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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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インプレ! YONEXパワークッション24

ウインブルドン、杉山の1回戦は長塚京子プロの解説だったらしい。
長塚京子をよく知る、ウチの事務スタッフのN澤さんによると、
「良い解説だったけど、知ってる間柄だけにドキドキした」そうだ。
試合じゃなくて、解説にドキドキとは・・・

で、ワタクシはWOWOWのほうを観てた。
ゴメン、京子ちゃん。
今晩からNHKも観るよ。




さて、インプレである。
テニスシューズのインプレは、あまり書いたことがない。
ラケットと違って、試打ならぬ試履きシューズというのは無いからだ。

今回は、ヨネックスさんからいただいた新製品のシューズを履いてみた。


パワークッション24(SHT24) 14,490円
Dsc_4370
目にも鮮やかなブルー。
ヒューイット使用モデルである。

他に、ブラック×ホワイト×レッドのカラーの
ナルバンディアン使用モデルもある。
こちらのほうが、オーソドクスな印象である。

このブルーバージョン、派手なのは良いのだが、
ウェアとのコーディネートを考える必要があるかも。
何も考えずにコートに立ったら、赤のゲームシャツに黒の短パン、
そしてブルーのシューズと、妙なコーディネートになってしまい、
ダニエルに英語つっこまれた。
(聞き取れなかったのでスルーした)

ちなみに、同じシューズを愛用している菊地コーチは、
ウェアとあわせるために、2足(2色)持っているそうだ。


ヨネックスシューズのテクノロジーといえば、
商品名にもなっているパワークッションである。

衝撃を吸収しつつも、脅威の反発力があるという新素材。
このクッションに、卵を落としても割れずに弾むというもの。
実際、この卵落とし実験を見たことがあるが、
卵は割れることも無く、ヒヨコが生まれることも無く、
弾んで戻ってきた。
確かにすごいクッション性能である。


今回のこのシューズ、選手が使用しているだけあって、
足型には少し特徴がある。
今流行りの「幅広」タイプではなく、かなり細身というか、
低いというか、フィット感重視の足型だそうだ。

実は、個人的には幅広系のシューズは、中で足が遊んでしまい、
ストップやリバースの動きが不安で、あまり好きではない。
だから、このタイプのシューズでないと十分に動けない。
そんなわけで、期待をしつつ足を入れた。

高次元のフィット感である。

シューズの中での遊びがほとんど無い。
足にシューズがまとわりつく感じというか、適度に締め付けられる感じ。
なんだろうか、良い意味で足袋みたいなフィット感とでも言おうか。
いや、足袋は履いたこと無いんだけど。

とにかく、足とシューズの一体感がある。
ワタクシ、シューズの中で足指で「グー・パー」が
自由に出来てしまうかどうかを、フィット感の判断基準にしている。
もちろん、「グー・パー」はどのシューズでも出来るのだが、
あまりに抵抗無く出来てしまうものは、シューズの中での
踏ん張りがきかないので、パスなのだ。

そういう意味では、このシューズは適度な抵抗がある。
足の動きがシューズに反映される感じである。


特筆すべきは、ソールのしなやかさ。
Dsc_4371
母子球のあたりが、コートを蹴る動きに連動して、キレイに屈曲する。、
人によっては、「ソールが薄い」と感じるかもしれないが、
コートを感覚がダイレクトに感じられるメリットは大きいと思う。

このあたりは、アディダスのアディバリケードなどとは対極にある。
アディバリケードはかなりハードな履き心地で、シューズが
足裏の屈曲についてくる感じではない。
アシックスはヨネックスとアディダスの中間くらいの感じだろうか。
とにかく、このしなやかさも「足袋のようなフィット感」や
「実重量よりも軽い履き心地」に大きく影響していると思われる。


では、しなやかさが「頼りなさ」となるかというと、そうではない。
ソール外側には「ラウンドソール」という、しっかりとした
スタビライザー機能がついているので、剛性は確保されている。
Dsc_4374
土踏まず部分も樹脂製パーツでしっかり固めてあるので、
柔らかさと強度がうまく分散されているのだ。


初めてのシューズを履いた時は、しばらく足が痛かったり、
ソックスを2枚重ねして、クッションにすることも多いのだが、
このシューズは、ほとんど違和感なく使用できた。

幅広のワイドタイプの足入れの楽々感が先行する昨今、
このようなタイプをしっかり出してくるあたりは、
選手層にも強いヨネックスの真骨頂である。

足型に違和感が無ければ、多くのプレーヤーに勧めたい一足である。

投稿者 Malt 03:54 | コメント(0) | トラックバック(0)