tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

「ためにならないブログ」は新しいブログに引越しました。

新しいブログを見る
これからは新しいブログを更新していきますので、お気に入りの登録をお願いします。

ためにならないブログ

テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
<<  2011年 12月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最近の記事
引っ越しました…とか…
09/20 22:56
7とか、iBooks…
09/20 05:30
崩壊中とか、掛からな…
09/19 05:30
月別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






意外なとか、YONEX EZONEXiとか。


まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!




Ken'sららぽーと
、事務所に入るとお菓子の家が置いてあった。


聞けば、山本コーチの手作りらしい。
彼にそんな特技があったとは知らなんだ。


持って来たは良いが、「食べないで、皆で鑑賞してください」だって。
しかし、見たとおり、あちこちのパーツが剥ぎ取られ、
少しずつシンプルな家になってきている。
あの連中のど真ん中にお菓子を置いて、「食べないで」はムリだ。(笑)

ちなみにワタクシは食べてないからね。(念のため)






さて、インプレである。


YONEX EZONE Xi



■フェイスサイズ:100inch2
■ラケット長:27inch
■グリップサイズ:G1,2,3
■ウエイト:平均300g
■バランスポイント:平均320mm
■フレーム厚:トップから24.5-26.5-22mm
■価格:31,500円



衝撃的なデビューだったEZONEシリーズの第2弾である。

このEZONEシリーズ、恐るべき振動吸収性を持っている。
初めて打ったとき、あまりの振動の少なさに思わず
振動止めを外して打ってみたが、腕に伝わってくる振動は
ほとんど変わらなかった。
それだけフレーム自体の振動吸収性が高いモデルなのだ。
これには本当に驚いた。

以降、HEADのインスティンクトなど、振動吸収性の高いモデルが
続々と発売になったが、EZONEが先駆けであることは間違いない。

特徴的なのは、EZONEにしてもインスティンクトにしても、
振動吸収性を高めた初心者初級者向けのシリーズではないということ。
EZONEは森田あゆみ、インスティンクトはシャラポワなど、
トップ選手が使用するモデルなのだ。


さて、初代のEZONEはその味付け故、フレーム剛性が低く感じてしまう嫌いもあった。
それは剛性が低いということではなく、低く感じてしまうというもの。
振動は少ないながら、もう少し剛性感が欲しいかも
というプレヤーも少なくなかったのではないだろうか。


ということで、今回のEZONEXiは味付けはそのまま、さらにパワフルになったとのこと。

このひとつはシャフト形状だそうだ。


YONEX伝統のOPS形状がさらに強調されたシャフトは
断面がより丸くなり、剛性が増した。
そのため、ねじれが押さえ剛性感が増したそうだ。



そしてフェイス形状。


トップ部に膨らみを持たせることで、スイートエリアを5%拡大した。
YONEXファンにとっては、ラウンド形状に近づいたのは
どう感じられるかは分からないが、機能的には歓迎すべきことであり、
新たな層の取り込みにも良い効果があるように思う。



このEZONEXiがシリーズ中、ちょうど中間というかベンチマークに位置するモデル。
おそらく新シリーズを象徴する打球感を感じられるだろううということでチョイス。


たしかに少しゴツくなった感じもする側面形状。


極端なフレックスポイントが無くなったほうが、
ワタクシ的にも好みなので、期待大。



さて打ってみた。

以前のモデルよりもパワフルになっている。
振動吸収性が高いのは変わらないが、打球感はもう少しクリア。
ボールを包み込みすぎず、しっかりした反発感が感じられる。
これはシャフト形状変更による効果なのだろうか。


飛びは適度。
フレーム厚から想像されるほどには飛び過ぎない。
やはりツアー系も揃えているシリーズである。

スピンを掛けなければコートにおさまらないということが無いのは、
思い切った振りぬきが出来るので、パワーもある男性も安心して使えるはず。
絶妙なセッティングだと思う。


スピンはボールを潰すというよりも、フェイス(ストリング)で引っ掛ける感じ。
鋭く振りぬくことで、カシッとスピンが掛かる。
グランドストロークはもちろんだが、サービスでもその感触は大きいだろう。
ワイドに切れるスライスや跳ねるスピンも弾道の特徴が出しやすいと思う。


特筆すべきはフレームトップ部でボールを捉えた時の
フェイス負け、ビビリの少なさ。
これは大きい。

常に非常事態を強いられるテニスにおいて、
フレーム上部でボールを捉える場面は少なくない。
サービスもあえてフレームトップ部で打つわけで、
この部分での打球感は重要だと思う。

フレーム上部の打球感が頼りないものだと、
安心して思い切り振りぬけないような気がする。
かと言って、フレーム上部を厚く作れば良いのかといえば、
またそれは違うと思われる。

ということで、このEZONEXiのフェイス全体、
特にトップ部の剛性は素晴らしい。
やっと追いついたショットも安心して振れる。
ビビら無ないフェイスによって、ボールの失速感もない。
これは大きいと思う。


基本的には非常にバランスの取れた扱いやすいモデルだと思う。
振動吸収は相変わらず良いので、肘や手首の故障に悩むプレーヤーにもオススメ。
痛みはあるがテニスはしたい。
そしてプレーレベルは落としたくないという方は
一度試してみることをオススメしたい。


100平方インチのEZONEXiは、体に優しいながらも
相手には優しくないパワフルなボールを送ってくれるという
非常に都合の良いラケットだと思う。
男女問わず、幅広い層にオススメしたい。



追って、イバノビッチ使用のEZONE98もインプレしてみたい。
投稿者 Malt 05:30 | コメント(0) | トラックバック(0)