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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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ボールテスト

先日のHEAD新製品発表会で、今後、力を入れていく
商品として紹介されたストリングとボール。

HEADのボールは現在、ATPツアーの使用球。
マスターズカップもHEADはオフィシャルスポンサーでした。

Shday212_2 
マスターズカップ会場のオフィシャルスポンサーディスプレイ。
メルセデスの中にHEADボールがギッシリ!



もともとHEAD社は「Penn」というボールブランドを持っています。
このPennボール、日本でのシェアからは想像もつかないくらい、
アメリカ・ヨーロッパではメジャーなボールブランドだそうです。

実は以前、Ken’sのイベント”AllstarClassic”で
試合球に使おうかと、予選の試合球でテストしたことがあります。

ところが、やはり海外ボールの特徴なのか、
軽くて飛びが良いのでスピーディーな試合展開になる反面、
フェルトの減りと品質の安定性が今ひとつ。
結局、選手たちからの要望で本戦には
使えなかったという経緯があります。

実際、2~3球では1セット持ちませんでした。
コーチたちが真剣に叩きまくるわけですから
無理も無いのでしょうが、国産球と比べてしまうと
さすがに違いすぎるのです。

個人的には、国内メーカーの2大ブランドのボールが
フェルトが厚くて、スロー過ぎると思っているのですが、
その辺のコメントは自主規制ってことで・・・


で、そのHEAD社が日本市場向けに、HEADブランドの
ニューボールを開発しました。

工場も以前の○○○から、△△△に移したそうで、
ゼロからの製品開発をしたそうです。
(これまた自主規制)

聞けば、フェルトの質もかなりこだわったとか。
発表会ではフェルトを燃やして、耐久性や燃え方を
他社のボールと比べたりしましたが、確かに違いがありました。


発表会当日は、メイン機種の「ATP」ボールは
まだ発表になりませんでしたが、いよいよ発表されるようです。


発表前なので、新製品「ATP」は試打していませんが、
「チャンピオンシップ」を試打してみました。

Haedchanpionship

このボールは、「ATP」の下のグレード。
以前のPennボールのイメージもあったので、
正直期待していなかったのですが、
期待は良いほうに裏切られました。

このグレードらしからぬ、打球感と耐久性。
AllstarClassicの練習で、コーチたちが4セット打ち合っても
極端なヘタリは感じられませんでした。

ウ~ン、なかなかやるなぁ。

「品質にこだわりました!」と豪語するだけはある。
来月発表になる上級グレード、「ATP」への期待が高まります。


やっぱり、ボールの特徴次第で試合展開は
まったく違ってしまいますからね。
出場する大会の試合球で練習を積んでいくのは
選手として当然のことですし、
やっぱり良いボールで試合をしたいもの。

適度にスピードがあって、ヘタリの少ないボールが
増えていくのは歓迎すべきこと。

HEAD ATPボールも楽しみです。


ちなみに、今年のAllstarClassicの試合球は
まだ決まっておりません。
ゲストプロやスポンサー様の関係もあるので、
調整が済んでいないのです。

いっそのこと当日発表にして、自分だけ試合球で練習するか。
そんなことまでして勝ちたいAllstarClassicなのです。

投稿者 Malt 04:28 | コメント(0) | トラックバック(0)