
その試合会場で、色々なコーチの方々に声を掛けていた。
正確に言うと、質問攻めにしていたのだが。

 どんな練習をしているのか?

 試合の時のメンタルコントロールは?

 レッスン理論は?

 将来はどうされるのか?

先輩コーチの方々に聞きたいことがたくさんあって、
失礼を承知で、あれやこれやと尋ねて回っていた。


もともとコーチ間の交流を深めるという目的もあった(たぶん)
この会というかトーナメントなので、皆さんがとても親切に
質問に答えてくれた。

雲の上のよう方にも、それぞれ悩みがあるのだなと
驚いたり、逆に感心したり、そして話しが出来て嬉しいのと、
自分のようなどこかの馬の骨の若造にも親切なことに
感激したりしたものである。



ところがだ。

皆さん、試合になると豹変するのだ。

試合前にあんなに優しく話をしてくれたのに、
コートに入り、ネットを挟んで向かい合った途端、
尋常じゃない勝負オーラを発してくる。

錦織圭を威嚇したロディックのようなことは無いにせよ
「キミには負けないよ」的な静かで強いオーラを発する。
とにかく、勝負に掛ける気迫がスゴイのだ。

もちろん、ワタクシが甘くて、弱くて、オーラも無かったわけだが、
やはり強い人は何かが違うのだと感じ入ったものだ。



かつて、ウチのボスと試合をする時もそうだった。

たまに、「ちょっと練習しようか」と優しく誘われて、
喜んでコートに行き、ネットを挟んで向かい合うと、
さっきの優しいお誘いはどこへやら、もう怖い人になっている。

ウォーミングアップから完全に気圧されて、
飲まれまくって試合にならない。
当然、ボロボロに負けるわけだ。

やっぱり勝負強いってのはこういうことなんだなと思った。

最近、ネットを挟んで向かい合っても
あまりオーラを感じないのはちょっと寂しい。(苦笑)
(打ち合わせでデスクを挟むとオーラを感じるが)


で、コーチの試合の話に戻るが、そこには藤原里華プロの
お父様も出場していたことがある。
やはり有名な選手で、全日本選手権に出場していたその頃だ。

例に漏れず、藤原さんにもあれこれ質問させてもらった記憶がある。
非常に穏やかな方で、丁寧に色々と教えてくれた。


ところが、である。

やはり試合になると豹変するのである。
たぶん、現役全日本選手だったというのもあるのだろうが、
誰よりも豹変して、勝負オーラを出しておられた。

当然、ワタクシは完全に飲まれて、ほとんどゲームを取れずに
完敗だったように記憶している。

試合が終わり握手をして、「藤原さん、アドバイスをお願いします」
と恐る恐る話しかけると、すでに試合前に雰囲気で
丁寧にアドバイスをしてくれた。
勝負魂と切り替えのすごさを感じたのである。



実は藤原里華プロが、あの藤原さんのお嬢さんだと知ったのは、
それほど昔のことでは無い。

先日、東レPPOの予選で藤原プロの試合を観た。

Fujiwara002
完璧なプロ意識と怖いくらいの勝負にかける気迫を感じた。

もうベテランの域に達しつつある彼女だが、
怪我にも負けずに第一線を張り続ける勝負魂は
お父様譲りなのかななどど思いつつ観た。

先週の有明では、伊達さんと組んだダブルスで優勝したようだ。
まだまだ頑張って欲しい。

投稿者 Malt 04:29 | コメント(0)| トラックバック(0)
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