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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

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DUNLOP Diacluster4.5HDSインプレ!

ラケットの味付けは各メーカー、それぞれ特徴がある。
モデルは様々あれど、なんとなくそのメーカーの
打感というものがあるような気がする。

その中でもダンロップは、独自の打球感を持つシリーズを
輩出し続けるメーカーだと思う。

古くは、マッケンロー使用モデルとして一世を風靡したMAXシリーズ。
ナイロン射出製法という独自のテクノロジーによって
他社には無い、独特な打球感のラケットだった。

このMAXシリーズ、200Gをはじめとして、
かなりのセールスを記録した。

ワタクシも使用したが、フレームのしなやかさのわりに
ストリングパターンが細かいゆえにフェイスの面圧が
高くなってしまうような気がして、そのアンバランスさに
短期間しか使わなかった。

個人的には、フレーム剛性の高いものに
粗めのストリングパターンで低テンションが好みだったので
MAXシリーズは真逆のラケットだったと思う。


その後、ダンロップ社が発売したRIMシリーズは
リム製法によって、独自の打球感を実現。
ロングセラーシリーズになっていることからも分かるとおり、
多くのユーザーに支持されているシリーズである。

このリムシリーズの打球感は、ワタクシも大好きである。
少しゴツめのボックス形状フレームによる剛性感と
素材のしなやかさが、絶妙のマッチングを生み、
非常にマイルドで扱いやすいものとなっている。



ということで、ダンロップのニューモデルである。
Dsc_3454


DUNLOP Diacluster4.5HDS
Dsc_3451
■フェイスサイズ  100平方インチ
■フレーム長  27インチ
■フレーム厚  22-26ミリ
■バランス(平均)  335ミリ
■ウェイト(平均) 275グラム
■ストリングパターン 16×19
■価格 33,600円


プレスリリースは下記の通り

~スピンがかけやすく、振り抜きと操作性も重視するプレーヤーに。
 ダイアモンドカーボンと HDSフレームで、強靱なフレーム剛性を実現。
 操作性に優れ、「φtuning(ファイ・チューニング)」による
 抜群の振り抜きやすさで、スピンがかかりやすく、
 ウェーバーシステムの搭載で、ミスショットも減少します。~


まあ、分かったような分からないような説明ですが(苦笑)


最近のダンロップラケットの特徴でもあるウェーバーシステム。
Dsc_3453
グロメットホールを広げ、ダンパーを装着し、
振動吸収とソフト感を持たせるシステム。

個人的には、これは要らないと思う。
ダンロップのラケットは、フレーム自体の振動吸収性が高いし、
ウェーバーシステムがかなりの高性能なので、
振動つまり打球感を殺しすぎると思うのだ。

システムそのものは素晴らしいので、初心者・初級モデルへの
搭載に限定しても良いのでは無いかと思う。
少なくとも、ツアー系に寄ったモデルには必要無いと思うが、
いかがでしょうか? ダンロップ様。


Dsc_3455
フェイスは標準的なラウンド形状。

横幅もしっかりとってあるので、ネットプレーや
スピン系のスイングなどにも安心感がある。
この安心感というヤツ、プレーするうえでは非常に大事。
「フレームショットしそうだな」と思いながらでは
思い切ったスイングができないのだ。


取り回しは非常に良い。
ウエイトも275gと軽いが、バランスのせいなのか違和感は無い。
フレームが軽いラケットはボール負けするような感触があるが、
このラケットはそれが無い。

ネットでのとっさの動きに対応できる軽さと
強い打球にも負けない反発があるので
ダブルスでは非常に楽である。

また、極端なデカ&厚ラケットではないので、
ドロップボレーやアングルボレーなどの小技も
大味にならずにこなせるのは、強みになると思う。



難を言えば、もう少し打球感が欲しい。
ストリングのセッティングのせいもあるのだろうが、
ソフトすぎて自分の思い通りのショットが打てたのかが、
打った瞬間に感じとりづらいのだ。
打球を見れば、思い通りのボールが飛んではいるのだが、
やはり腕で感じ取れるほうが安心感がある。

まあ、これは男性であり、通常はHEAD PRESTIGEを
使用しているワタクシのリクエストというか、単なるワガママである。



いずれにしても、扱いやすさは素晴らしい。
パワーに自信の無い男性や、ダブルスで攻撃的なプレーを
展開したい女性プレーヤーにおすすめしたい1本である。


投稿者 Malt 03:52 | コメント(0)| トラックバック(0)
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