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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

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HEAD YOUTEK EXTREME MPインプレ!

最近、イエローが気になる。


ディアドラ SPEED STAR K

かなり欲しいのだが、ゴツイシューズの最右翼
「アディバリケード」ばかり履いてるワタクシには、
ディアドラはアッパーがしなやか過ぎるのかもと、
今ひとつ踏み切れない。

でも、カッコいいよなぁ、これ。
一度、足入れしてみようかな。



そういえば、先日見学にいったハンドボールの試合

このアシックスのシューズを履いている子が多かった。
鮮やかに目立って、カッコ良かった。



そんなわけで、ラケットもイエローだ。


かなりイエロー部分が多いデザインは、
好みが分かれるところかもしれないが、
ワタクシは大好きだ。

昔、そうパット・キャッシュの時代あたりに
プリンスが黄色いラケットを限定で発売したことがあった。
ワタクシは気に入ったのだが、セールス的には今ひとつだったとか。
ビビッドカラーって、難しいのかな。




HEAD YOUTEK EXTREME MP

■フェイスサイズ  100平方インチ
■ラケット長  27.2インチ
■フレーム厚   24/26/23mm
■バランスポイント 315mm
■ウエイト  平均295g
■ストリングパターン 16×19
■価格 31,500円


エクストリームシリーズがYOUTEKで登場。
コートでひときわ映える、イエロー&ブラックカラーだ。

ユーズニーやガスケなどプロも多数使用するエクストリームシリーズは、
HEADの看板モデルのひとつとして、すっかり定着した。
プレステージやラジカルの粘り、しなり感、
対してSPEEDやエクストリームのキレの良さと、
プレーヤーの好みに対応出来るカテゴライズはさすがのひと言。
幅広いHEADユーザーを満足させてくれると思う。




セミラウンドシャフトと丸いフェイス、当初はバボラの
ピュアドライブを意識して開発されたのだろうか。
(推測なので分からないけど)


通常、ラウンドシャフトのモデルは打球感が若干マイルドになり、
使用層が最大公約数的に広がることが多いように思う。
しかし、エクストリームはマイルド過ぎず、しっかりした反発を
感じられる味付けになっていた。

その味付けは、MGシリーズでさらに顕著になり、
かなり硬質というか乾いたフィーリングの打球感になった。
このMGシリーズの硬質感がもたらす「キレ」は
エクストリームには非常にマッチングが良かったと思う。

逆に、MGラジカルやMGプレステージは、古くからのファンには
違和感を持って受けとめられたかもしれない。


ワタクシ的にはMGエクストリームの球離れの良さは、
自分が打球感を掴む前にボールが離れてしまうように感じられて、
コントロール性や叩きたい時の打感などに不安もあった。
ここまでキレが良くなくても良いかなって思ったり。



で、今回のYOUTEKエクストリーム MPである。

YOUTEKシリーズ全体に言えることだが、粘り感が強くなっている。
プレステージもラジカルも、MGより確実に球ノリが良い。

このエクストリームも同じ。
キレるフィーリングは残しつつ、一瞬の球ノリ感がある。

試打ラケットに張ってあったストリングがポリ(ソニックプロ)
だったこともあるかもしれないが、フェイスが一瞬
ボールを掴む感じは大きな安心感につながる。
それでいて、自分から押し出さなければ飛ばないほど粘りすぎることはない。
あくまで一瞬のくわえ込みで、あとはボールがすっ飛んでくれる。


当然、この一瞬の粘り感はスピン感覚に影響する。
MGのストリングに引っ掛けるようなイメージから
フェイスを強く転がす感覚もプラスされるので、
ネットプレーヤーの足元に落とすヘビートップスピンも
前に押しながら思い切り振れるようになった。
自分のフィーリングに加えて、ラケットのアシストが得られる、
そんなイメージだろうか。


個人的には丸くて横幅の広いフェイスは好きではない。
オフセンターでの面ブレが大きくなる気がするからだ。
「じゃあ、真ん中で打てよ」って話もあるが、それは無理。
ワタクシがSPEEDではなくプレステージを使ってい理由のひとつは
縦長のフェイス形状でもあるのだ。

実際、初代エクストリームは面ブレ傾向があったと思う。
しかし、このYOUTEKではあまり面ブレは感じなかった。
やはり安定性も進化しているのだろうか。



振り切って打ち込んだ時に粘りが感じられるのは前述の通りだが、
逆にスイングが小さいボレーなどでは、弾く感触が強くなる。
プレステージ(特にMID)では、押し出さなければ深く入らないボールが、
エクストリームでは、面を合わせてグリップを握りこめば、深く飛んでくれる。
ダブルスの際のファーストボレーでは非常に助かる。



全体を通して、基本的にはオールマイティなラケットだと思う。
あわせて良し、振って良し、YOUTEKになって、
キレと粘りのバランスが取れたように思う。

ラジカルやプレステージとは別の特性を持ったツアーモデル。
オールラウンドに攻撃テニスをしたい方にオススメか。
投稿者 Malt 05:20 | コメント(0) | トラックバック(0)