2010年05月10日
モノ作りということ
ボートのエンジンの始動は、車と同じようにイグニッション(キー)を回す。
エンジンが掛かると、ピー!と作動確認音が鳴る。
先日の釣りの時、キーを回してもセルが回らなかったり、
エンジンが掛かって走り出してからも
何度もピー!ピー!と始動時の音が鳴ったりした。
電気系がおかしいらしい。
騙し騙しで釣りを終え、仲間とともに電装部をチェック。
バッテリーとケーブルの接続部があやしいということになった。
バッテリーとケーブルの間には過電流を防ぐブレーカーがある。
これがそのパーツ。
過剰な電流が流れると、横の黒いポッチが飛び出して電流を切る。
そしてブレーカーとバッテリーを繋ぐのが、このパーツ。
見ての通り、サビサビである。
これでも接点復活剤とワイヤブラシで磨いた後だ。
初めがいかに錆びていたかってことだ。
とにかくこれでは通電しない。
この錆びたパーツのせいで、電気が流れたり切れたりしていたのだろう。
ここを交換、通電させれば、おそらく直るだろう。
しかし、アメリカ製のボートパーツなんぞ、そのへんにあるわけが無い。
いくつかのホームセンターを見て回ったが、似たようなものも
代替になるようなものも売っていない。
とあるホームセンターの電気部品コーナー。
いかにも詳しそうな店員さんに相談。
「このパーツが欲しいんですけど」
「なんですか?これ」
「ボートのパーツなんです。バッテリーに通電させたいんです」
「ウ~ン、これは無いなぁ」
そんな会話をしつつ、さすがプロ、代替案を出してくれた。
「じゃあ、O型端子とケーブルでつなぎましょう」
ということで、O型の圧着端子を選ぶ。
ところが、こういう小物は袋売り。
ワタクシが必要なのは各サイズ1個ずつだ。
「ばら売り無いんですか?」
「スミマセン、無いんです」
仕方が無いので、袋買い。
まあ、300円くらいだし、いつかまた使うかもしれない。
そして、端子同士を繋ぐケーブル。
これもメーター売りである。
しかし、必要なのは5センチほど。
さすがにかわいそうだと思ったのか、プチッと5センチほど切って、
「これは差し上げます」だって。
サンキュ~!店員さん。
そんなで作ったのが、このパーツ。
で、組みあがり。
見れは、「何だこんなもの」って感じだが、
これが無いとボートが動かない。
無駄な部品はひとつも無いのだ。
そしてここに到達するまでには、端子の径からケーブルの太さ、
専用の作業工具まで、いくつものプロセスがある。
それだけにこれを組み上げ、取り付けて
エンジンを掛けた時の感動は大きいのだ。
そんなこんなの面倒なプロセスは非常に楽しい。
子供の頃にプラモデルをつくった楽しさに通じるものがある。
やっぱり、男子はものをつくってナンボだなとか思ったりする。
そしてここにもモノ作り男子が。
和田コーチである。
ワタクシの車のバックカメラの取り付けだ。
センターコンソール外しまくりの、ケーブル引きまくり。
さすがにこれはワタクシには無理。
すったもんだの挙句、無事に取り付け完了。
ありがとうございました。
とにかく、自分の腕でモノが出来たり、直ったりって面白い。
色んな工具を触っているだけでも楽しいし。
男にはそういうDNAがあるのかな。
ということで、こんな本を買った。
モノ作りのこだわりがコミカルに書かれていて、非常に面白い。
そしてここにもモノ作りの応援団が。
~モノ作りがカッコイイと思える会社へ~ 工具JP
こちらは主にプロの工具。
ワタクシのちんけなモノ作りはどうでも良いが、
やっぱり日本のモノ作り産業には
頑張って欲しいと思ったりするのである。
エンジンが掛かると、ピー!と作動確認音が鳴る。
先日の釣りの時、キーを回してもセルが回らなかったり、
エンジンが掛かって走り出してからも
何度もピー!ピー!と始動時の音が鳴ったりした。
電気系がおかしいらしい。
騙し騙しで釣りを終え、仲間とともに電装部をチェック。
バッテリーとケーブルの接続部があやしいということになった。
バッテリーとケーブルの間には過電流を防ぐブレーカーがある。
これがそのパーツ。
過剰な電流が流れると、横の黒いポッチが飛び出して電流を切る。
そしてブレーカーとバッテリーを繋ぐのが、このパーツ。
見ての通り、サビサビである。
これでも接点復活剤とワイヤブラシで磨いた後だ。
初めがいかに錆びていたかってことだ。
とにかくこれでは通電しない。
この錆びたパーツのせいで、電気が流れたり切れたりしていたのだろう。
ここを交換、通電させれば、おそらく直るだろう。
しかし、アメリカ製のボートパーツなんぞ、そのへんにあるわけが無い。
いくつかのホームセンターを見て回ったが、似たようなものも
代替になるようなものも売っていない。
とあるホームセンターの電気部品コーナー。
いかにも詳しそうな店員さんに相談。
「このパーツが欲しいんですけど」
「なんですか?これ」
「ボートのパーツなんです。バッテリーに通電させたいんです」
「ウ~ン、これは無いなぁ」
そんな会話をしつつ、さすがプロ、代替案を出してくれた。
「じゃあ、O型端子とケーブルでつなぎましょう」
ということで、O型の圧着端子を選ぶ。
ところが、こういう小物は袋売り。
ワタクシが必要なのは各サイズ1個ずつだ。
「ばら売り無いんですか?」
「スミマセン、無いんです」
仕方が無いので、袋買い。
まあ、300円くらいだし、いつかまた使うかもしれない。
そして、端子同士を繋ぐケーブル。
これもメーター売りである。
しかし、必要なのは5センチほど。
さすがにかわいそうだと思ったのか、プチッと5センチほど切って、
「これは差し上げます」だって。
サンキュ~!店員さん。
そんなで作ったのが、このパーツ。
で、組みあがり。
見れは、「何だこんなもの」って感じだが、
これが無いとボートが動かない。
無駄な部品はひとつも無いのだ。
そしてここに到達するまでには、端子の径からケーブルの太さ、
専用の作業工具まで、いくつものプロセスがある。
それだけにこれを組み上げ、取り付けて
エンジンを掛けた時の感動は大きいのだ。
そんなこんなの面倒なプロセスは非常に楽しい。
子供の頃にプラモデルをつくった楽しさに通じるものがある。
やっぱり、男子はものをつくってナンボだなとか思ったりする。
そしてここにもモノ作り男子が。
和田コーチである。
ワタクシの車のバックカメラの取り付けだ。
センターコンソール外しまくりの、ケーブル引きまくり。
さすがにこれはワタクシには無理。
すったもんだの挙句、無事に取り付け完了。
ありがとうございました。
とにかく、自分の腕でモノが出来たり、直ったりって面白い。
色んな工具を触っているだけでも楽しいし。
男にはそういうDNAがあるのかな。
ということで、こんな本を買った。
モノ作りのこだわりがコミカルに書かれていて、非常に面白い。
そしてここにもモノ作りの応援団が。
~モノ作りがカッコイイと思える会社へ~ 工具JP
こちらは主にプロの工具。
ワタクシのちんけなモノ作りはどうでも良いが、
やっぱり日本のモノ作り産業には
頑張って欲しいと思ったりするのである。