2010年02月16日
ボールテスト
先週のこと。
朝から霙混じりの雨。
積もるような雪にはならなかったが、メッチャ寒い。
そんな中、メーカーさんの依頼でボールテストをした。
テニスボールは、メーカーやブランドによってかなりの違いがある。
重さ、バウンド、スピード、それぞれに特徴がある。
一般プレーヤーでも1セットでボールを交換するような、
消耗品感覚の強い海外製ボールは、比較的軽くて消耗が早い。
一方、日本の老舗ブランドのボールは、重量感があり、
球足が遅く、耐久性もある。
その差は顕著、違うブランドのボール混合では
まったく試合にならない。
まあ、そういう人はいないと思うが。
ワタクシにもボールの好き嫌いはある。
基本的には軽くて速いボールが好き。
大きくて重く、展開の遅いボールは苦手である。
きっと、こらえ性の無い性格だからだと思うけど。
今回、試打したのは4種類。
評価対象のボールは1種類。
他2種類は、ベンチマークにするために用意した、
日本ではシェアの高いメーカーのボールだ。
テストは1機種あたり5分間のラリーをし、
何度かローテーションさせて行われた。
1機種終わる度に、フェルトの減り、毛羽立ち、バウンド、
見た目、コントロール性などを比較チェックした。
これが今回テストしたボール。
ロゴは伏せてあるが、横罫が同一ブランドだ。
これは、2回り(各10分)試打の後のもの。
この写真だけでも、それぞれの違いが分かってもらえると思う。
毛羽立ちが極端なもの。
毛羽立ちはしないが、フェストが擦り減り、小さくなるもの。
同じ時間、同じように打っても、これだけの差が出る。
このボールは、メーカーさんからのテストサンプルではなく、
ワタクシが個人的に持ち込んだもの。
(ちょうどテストしなければいけなかったので)
5分で弾まなくなり、ロゴが消えた。(苦笑)
う~ん、これでは使えないぞ。
普段の練習で、ボールを混合し比較テストをすることは、まずない。
しかし、今回の比較テストでは、「実はこんなに違うものなのか」
ということを再認識することが出来た。
重い・軽い・速い・遅い・ヘタる・ヘタらないなどを
いかに感覚的に捉えているかも分かった。
(評価自体は合っていたが)
やはり、国内ブランドと海外ブランドでは、
味付けがまったく違っていた。
個人的には、海外ブランドのほうが好みだが、
減りが早いので、1セットを2球で回すのは無理だろう。
1セット4球くらいで交換しながらでちょうど良いくらいだろうか。
となると、海外では1球1ドルくらいなのも理解できる。
ちなみに、シーム(縫い目)の形状もブランドによって違う。
写真でお分かりだろうか?
左のシームは真っ直ぐに降りてきているが、
右のボールのシームは曲線がキツイ。
張り合わせるパーツの型が違うのだそうだ。
ついでに色も違う。
比べてみないと、意外と分からないものだ。
ちなみに、シームの幅は特性に影響する。(だそうだ)
シームが太いということは、むき出しのゴム部が多いということ。
インパクトでの潰れ具合や、打球感が変わるのだとか。
なるほど、ボールの世界は奥が深い。
試打と言いながら、実は自分が勉強させてもらったという
ラッキーなボールテストだったのだ。
オマケ
今回のテストに協力してくれた、富田コーチ・大倉コーチ・野田コーチ。
やはり若いコーチ(富田を除く)がガンガン打つと、
ヘタリが分かりやすくて良い。
大倉コーチが、一番評価の低かったボールを
「ボク、これがいちばん好きです!」と言っていたのは秘密だけど。
朝から霙混じりの雨。
積もるような雪にはならなかったが、メッチャ寒い。
そんな中、メーカーさんの依頼でボールテストをした。
テニスボールは、メーカーやブランドによってかなりの違いがある。
重さ、バウンド、スピード、それぞれに特徴がある。
一般プレーヤーでも1セットでボールを交換するような、
消耗品感覚の強い海外製ボールは、比較的軽くて消耗が早い。
一方、日本の老舗ブランドのボールは、重量感があり、
球足が遅く、耐久性もある。
その差は顕著、違うブランドのボール混合では
まったく試合にならない。
まあ、そういう人はいないと思うが。
ワタクシにもボールの好き嫌いはある。
基本的には軽くて速いボールが好き。
大きくて重く、展開の遅いボールは苦手である。
きっと、こらえ性の無い性格だからだと思うけど。
今回、試打したのは4種類。
評価対象のボールは1種類。
他2種類は、ベンチマークにするために用意した、
日本ではシェアの高いメーカーのボールだ。
テストは1機種あたり5分間のラリーをし、
何度かローテーションさせて行われた。
1機種終わる度に、フェルトの減り、毛羽立ち、バウンド、
見た目、コントロール性などを比較チェックした。
これが今回テストしたボール。
ロゴは伏せてあるが、横罫が同一ブランドだ。
これは、2回り(各10分)試打の後のもの。
この写真だけでも、それぞれの違いが分かってもらえると思う。
毛羽立ちが極端なもの。
毛羽立ちはしないが、フェストが擦り減り、小さくなるもの。
同じ時間、同じように打っても、これだけの差が出る。
このボールは、メーカーさんからのテストサンプルではなく、
ワタクシが個人的に持ち込んだもの。
(ちょうどテストしなければいけなかったので)
5分で弾まなくなり、ロゴが消えた。(苦笑)
う~ん、これでは使えないぞ。
普段の練習で、ボールを混合し比較テストをすることは、まずない。
しかし、今回の比較テストでは、「実はこんなに違うものなのか」
ということを再認識することが出来た。
重い・軽い・速い・遅い・ヘタる・ヘタらないなどを
いかに感覚的に捉えているかも分かった。
(評価自体は合っていたが)
やはり、国内ブランドと海外ブランドでは、
味付けがまったく違っていた。
個人的には、海外ブランドのほうが好みだが、
減りが早いので、1セットを2球で回すのは無理だろう。
1セット4球くらいで交換しながらでちょうど良いくらいだろうか。
となると、海外では1球1ドルくらいなのも理解できる。
ちなみに、シーム(縫い目)の形状もブランドによって違う。
写真でお分かりだろうか?
左のシームは真っ直ぐに降りてきているが、
右のボールのシームは曲線がキツイ。
張り合わせるパーツの型が違うのだそうだ。
ついでに色も違う。
比べてみないと、意外と分からないものだ。
ちなみに、シームの幅は特性に影響する。(だそうだ)
シームが太いということは、むき出しのゴム部が多いということ。
インパクトでの潰れ具合や、打球感が変わるのだとか。
なるほど、ボールの世界は奥が深い。
試打と言いながら、実は自分が勉強させてもらったという
ラッキーなボールテストだったのだ。
オマケ
今回のテストに協力してくれた、富田コーチ・大倉コーチ・野田コーチ。
やはり若いコーチ(富田を除く)がガンガン打つと、
ヘタリが分かりやすくて良い。
大倉コーチが、一番評価の低かったボールを
「ボク、これがいちばん好きです!」と言っていたのは秘密だけど。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0)| トラックバック(0)
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