2012年02月09日
あの頃とか、夕日とか。
まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!
クッピーラムネである。
ワタクシが子供の頃からの定番お菓子である。
ひと袋、10円くらいだったっけ?
こんなものも。
チョコベビー、マーブルチョコ、コーヒービートだ。
これまた、子供の頃から変わらない。
ってことは40年以上のロングランてことか。
スゴイな。
ワタクシが小さな頃は、まだ駄菓子屋さんがあった。
小銭を握りしめて、よく通ったものだ。
糸の先に大小のアメがついていて、
糸を引いて当たったものがもらえるとか、
紙箱の蓋をぶち抜くクジとか、
細長い和紙のようなものを引くクジとか、
ソースせんべいとか・・・キリがないけど、
子供にとっては一大レジャーランドだった。
いつの頃からか、駄菓子屋はなくなった。
小学校に入り、中学になり、部活帰りに寄るのは、
学校近くの「~商店」。
コーラを飲んだり、カップラーメンを食べたりするようになった。
ちなみに中学の頃は、まだ福島にはコンビニは無かった。
高校生の時、初めてセブンイレブンが出来た。
それが同級生の家が経営していたものだから、
そいつのあだ名はセブンイレブンだったっけ。
今思えば、ずいぶん長くて呼びづらいあだ名である。(苦笑)
とまあ、そんな昭和のお話である。
ALWAYS 三丁目の夕陽’64を観た。
現在公開中、シリーズ3作目である。
ワタクシ、このシリーズは文句無しに大好きである。
細かな部分もすごく凝っているし、
話もストレートで入り込みやすい。
で、今回の3作目を観に行った。
後半、泣きっぱなしだった。
ゴメン。
こういうシリーズものは先に行くに従って、
鼻について面白くなくなるものだが、
1・2作目と変わらず泣かせてもらった。
いや、シリーズ中、一番泣いたかも。
ストーリーを書いてしまうと何なので、
ここには書かないが、
素の状態でぜひ観に行って欲しいなと思う。
銀座のみゆき族のシーン。
彼らが抱えていた「VAN」の紙袋。
実はワタクシも、中学、高校、大学の頃、
同じ紙袋を持って歩いていた。
もちろんワタクシの場合は、第一次IVYブームではなく、
POPEYE、HOTDOG PRESSが創刊された頃の、
第二次IVYブームではあるが、VANの紙袋とペニーローファー、
3ツボタン段返りのブレザーは定番だった。
今思えば、ただの紙袋をあんなに大事に持ち歩いていたなんて、
非常に滑稽な気もするが、大人のファッションの仲間入りをしたようで
すごく気合を入れて歩いていたものだ。
あと、スズキオートの一平くんがエレキギターを弾いていたが、
64年当時、エレキギターとアンプを持ってるってのは
かなりのものなんじゃないかなと思う。
もうちょっと後なら、そういう若者も少なくないと思うのだけど、
高校生がフルセットのバンドを組んでるのはちょっと極端かも。
でも、東京の高校生はそうだったのかな。
ワタクシは福島の田舎者なのでよく分からない。
気になったのが、ヒロミ(小雪)の出産シーン。
無事に赤ちゃんが生まれ、茶川さん(吉岡秀隆)が生まれたてを抱くのだけど、
その赤ちゃんが大きすぎるのだ。
髪の毛はフワフワ、顔もしっかりしている。
あれは生後1ヶ月くらいの赤ちゃんである。
生まれた直後の赤ちゃんは、もっと猿みたいだし、
体中が体指まみれで、髪の毛もベトベト、クリクリだ。
まあ、これはどんなドラマでも映画でもそんな感じ。
本当に生まれた直後の状態の赤ちゃんのキャスティングは難しいだろうし、
可愛さが前面に出ないからなのだろう。
そんなこんなを差し引いても、じゅうぶんに面白く、
じゅうぶんに泣ける映画だった。
けっこう長い映画だったが、あっという間に終わってしまった。
家族で観るのにも最適。
オススメです。