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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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テクニファイバー T-FLASH315 インプレ!

テクニファイバーは、バグダティスやティプサレビッチと契約し、
ワールドワイドで力を入れてきているブランド。
日本ではあまり馴染みが無かったが、
フレンチオープンのオフィシャルストリンガーなど、
ヨーロッパではメジャーなブランドである。

日本では、ブリヂストンスポーツが総代理店となり、
販売を開始することになった。



さて、その期待の新製品ラケットが発売になった。

Ken’sにも全機種が入荷。
試打ラケットも全機種用意できた。

早速、すべての機種を試打してみた。
すべての機種ということは、2シリーズ各3機種の計6機種。
一度に紹介しきれないので、順次書いていくことにする。


まずは、これからだ。
Dsc_6026



T-FLASH 315 VO2MAX
Dsc_6027
■ウエイト: 315g
■フェイスサイズ:100平方インチ
■バランスポイント:310mm(±5mm)
■ストリングパターン:16×20
■ラケット長:27インチ
■フレーム厚:20~25mmラウンドビーム
■グリップサイズ:2・3・4(4:限定)
■メーカー希望価格: 35,700円


言わずと知れた、バグダティス使用モデルである。
フレームサイドにプリントされた顔は、バグダティスの祖国、
キプロスにも縁の深い、全能の神ゼウスだそうだ。

実はこのラケット、今回発売になった6機種中、
味付け的には異彩を放っている。
スペックでは「ラウンドビーム」となっているが、
他の2種と同じようなラウンドビームではなく、
空気抵抗を考慮したようなエアロフォルムになっている。

おそらく、バグダティスの以前の契約メーカーである
フィッシャー社のラケットからの乗り換えに際して、
極力、違和感が出ないように配慮されて
開発がすすんだというところではないだろうか。

ハッキリ言ってしまえば、このモデルだけ
突如として、かなりのツアースペックだということだ。



さて、この薄めのラケット、315gとはいえ、
さほど重さは感じない。
このあたりも、ツアー系のラケットの特徴だろうか。
全体の適度な重みを感じつつも、
操作性に苦労することはなかった。
この辺は、ワタクシ好みである。

打球感は、若干粘りのある感じ。
最近、というか少し前までの流行りの
軽い「カツン!」という打球感ではない。

ボールがしっかりとフェイスに乗って、
スイングで弾き出すようなイメージである。
正直、今風の打球感ではない。

ただ、飛びそのものは、最新素材のせいなのか、
思ったよりも、飛び出て行く感じはある。
フェイスに乗せつつ、しっかり振ることで、
かなりのパワーショットが打てそうだ。

ダブルスで、サービスを強めに打ってみたが、
実際、かなりのスピードが出たし、
いつになくたくさんのエースを取ることができた。
6機種中、一番サービスの威力を出せたのが、このモデルだった。

Dsc_6032

ボレーでも、フェイスにボールが乗る感覚がある分、
思ったところにコントロールがきくように思う。
ただ、若干パンチ気味にしたり、押出すイメージで
打っていったほうが、攻撃的なショットが打てるかもしれない。
単に当てただけで、飛んでいくということは無い。


ストロークは、しっかりフェイスをつくれば、相手のボールの威力に
負けることなく、弾き返すことが出来る。
フェイスをしっかりつくる技術があれば、レシーブなどでは
コンパクトに足元を狙うことも可能だと思う。

気になったのは、フェイストップ部の剛性。
ストロークなどの横の振りで、トップ部で打つと、
若干の振動が腕に伝わってきた。
少し、ビビリ感みたいなものである。

これは、トップスピンでのパッシングショットを
アングルに沈める時などに、少し不安が出る。
出来れば、ビリビリとして振動が無く、
「バシュッ!」としっかりと引っ掛ける感じが欲しい。

ただし、これはもしかするとストリングのセッティングかもしれない。
もう少し、硬めに張れば、解消する振動のような気もするので、
今後、色々と試してみたいと思う。



ということで、バグダティスが使うだけあって、
普通にツアー系の味付けのラケットである。
オールラウンドにコントロール性を重視したい
男性プレーヤーにお勧めだ。

ちなみに、ゼウスの顔のデザインは、好みが分かれるところだが、
自分で使っている分には、気にならない。(当たり前だ)


投稿者 Malt 04:05 | コメント(0)| トラックバック(0)
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