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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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涙とか、復帰戦とか。

雨と津波警報のため、釣りは断念。
ついでにテニスも中止、野球も中止。
おかげで仕事がはかどった休日だった。(涙)


TVはどこも女子フィギュアの話題だ。
キム・ヨナの表情、押し出しが強過ぎるとか、
あそこまで点数が開くのはどうかとか、
ワタクシにはよく分からない。

実は、浅田真央はあまり好きではなかった。
どうしてかと言われると上手く説明できないのだが、
あの年齢にして、メディアの対応が完成され過ぎているとか、
すっぴんのほうがカワイイのに、どうしてフィギュアのメイクって
あんななんだろうとか、非常に適当な理由からだと思う。


しかし、試合後のインタビューでの涙を見て
今までの印象が180度変わってしまった。
ああ、彼女も完璧じゃないのだと思ったら、
19歳の浅田選手の素晴らしさが見えたような気がした。

どことなく菩薩的な顔立ちからホロリと流れる涙。
何か、非常に高貴な涙に見えた。
素晴らしいライバルに恵まれた浅田選手。
まだまだ先も長いし、頑張って欲しい。
(と、オジサンは思うのだ)



さて、そんな雨の日曜。
錦織圭選手の復帰戦を観た。

復帰第1戦は、錦織圭の名前を
一気にスターダムにのし上げたデルレイビーチ。
相手はアガシ現役最後の相手、ベンジャミン・ベッカーだ。

スコアも結果も分かっていた。
錦織圭はフルセットで負けたのだ。
しかし、錦織圭がどんな試合をしたのか非常に興味があった。


久しぶりに観た錦織圭は、どこがどんなふうに悪いのか、
どこがまだ本調子ではないのか、正直良く分からなかった。
強いて言えば、バックハンドストロークが今ひとつなのかなとか、
ネットでの配球やタッチが戻っていないのか程度しか、
ワタクシには見て取れなかった。

世界のトップランカーを相手に回して、
じゅうぶんに戦っているように見えた。
フォアハンドのエースも多かったし、
ラリーを支配している場面も多かったと思う。

肘の具合は分からないが、このまま沈んでいくような
選手ではないだろうという印象を受けた。



今までも日本人選手と海外トップ選手の試合は何度も観た。
日本選手がトップ選手のボールにまったくついていけない
などということはないし、球威に負けて返球出来ないことも無い。
普通のラリーは、普通に返している。
しかし、なかなか勝てない。


錦織圭の試合を観て思った。
結局、展開の問題が大きいのかもしれない。
相手より先に主導権を握れるかどうかということだ。

以前、松原コーチも言っていた。

 「先にどうするかなんです。
  相手より先に主導権を握れるかということ。
  サービスをガツンと打って、返って来たリターンを
  思い切り叩いて終始主導権を握ってしまえるかって」

つまり、トップ選手は主導権を取るためのショットが早い。
究極はサービスで主導権を握るということ。
遅くとも1・2球目には相手を振って、自分のペースに持っていく。
何球もセンターにラリーをつなげてから、そろそろ勝負みたいな
ペースでの試合展開はほとんど無い。

トップ同士の試合で均衡状態に見えるラリーも
互いの力が高次元で拮抗しているからであり、
主導権を取るためのショットは
早い段階で繰り出されているのだろう。


他の日本人選手に比べて、錦織圭はラリーの早い段階で
主導権争いに絡むショットを放つような気がする。
海外での活動が長いからなのだろうか、
早目に主導権を握らないとポイントが取れないであろうことや、
追い込まれ、最後に切り返すスーパーショットでは、
勝敗を支配する確率でのポイント獲得は難しいことなどを
身を持って知っているように思う。


まあ、それでも負けてしまったのだが、
「なんとか食らいついている」という感じでも無かったのが
今後へ期待が持てたというのがワタクシの感想だった。



「じゃあ、オマエはどうなんだ?AllstarClassic、観に行くぞ!」
って言われると困る。(観に来ては欲しいのだが)
偉そうに書かなきゃ良かったか?
投稿者 Malt 05:37 | コメント(0)| トラックバック(0)
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