tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

「ためにならないブログ」は新しいブログに引越しました。

新しいブログを見る
これからは新しいブログを更新していきますので、お気に入りの登録をお願いします。

ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
<<  2007年 6月  >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
引っ越しました…とか…
09/20 22:56
7とか、iBooks…
09/20 05:30
崩壊中とか、掛からな…
09/19 05:30
月別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






昔の話 その4

ネタが無い時は昔の話で・・・
多分、「その4」くらい?

カテゴリー編集しなきゃいけませんね。

どこにあるかなぁ・・・あった、あった!

その1
その2
その3

強制収容所なみの重労働の末、コートをつくったは良いけれど、
相変わらず、まともにボールを打たせてもらえない日々が続きます。

ところが、このコートづくりには裏があった。

実はこのテニス部の本当の練習コートは別あったのです。

学校から自転車で30分弱の場所にある市営のテニスコート
国体の時につくったもののようで、18面もある立派なもの。

サーフェースはクレーとアンツーカー。
最近はアンツーカーコートは少なくなったけど、
フレンチオープンのレッドクレーの柔らかい感じのコートです。
ソックスが真っ赤になるのも一緒。

利用料は1時間で100円くらい。
しかも観客席まであるし。

入部したてで知らなかったのですが、
どうやらここがホームコートらしい。

じゃあ何故使わないかというと、冬の間はクローズだから。
福島は北国で霜が降りるので、
クレーコートは4月中旬まで使えないのです。

そんなわけで、先輩たちはこの市営コートがオープンするまでの間、
練習するコートが欲しかったらしい。
そこで入部したての無垢な新入生にコートをつくらせたというわけ。

そんなわけで、市営のコートがオープンしてしまうと
先輩たちは学校のコートには見向きもしない。
見込みのある一年生のエリート組を数人だけ球拾い要員に連れて行って、
ワタクシたち落ちこぼれ組は学校に取り残された。

この時点で見込みがあるか無いかの判断基準は
中学校で軟式テニスの経験があるか無いかだけ。
実際、試合はおろかボールを打つところも見ていないのに、
ザックリと振り分けられたのですね。
まあ、どちらにしてもワタクシは落ちこぼれ組だったと思いますが。

さて、自作のコートに取り残された落ちこぼれ一年生。
テニスのテの字も知らないメンツばかり。

テニスがどんなものなのか、どんな練習をすれば良いのか
誰一人として分からない状態。

とりあえず、ボールを打とうよってことで、
ようやく自分たちで使えるようになった自作コートで
パコパコとラリーをしてみた。

当然、はじめから上手くいくわけは無んだけど、
そこは一年生だけの自由の園。
そりゃもう、打ち放題・練習し放題なわけです。

ラリーが続くようになるとなおさら面白くてたまらない。
真っ暗になるまで練習して、朝は暗いうちに学校へ着いて、
日の出とともにラリー開始、テニスウェアの上に制服を着込んで授業を受けて、
昼休みはもコートに直行して練習するという毎日。

どんなにへたくそでも、際限無く練習出来れば上手くなるのは道理。
そのうちテニスらしくなってきた。


一方、先輩に連れられていったエリート組はどうかというと、
先輩の球拾いの毎日で、思うように練習出来ない。
もともと、たいした基準でもなく振り分けられたので
硬式テニスにおいては、さほどの実力差も無い。

当然、練習量の多い方が上手になるのは道理で、
いつの間にかエリート組と落ちこぼれ組の
実力が逆転しつつあったのです。

それどころか、雑草根性というか何と言うか、
上級生をも食おうかという勢いの落ちこぼれ組。


果たしてクーデターが勃発するのか否かは、
明日の心だぁ~!(小沢昭一ふう)

・・・本当に続くのか?

投稿者 Malt 04:32 | コメント(0)| トラックバック(0)
トラックバック
こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
コメント
この記事へのコメントはありません。