祝勝会
今年からベテラン大会に挑戦しはじめた旭コーチ。
先日の東北オープンをもって、試合出場はひと段落したらしい。
全日本ベテラン出場を目標にあちこちに遠征、
良かったり悪かったり、喜んだり凹んだりと
本当に良い経験をしたようだ。
これは貴重な財産として、必ずやレッスンに反映されることと思う。
と、プレッシャーをかけておこう。
スクール会員の皆様、ご期待ください。
実は旭コーチ、今を遡ること4~5年前、
ある研修会での面接で、
目標や夢を問われ、こう答えた。
「ベテラン大会で全日本出場を目指したいです」
ワタクシ、これを聞いた時、正直驚いた。
確かに旭コーチはテニスも上手い。
ボールさばきというか、タッチの良さや器用さは
たぶん、Ken’sで一番じゃないかと思う。
しかし、トーナメントにそれほどの思いを持っているとは
思っていなかったので、意外だったのだ。
しかしその宣言後、旭コーチがトーナメントに出て行くことは無かった。
死ぬ気で練習している様子もない。
仕事が忙しいとか、様々な理由があったのだと思うが、
ワタクシは、「なんだ、口だけか・・・」と思っていた。
そんな中、ある人の紹介で現在のパートナーに出会い、
今年からベテラントーナメントに挑戦することになった。
たぶん、その出会いが無かったら、今もトーナメントに
挑戦することは無かっただろう。
本人は否定するかもしれないが、たぶんそうだ。(と思う)
ということで、重い腰を上げた旭コーチ。
千葉県選手権でも40歳以上ダブルスの
タイトルをとることも出来た。
目標の全日本ベテラン選手権には、
少しポイントが足りなそうだということだが、
挑戦初年度にしては満足のいく結果だったのではないかと思う。
(初年度でいきなり目標達成じゃ出来すぎだ)
試合に出て行くためには、
片付けなければいけない問題がたくさんある。
まずは、休暇の捻出。
テニスの試合に行くとはいえ、
試合に出たいのはコーチたちは皆一緒。
自分だけ、たくさん休んで試合に行くわけにもいかない。
自分のレッスンを楽しみにして下さっている
お客様にも迷惑を掛けることにもなる。
レッスンを代わってくれるコーチも探さなければいけない。
結構、ギリギリの調整が必要なのである。
そして、仕事の調整。
「試合に行くから、仕事は出来ません」は通らない。
むしろ、「試合に行く分、仕事はキッチリやります」
でないと、周囲の理解は得られない。
つまり、周囲の協力を得るために、
いつも以上のパーフォーマンスが求められる。
その他、練習時間の捻出など、多くのハードルをクリアし、
そして、勝負にも勝たなければいけない。
そんなこんなを完璧(???)にこなし、
頑張った旭コーチだったのだ。
さて先日、千葉県選手権ベテラン優勝を称え、
旭コーチには社長賞が贈られた。
良いところまでいくも、なかなかタイトルを獲れなかった
Ken’sコーチ陣においては快挙である。
仕方がないので、社員有志で祝勝会をすることにした。
幹事は、宴会になると仕事では見たこともないような
パワーを発揮する富田コーチだ。
私 「旭、祝勝会ね」
旭 「ありがとうございます!そこまでしていただけるとは」
私 「何か勘違いしてないか? 旭が皆を招待するんだよ」
旭 「は?皆がボクを招待して、祝ってくれるんじゃ・・・」
私 「バカ言ってんじゃないよ。
みんなのおかげで試合に出られたんじゃないか。
キミがみんなに感謝の意を込めてご馳走するんだよ。
まあ、ホールインワン記念パーティーみいなもんかな」
旭 「かえって高くつくわ・・・」
ということで、今週末は祝勝会である。