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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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HEAD MG PRESTIGE PRO真剣試打!

先日、エストーレ会場に行った時のこと。
富田コーチ、柄田コーチと昼飯を食べに行こうということになった。

ワタクシ:「何を食べようか?やっぱり大勝軒かなぁ」

富田コーチ:「昼時だから、混んでて入れないんじゃないですか」(ネガティブ思考)

柄田コーチ:「大丈夫じゃないですかぁ」(ポジティブ思考。ただし、根拠無し)

なるほど、タイプの違いが分かって面白かったです。


富田コーチに、「ネガティブシンキングだと明るい未来が来ないぞ~!」
というと、横で柄田コーチが勝ち誇ったように頷いていたので、
「柄田、根拠の無いポジティブさは足元をすくわれるぞ~!」
と言ってあげました。(笑)

二人から同時に、「どうしろっていうんですぁ~!」ツッコミが入りました。
自分で考えてね。
(実はワタクシも分からない)



さて、HEAD PRESTIGEシリーズ試打、最後の1本です。
Dsc_8855
赤の「PRO」ロゴが見栄っ張り心をくすぐります。


HEAD  PRESTIGE PRO
Dsc_8856

フェイスサイズ :98平方インチ
ウエイト :325g
バランス :31,5cm
フレーム長 :27インチ
フレーム厚 :21mm
ストリングパターン :16×19


PRESTIGE Midplusに比べ、バランスが
0,5mmトップ寄りになっています。
この0,5mmってのは意外と
大きなフィーリングの差となります。

ワタクシ、何故にツアー系のモデルが好きかというと、
ひとつには、そのバランスがあります。

スイングコントロールにおいてバランスは非常に重要。
軽めのモデルに鉛を張って、自分好みのバランスに
チューンする方法もありますが、いじり過ぎると、
そのラケット自体の特性がスポイルされてしまうこともある。

また、フェイスサイドやスロート内側に鉛を貼り付けての
調整が一般的ですが、スイングの支点は腕というか
グリップ部なので、グリップエンドに鉛を埋め込まない限り、
トップヘビー方向のバランスになることは避けられない。

かつて、手首を故障したことがあるので、
極力、手首に負担が掛かからず、
かといって、ボールに負けない重みという
ギリギリのバランスが欲しい。

基本的にラケットは、対象者や目的を明確にして
開発されていると思うので、そのラケットの
開発コンセプトのままのバランスを使いたいのです。


で、PRESTIGE PROですが、5gのウエイト増、
0,5mmトップ寄りのバランスは、やはりある程度の
スイング力を要求されます。

「そんなに違うかぁ?」と思われるかもしれませんが、
さにあらず、明確に違います。

MidplusとPROの両方が手元にあったら、
レシーブゲームで2ポイント毎にラケットを持ち替えてみてください。
PROのほうがスイング始動に時間が掛かるために
打点が遅れるのが分かると思います。

PROのほうがジャストの打点で、Midplusだと打点が前に泳ぐ方は、
十分に振れているということですから、PROをお勧めします。
振れるのならば、PROのほうが球威が出ると思います。
(ちなみに、ワタクシはPROは振り遅れてしまいます)




さて、PROの最大の特徴は、ストリングパターン。
16×19と粗いパターンが採用されています。

Dsc_8858

普通、「PRO」というからには、パターンを密にして
面圧を上げるんじゃないのかなとも思うのですが、
標準の18×20をそれ以上、密には出来ませんし、
粗い方向へ行くことで、スピン性能などを求めたのでしょう。


ワタクシ、もともとがストリングパターンは粗いほうが好き。
そんなわけで、かなり期待して打ちました。

たしかにスピンの引っ掛かりはかなり良い。
MidやMidplusよりも、アングルにパスを沈めるなどは楽。
そういう意味では、開発コンセプト通りの性能なのでしょう。

ただ・・・打球感がソフトなのですよ。
プレステージ系の特徴である、面の剛性感に乏しい。

これは良い悪いの話ではなくて、好みになるのでしょうし、
ストリングテンションで調整がきくものなのかもしれません。
しかし、ワタクシのイメージの中でのPRESTIGEの
打球感とはちょっと違う。
やっぱり、面剛性の高さをかんじられる、
「バキッ!」とした打球感こそがPRESTIGE。

まあ、これは個人的な思い込みですし、
「いつも44ポンドくらいで張っているくせに!」というのも
ありますが、そう思ったんだから仕方ない。

でも、思った。
面剛性を感じられるほどのテンションで張り上げて、
しっかり振り切れたら、かなりの武器になるだろうと。
つまりは、そういう意味で「PRO」なのか。

となると、まずは上腕を鍛えて、手首を治療して、
肘の遊離骨折(関節ネズミ)の除去手術を受けて・・・

とても、AllstarClassicには間に合いません。
(年齢も考えろ!って話もあります)
ということで、やはりワタクシには、”MG PRESTIGE Midplus”
なのだなぁと思った次第です。



高めのテンションが好きな方、325gを振り続けられる方、
”MG PRESTIGE PRO”は、かなりの武器になりますぞ~!

投稿者 Malt 04:45 | コメント(0) | トラックバック(0)