2010年05月15日
母の日
7歳児が仕事部屋にやってきて言う。
「あさって、母の日でしょ。
おかあさんにお手紙書いたんだけど、
見つからないように隠しておいて」
「そうなんだ、いいよ」
「あと、プレゼントどうする?
バッグとかどうかな?ブランドの」
「お小遣いいくら持ってるの?」
「いっぱいあるよ。4千円とか」
「ウ~ン、ブランドのバッグにはちょっと足りないかも」
「じゃあ、足りない分、おとうちゃんが手伝って」
「いや、おとうさんでもバッグは無理だわ」
テニスの帰り、子供たちを連れてプレゼントを探しにいった。
バッグにこだわる7歳児の意向が通り、これを買った。
2人のお小遣いで買える値段でよかった。
なぜかワタクシも含めて割り勘だったけど。
当日、子供たちからプレゼント。
感動する母親。
そして、「今日はボクたちが夜ご飯つくるからね」と。
さらに感動する母親。
で、料理開始。
メニューはハンバーグ。
準備する子供たち。
こらこら、何でDSを?
どうやら、料理ソフトを参考につくるらしい。
~タマネギをみじん切りにしてください~
「おとうちゃん、タマネギをみじん切りだって」
おいおい、オレが切るのかよ。
まあ、包丁だから仕方ないか。
はい、切ったよ。
~フライパンに小さじ1杯の油をひいて、タマネギを炒めてください~
「おとうちゃん、タマネギを炒めてくださいだって」
え?これもオレか?
まあ、火だし、仕方ないか。
はい、炒めたよ。
~タマネギを皿に移して、少し冷ましてください~
「おとうちゃん、タマネギを皿に移してだって」
え?
まあ、フライパン熱いしな。
はい、移しました。
~次にしめじを炒めてください~
「おとうちゃん、しめじ炒めてだって」
「しめじなんか無いよ」
「ダメだよ、無いと」
「無理!そこ飛ばして」
~材料を混ぜ合わせてください~
「おにいちゃん、材料を混ぜてだてって」
ようやく兄登場である。
弟は相変わらずDSからの指示を伝えるだけ。
混ぜたよ。
~適量に分け、形を整えてください~
「適量に分けて形を整えてくださいだって」
分かっとるわい!
はい、出来ました。
~フライパンに油をひき、片面に焦げ目をつけてください~
「おとうちゃん、フライパンに・・・」
はいはい、やりますよ。
はい、ひっくり返しました。
~次にソースをつくります~
「おとうちゃん・・・」
はいよ。
ソースとかケチャップとか、適当に混ぜただけ。
こんなもんでカンベンして。
「え~と、次は・・・」
「ワインを飲みながら、焼き上がり具合を見守りましょうでしょ?」
「そんなこと言ってないよ」
いや、良いではないか。
つくり方もここまで来たら、あとは適当で。
最後にチーズを乗せて熱する。
何かそれっぽくなったぞ。
ということで完成。
やたらとシンプルだが、まあ男の料理ってことで、どうかひとつ。
「自分でつくったご飯も美味しいね~!」
お前、作っとらんやんけ~!
って気もしたが、妻も喜んでいたから良しとしよう。
次回はもう少し手伝わせるぞ。
「あさって、母の日でしょ。
おかあさんにお手紙書いたんだけど、
見つからないように隠しておいて」
「そうなんだ、いいよ」
「あと、プレゼントどうする?
バッグとかどうかな?ブランドの」
「お小遣いいくら持ってるの?」
「いっぱいあるよ。4千円とか」
「ウ~ン、ブランドのバッグにはちょっと足りないかも」
「じゃあ、足りない分、おとうちゃんが手伝って」
「いや、おとうさんでもバッグは無理だわ」
テニスの帰り、子供たちを連れてプレゼントを探しにいった。
バッグにこだわる7歳児の意向が通り、これを買った。
2人のお小遣いで買える値段でよかった。
なぜかワタクシも含めて割り勘だったけど。
当日、子供たちからプレゼント。
感動する母親。
そして、「今日はボクたちが夜ご飯つくるからね」と。
さらに感動する母親。
で、料理開始。
メニューはハンバーグ。
準備する子供たち。
こらこら、何でDSを?
どうやら、料理ソフトを参考につくるらしい。
~タマネギをみじん切りにしてください~
「おとうちゃん、タマネギをみじん切りだって」
おいおい、オレが切るのかよ。
まあ、包丁だから仕方ないか。
はい、切ったよ。
~フライパンに小さじ1杯の油をひいて、タマネギを炒めてください~
「おとうちゃん、タマネギを炒めてくださいだって」
え?これもオレか?
まあ、火だし、仕方ないか。
はい、炒めたよ。
~タマネギを皿に移して、少し冷ましてください~
「おとうちゃん、タマネギを皿に移してだって」
え?
まあ、フライパン熱いしな。
はい、移しました。
~次にしめじを炒めてください~
「おとうちゃん、しめじ炒めてだって」
「しめじなんか無いよ」
「ダメだよ、無いと」
「無理!そこ飛ばして」
~材料を混ぜ合わせてください~
「おにいちゃん、材料を混ぜてだてって」
ようやく兄登場である。
弟は相変わらずDSからの指示を伝えるだけ。
混ぜたよ。
~適量に分け、形を整えてください~
「適量に分けて形を整えてくださいだって」
分かっとるわい!
はい、出来ました。
~フライパンに油をひき、片面に焦げ目をつけてください~
「おとうちゃん、フライパンに・・・」
はいはい、やりますよ。
はい、ひっくり返しました。
~次にソースをつくります~
「おとうちゃん・・・」
はいよ。
ソースとかケチャップとか、適当に混ぜただけ。
こんなもんでカンベンして。
「え~と、次は・・・」
「ワインを飲みながら、焼き上がり具合を見守りましょうでしょ?」
「そんなこと言ってないよ」
いや、良いではないか。
つくり方もここまで来たら、あとは適当で。
最後にチーズを乗せて熱する。
何かそれっぽくなったぞ。
ということで完成。
やたらとシンプルだが、まあ男の料理ってことで、どうかひとつ。
「自分でつくったご飯も美味しいね~!」
お前、作っとらんやんけ~!
って気もしたが、妻も喜んでいたから良しとしよう。
次回はもう少し手伝わせるぞ。