ATPマスターズ上海の旅 その2
上海の夜明けは早い。
ウソ、日本と同じです。
高層ビルの間から昇る朝日を見る旭コーチ(シャレです)
って、お前、起き抜けに何カッコつけてんだよ?!
ワタクシは昨晩どうやっても繋がらなかったネット接続に挑戦。
ところが何度やってもどうにもうまくいかない。
そんなワタクシを見て、何もしないことに罪悪感を感じたのか、
自分もおもむろにPCを開く旭コーチ。
難しげな顔をしているけど、多分そんなに難しいことはしてない
と思われる。
ちなみに、手前に置いた携帯は電卓代わりに使っていた。
PC開いてるんだから、エクセルとか電卓機能を使えばよいのに、
わざわざ携帯で計算するとこが旭コーチの不思議なところ。
飲み屋の割り勘計算してるんじゃないんだから。
(そのうち、ソロバン出すんじゃなかろか)
どうやってもダメなので、ネット接続もあきらめて
朝食を食べに1階へ。
ビュッフェスタイルなんだけど、
あまりキレイそうじゃないっていうか、
どれをどうやって食べて良いか分からない。
とりあえず、極力無難そうな、お粥と焼きそばとチャーハンを取った。
これが本場の味なのか?う~ん・・・
味は、旭コーチの表情から察してください。
なんだか居心地悪いなここ。
だって、レストラン従業員の女の子とたち、食べ物を
勝手に取って、我々の後ろで堂々と立ったまま食べてるし。
「旭、こういうのありなのか?サービスのかけらも無いぞ」
というと、
「従業員がつまみ食いしてるってことは、食べても大丈夫ってことです」
って。
なるほど、そういう見方もあるのか。
結局、ほとんど食べずに、近所を散策に。
(試合は午後2時からなのです)
50mも歩かないうちにこんな一角へ。
かなりヤバイ雰囲気も漂ってる。
これ以上進むとさらにヤバそうというか、
揚子江に浮かぶんじゃないかと思ったので引き返すことに。
もう少し開けているほうに行こうと、明日合流させてもらう予定の
HEAD御一行様が泊まる、(高級な)ラディソンホテルまで
歩いてみることに。
川の水はカフェオレみたいな泥の色。
向こうに有名なTV塔などの高層ビル街。
迷いながらも20分ほど歩くと、中国最大の歩行者天国「南京通り」。
スゴイ人ごみ。
そして、歩いているとやたらとからまれる。
「シャチョウさん、ロレックスあるよ。オメガあるよ。
ヤスイヨ!千円!千円!ホンモノ!」
「ホンモノなわけねえだろ!
ほら!ロレックスしてるから要らない!」
「もうひとつ、ロレックスね!どう?」
「オレのはホンモノじゃ!」
どうやら彼らには日本人を見分ける力があるみたいです。
ほとんど朝食を食べられずに、お腹も空いたので、
早めの昼食をすることに。
吉野家に入りました・・・
食べなれた味は安心するね。
ということで、昼になったので会場へ向かいます。
この会場がメチャクチャ遠い。
市街地から高速に乗って車で1時間も掛かる。
殺されるんじゃないかと思うような、
メチャクチャ荒い運転のタクシーでようやく着いた。
入り口付近にいる人の半分くらいはダブ屋じゃないだろうか。
こっちのダフ屋は車の前に飛び出して、無理やり車を停めて、
窓から手を突っ込んで勧めてくる。
なんつうところに来てしまったんだと、ちょっと後悔。
入り口でチェックを済ませ会場に入る。
立派なアリーナだなぁ。
こんな場所にあって、普段使ってるんだろうか?
ATPのメインスポンサーであるメルセデスベンツ。
中にはオフィシャルのHEADボールがギッシリ。
さあ、いよいよ会場の中に。
ライティングやら音楽やら、ド派手な演出。
盛り上がってきたぞ~!
旭コーチも観戦準備完了
・・・って、お前それハイネケンじゃないかよ!
今日はここまで。
明日こそ、試合の様子をアップしよう・・・