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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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夢を見る

なんとも、ロマン溢れるタイトルですが、
実は、まったくロマンのかけらも無いお話です。


ワタクシ、大学時代はまったく勉強をしませんでした。
いや、自慢じゃないのですが、本当に勉強しなかった。

まず入学式の日、式も終わり、これからクラス単位の
オリエンテーションに行こうとキャンパスを歩いていたら、
同じ学校から入学した友達とバッタリ。
そのまま喫茶店に行き、学校に戻ることなく、
飲みに行ってしまいました。

その後、その時につるんだ友人と喫茶店でのアルバイトを見つけ、
ほとんど学校にも行かず、アルバイトの毎日。

アルバイトを終え、そのまま飲みに行き、明け方帰宅。
起床は昼前くらい。
一応の罪悪感から学校へ。
お腹が空いているので、まずは学食。
そこで友人と会い、誘われるままにボーリング場など。
教室までのハードルが非常に多かった。

いちおう出席をとる授業だけは出ていたけれど、
バイト疲れでほとんど寝てました。


1年生のからこれですから、当然単位も取れるわけも無く、
4年間で120単位をとらなければいけないところ、
1年生での取得単位は、わずか20単位。

1年生の時点で学校から親元に手紙が行ったそうです。

~貴殿のご子息はこのままの就学状況ですと、
  卒業はおろか落第の可能性があります。
  つきましては、心を入れ替え、学生の本分である学業に・・云々~


「まだ1年生だって言うのに、このままじゃ卒業出来ないって・・・
 いったい何しとるんだ~!」
・・・親から電話が来ました。
当たり前です。


さすがにマズイと思い、2年生では怒涛の巻き返し。
1年の未履修分を取り返すまでに近づいた。
ところが反動で、3年ではまたアルバイトと遊びの日々。
また卒業があやしくなった。


本来なら就職活動なんかで、ほとんど学校に行かないのが4年生。
ワタクシの場合、4年が一番学校に行きました。

親からは、
「4年間は学費を出す。落第するのも勝手だが、
 残りの分は自分で面倒見るように」
と言われていたので、卒業だけはしておこうと、ちょっとあせってた。


卒業論文もまったくやってなかったけど、
冬休みの2週間ですべて書き上げた。
(ホント、とんでもないです。スミマセン)

あとは、後期試験を乗り切るだけになった。

何とか試験日程をこなし、最終科目の試験の日。
学校に行き、「教室はどこかな?」と掲示板を見にいった。
ところが探せど探せど、教室の案内が無い。
よくよく見たら、日程を一日間違えていて、テストは昨日終わっていた。


目の前が真っ暗になるとは、まさにあのこと。
掲示板の前で倒れそうになりました。

どうしよう・・・たった1教科のためにもう1年学校に行くのか?

なんとか気を取り直して家に帰った。
一縷の救いを求めて、学校(教務課)に電話してみた。

「スミマセン。昨日の試験、40度を越える高熱でいけませんでした」

思い切り具合が悪そうな演技をしてウソついた。

すると、「教授に相談してみてはどうですか?」と電話を繋いでくれた。

実はほとんど出たことの無い授業。
教授の顔もよく分からなかったけれど、
「とにかく来なさい」ということで、また学校までダッシュ。

教授室に入り、具合が悪そうなフリをして、
「この科目さえ取れれば卒業なんです」と説明した。

すると教授は、「では再試験を受けなさい」と言う。
しかも、再試験のおおよその問題まで教えてくれた。
素晴らしい!教授から後光が差していました。


やったぁ!これで楽勝だぜ!

と、家に帰って、教授に教わった問題をよく見た。
あまりに授業に出ていなかったので、
問題を教えられても、まったく答えが分からなかった・・・


結局、再試験を受けて、奇跡的に卒業できたわけですが、
いまだにどうして卒業できたのかは、よく分からない。
後輩たちも「えっ?卒業できるんですか?マジ?」と言ってたし。


まあ、とにかくゴメンなさいとしか言いようの無い、
学生時代を送っていたワタクシ。


今でも、受けようと思っていた試験が昨日終わっていて、
掲示板の前で途方にくれている夢を定期的に見るのです。
心底、目覚めが悪い。
これも遊びほうけた罰なのでしょうか。


という、まったく夢の無いお話でした。

投稿者 Malt 04:12 | コメント(0)| トラックバック(0)
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