HEAD CROSSBOW6 インプレ!
何だか、忙しい。
打ち合わせやら、デスクワークやら、展示会やら、
原稿書きやら、なんやらかんやら、詰まってきた。
何とか死守してきた睡眠時間を削るしか無くなってきた。
いっそ、寝込んでみるか?
とりあえず、来週までは倒れることも許されない状況だ。
まあ、こういうときには開き直って、忙しさを楽しもう。
そんなわけで、ブログも更新だ。(現実逃避)
HEADの新製品、CROSS・BOWが発売になった。
(旭コーチが終始、居眠りしていた)4月に行われた
高輪プリンスホテルでの発表会で、ATPボールとともに
発表になっていたラケットだ。
先日、HEADの担当T氏が、わざわざ持ってきてくれて、
Ken’sで先行試打会を開催していたのだが、
ワタクシもようやく試打することが出来た。
HEAD CROSS・BOW6
■フェイスサイズ 112平方インチ
■ラケット長 27.3inch
■バランスポイント 350mm
■ウエイト 260g
■グリップサイズ 1,2,3
■ メーカー希望税込価格 39,900円
クロスボウテクノロジーは、フェイス下部のブリッヂ部が
独立、可変することで、ボールの勢いをエネルギーとして溜め、
ブリッヂが戻ることで、パワーを生み出すと言うもの。
HEADの斬新なテクノロジーは、もはやお家芸。
今回も面白いコンセプトだと思う。
ターゲットを女性や初級者に設定しているこのラケット、
果たして、どれほどのCROSS・BOW効果が得られるか。
ウエイトは260gと軽め。
取り回しやすさは、まったくストレスが無い。
ただ、軽いだけでは無く、それなりに振った感覚もある。
これは、ボールに負けないという意味でも重要だ。
打球感は、かなりソフトである。
打球時の衝撃が、ほとんど感じられない。
まさに、ボールを包み込むという表現がピッタリである。
一瞬、クンッとくわえて、シュポン!とボールが出て行く。
擬音ばかりで申し訳ないが、まさにそんな感じなのだ。
これのせいなのか、オフセンターヒットも。あまりブレを感じない。
比較的値段が高いのは、このシステムが搭載されているからか?
でも、効果があるので、着いていて損は無い。
フェイスは112平方インチと大きめだが、
あまり大味な感じは無い。
これ以上に大きなフェイスサイズのモデルが
ラインナップされているというのもあるだろう。
ただ、この手のモデルにありがちな
大雑把な打球感では無いのは、評価出来る。
ある程度、シビアなコントロールを望むレベルでも
不満を感じること無く使えると思う。
欲を言えば、スピンの時に、フェイス(ストリング)に
ボールが鋭く引っかかる感じが欲しい気もするが、
これは、ワタクシ自身の好みなので、無視で良いと思う。
他のモデルは追って紹介するが、このCROSS・BOW6は
非常にバランス良く設定されたモデルである。
ソフト感ゆえに、肘痛に悩む方にもお勧めだ。
ダブルス中心のプレーやー、ピンスポットに
ボールをコントロールしたい方にピッタリだと思う。
ふうぅぅ・・・さて、仕事しようっと。