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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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インプレ!Wilson [K]TOUR95

噂によると、アディダスからラケットが出るとか。
しかし、初回はかなりの少量でスタートのようだ。
詳しいことは、まだ分からない。


さて、ウインブルドンの前哨戦で、
錦織選手がナダルからセットを取った。
試合自体観ていないので分からないが、
前週のグランドスラムウイナーからの奪セットである。
やっぱり、スゴイのか。


ということで、錦織選手も使用しているラケットのインプレ。
Dsc_3824


Wilson [K] TOUR95
Dsc_3825
ウエイト: 288g
バランス: 34cm
レングス: 27.25インチ
フェイス面積: 95平方インチ
フレーム形状: フラット・ビーム
フレーム厚: 22mm均一
ストリングパターン: 16x20
適正テンション: 5060ポンド
価格:¥34,650(本体価格:¥33,000)


[K]TOURはnTOURの流れを汲む、ツアー系のヒットモデルだ。
錦織選手も使用しているが、シリーズのイメージは
どちらかというとエナンの印象が強い。

このシリーズの最初のモデルは、H TOUR。
エナンが一気にブレイクした時の使用モデルだ。

ワタクシ、このラケットをはじめてを打ったとき、その完成度に驚いた。
扱いやすいのに楽過ぎない、飛ぶのにコントロールしやすい。
非常に完成度の高いラケットだと思った。

それまでのウイルソンのラケットは、軽量・トップヘビーの
ハンマーバランスが主流であり、その操作性と持ち重り感が
どうにも納得いかなかった。
このH TOURも、頭に「H」がついていたので、
また得意の軽量・トップヘビーだろうと、あまり期待しなかった。

ところが、このHTOURは違った。
「H」の冠と裏腹に、ツアー系のイーブンバランスに近く、
変な癖の無い、非常に扱いやすいラケットに仕上がっていた。

個人的には、ウイルソンの「多くのユーザーにも使えるツアーモデル」は、
このH TOURからはじまったのではないかと思っている。


さて、そんな血統の[K]TOUR、フェイスサイズは2種類。
95と105がある。
この2種類、かなり印象が違う。
105サイズになると、劇的に楽というか、扱いやすくなる。

これは、[K]SixOneでも同じことが言える。
打球感や特性を残しながら、自分の使いこなせる方を
選ぶことが出来るという意味では、上手いラインナップである。


で、今回試打したのは、95のほうである。
Dsc_3828
いけね、HEADの振動止めつけっぱなしだった。

フレームは見ての通り、若干のラウンドシェイプ。
このラウンド具合が、打球感を特徴づけている。

どちらかと言うと、「カチッ!」とした打球感ではなく、
少しマイルドな「ボコッ!」というこもった感じ。
個人的には、ボックスフレーム系のシャープな打球感が好みだが、
このボールをくわえながら弾いていく感じは安心感もあると思う。
(ボックスフレーム=硬い打球感ではない)

そして、95フェイスは、それほどヤワなラケットでは無い。
飛びすぎることは無いし、振った分だけ飛ぶという
ツアー系の打ち手の意志そのままのボールが出て行く。
だから、扱いやすいとはいえ、ある程度しっかりと
スイングする必要がある。
この辺が、105フェイスサイズとは大きく違う。

Dsc_3826

スピンもストリングに引っかかる感じでは無いが、
しっかりとフェイスがくわえるフィーリングで
じゅうぶんな回転がかかる。

打球感は、好みが出るかもしれないが、
もうすこし硬いフィーリングが良い人は、
[K]SixOneシリーズを選べば良いと思う。


95平方インチというフェイスサイズは、
ネットプレーでは少し不安を感じるかもしれないが、
ダイレクトなフィーリングは、ドロップボレーやアングルボレーなどの
デリケートなショットには良いほうに作用するようだ。

また、フェイスセンターに集中した打球感は、
サービスのフィーリングも良く、コントロールもしやすい。
多めのスピンでコーナーサイドを狙うなどもしやすく感じた。


全体的に、非常にバランスのとれたラケットである。
エナンや錦織選手の使用で、ハードなイメージもあるが、
決して難しすぎるラケットでは無い。
(たぶんプロは、オリジナルのワンオフスペックだと思うし)

ホールド感のある打球感で、しっかり攻めたいプレーヤーにはお勧め。
使い易いほうのフェイスサイズを選べば良いと思う。

投稿者 Malt 04:19 | コメント(0)| トラックバック(0)
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