懐かしラケット VOLKL PRO
プロ野球日本シリーズはジャイアンツが優勝。
そうですか、巨人ですか。
まあ、いいですけど。
しかし、第6戦のファイターズ、10安打で0点てのは厳しい。
結構、チャンスあったんだけどね。
野球って難しい。
さて、クローゼットの奥からこんなものが出てきた。
ビニール袋入りの新品だ。
目にも鮮やかな赤。
VOLKL PRO
何年前のモデルだろう。
20年近く前だろうか。
VOLKLのツアーシリーズのトップモデルだ。
このVOLKL PROは、長塚京子プロの
現役時代前半の使用モデルでもあった。
ガチガチのフレームにポリストリングという、
かなりハードなセッティングだったように記憶している。
「ガンガンに打てるからいいんです♪」とか言ってたっけ。
VOLKLといえば、先進的なテクノロジー搭載モデルが
多いというイメージもあるが、このラケットはいたってシンプル。
フレーム剛性で勝負って感じのラケットだ。
最近のラケットには見られないようなシンプルなグロメット。
フラットビームのとにかく潔いラケットなのだ。
デザインは非常に特徴的。
このゼブラレッドのフレームデザインが特徴的。
ヘッドグロメットも燃えるレッド。
う~ん、美しい。
グリップはまだビニールが巻いてある。
シュリンクラッピングではないし、表記ラベルもあっさり。
当時でも他社はもっと今風だったと思うが。
一時期、ワタクシも使っていたが、結構しんどかった。
正直、使い手を選ぶラケットだ。
腕への衝撃も大きいし、いい加減なスイングでは
それなりのボールしか飛んでいかない。
しかし、スイートエリアでボールを潰す快感は最高だった。
まさにツアーモデルたるラケットだと思う。
名品であることは間違いない。
もういちど打ってみたい気もするが、
もったいないので新品のまま保存しておくことにしよう。