2012年03月21日
ガリガリとか、IGラジカルプロとか。
あれから一年経ちました。
でも、まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
今年はチーム戦!
「運命のドラフト会議」は3月24日(土)17時、Ken's千葉にて!
ぜひお越しください!
とあるところのランチバイキング。
ガリガリ君が現れた。
盛り上がる大人、子供。
怖くて泣き叫ぶ赤ちゃん。
そして、無関心な我が子。(苦笑)
ガリガリ君の後ろ姿って初めて見た。
別に以前から気になっていたわけじゃないけどね。
ガリガリ君、美味しいね。
さて、インプレである。
HEAD YOUTEK IG RADICAL PRO
■フェイスサイズ:98平方インチ
■ウェイト:310g
■フレーム厚:21.5 mm
■バランスポイント:320 mm
■ラケット長:27インチ
■ストリングパターン:16×19
■グリップサイズ:2・3・4
■価格:¥36,750(本体価格:¥35,000)
ラジカルと言えば、HEADで一番売れているシリーズ。
一番最初はアガシ使用のオーバーサイズの印象が強かったが、
アガシが引退してしまった現在はMPが主流(なのかな)。
ラジカルの名前の通り、初代から数代目までは
かなり革新的なデザインのラケットだったが、
徐々にその地位をスタンダードなものにし、
良い意味で普通のラケットにおさまったように思う。
非常に柔らかく粘りのあるフレームで、
ストリングを張る際には、変形により気を使わなければならないモデル。
ちなみにラジカルは、横に広がりやすいフレーム特性を持つ。
ワタクシ、基本的にはプレステージ使いだが、
リキッドメタルの頃に一瞬だけ、ラジカルにスイッチしたことがある。
何かのイベントで、同じプレステ派だと思っていた
現フェドカップチーム監督の村上武資プロがラジカルを使っていた。
「え?ラジカル?」と言うと、
「Maltさん、プレステに比べるとかなり楽ですよ」
と言われ、ワタクシも追随したのだった。
基本的にラジカルにしたのは、そのリキッドメタルのみ。
以降は、プレステージ一本やりである。
(フォルクルも使ってるけど)
とまあ、どうでも良いエピソードしかないラジカルだが、
今回のラジカルプロは「おお!とうとう!」というものだった。
ラジカルのメインキャラクターといえばマレー。
しかし、マレーのラケットはプレステージのようなフルキャップ・グロメット。
どう見ても、市販のラジカルとは違う。
以前、HEADさんに「あれは何?」と聞いてみたが、
聞こえないふりと、寝たふりで答えてもらえなかった。
そんなラジカルだが、今回のプロがとうとうフルキャップ・グロメットになったのだ。
今回のIGシリーズはグロメットが半透明なので、
その存在感はさほど強くないのだが、
それでもこのプロはユーザーの心を掴んだらしく、
かなりの売れ行きだそうだ。
グリップはプロだが、レザーではなくシンセティック。
この辺も売れる要因かも。
さて、打ってみた。
思ったよりも飛ぶ。
「プロ」なので、扱いづらいかと思いきや、そうでもない。
先入観があったからかもしれないが、予想以上に使いやすい。
適度なしなり感とともに、一瞬、ボールをくわえ、
シュポ~ン!と打ち出してくれる感触は快感である。
このしなりと弾きの絶妙なバランスがラジカルの味なのかも。
ストリングパターンのせいか、ボールを適度にくわえるのが分かる。
また、スピンもしっかりとストリングに引っ掛かってくれるフィーリング。
この引っ掛かりは、アングルや足元へのパッシングショットなどで、
大きな安心感とともにラケットを振り切れる要素だと思う。
このスピン感は、ラジカルプロの大きな特徴ではないだろうか。
ボレーは非常にコントローラブル。
狙った方向に押し出す感覚で打てば、キッチリとライン際に落ちてくれる。
自分のイメージ以上にバウンド後の伸びがあるのは、
フェイスの乗りと、引っ掛かりのせいだろうか。
決め球までの展開がしやすいように感じた。
サービスは、フラット系よりもスピンだろうか。
フラットだと、インパクトでフェイスにボールが食い込む感じが
若干、ダルに思えた。
逆にスピンは引っかかってくれて、高い機動からズドンと落ちてくれた。
基本的にはスピン系の引っ掛かり具合が秀逸なモデルだと思った。
ただし、これは試打ラケットのストリングの
テンションが低いせいかもしれない。
もう少し強めに張ってあれば、カッチリ感とともに
軽快にボールが打ち出されるのかもしれない。
スペックは若干ハードだが、それほど難しいラケットではないように感じた。
ラジカルの良い部分を壊すこと無く、パワーアップした印象。
ウエイトのハードルさえ乗り越えれば、
非常にバランスの取れた強い武器になるラケットである。
さすがに女性プレーヤーには厳しいが、スピンを掛けつつ、
コントロール性を重視したい男性プレーヤーにオススメである。
ちなみに、マレーのラケットはどこをどう見ても、
このラケットそのままには思えないのだが、
そこには言及しないのが大人のたしなみである。
(言ってるよ!)
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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