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ためにならないブログ テニススクールスタッフ奮戦記

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テニススクールスタッフ奮戦記

Malt
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Babolat PURESTORM TOUR GT インプレ!

最高だ!
ドンピシャに気に入りのラケットだった。

先日の練習時、大倉コーチのラケットが目に留まった。

Dsc_1871009

  「大倉コーチ、それ貸して!」

  「え?1本しかないんですけど・・・」

  「いいじゃん、ケチ。ほれ、プレステージ貸してやるから」


ということで、無理やり奪い取ったラケットがこれ。



Babolat PURESTORM TOUR GT
Dsc_1872009
■フェイス 98平方インチ
■ラケット長     27インチ
■フレーム厚     21mm
■バランスポイント    平均310mm
■重さ     320g
■グリップサイズ   2・3・4
■ストリングパターン    16×20
■価格 34,650円



ピュアストームは、名品ピュアコントロールの流れを汲む、
バボラのツアーモデルの代表格だ。
フェルナルド・ゴンザレスも使用する、ハードヒッター御用達ラケット。

Dsc_1878009
ピュアコン時代から続く、ワタクシの大好きなフラットビーム。
ウ~ン、美しい。

Dsc_1891009
今年、カラーリングが変更されて、紅白ラケットに。
おめでたいぞ(?)



グリップがボロボロだ。
Dsc_1885009
大倉コーチ、ちゃんと手入れいておいてね。
(借りておいて偉そうだけど)


ストリングはアルパワーだそうだ。
Dsc_1881009
ワタクシ、普段ポリは使わない。、
飛び系、細ゲージで引っ掛かりの良いマルチが好きな私には、
あまりに飛ばなそうなイメージが強くて敬遠気味なのだ。

そんなわけで、セッティングがちょっとなぁと思いながら打ってみた。

  最高だった!

320gを感じさせない操作性。
まったく持ち重りがしない。
思わす、「これ300gくらいだっけ?」と聞いたほど。
バランスがカタログ表示よりもトップライトな気がする。
実際には測ってないけど。

ヘビーウエイトモデルにありがちなモッタリ感は無い。
これ、鋭いスイングをするためにはポイント高し。
もともとがぶっ飛びラケットじゃないので、
スイングスピードを上げられないと
良いボールが飛ばないしね。


ポリストリングのおかげなのか、適度なホールド感とともに
スイングなりのボールが飛んでいく。
ただし、粘りすぎ感は無く、球離れも適度だ。
軽いとは言わないが、必要以上に押し込まなくとも
心地良くボールが離れていく。

フラットビームのフレームは、フレックスポイントの癖がなく、
フレーム全体でバランス良くボールを捉える。
スロートあたりで、グンニャリとしなる感じがないのは
ボール負けしない安心感と。コントロールへの信頼感にも
つながるように思う。


スピンも難しくない。
他のツアー系モデルよりも若干幅広のフェイス形状が
スピン系のスイングの安心感を与えてくれるので、
思い切り振ることが出来る。

Dsc_1875009

感触としては、引っ掛けるというよりは、こすりあげる感じだろうか。
ただこれは、ストリングのセッティングにもよるだろう。
マルチの細ゲージ、たとえばウイルソンNXTツアーなどでの
打球感も試してみたい。
大倉コーチ好みのゲージじゃないので、無理だろうけど。


サービス・スマッシュの縦スイングも扱いやすかった。
スライスでサイドに切れるサービスもラインギリギリに入るし、
思い切りフラットに合わせたスマッシュもボールを潰しながら威力を出せる。



ツアー系、しかもゴンザレスみたいな選手が使っていると
恐ろしく難しいラケットなんじゃないかと思いがちだが、
イメージほどの難しさも癖もない。
320gというウエイトさえ問題なければ、ゴンザレスほどの
胸板の厚みが無くてもじゅうぶんに使えると思う。
とにかく、高次元でバランスのとれたラケットだと思う。



もともと、先々代のピュアコントロール時代から
このラケットが大好きなワタクシ、一発で気に入ってしまった、

 ワタクシ 「大倉コーチ、これいいねぇ。ちょうだい!」

 大倉コーチ 「なに、バカなこと言ってるんですか。若手のラケット奪うなんて」

 ワタクシ 「気に入ったんだよ~」

 大倉コーチ 「自分で買ってください。いい大人なんだから」

 岩本コーチ 「ダンロップのIさんに頼めばいいじゃないですか」

 ワタクシ 「いや、それはちょっと・・・・」



次の週、ラフィノさんにお邪魔した
際、ピュアストームが数本積んであった。


 ワタクシ 「クニヒコ、これあまってんの?」

 クニヒコ 「なわけないじゃないですか。売り物です!」



そりゃそうだ。
しかし、良いラケットだ。
HEADのPの発売もまだ先のことだし、浮気してしまいそうだ。

投稿者 Malt 05:00 | コメント(0) | トラックバック(0)